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6.ノームと楽しいゴーレムづくり
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わたしが四体目のゴーレムを作り終わった時、エルノックの声が響きわたった。
「よし、これで超大型ゴーレムの完成じゃ!」
見てみると、なんと大人三人分の大きさの泥人形が横たわっていた。
横幅も大きいし、全体的にがっちりしてるし……。このゴーレムと戦う冒険者はたいへんだ。
これで、すべてのゴーレムがそろった。全部で、二十体くらいかな。
エルノックが、ゴーレムの起動呪文を唱えると……。
「うおおおお!」
「うああああ!」
ゴーレムたちが雄叫びを上げながら、立ち上がって動き出した。
ぎゃー、いっせいに動くと怖い!
ボコボコしているわたしのゴーレムも、ちゃんと動き出して、なんだか感動してしまう。
「さあ、散れ、散れ! そして、冒険者たちが来たら、存分に戦ってやれ!」
エルノックの号令で、はっ、とする。
わたしが作ったゴーレムちゃんも、冒険者たちを襲うんだよね……。
ケガをさせちゃうって可能性もあるし……。
うーん、なんだか複雑。
このダンジョンは、練習用ってことで、死者がでることはめったにない。
それでも、骨折とか、ひどいけがをしたりすることは日常茶飯事だ。
ううう、ゴーレムちゃん、なるべく手加減してあげてね。
わたしがそう心でつぶやいていると……。
「がぁあああぁああ!」
ぶんっと動かされた巨大な腕に、他のゴーレムたちがなぎ払われる。
なんと、超大型ゴーレムが、周りにいるゴーレムたちを攻撃し出したのだ!
「よし、これで超大型ゴーレムの完成じゃ!」
見てみると、なんと大人三人分の大きさの泥人形が横たわっていた。
横幅も大きいし、全体的にがっちりしてるし……。このゴーレムと戦う冒険者はたいへんだ。
これで、すべてのゴーレムがそろった。全部で、二十体くらいかな。
エルノックが、ゴーレムの起動呪文を唱えると……。
「うおおおお!」
「うああああ!」
ゴーレムたちが雄叫びを上げながら、立ち上がって動き出した。
ぎゃー、いっせいに動くと怖い!
ボコボコしているわたしのゴーレムも、ちゃんと動き出して、なんだか感動してしまう。
「さあ、散れ、散れ! そして、冒険者たちが来たら、存分に戦ってやれ!」
エルノックの号令で、はっ、とする。
わたしが作ったゴーレムちゃんも、冒険者たちを襲うんだよね……。
ケガをさせちゃうって可能性もあるし……。
うーん、なんだか複雑。
このダンジョンは、練習用ってことで、死者がでることはめったにない。
それでも、骨折とか、ひどいけがをしたりすることは日常茶飯事だ。
ううう、ゴーレムちゃん、なるべく手加減してあげてね。
わたしがそう心でつぶやいていると……。
「がぁあああぁああ!」
ぶんっと動かされた巨大な腕に、他のゴーレムたちがなぎ払われる。
なんと、超大型ゴーレムが、周りにいるゴーレムたちを攻撃し出したのだ!
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