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レイド家の夜会 1(道中)
「で?」
あれから数日、諸々の事後処理も終わり、私はあの日あったことをジュリアに報告していた。
因みに現在はレイド家の夜会に向かう馬車の中である。
今日で色々とけりがつくはずだから__。
「城での非公式な御前会議で、あのドラゴンは王子始め王国の騎士団により速やかに殲滅、私は既に城に向かってたって事でまとまった」
「けど、実際ドラゴンを倒したのは貴女」
「〝手伝った〟のよ。私は攻撃魔法であんな出力は出せない。増幅しただけだってば」
「相乗効果等倍増幅って魔法大国と呼ばれる我が国でも超希少って事は知ってるわよね?」
「うん」
「で・その更に上をいく相乗効果∞無制限増幅って、既に失われたとさえ言われてた伝説級レベルだったと思うんんだけど?」
「そこまで大げさなことじゃ、」
「大げさじゃないっ!」
と怒鳴るジュリアが指し示す先には封筒の山__正しくは招待状の山だ。
我が家に送りつけるだけじゃ飽き足らず、唯一の親友であるジュリアにも“是非一緒にご出席を“と送りつけたらしく、それをご丁寧に馬車に一緒に乗せてきたらしい。
ただ愚痴がてら見せるため、と言うよりは「この家門には要注意、覚えておいた方がいい」と教えるためみたいだが。
さすが自称保護者(同じ年だが)である。
あれから私は王宮に彼らと共に向かい、事情説明と覚えた魔法について報告したが、「是非このまま城に滞在を」と言われるのを振り切って我が家に戻った。
外出するには必ず王宮に報告の上、護衛を付ける事を条件に。
あのドレスはあんな事があった割(?)には傷んでなかったので即刻返却したかったのだが、「あなた専用だから返却不可」と却下され、さらに気に入らないなら更にもう2~3着作らせるとか言い出したのでありがたく受け取って帰ってきた。
お父様が丁度城に来ていなかったら押し切られてたかもしれない。
私がリ・ライト・オブ・リミテッドを発動させた事はあの場にいた人間だけに伏せられた。
学内が混乱しないように張っていた結界が功を奏し、魔法の発動はおろかドラゴンの姿さえ皆 目にしてはいなかった(もちろん結界発動前に目にした人はそれなりにいたが、避難後無事退治されたと聞かされ安堵しただけだった)。
__ので、後始末を到着した騎士団に任せ私達は引き上げた。
私としてはそのまま男爵家に帰りたかったが、そうさせてはもらえなかった。
まあ、当たり前だけど。
(リ・ライト・オブ・リミテッドは卒業するまで、ていうかギルドに入るまで隠しとくつもりだったんだけどなぁー)
しかも成り行きで、あれ以外方法がなかったといえリ・ライト・オブ・アン・リミテッドを発動出来る事まで知られちゃったしなぁ…_まあ状況が状況だったから仕方なかったんだけど。
大抵の魔法は無詠唱で使えるアリスティアだが、リライト(以下略)は詠唱が、リライトオブアン(以下略)に至っては裂帛の気合いで叫ばないと使えない。
いくら無尽蔵に近い魔力を持つアリスティアでも、限界はある。
魔力より先に気力体力が尽きて、魔力の放出が途絶えてしまう事だってあり得るうえに、結界を張っていた王子たちも限界が近かったろうから、他に方法がなかったのだ。
(__折角誰にも内緒で特訓してたのに)
あの変態教師が作っていた異次元空間。
細部は違えど、あれと似たようなものを私も学内に構築し秘密特訓に使っていた。
自分が知らず似たような空間に連れ込まれてしまうとは不覚の極みである__完全に眠っていたので全く記憶にないのだが。
助けてくれたアルフレッドによると「間一髪のところだった、もう少し遅れていたら傷物にされていた」そうで、流石に青くなった。
因みにぱっと見誰も気付かないあの空間に気付いたのは、ノエルが鳴いて呼んだから、らしい。
魔力の使い方が今いちわかっていなかったノエルはあの時覚醒したのだ。
私を守るためと知らない魔力に触れたせいだろうが、どちらにしろあのタイミングで覚醒して力を貸してくれて大いに助かった。
あの後すぐに元の大きさに戻ったノエルだが、現状そのままミセス・ナタリーのペットのままである__表向きは。
実際はあれ以降私の部屋に寝泊まりしている。卒業と同時に私が引き取る予定だ。
まあ、卒業はしないけど。
「しっかし凄い数ねー」
封筒の山に目をやってごちるジュリアに、
「うちに来てるものは、先にお父様が選定なさってくれているからここまで多くないんだけど…」
「うちにもこの倍は来てるわよ?」
面目ない。
しかも話から察するに両家合わせてこの倍は下らない数来ているという事だ。
縁談(これはメイデン男爵が完全ストップさせている筈だが)然り、ただお近づき目的然り__何故あの魔法の行使者が私だとバレていないのにここまでの騒ぎになっているかというと、あのパーティーのファーストダンスが私とアルフレッドだったからだ。
あれのせいで私が一躍アルフレッドの妃第一候補と認識(誤解)されたらしい。
「めんどくさいなあ……ただの成り行きでそんなんじゃないのに」
「(どうだか)大体何であんな(アルフレッドと派手な)登場になったの?目をつけられて当然じゃない」
「……ごめん」
色々な意味で。
「謝って欲しい訳じゃないわよ、理由を聞かせてって言ってるの」
そう、その為にわざわざジュリアの方から我が家に出向いてきてもらったのだ。
この馬車はバーネット家所有のものである。
本日のパーティーのホストであるレイド家が迎えの馬車を寄越すと言うのを固辞して、バーネット家の馬車に同乗させてもらって行くことにしたのだ。
このうえレイド家所有の馬車で送迎などされようものなら両者(アルフレッド王子とレイド小公爵)の妃狙いの連中に何をされるかわかったものではない。
「それが」
あの時、アルフレッドが助けた礼に欲しいと望んだもの。
それは自分とこれからパーティーに出ることと、私を名前で呼ぶ許可と自分にも殿下を付けず、名前で呼ぶこと。
うっかり昏睡状態のところを拉致誘拐から救われたばかりのこちらからすれば決して無理難題ではないこの願いに頷かないわけには行かなかったのだ。
「あぁ……、そう言うこと」
はぁーっとジュリアが息を吐く。
「まあそういう事なら、仕方ないわね……今までの所業はどうあれ、貴女を助けたことは間違いないわけだから。それにしても、ヴィオラ先生がよりによって婦女暴行犯とはね……」
扇子で口元を隠しながら呟く。
当然だが二人とも夜会用の正装姿なので扇子を手にしている。
生まれた時から侯爵令嬢のジュリアはその姿が板についていて何とも絵になるのでアリスティアは(格好いいなぁ……)と見惚れていたのだが、当のジュリアは、
(無自覚って恐ろしいわよね……)
と内心で溜息を吐いていた。
一方のアリスティアはといえばドレスは王妃から(二着目)、扇子はアルフォンスから贈られた最高級品を無理なく身に付けており、他国の人間か初対面の人間はどこかの国の姫君だと思うだろう。
当人は「どうせ今日だけだから」と深く考えることをやめたらしいが、
(今日のパーティーで、また変なのに目をつけられなきゃいいけど__まああの前会長のことだからその心配はないか)
ジュリアもあの男がアリスティアに何ともいえない厭らしさを感じた事があった。
だから、気にしてはいたのだ。アルフレッドほど警戒していたわけではないが。
だと言うのに自分と別れた直後にアリスはあの男にでくわし、眠らされー…しかも助けたのがアルフレッド。
コレもまた(ジュリアにとっては)要注意人物のひとりだ。
ジュリア・バーネット、一生の不覚である。
(まさか向こうもこれをダシに婚約とか言ってくることはない、と思うけど……あの前生徒会長、ほんとに約束守ってくれるんでしょうね?)
*・゜゚・*:.。..。.:*・*:.。. .。.:*・゜゚・*
遅れてすみません、当初とは違う方向に持っていくのに時間がかかっておりますm(__)m
あと、ちゃんと寝ないと書けずに倒れますね……反省💦
次の二話くらいも時間はずれそうです。
あれから数日、諸々の事後処理も終わり、私はあの日あったことをジュリアに報告していた。
因みに現在はレイド家の夜会に向かう馬車の中である。
今日で色々とけりがつくはずだから__。
「城での非公式な御前会議で、あのドラゴンは王子始め王国の騎士団により速やかに殲滅、私は既に城に向かってたって事でまとまった」
「けど、実際ドラゴンを倒したのは貴女」
「〝手伝った〟のよ。私は攻撃魔法であんな出力は出せない。増幅しただけだってば」
「相乗効果等倍増幅って魔法大国と呼ばれる我が国でも超希少って事は知ってるわよね?」
「うん」
「で・その更に上をいく相乗効果∞無制限増幅って、既に失われたとさえ言われてた伝説級レベルだったと思うんんだけど?」
「そこまで大げさなことじゃ、」
「大げさじゃないっ!」
と怒鳴るジュリアが指し示す先には封筒の山__正しくは招待状の山だ。
我が家に送りつけるだけじゃ飽き足らず、唯一の親友であるジュリアにも“是非一緒にご出席を“と送りつけたらしく、それをご丁寧に馬車に一緒に乗せてきたらしい。
ただ愚痴がてら見せるため、と言うよりは「この家門には要注意、覚えておいた方がいい」と教えるためみたいだが。
さすが自称保護者(同じ年だが)である。
あれから私は王宮に彼らと共に向かい、事情説明と覚えた魔法について報告したが、「是非このまま城に滞在を」と言われるのを振り切って我が家に戻った。
外出するには必ず王宮に報告の上、護衛を付ける事を条件に。
あのドレスはあんな事があった割(?)には傷んでなかったので即刻返却したかったのだが、「あなた専用だから返却不可」と却下され、さらに気に入らないなら更にもう2~3着作らせるとか言い出したのでありがたく受け取って帰ってきた。
お父様が丁度城に来ていなかったら押し切られてたかもしれない。
私がリ・ライト・オブ・リミテッドを発動させた事はあの場にいた人間だけに伏せられた。
学内が混乱しないように張っていた結界が功を奏し、魔法の発動はおろかドラゴンの姿さえ皆 目にしてはいなかった(もちろん結界発動前に目にした人はそれなりにいたが、避難後無事退治されたと聞かされ安堵しただけだった)。
__ので、後始末を到着した騎士団に任せ私達は引き上げた。
私としてはそのまま男爵家に帰りたかったが、そうさせてはもらえなかった。
まあ、当たり前だけど。
(リ・ライト・オブ・リミテッドは卒業するまで、ていうかギルドに入るまで隠しとくつもりだったんだけどなぁー)
しかも成り行きで、あれ以外方法がなかったといえリ・ライト・オブ・アン・リミテッドを発動出来る事まで知られちゃったしなぁ…_まあ状況が状況だったから仕方なかったんだけど。
大抵の魔法は無詠唱で使えるアリスティアだが、リライト(以下略)は詠唱が、リライトオブアン(以下略)に至っては裂帛の気合いで叫ばないと使えない。
いくら無尽蔵に近い魔力を持つアリスティアでも、限界はある。
魔力より先に気力体力が尽きて、魔力の放出が途絶えてしまう事だってあり得るうえに、結界を張っていた王子たちも限界が近かったろうから、他に方法がなかったのだ。
(__折角誰にも内緒で特訓してたのに)
あの変態教師が作っていた異次元空間。
細部は違えど、あれと似たようなものを私も学内に構築し秘密特訓に使っていた。
自分が知らず似たような空間に連れ込まれてしまうとは不覚の極みである__完全に眠っていたので全く記憶にないのだが。
助けてくれたアルフレッドによると「間一髪のところだった、もう少し遅れていたら傷物にされていた」そうで、流石に青くなった。
因みにぱっと見誰も気付かないあの空間に気付いたのは、ノエルが鳴いて呼んだから、らしい。
魔力の使い方が今いちわかっていなかったノエルはあの時覚醒したのだ。
私を守るためと知らない魔力に触れたせいだろうが、どちらにしろあのタイミングで覚醒して力を貸してくれて大いに助かった。
あの後すぐに元の大きさに戻ったノエルだが、現状そのままミセス・ナタリーのペットのままである__表向きは。
実際はあれ以降私の部屋に寝泊まりしている。卒業と同時に私が引き取る予定だ。
まあ、卒業はしないけど。
「しっかし凄い数ねー」
封筒の山に目をやってごちるジュリアに、
「うちに来てるものは、先にお父様が選定なさってくれているからここまで多くないんだけど…」
「うちにもこの倍は来てるわよ?」
面目ない。
しかも話から察するに両家合わせてこの倍は下らない数来ているという事だ。
縁談(これはメイデン男爵が完全ストップさせている筈だが)然り、ただお近づき目的然り__何故あの魔法の行使者が私だとバレていないのにここまでの騒ぎになっているかというと、あのパーティーのファーストダンスが私とアルフレッドだったからだ。
あれのせいで私が一躍アルフレッドの妃第一候補と認識(誤解)されたらしい。
「めんどくさいなあ……ただの成り行きでそんなんじゃないのに」
「(どうだか)大体何であんな(アルフレッドと派手な)登場になったの?目をつけられて当然じゃない」
「……ごめん」
色々な意味で。
「謝って欲しい訳じゃないわよ、理由を聞かせてって言ってるの」
そう、その為にわざわざジュリアの方から我が家に出向いてきてもらったのだ。
この馬車はバーネット家所有のものである。
本日のパーティーのホストであるレイド家が迎えの馬車を寄越すと言うのを固辞して、バーネット家の馬車に同乗させてもらって行くことにしたのだ。
このうえレイド家所有の馬車で送迎などされようものなら両者(アルフレッド王子とレイド小公爵)の妃狙いの連中に何をされるかわかったものではない。
「それが」
あの時、アルフレッドが助けた礼に欲しいと望んだもの。
それは自分とこれからパーティーに出ることと、私を名前で呼ぶ許可と自分にも殿下を付けず、名前で呼ぶこと。
うっかり昏睡状態のところを拉致誘拐から救われたばかりのこちらからすれば決して無理難題ではないこの願いに頷かないわけには行かなかったのだ。
「あぁ……、そう言うこと」
はぁーっとジュリアが息を吐く。
「まあそういう事なら、仕方ないわね……今までの所業はどうあれ、貴女を助けたことは間違いないわけだから。それにしても、ヴィオラ先生がよりによって婦女暴行犯とはね……」
扇子で口元を隠しながら呟く。
当然だが二人とも夜会用の正装姿なので扇子を手にしている。
生まれた時から侯爵令嬢のジュリアはその姿が板についていて何とも絵になるのでアリスティアは(格好いいなぁ……)と見惚れていたのだが、当のジュリアは、
(無自覚って恐ろしいわよね……)
と内心で溜息を吐いていた。
一方のアリスティアはといえばドレスは王妃から(二着目)、扇子はアルフォンスから贈られた最高級品を無理なく身に付けており、他国の人間か初対面の人間はどこかの国の姫君だと思うだろう。
当人は「どうせ今日だけだから」と深く考えることをやめたらしいが、
(今日のパーティーで、また変なのに目をつけられなきゃいいけど__まああの前会長のことだからその心配はないか)
ジュリアもあの男がアリスティアに何ともいえない厭らしさを感じた事があった。
だから、気にしてはいたのだ。アルフレッドほど警戒していたわけではないが。
だと言うのに自分と別れた直後にアリスはあの男にでくわし、眠らされー…しかも助けたのがアルフレッド。
コレもまた(ジュリアにとっては)要注意人物のひとりだ。
ジュリア・バーネット、一生の不覚である。
(まさか向こうもこれをダシに婚約とか言ってくることはない、と思うけど……あの前生徒会長、ほんとに約束守ってくれるんでしょうね?)
*・゜゚・*:.。..。.:*・*:.。. .。.:*・゜゚・*
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