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本編
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ミアは外れ勇者だ。
猫獣人の彼女が得た特殊能力《ギフト》は植物対話。これは植物と対話することができる、というとても乙女的ではあるが役に立たないものだった。
その能力を周囲は過剰に期待し、そして勝手に失望するのを見た彼女は、幼いころ一人森に去っていった。
押し付けてくる人々よりも、植物たちとの生活の方が彼女にあっていたのだ。
植物たちも、意思疎通をできる彼女を大事に守り育ててきたのだった。
『そういえば、ミアも明日で成人ですね』
そうやって話しかけてくるのは女性に見える植物の魔族だった。
アルラウネと呼ばれる彼女は、普通の植物と異なり、高度な知能を有している。
とはいえ、言葉を発することができない彼女たちは他種族との意思疎通が通常困難なのだ。
だが、ミアの能力により二人は、そしてミアを介してアルラウネとほかの植物とも意思疎通ができた。
長い間孤独にさいなまれていた彼女にとって、ミアは大事な大事な存在だった。
森に来てすぐに意気投合してからは、二人は片時も離れずに暮らしていた。
今も二人の女性が横に座っているように見えるが、ミアの服はアルラウネの体を変形させたものだし、腰かけるベンチ状の植物もアルラウネの体が変形したものだ。
包み込むように大事に彼女のことを守っていた。
「そうだね、明日で成人だよ。ふふ、ちょっとだけ楽しみ」
そんな風に付きまとわれているミアもまんざらでもない。
アルラウネは彼女を拘束することはない。
本当に危険な崖などに近寄ろうとすればさすがに止められるが、そういったことがなければ彼女は何もしない。
ただついてきて、ただ楽しませてくれる、とてもありがたい友達だった。
そんな蜜月の二人にとって、明日は少しだけ特別だった。
明日でミアは成人するのだ。これはミアが本能的にわかることであり、独り立ちができるようになるだけ成長したということだった。
そんな日に備え、森の植物たちは大事な森の巫女たる彼女にいろいろなものを準備していた。
花たちは色とりどりの花畑を準備していたし、木々はいろいろな果物を準備していた。
アルラウネも何かを準備しているらしいが…… それはミアにはわからなかった。
ただ、楽しみにしながらいつものように、二人で散歩をし、植物たちに挨拶をしていく。
森は非常にざわめいていた。
当日はとても楽しい成人式なった。
とてもきれいな花畑の中心で、木々や草花に祝福をされるミア。
その服はアルラウネが気合を入れて造形した、真っ白なドレスだ。
豪華ながら、ところどころに入ったスリットで動きやすさを確保されたそれは、ミアにとってとても気に入った一品だった。
森たちも非常にうれしそうにしている。
植物たちは動くことができないが、ミアの能力により、森の植物すべてに現在の状況を共有している。
彼女の能力は使うことにより著しく成長しており、このような大規模な共有すら可能としていた。
彼女の幸せのな気持ちとともに送られてくる美しい映像は、植物たちを楽しませていた。
成人式といっても多くのことはしない。
当然のように横にいるアルラウネとともに用意された場所の中心に立ったミアに植物たちからお祝いの言葉が伝えられる。
それを一つずつ、お礼を言いながら受け止めていく。万を余裕で超える数だが、植物たちはそう複雑な思考はしない。祝福の気持ちを送ってくるだけなので、それなりに時間はかかった、程度で終わる。
それが終われば次はプレゼントだ。森を代表して大きな果実を受け取る。
森の植物が協力して作ったそれは、栄養が極めて高く、またとても甘かった。彼女の健康を祈って作られたそれを食べると、ミアはますます元気になっていく。
それを食べ終わると最後に、アルラウネから
『ミア、私の伴侶になってください』
と告げられた。
伴侶になる。ミアにとっては全くの予想外であった。
ただ、それに対してミアはすぐに返事をした。
「アルラウネちゃんの、伴侶になります」
ミアはアルラウネが大好きだった。
本当に大好きで、考えたことはなくても答えは反射的に出るほどだった。
とてもとてもうれしそうに微笑むミア。
植物たちもそれを祝福していた。
アルラウネはこの森で一番の実力を持っている。
大事な森の巫女たる彼女を守るにふさわしいと植物たちは考えていた。
伴侶になれば、まさに一心同体。確実に彼女は守られるだろう。それがなされないときは森が滅びる時だ。
嬉しそうにするミアに、アルラウネは誓いの口づけを交わす。
これにより伴侶の契約はなされた。
白い花びらがあたりに舞い続ける。
森で一番祝福された二人がいまともに歩み始めるのであった。
アルラウネにとって伴侶、というのは命を共有する存在だ。
相手に自分の命を半分差し出す行為であり、まったく本人にとって利益のない、つまり本来デメリットのみしかない行為である。
相手は自分と寿命を共有し、また命も共有する。
これにより相手が致命傷を負っても自分の命を常に分け与え続け、自分の命が尽きるまで生かすことができる。
寿命もそうだ。相手が命尽きそうになっても自分の命が尽きるまで寿命を分けることができる。
これはあくまで片務的な効果であり、自分が死にそうになっても相手には何ら影響がない。
本当の意味で尽くすための契約であった。
さらに言えば、命を相手に握られており、ある程度自分のことを相手は自由にさせられてしまう。
そんな多くのデメリットを抱えるものだ。
そこまでしてもアルラウネにとってミアは守りたい存在であり、植物たちもそのアルラウネの覚悟を察して祝福をしたのだ。
一方ミアにとって伴侶になるとは種をもらい子をなすことであった。
伴侶になることを望まれ、受ければ子をなす。これが猫獣人の本能である。
それゆえ女性だと思っていたアルラウネから子をなすことを求められ、少し驚いた。
だが、ミアはアルラウネが大好きだった。
子をなしたいならば、100でも産むつもりであった。
二人はすれ違ったまま、初夜を迎えるのだった。
アルラウネは本来睡眠を要しない。なんせ彼女は植物だ。
しかし夜は基本的に元気はあまりない。光がないから光合成できないし、あとミアが寝てしまうから暇だからだ。
だからスリープモードになって睡眠に近い状態になる。
そうしていつものようにミアの隣で抱き枕兼枕になり休んでいたのだが……
今日だけはミアの様子がおかしかった。
裸になって抱き着いてきたのだ。
『ミア、どうしましたか?』
「結婚して初めての夜は初夜だから、特別なんだよ」
『そうだったのですか』
アルラウネは驚いた。自分たちにはそういった儀式はないが、ミア達獣人には伴侶になると夜にさらなる儀式、「ショヤ」があるらしい。
やり方が全く分からないのでミアにすべてを任せ、身をゆだねるアルラウネ。
その様子を見て、ミアは本能のまま、自分のお嫁さんに襲い掛かった。
上に覆いかぶさり唇を奪う。
昼間した、誓いのキスとは違う貪るキスだ。
口の中を嘗め回すと、蜜のように甘い。アルラウネの体の構造は人間と一緒だが本質は植物である。唾液ではなく蜜が分泌される。
甘い味と花の香りがミアの鼻腔をくすぐる。
夢中に口の中をなめ、なぶっていく。アルラウネもそれに対して一生懸命答えようと、自分の舌を相手に絡ませ、また、蜜をミアの口内に塗り込んでいく。
ぐちゅっ♡ ぐちゅっ♡ という水音ともに、唾液と蜜が混ざり合う。
華やかな甘い花の香りと、淫らな甘い雌猫の香りが混ざり合って、狭い二人の部屋の中に充満していく。その濃度はどんどん濃くなっていき、空気が霞むほどになっていった。
それと同時にミアは自分の乳首をアルラウネの乳首に擦り付け始めた。
アルラウネの乳房は非常に豊満である。森一番の大きさのスイカより大きいそれは、前から抱き着くにはかなり邪魔なぐらいの大きさであり、本人も胸の前で手を組むことができないほどの大きさである。
一方ミアの乳房もかなり豊満である。アルラウネほどではないが、自分のあたま大ぐらいはある乳房であり、動くにはかなり邪魔でアルラウネが毎回服で強く支える必要があるほどであった。
普段はお互いにくっつくときには真横に並んで寝るぐらいだったが、今は正面から強く抱き合っている。
必然的にお互いの乳房はつぶれ、むにゅうぅぅう♡♡ と強く押し付け合い乳首がぶつかり合っていた。
そんな状態で、ミアが自分の体を上下させ、お互いの乳首をすり合わせ始めたのだ。
『ん~♡♡ んんんんっ♡♡』
「んっ♡ ん~~~~♡♡」
そしてすぐにお互い、おっぱいイキをしてしまった。
三擦り半、なんてレベルではない。半擦りぐらいでの絶頂だ。
二人はお互いに意識を共有している。そのせいで、お互いの快感を共有し、性感がハウリングを起こして無限に増幅されてしまったのだ。
圧倒的な経験したことない快感に、多大な幸福感と恐怖を覚えた二人は、お互いを強く抱きしめ、口をより強く貪る。それによりさらに快感が増加する。
二人が精魂尽きるまで数分程度だったが、その間に二人は三桁を優に超える絶頂を経験してしまうのだった。
下の口からそれぞれ雌汁が大量に垂れ流され、室内の匂い濃度はさらに増加する。
むわぁ♡♡ と雲が浮かぶぐらいまでその濃度は高くなっていた。
そんな二人がどうにかこうにか離れる。
一回の交尾どころか人生で味わえる最大の快楽をすでに受けたようなものだが、これでも前戯でしかない。
しかし本番はどうすればいいのか。
なんせ交尾するための肉棒がお互いにない。
これでは孕めない、と悩んでいるミアの前に、アルラウネの股間から男根が生えるのだった。
それは完全にミア専用お婿さん棒だった。
長さはミアの膣口から子宮口までより少し長いぐらいで、オチンポ様の先を子宮にめり込ませて種付け射精するのにちょうどいい長さである。
太さはミアの膣を拡張し、ギリギリ裂けない程度、つまり種を一切逃さないだけの太さだった。
完全にミアを孕ませるだけの専用器官であるそれに、ミアは完全に堕ちた。
一方アルラウネは困惑していた。
人間女性型植物である彼女に、男根の知識は一切なかった。
これが何なのか、どうすればいいのか、なぜ生えたのか。一切わからずに泣きだしそうになってしまう。
『ミアぁ、たすけてぇ♡♡』
それに対しミアはオチンポ様にまたがり、両手を恋人握りする。
お互いの乳房がぶつかり、ぬくもりがあふれる。
「大丈夫、私にすべて任せて」
振れるか所のぬくもりに安心したアルラウネは力を抜く。
その瞬間、ミアは一気に腰を落とした。
ぶちっ♡♡ めりめりめりっ♡ めりょっ♡ ごりゅっ♡♡ ごりゅごりゅっ♡♡
一気に一番奥までオチンポ様を飲み込むミア。その先は大きく子宮にめり込んでいる。
とろけ切った膣は、傷みもなく完全にオチンポ様を飲み込んだ。
そうして雌猫汁と、純潔の血を吸い取ったオチンポ様は、さらに一回り大きくなった。
みちみちっ♡♡ と広げることにより苦痛を与え、ミアの排卵を促すとともに、さらに少し伸びたオチンポ様は、めりめりめりっ♡♡ と子宮に完全にめり込んだ。
亀頭すべてが子宮に入り。子宮口に引っかかって抜けなくなっていた。
完全に孕ませる状態である。
今からミアとアルラウネが、交尾を中止し抜こうとしても絶対抜けないし、絶対一滴残らず子宮に注ぎ込まれる態勢だった。
身動き一つとれない状況だが、今は十分だった。
ぶびゅっ♡♡ ぶびゅうううううう♡♡♡♡
大量の特濃種汁がミアの腹の中に注ぎ込まれ、二人は絶頂した。
どんどん注がれる種は、ミアの子宮にすべて流し込まれ、たまっていく。
流し込まれる間、二人は絶頂し続け、お互いに抱き合い、乳首がすれてまた絶頂する。
唇を交わしても絶頂する。
完全なる絶頂地獄である。
あまりの絶頂濃度に二人は耐えきれずにそのまま抱き合い気絶してしまう。
それでもオチンポは精汁を延々と無意識に流し込み、おまんこはそれを延々と無意識にため込んでいく。
気絶しながらもより深い絶頂を繰り返す。
そんな地獄のような交尾が終わるのは夜が明けてからなのであった。
終わったころには、ミアの腹は大きく大きく膨らんでいた。臨月よりもさらに膨らんだ腹にはいくつもの命が宿っていた。
目を覚ますとお互いに何となく微笑みあう。
しかし体力は限界を超えていたため、すぐにまた眠りについてしまった。
お互いの体温を感じながら、二人は完全に夫婦となったのであった。
世界樹の森には森猫族と呼ばれる種族が住んでいる。
世界樹とその巫女の子孫である彼女たちは、非常に人懐っこくてやさしく、またかわいらしいものたちだ。
森に行けば興味深そうに寄ってきて、仲良くなれば森の恵みを気前良く分けてくれるだろう。
ただ、一つだけ注意しなければならない。
彼女らに危害を加えようとした瞬間、世界樹の天罰が下る。
枯木と化し、世界が終わるその時まで苦しみ続けることになってしまうのだ。
とはいえ世界樹も彼女らも寛大である。
悪事を考えずに付き合えば彼女らほど良い隣人はいないだろう。
ちなみに森猫族は今なお森の奥から大量に産まれ続けている。
猫獣人の彼女が得た特殊能力《ギフト》は植物対話。これは植物と対話することができる、というとても乙女的ではあるが役に立たないものだった。
その能力を周囲は過剰に期待し、そして勝手に失望するのを見た彼女は、幼いころ一人森に去っていった。
押し付けてくる人々よりも、植物たちとの生活の方が彼女にあっていたのだ。
植物たちも、意思疎通をできる彼女を大事に守り育ててきたのだった。
『そういえば、ミアも明日で成人ですね』
そうやって話しかけてくるのは女性に見える植物の魔族だった。
アルラウネと呼ばれる彼女は、普通の植物と異なり、高度な知能を有している。
とはいえ、言葉を発することができない彼女たちは他種族との意思疎通が通常困難なのだ。
だが、ミアの能力により二人は、そしてミアを介してアルラウネとほかの植物とも意思疎通ができた。
長い間孤独にさいなまれていた彼女にとって、ミアは大事な大事な存在だった。
森に来てすぐに意気投合してからは、二人は片時も離れずに暮らしていた。
今も二人の女性が横に座っているように見えるが、ミアの服はアルラウネの体を変形させたものだし、腰かけるベンチ状の植物もアルラウネの体が変形したものだ。
包み込むように大事に彼女のことを守っていた。
「そうだね、明日で成人だよ。ふふ、ちょっとだけ楽しみ」
そんな風に付きまとわれているミアもまんざらでもない。
アルラウネは彼女を拘束することはない。
本当に危険な崖などに近寄ろうとすればさすがに止められるが、そういったことがなければ彼女は何もしない。
ただついてきて、ただ楽しませてくれる、とてもありがたい友達だった。
そんな蜜月の二人にとって、明日は少しだけ特別だった。
明日でミアは成人するのだ。これはミアが本能的にわかることであり、独り立ちができるようになるだけ成長したということだった。
そんな日に備え、森の植物たちは大事な森の巫女たる彼女にいろいろなものを準備していた。
花たちは色とりどりの花畑を準備していたし、木々はいろいろな果物を準備していた。
アルラウネも何かを準備しているらしいが…… それはミアにはわからなかった。
ただ、楽しみにしながらいつものように、二人で散歩をし、植物たちに挨拶をしていく。
森は非常にざわめいていた。
当日はとても楽しい成人式なった。
とてもきれいな花畑の中心で、木々や草花に祝福をされるミア。
その服はアルラウネが気合を入れて造形した、真っ白なドレスだ。
豪華ながら、ところどころに入ったスリットで動きやすさを確保されたそれは、ミアにとってとても気に入った一品だった。
森たちも非常にうれしそうにしている。
植物たちは動くことができないが、ミアの能力により、森の植物すべてに現在の状況を共有している。
彼女の能力は使うことにより著しく成長しており、このような大規模な共有すら可能としていた。
彼女の幸せのな気持ちとともに送られてくる美しい映像は、植物たちを楽しませていた。
成人式といっても多くのことはしない。
当然のように横にいるアルラウネとともに用意された場所の中心に立ったミアに植物たちからお祝いの言葉が伝えられる。
それを一つずつ、お礼を言いながら受け止めていく。万を余裕で超える数だが、植物たちはそう複雑な思考はしない。祝福の気持ちを送ってくるだけなので、それなりに時間はかかった、程度で終わる。
それが終われば次はプレゼントだ。森を代表して大きな果実を受け取る。
森の植物が協力して作ったそれは、栄養が極めて高く、またとても甘かった。彼女の健康を祈って作られたそれを食べると、ミアはますます元気になっていく。
それを食べ終わると最後に、アルラウネから
『ミア、私の伴侶になってください』
と告げられた。
伴侶になる。ミアにとっては全くの予想外であった。
ただ、それに対してミアはすぐに返事をした。
「アルラウネちゃんの、伴侶になります」
ミアはアルラウネが大好きだった。
本当に大好きで、考えたことはなくても答えは反射的に出るほどだった。
とてもとてもうれしそうに微笑むミア。
植物たちもそれを祝福していた。
アルラウネはこの森で一番の実力を持っている。
大事な森の巫女たる彼女を守るにふさわしいと植物たちは考えていた。
伴侶になれば、まさに一心同体。確実に彼女は守られるだろう。それがなされないときは森が滅びる時だ。
嬉しそうにするミアに、アルラウネは誓いの口づけを交わす。
これにより伴侶の契約はなされた。
白い花びらがあたりに舞い続ける。
森で一番祝福された二人がいまともに歩み始めるのであった。
アルラウネにとって伴侶、というのは命を共有する存在だ。
相手に自分の命を半分差し出す行為であり、まったく本人にとって利益のない、つまり本来デメリットのみしかない行為である。
相手は自分と寿命を共有し、また命も共有する。
これにより相手が致命傷を負っても自分の命を常に分け与え続け、自分の命が尽きるまで生かすことができる。
寿命もそうだ。相手が命尽きそうになっても自分の命が尽きるまで寿命を分けることができる。
これはあくまで片務的な効果であり、自分が死にそうになっても相手には何ら影響がない。
本当の意味で尽くすための契約であった。
さらに言えば、命を相手に握られており、ある程度自分のことを相手は自由にさせられてしまう。
そんな多くのデメリットを抱えるものだ。
そこまでしてもアルラウネにとってミアは守りたい存在であり、植物たちもそのアルラウネの覚悟を察して祝福をしたのだ。
一方ミアにとって伴侶になるとは種をもらい子をなすことであった。
伴侶になることを望まれ、受ければ子をなす。これが猫獣人の本能である。
それゆえ女性だと思っていたアルラウネから子をなすことを求められ、少し驚いた。
だが、ミアはアルラウネが大好きだった。
子をなしたいならば、100でも産むつもりであった。
二人はすれ違ったまま、初夜を迎えるのだった。
アルラウネは本来睡眠を要しない。なんせ彼女は植物だ。
しかし夜は基本的に元気はあまりない。光がないから光合成できないし、あとミアが寝てしまうから暇だからだ。
だからスリープモードになって睡眠に近い状態になる。
そうしていつものようにミアの隣で抱き枕兼枕になり休んでいたのだが……
今日だけはミアの様子がおかしかった。
裸になって抱き着いてきたのだ。
『ミア、どうしましたか?』
「結婚して初めての夜は初夜だから、特別なんだよ」
『そうだったのですか』
アルラウネは驚いた。自分たちにはそういった儀式はないが、ミア達獣人には伴侶になると夜にさらなる儀式、「ショヤ」があるらしい。
やり方が全く分からないのでミアにすべてを任せ、身をゆだねるアルラウネ。
その様子を見て、ミアは本能のまま、自分のお嫁さんに襲い掛かった。
上に覆いかぶさり唇を奪う。
昼間した、誓いのキスとは違う貪るキスだ。
口の中を嘗め回すと、蜜のように甘い。アルラウネの体の構造は人間と一緒だが本質は植物である。唾液ではなく蜜が分泌される。
甘い味と花の香りがミアの鼻腔をくすぐる。
夢中に口の中をなめ、なぶっていく。アルラウネもそれに対して一生懸命答えようと、自分の舌を相手に絡ませ、また、蜜をミアの口内に塗り込んでいく。
ぐちゅっ♡ ぐちゅっ♡ という水音ともに、唾液と蜜が混ざり合う。
華やかな甘い花の香りと、淫らな甘い雌猫の香りが混ざり合って、狭い二人の部屋の中に充満していく。その濃度はどんどん濃くなっていき、空気が霞むほどになっていった。
それと同時にミアは自分の乳首をアルラウネの乳首に擦り付け始めた。
アルラウネの乳房は非常に豊満である。森一番の大きさのスイカより大きいそれは、前から抱き着くにはかなり邪魔なぐらいの大きさであり、本人も胸の前で手を組むことができないほどの大きさである。
一方ミアの乳房もかなり豊満である。アルラウネほどではないが、自分のあたま大ぐらいはある乳房であり、動くにはかなり邪魔でアルラウネが毎回服で強く支える必要があるほどであった。
普段はお互いにくっつくときには真横に並んで寝るぐらいだったが、今は正面から強く抱き合っている。
必然的にお互いの乳房はつぶれ、むにゅうぅぅう♡♡ と強く押し付け合い乳首がぶつかり合っていた。
そんな状態で、ミアが自分の体を上下させ、お互いの乳首をすり合わせ始めたのだ。
『ん~♡♡ んんんんっ♡♡』
「んっ♡ ん~~~~♡♡」
そしてすぐにお互い、おっぱいイキをしてしまった。
三擦り半、なんてレベルではない。半擦りぐらいでの絶頂だ。
二人はお互いに意識を共有している。そのせいで、お互いの快感を共有し、性感がハウリングを起こして無限に増幅されてしまったのだ。
圧倒的な経験したことない快感に、多大な幸福感と恐怖を覚えた二人は、お互いを強く抱きしめ、口をより強く貪る。それによりさらに快感が増加する。
二人が精魂尽きるまで数分程度だったが、その間に二人は三桁を優に超える絶頂を経験してしまうのだった。
下の口からそれぞれ雌汁が大量に垂れ流され、室内の匂い濃度はさらに増加する。
むわぁ♡♡ と雲が浮かぶぐらいまでその濃度は高くなっていた。
そんな二人がどうにかこうにか離れる。
一回の交尾どころか人生で味わえる最大の快楽をすでに受けたようなものだが、これでも前戯でしかない。
しかし本番はどうすればいいのか。
なんせ交尾するための肉棒がお互いにない。
これでは孕めない、と悩んでいるミアの前に、アルラウネの股間から男根が生えるのだった。
それは完全にミア専用お婿さん棒だった。
長さはミアの膣口から子宮口までより少し長いぐらいで、オチンポ様の先を子宮にめり込ませて種付け射精するのにちょうどいい長さである。
太さはミアの膣を拡張し、ギリギリ裂けない程度、つまり種を一切逃さないだけの太さだった。
完全にミアを孕ませるだけの専用器官であるそれに、ミアは完全に堕ちた。
一方アルラウネは困惑していた。
人間女性型植物である彼女に、男根の知識は一切なかった。
これが何なのか、どうすればいいのか、なぜ生えたのか。一切わからずに泣きだしそうになってしまう。
『ミアぁ、たすけてぇ♡♡』
それに対しミアはオチンポ様にまたがり、両手を恋人握りする。
お互いの乳房がぶつかり、ぬくもりがあふれる。
「大丈夫、私にすべて任せて」
振れるか所のぬくもりに安心したアルラウネは力を抜く。
その瞬間、ミアは一気に腰を落とした。
ぶちっ♡♡ めりめりめりっ♡ めりょっ♡ ごりゅっ♡♡ ごりゅごりゅっ♡♡
一気に一番奥までオチンポ様を飲み込むミア。その先は大きく子宮にめり込んでいる。
とろけ切った膣は、傷みもなく完全にオチンポ様を飲み込んだ。
そうして雌猫汁と、純潔の血を吸い取ったオチンポ様は、さらに一回り大きくなった。
みちみちっ♡♡ と広げることにより苦痛を与え、ミアの排卵を促すとともに、さらに少し伸びたオチンポ様は、めりめりめりっ♡♡ と子宮に完全にめり込んだ。
亀頭すべてが子宮に入り。子宮口に引っかかって抜けなくなっていた。
完全に孕ませる状態である。
今からミアとアルラウネが、交尾を中止し抜こうとしても絶対抜けないし、絶対一滴残らず子宮に注ぎ込まれる態勢だった。
身動き一つとれない状況だが、今は十分だった。
ぶびゅっ♡♡ ぶびゅうううううう♡♡♡♡
大量の特濃種汁がミアの腹の中に注ぎ込まれ、二人は絶頂した。
どんどん注がれる種は、ミアの子宮にすべて流し込まれ、たまっていく。
流し込まれる間、二人は絶頂し続け、お互いに抱き合い、乳首がすれてまた絶頂する。
唇を交わしても絶頂する。
完全なる絶頂地獄である。
あまりの絶頂濃度に二人は耐えきれずにそのまま抱き合い気絶してしまう。
それでもオチンポは精汁を延々と無意識に流し込み、おまんこはそれを延々と無意識にため込んでいく。
気絶しながらもより深い絶頂を繰り返す。
そんな地獄のような交尾が終わるのは夜が明けてからなのであった。
終わったころには、ミアの腹は大きく大きく膨らんでいた。臨月よりもさらに膨らんだ腹にはいくつもの命が宿っていた。
目を覚ますとお互いに何となく微笑みあう。
しかし体力は限界を超えていたため、すぐにまた眠りについてしまった。
お互いの体温を感じながら、二人は完全に夫婦となったのであった。
世界樹の森には森猫族と呼ばれる種族が住んでいる。
世界樹とその巫女の子孫である彼女たちは、非常に人懐っこくてやさしく、またかわいらしいものたちだ。
森に行けば興味深そうに寄ってきて、仲良くなれば森の恵みを気前良く分けてくれるだろう。
ただ、一つだけ注意しなければならない。
彼女らに危害を加えようとした瞬間、世界樹の天罰が下る。
枯木と化し、世界が終わるその時まで苦しみ続けることになってしまうのだ。
とはいえ世界樹も彼女らも寛大である。
悪事を考えずに付き合えば彼女らほど良い隣人はいないだろう。
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