剣客居酒屋草間 江戸本所料理人始末

松風勇水(松 勇)

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食詰浪人行倒始末

酒盗豆腐

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 男は一人、暗い道をただただ歩き続けた。
 別にどこか行く当てがあるわけでもない。
 ただ、何もすることがないので、歩いていると言うのが正しい。

 男は既に一月前ひとつきまえには全てを失っていた。
 内弟子として住み込みであった道場から追い出され、実家にはお家の恥とまで言われ、行き所を失った。
 磨き続けてきた剣の腕は何の役にも立たない。

 幾ばくかの、他の道場での代稽古で稼いだ金を使い込んでいなかったことだけが行幸ぎょうこうであろう。
 とりあえず、両国橋のたもとで雨風を凌ぎながらも、最初のうちは飯だけには有り付けてはいた。
 それも、もう、あと数日で尽きてしまう。
 少しでも、時を稼ごうとこの三日ほどは水しか口にしていなかった。

 死ぬのは怖くはない。
 自分はこうはなっても武士だとは思っている。
 死を恐れるようでは武士とは言えない。

 しかし、食い詰めた上に餓死など、武士の死に方ではない。
 せめてそうなる前に、己をここまで追い詰めた男と、もう一度立ち会いたいたかった。

 できれば、斬ってもらいたかった。

 もはやそれが武士として、剣客としての矜持きょうじを保つ唯一の方法であるかもしれない。
 しかし、その男が稽古していたと思われる道場は閉鎖されており、今はなんの手がかりもなかった。


 本所を彷徨う男の目に、妙に賑わっている居酒屋の提灯ちょうちんが目に入った。
 懐に多少の金は入ってはいるが、これが全財産である。

 末期まつごの酒として最後の一杯を呑み、あとは腹を切るなりした方が、よっぽど潔い。
 男はゆっくりと、その提灯に近づいていった。

 ふらふらと、おぼつかない足取りで。



 活気に満ちた店内では、次々と二人の娘に声がかかる。

 和気藹々わきあいあいとした雰囲気で、あちこちから笑い声が聞こえてくる。

 皆が待っていたのだ。

 今日は草間、再開の初日。
 待ってましたとばかりに多くの常連から新参の者まで、店を開ける前から並んでいたのだ。
 冬吉は慌てて、予定より早くお夏にのれんを出すように指示し、店に入りきらない人々には、道に腰掛を置いて座らせた。

 もちろん、本来は道にはみ出て商売をするというのは違法であるのだが、自身番じしんばんには話を通してある。

「あの草間がやっと店を開けてくれるんだ。祭りみてぇなもんだろ? 人通りの邪魔になんねぇように気をつけてくれれば、多めに見るわえ」

 そう言ってくれた自身番の老爺には感謝はしているが、早くも若干、後悔している面もある。
 調理場では冬吉、仗助、熊七が休みなく手を動かしている。
 お静はもはや器を洗うだけで客あしらいに顔を出すことすらできない。
 幸い、お深雪は休業の間にお夏とともに杉屋の手伝いに出ていたので、すでに給仕には慣れていた。
 しかし、どうにかなってはいるものの、目が回るような忙しさである。

 左近次さこんじの妻、お里が手伝いを申し出、店の外の方を回してくれたから良かったものの、それがなければ、初日からもてなしが滞っていたに違いない。
 店の外では左近次が睨みを利かせてくれているので、自身番がお目溢しおめこぼしできないような問題も起こらないだろう。


「賑やかで楽しいのう。ほれ、久兵衛きゅうべえも好きなだけ飲め。本日は無礼講ぶれいこうじゃっ!」

 やたらと機嫌が良いのは、水野伊勢守みずのいせのかみ
 七千石の大身旗本ともなれば、小なりといえど殿様である。
 本来は、お忍びであっても居酒屋などに顔を出すような身分ではないのだが、この老人は我慢できなかった。

 仗助とお夏の件でちょっと関わった居酒屋草間、風割り蒸しを出したあたりから、やたらと噂を聞くようになったのに、自分はそこで呑めないというのがよほど悔しかったらしい。
 ついには、大野用人を説き伏せて、営業再開の初日で現れたのである。

 この血の気の多い老人、若い頃は相当無茶な暴れん坊であった。
 今でも、やたらと『無礼講』が好きなのである。
 大野用人は苦笑いしながら、酒を舐め、おすすめで出てきた肴を口に含んだ。

 この肴が侮り難い。
 酒が進み、瞬く間に干されてしまう。
 故に、お夏とお深雪はひっきりなしに行き来しているのだ。

 小さく賽の目に切られた豆腐の上に、匂いのきついどろりとしたものが乗っている。
 豆腐の味は驚くほどに濃厚なのだが、そうでなければ負けてしまうほどに、上に乗っているものの味が濃い。

酒盗しゅとう

 かつおの腹わたの塩辛である。
 名の由来には『酒が盗まれたみたいに減っていく』と『酒を盗んででも呑みたくなる』のどちらであるか議論のあるところだが、意味合い的には正直どちらも正しい。

 冬吉は放浪の間に、漁師からこれを教わっていたのである。
 初鰹の時期に仕込み、本日お目見えしたというわけだ。

 豆腐の方も新作。
 冬吉は料理に合わせて複数の豆腐を作り分ける。
 この豆腐は、通常の豆腐よりも濃い豆乳を用いる。
 絹豆腐の場合よりもさらに濃い。

 にがりも大量に使うため、そのままでは少々苦い豆腐である。
 それを酒盗と合わせることで、苦味は気にならなくなり、塩気が豆腐の旨味を引き立てる。
 ほんの少々、ごま油を振ってあるようだ。

 昨今の居酒屋などでは、酒盗をクリームチーズと合わせたものが出てくることが多いが、もちろん江戸にはそんなものはない。
 十三世紀に中国を訪れ、『東方見聞録とうほうけんぶんろく』を著したヴェネチア商人、マルコ・ポーロは、豆腐のことを『豆から作った東洋のチーズ』と紹介している。

 もちろん冬吉がそんなことを知っているわけではないのだが、塩分が強く、味が尖りがちな酒盗には、豆腐やクリームチーズのような淡白な味わいのものが合う。
 味の濃い豆腐に脂っ気を加えれば、十二分にクリームチーズの代用になろう。
(著者は絹ごし豆腐をアンチョビやニンニクとともに、オリーブオイルに漬けたものが好物である)


『酒呑みには毒』

 と、仗助が評したぐらいに、物凄い勢いで酒が干されていく。

「節目の日だから格別のものを出したかったのはわかりますけど。この忙しさはちょっと、やりすぎだったんじゃありません?」

 ちろりと嫌味を言うお夏だが、目は笑っている。

 忙しいのは苦にはならない。
 やはり、草間はいい店だ。
 働いていてこんなに楽しい店はない。


 他にも常連たちがずらりとお出ましである。
 伊八はこの店の建て替えで一緒に働いた若い大工たちと、その棟梁とうりょうも連れてきて大所帯である。
 若手も良い仕事をしたと棟梁に何度も言いながら、こんな仕事ができるのは幸せなことだと上機嫌で語っている。

 近くには、わざわざこの日を自分の店の休みにした猪五郎も座っていた。
 ほとんど何も喋らず、酒と肴を交互に口に運び、にんまりとする。

 さらに、樋口道場の面々。
 こちらも、道場の建て直しが終わり、その祝いもかねてと言う形で、指導陣である正助、木村、雪枝、辰蔵に加え、主だった門弟も何人かは顔出している。

 もちろん、追っかけ娘たちも勢揃いである。
 いつもにも増して騒がしいが、周りも騒がしいので、もはやお夏も注意する気が起きない。

 迷惑にならないようにと隅っこの方ではあるが、柏屋半左衛門と親方の宗兵衛も来ている。
 最近は、宗兵衛がいなくても安心して店を回せるようになったとのことで、店は他の者に任せて出てきたのだ。

「いやあ、これはいかん。いかんですな」
「こりゃあ本当に暴飲暴食の元。酒がいくらあっても足りん」
「飯でも口が卑しくなる。腹がはち切れるまで食べちまいそうです」

 二人はニヤニヤしながらそう言って、酒盗と豆腐を次々に口に運んでいる。
 
 宗兵衛はどちらかと言うと下戸である。
 酒に合わせて料理を作る都合上、全く飲まないわけではないが、一合も飲まないうちに悪酔してしまうので、舐める程度で済ます。
 よって、飯をもらっているのだが、おかわりに一々お夏たちを呼ぶのも忍びないので、すぐそばにおひつを置いてもらっていた。

 すでに、どんぶりで四杯目に突入しているのだ。



「冬吉っつぁん、こいつは毎日出すと、客も私らも体がもたんよ。時々品書きにいれることにしようよ」
「お静婆、そんなこと考えなくても、仕込んだ分はすぐになっちまうぜ。今日も最後までもつかどうか」

 仗助はニヤニヤしながらそう答えた。
 おそらくは、鰹を大量に仕入れて、これだけを売っていても商売は成り立つであろう。
 しかし、それでは冬吉の一方ならぬ包丁の腕がもったいない。

 こんな格別の品を、冬吉は今後も新たに生み出し続けるはずなのだ。
 仗助は、それを支え続けることを心に誓い、誇りに思っていた。


 熊七はどうやら飯を食わずにきたらしい追っかけ娘たちのために、ひたすら田楽を焼き続けている。
 味噌への工夫を許されるようになり、酒の当てに良いものと、飯のおかずや茶請けに良いものの二種類の味噌を用意している。
 追っかけ娘にはもちろん後者を出す。
 客の好みに合わせると言うことを覚え出したのだ。

 新しい居酒屋草間の船出は、こうして少々騒がしくも、順風満帆に滑り出しであった。



「そういえば長山様は? 左近次さん、外にいたりしたかい?」

 そう言い出したのは、伊八である。
 刻もだいぶ遅くなり、さすがに客は減ってきたので、店先の腰掛を片付けられ、お里とともに中で呑み始めた左近次は答えた。

「あれ、中にもいなかったのかい。来てねぇみてぇだなぁ。そういやあ、山根の旦那もいねぇな」

 ポーンと、キセルの煙草を落としながらそう答えた。

「これは、なんぞ大捕物おおとりものでもあるのかな」

 伊八は声を潜める。
 もはや草間では、長山平三郎が火頭改方頭かとうあらためかたかしら長谷川平蔵はせがわへいぞうであることは公然の秘密であるのだが、一応声を潜める。
 気を使っていると言うよりは、こう言う話はヒソヒソとした方が面白い、と言うところはあろう。

「ああ、何やら物騒な話がいくつも持ち上がっているらしいから、忙しいんだろうよ。せがれは来ているのにかわいそうに」

 全然かわいそうな顔をせずに、ニヤニヤしながらそう言ったのは、中村丹斎である。
 娘を迎えにくると言う言い訳をしながら、遅くになってから現れたのである。
 『酒盗豆腐しゅとうとうふ』をすっかり気に入り、立て続けに酒を注文していた。

「長山様が草間でのんびり酒を飲んでいれば、お江戸は安泰なんだがなぁ」
「たしかに、あの横着な男が忙しくしていると心配になるな」

 伊八と丹斎の会話を聞いて、辰蔵は首をすくめた。
 もちろん、草間の再開については、道場で冬吉から聞いた時点で父親である平蔵には伝えている。
 よって、初日に顔を出せない理由も知ってはいるのだが、ここで口に出すわけにはいかなかった。
 
 それだけ、不穏な理由があるのだ。



「きゃっ! どうなさったんですかっ? 大丈夫ですか?」

 お深雪は、若干取り乱しながら叫んだ。
 そろそろ暖簾を降ろすように指示されたので、店の前に出たところで、行き倒れの男を見つけたのだ。

「お深雪ちゃん? どうしたの?」

 お夏はそもそも背の低いお深雪が、暖簾を下げられるのかどうか不安に思っていた。
 ひっかけて外すための棒も用意してあるが、まだまだ非力で小柄な娘なのである。
 子どもには少し背伸びをさせて、大人と同じ仕事をさせた方が成長すると言う冬吉の考えもわからなくはないが、無理なことをさせるのも良くはない。
 お深雪に作業をさせるときは、お夏は常に気を使って、難しければ自分がやるようにしていた。


 店の外には、見たことのない男が倒れていた。
 薄汚れているが、身につけている衣服自体は粗末ではない。
 汚れているのは、しばらく洗濯していないからで、もの自体は良いものなのであろう。
 顔を見れば、だいぶ頬がこけており、おそらくはしばらくまともな飯は口にしてないに違いない。

 お夏は接客や店に対する工夫とは無関係に、この男は助けなければならないと思った。
 
 これは、義理人情を大切にする江戸人の思考であろう。
 自分と無関係の人間であっても、困っている人、苦しんでいる人を放ってはおけない。
 自分がいつ、同じように苦しい境遇になってもおかしくない時代であったからだ。

 大火、地震、水害、大都市でありながら、江戸ほどに災害に繰り返し襲われた街というのも珍しい。
 故に、助け合いながら生きていく、という感覚が自然なことであった。

 とは言え、なかなか体格の良いこの男を店の中に運ぶのは、お夏とお深雪では無理がある。

「どうした、お夏っちゃん? お、行き倒れか。こいつはいかん。店の中に運んでいいかい?」

 気になって様子を見にきてくれたのは、左近次である。
 口開けから来て飲んではいるが、店の外に目を光らせていたので、量も控えめでそれほど酔ってはない。
 嫁をもらって、以前よりも優しくなり、男っぷりも上がったと近所で噂されている男だ。
 周辺の女たちの様子でお里が若干不安になるほどに、左近次は一角の男に成長していた。

 左近次は入り口近くにいた、樋口道場の若い門弟にも助けてもらって、店の隅に男を寝かせた。


「く、栗原殿ではありませんかっ!?」

 男の顔を覗き込んで、大声をあげたのは辰蔵である。

「栗原殿? あ、確かにっ! これはいたったい?」

 辰蔵の声につられて顔を確認した雪枝も驚いた。

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