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『活字中毒』 2冊目
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鹿乃は本を読む。
読みまくる。アホみたいに。
実際は本を読んでるから頭はいい。難しい言葉もよく知っている。
問題は読む量と入手ルートだ。
本代が嵩むのと場所を取られるのが嫌とかで、入手ルートはもっぱら図書館だ。
だがそれがよくない。
鹿乃の地元図書館は二週間で10冊まで本を借りられる。
この上限ギリギリまで借りてくる。
ジャンルは、先程も述べたが小説、エッセイ、文庫本、ハードカバー、タレント本、海外文学、時代小説、少女小説、座談会本、現代カルチャー考察本、ルポ、写真集、とにかく何でも。自称乱読派らしい。
一週間で最低5冊。1日一冊ペース程度で読まないと間に合わない。
返却期限が近づくと、追い立てられるようにページをめくり、早朝返却ポストに10冊投げこんでくるという。
もっとペース配分を考えればいいのにと言ったが、それでは間に合わないらしい。
いつだったか、鹿乃にケータイのメモページを見せてもらったことがある。
正確には図書館のアドレスのメモページだ。
図書館のアドレスをケータイに登録している女子高生も初めて見たが、見せられたそこにはびっちりと何かが細かい単語で埋め尽くされていた。
何これと吐き気を抑えながら訊くと、鹿乃は読みたい本と答えた。
曰く、鹿乃は読みたい本をそこにメモしているらしい。
が、書き記すのはこのメモページいっぱいまでと決めているそうだ。
全角500文字までのスペースだけ。
それ以上になると手に負えないから。
いっぱいになるまでに上手く読みたい本を消化していくのだと。
しかしこれがどうにもこうにも追いつかないという。
本というのはもう読んでるうちから読みたい本が出てくるらしい。
様々な作家が書いた食べ物系エッセイを集めた本を読んでいたら、その人達の小説を読んでみたくなるし、よくある奥付付近にあるその出版社が出したオススメ本ページもヤバいらしい。
少ない情報量で的確に書かれたオススメ本は、1冊2冊なら必ず読みたい本があるという。
それがもし古い本なら、おのずと紹介されているのも古い本なので図書館では誰も借りておらず容易に借りれる。
あとは小説なら、例えば作中の主人公が好きな本としてあげた実在する本を読みたくなってしまうらしい。
作家自身が本好きだともうそういったトラップだらけだとか。
それらをメモページに半角文字を交え、少ない文字数で記す。
そういえば新聞や雑誌もトラップだという。
うっかり読むと、話題の本が紹介されていたりしてしまう。
それをまたメモ。
だがそういった本はみんなが読みたがり、図書館では予約が殺到しているという。
だからかなり順番が待たされ、いつまでも消化されずメモに残ってしまう。
そんなことを、至極重要なことのように語るのだ。本を読む片手間に。
しかし、だ。更に困った事態になった。
鹿乃がサイトを見つけてしまったのだ。
正確には吹き込まれた。学校の国語教師に。
「おお、随分歯応えのある本読んでるな」
昼休みの中庭で。鹿乃が芝生に寝転びながら読んでいた本の表紙を見て、若い男の国語教師がそう話しかけてきた。
私はといえばただ好きな人の隣に居るだけで幸せ、なんて女を演じていた。
教師ということで無下に扱うことも出来ず、はあ、と受け答えする鹿乃を見て、私は早く行けと念を送っていたのだが、
「でも今それネットで見れんだろ」
言われた言葉に鹿乃が、え?と男性教師を見上げる。
結果、捕まってしまった。
それ以来、その教師と鹿乃がよく一緒にいるのを見かけた。
二人の仲を勘繰るなんてことは当然しない。
教師は生徒と、彼が言うところの歯応えのある本の話が出来ることが嬉しくて、鹿乃も大人とそういった話が出来ることが嬉しいのだ。
そして、するのはもっぱらサイトの話。
著作権が切れた文豪の作品が無料で公開されているサイトの話だ。
鹿乃がわざわざ図書館で検索し、棚から探し出し、カウンターで貸出手続きをして、読み終わったらまた返しに行っていたような本が、ネットで無料で公開されていたのだ。
手を出さずにはいられないほどの利便性と、没頭し過ぎてしまう蔵書数。
二人はそのサイトの話で盛り上がっているのだ。
「あれは読んだ方がいいぞ」
「でも自分今アレ読み始めちゃって」
「ああ、アレか。俺も読んだなあ。難しいだろ」
「いえ、ちょうどいいくらいで」
「えっ!?すごいなおまえ。オレ、大学の時読んでちんぷんかんぷんだったのに」
「ネットで読むからじゃないですか?横書きだと読みやすいですよやっぱ。入ってきやすい」
「そっか…。ズルいななんか」
「ズルいって」
「現代っ子め。ちゃんと本で読め!」
「教えてくれたの先生ですし。あとアレって蔵書に並ばないんですかねえ」
「なに?」
「あの、ずっとアップ待ち状態になってる」
「ああ、アレな。まあやってくれてるのボランティアの人だからなあ。自分で本で読んだ方がいいかもな」
「うげえ。面倒だなあ」
そんな感じで戯れていた。
ヤキモチなんか焼かない。焼きゃしない。わかる者同士でキャッキャやってるだけだ。
私が許せないのは、そんなことではなく。
「なんかまたお母さんにケータイいじってる言われた」
そんなことを言って、鹿乃がぶんむくれる。
我が家の、陽の光がよく差し込むリビングのソファの上で。
ぶんむくれた顔も可愛いのだが、問題はそれだ。
ネットで小説が読めるサイトがある。ネットならいつでもどこでも読める。
空いた時間に、いつでもどこでも。
じゃあそれは何で見るかと言ったら、ケータイだろう。
鹿乃は貪るように文豪の作品を読んでいた。
読んでも読んでもいくらでもある。
毎日のように新しい古典作品が更新され、アップされる。
それをケータイで読み、チェックする。空いた時間に。
ご飯を食べながら、テレビを見ながら。バックライトのおかげで布団の中でも。
一緒にいる時も、ずっとケータイ。
本、というものには質量がある。
厚さ、大きさ、表紙、古さ。
それらから、好きな人が今どんな世界に没頭してるかが推し量れる。
しかしケータイではそれが出来ない。
表紙からどんな本を読んでるのかわからない。
タイトルすらわからない。
あとどれくらいで読み終わるか、どこまで読んだのかわからない。
返却期限がいつまでなのかわからない。
そもそも鹿乃が今読んでいるものにはそんなの存在しない。
私は鹿乃が床に行儀悪く胡座をかき、細い身体を折り曲げて本を読んでる姿を見るのが好きだった。
眉間にシワを寄せ、何だ、今の台詞はどういう意味だと前のページに少し戻ったりするのを見るのが好きだった。
言葉の意味を考えるように宙を見上げ、ケータイで何か、おそらくわからない言葉を調べているのが好きだった。
ページを撫ぜるように、そっと抑えているのを見るのが好きだった。
たまに本についている紐の栞を挟み、今日はここまでとしているのが好きだった。
実際にはそれは、返却期限の印字された紙を挟むことの方が多かったけれど。
そういえばそんなに本が好きならと、以前栞をあげたことがある。
当然全くの無駄だった。
彼女にとっては借りた本に必ず差し込まれる、返却期限の紙が栞なのだ。
それは主にカードサイズがほとんどだが、たまに短冊みたいな細長いのが挟んであり、いつもとは違う図書館で借りたのだとわかる。
それらが例えば今読んでる本にはなく、一緒に借りた別の本に入ってたりするといよいよ何でもよくなり、レシートが栞代わりに挟まってたりする。
私はそれを、挟んでいるページから抜けないよう気を付けながら見てみたりする。
何やら難しそうな本に、食いでのある極太カニカマを二本も買ったレシートが挟まってたりして可愛い。
そんなところも私は好きだったのに。
本から顔を上げ、なんか甘いものある?と訊かれるのも好きだった。
そんな時、私はチョコレートとかクッキーとか、そういうのを出してあげる。
読書で疲れた鹿乃にそういうものを与えるのが好きだった。
時にチーズ蒸しパンが食べたいなあだとかペスカトーレが食べたいなあだとか、急には用意出来ないものが食べたいと言いだしたりするのも好きだった。
おそらく、今までいた本の世界で食べてきたのだ。
いや、紙の上で美味しそうなのを見せられただけで食べていない。
だから殊更食べたくなったのだ。
買ってこよう、食べに行こうと誘われ、そこに私もご相伴出来るのが嬉しかった。
それがどうだ。
今はそれら本はなく、ケータイだけで。
お風呂で読むのは多少危険だが、返却期限が無い。
そんなの、ハマらないわけがない。
かつての私のように。
ケータイで読書なんてのは、片手間で、情緒がないのだ。
読みまくる。アホみたいに。
実際は本を読んでるから頭はいい。難しい言葉もよく知っている。
問題は読む量と入手ルートだ。
本代が嵩むのと場所を取られるのが嫌とかで、入手ルートはもっぱら図書館だ。
だがそれがよくない。
鹿乃の地元図書館は二週間で10冊まで本を借りられる。
この上限ギリギリまで借りてくる。
ジャンルは、先程も述べたが小説、エッセイ、文庫本、ハードカバー、タレント本、海外文学、時代小説、少女小説、座談会本、現代カルチャー考察本、ルポ、写真集、とにかく何でも。自称乱読派らしい。
一週間で最低5冊。1日一冊ペース程度で読まないと間に合わない。
返却期限が近づくと、追い立てられるようにページをめくり、早朝返却ポストに10冊投げこんでくるという。
もっとペース配分を考えればいいのにと言ったが、それでは間に合わないらしい。
いつだったか、鹿乃にケータイのメモページを見せてもらったことがある。
正確には図書館のアドレスのメモページだ。
図書館のアドレスをケータイに登録している女子高生も初めて見たが、見せられたそこにはびっちりと何かが細かい単語で埋め尽くされていた。
何これと吐き気を抑えながら訊くと、鹿乃は読みたい本と答えた。
曰く、鹿乃は読みたい本をそこにメモしているらしい。
が、書き記すのはこのメモページいっぱいまでと決めているそうだ。
全角500文字までのスペースだけ。
それ以上になると手に負えないから。
いっぱいになるまでに上手く読みたい本を消化していくのだと。
しかしこれがどうにもこうにも追いつかないという。
本というのはもう読んでるうちから読みたい本が出てくるらしい。
様々な作家が書いた食べ物系エッセイを集めた本を読んでいたら、その人達の小説を読んでみたくなるし、よくある奥付付近にあるその出版社が出したオススメ本ページもヤバいらしい。
少ない情報量で的確に書かれたオススメ本は、1冊2冊なら必ず読みたい本があるという。
それがもし古い本なら、おのずと紹介されているのも古い本なので図書館では誰も借りておらず容易に借りれる。
あとは小説なら、例えば作中の主人公が好きな本としてあげた実在する本を読みたくなってしまうらしい。
作家自身が本好きだともうそういったトラップだらけだとか。
それらをメモページに半角文字を交え、少ない文字数で記す。
そういえば新聞や雑誌もトラップだという。
うっかり読むと、話題の本が紹介されていたりしてしまう。
それをまたメモ。
だがそういった本はみんなが読みたがり、図書館では予約が殺到しているという。
だからかなり順番が待たされ、いつまでも消化されずメモに残ってしまう。
そんなことを、至極重要なことのように語るのだ。本を読む片手間に。
しかし、だ。更に困った事態になった。
鹿乃がサイトを見つけてしまったのだ。
正確には吹き込まれた。学校の国語教師に。
「おお、随分歯応えのある本読んでるな」
昼休みの中庭で。鹿乃が芝生に寝転びながら読んでいた本の表紙を見て、若い男の国語教師がそう話しかけてきた。
私はといえばただ好きな人の隣に居るだけで幸せ、なんて女を演じていた。
教師ということで無下に扱うことも出来ず、はあ、と受け答えする鹿乃を見て、私は早く行けと念を送っていたのだが、
「でも今それネットで見れんだろ」
言われた言葉に鹿乃が、え?と男性教師を見上げる。
結果、捕まってしまった。
それ以来、その教師と鹿乃がよく一緒にいるのを見かけた。
二人の仲を勘繰るなんてことは当然しない。
教師は生徒と、彼が言うところの歯応えのある本の話が出来ることが嬉しくて、鹿乃も大人とそういった話が出来ることが嬉しいのだ。
そして、するのはもっぱらサイトの話。
著作権が切れた文豪の作品が無料で公開されているサイトの話だ。
鹿乃がわざわざ図書館で検索し、棚から探し出し、カウンターで貸出手続きをして、読み終わったらまた返しに行っていたような本が、ネットで無料で公開されていたのだ。
手を出さずにはいられないほどの利便性と、没頭し過ぎてしまう蔵書数。
二人はそのサイトの話で盛り上がっているのだ。
「あれは読んだ方がいいぞ」
「でも自分今アレ読み始めちゃって」
「ああ、アレか。俺も読んだなあ。難しいだろ」
「いえ、ちょうどいいくらいで」
「えっ!?すごいなおまえ。オレ、大学の時読んでちんぷんかんぷんだったのに」
「ネットで読むからじゃないですか?横書きだと読みやすいですよやっぱ。入ってきやすい」
「そっか…。ズルいななんか」
「ズルいって」
「現代っ子め。ちゃんと本で読め!」
「教えてくれたの先生ですし。あとアレって蔵書に並ばないんですかねえ」
「なに?」
「あの、ずっとアップ待ち状態になってる」
「ああ、アレな。まあやってくれてるのボランティアの人だからなあ。自分で本で読んだ方がいいかもな」
「うげえ。面倒だなあ」
そんな感じで戯れていた。
ヤキモチなんか焼かない。焼きゃしない。わかる者同士でキャッキャやってるだけだ。
私が許せないのは、そんなことではなく。
「なんかまたお母さんにケータイいじってる言われた」
そんなことを言って、鹿乃がぶんむくれる。
我が家の、陽の光がよく差し込むリビングのソファの上で。
ぶんむくれた顔も可愛いのだが、問題はそれだ。
ネットで小説が読めるサイトがある。ネットならいつでもどこでも読める。
空いた時間に、いつでもどこでも。
じゃあそれは何で見るかと言ったら、ケータイだろう。
鹿乃は貪るように文豪の作品を読んでいた。
読んでも読んでもいくらでもある。
毎日のように新しい古典作品が更新され、アップされる。
それをケータイで読み、チェックする。空いた時間に。
ご飯を食べながら、テレビを見ながら。バックライトのおかげで布団の中でも。
一緒にいる時も、ずっとケータイ。
本、というものには質量がある。
厚さ、大きさ、表紙、古さ。
それらから、好きな人が今どんな世界に没頭してるかが推し量れる。
しかしケータイではそれが出来ない。
表紙からどんな本を読んでるのかわからない。
タイトルすらわからない。
あとどれくらいで読み終わるか、どこまで読んだのかわからない。
返却期限がいつまでなのかわからない。
そもそも鹿乃が今読んでいるものにはそんなの存在しない。
私は鹿乃が床に行儀悪く胡座をかき、細い身体を折り曲げて本を読んでる姿を見るのが好きだった。
眉間にシワを寄せ、何だ、今の台詞はどういう意味だと前のページに少し戻ったりするのを見るのが好きだった。
言葉の意味を考えるように宙を見上げ、ケータイで何か、おそらくわからない言葉を調べているのが好きだった。
ページを撫ぜるように、そっと抑えているのを見るのが好きだった。
たまに本についている紐の栞を挟み、今日はここまでとしているのが好きだった。
実際にはそれは、返却期限の印字された紙を挟むことの方が多かったけれど。
そういえばそんなに本が好きならと、以前栞をあげたことがある。
当然全くの無駄だった。
彼女にとっては借りた本に必ず差し込まれる、返却期限の紙が栞なのだ。
それは主にカードサイズがほとんどだが、たまに短冊みたいな細長いのが挟んであり、いつもとは違う図書館で借りたのだとわかる。
それらが例えば今読んでる本にはなく、一緒に借りた別の本に入ってたりするといよいよ何でもよくなり、レシートが栞代わりに挟まってたりする。
私はそれを、挟んでいるページから抜けないよう気を付けながら見てみたりする。
何やら難しそうな本に、食いでのある極太カニカマを二本も買ったレシートが挟まってたりして可愛い。
そんなところも私は好きだったのに。
本から顔を上げ、なんか甘いものある?と訊かれるのも好きだった。
そんな時、私はチョコレートとかクッキーとか、そういうのを出してあげる。
読書で疲れた鹿乃にそういうものを与えるのが好きだった。
時にチーズ蒸しパンが食べたいなあだとかペスカトーレが食べたいなあだとか、急には用意出来ないものが食べたいと言いだしたりするのも好きだった。
おそらく、今までいた本の世界で食べてきたのだ。
いや、紙の上で美味しそうなのを見せられただけで食べていない。
だから殊更食べたくなったのだ。
買ってこよう、食べに行こうと誘われ、そこに私もご相伴出来るのが嬉しかった。
それがどうだ。
今はそれら本はなく、ケータイだけで。
お風呂で読むのは多少危険だが、返却期限が無い。
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