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不思議なカカシと「ウマレカワッタワタシ」
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「ワタシハカカシ。アナタハ?」
ここで私はこちらに来てから名前が思い出せない事に気づく。だけど思い出せないはずはない。そう思っては見たけれど……やはりどう頑張っても「私」を指し示す言葉だけは出てこない。偽名……いいえ、この世界を生きていく名前。それさえ何かあればきっとこのカカシは私の味方をしてくれる。そう思ったのか私の頭は自然とひとつの話の登場人物の名前を結び付けていた。それは「オズファミリア」という昔私が聞いた名前だった。
その中の登場人物……「ドロシー」そう私は名乗ることにした。この世界を生きていく私の名前。生まれ変わった私。
「私はドロシー。さあ、私をこの国の偉い人の元へ案内しなさい、カカシさん!」
「……? ドロシー……? マアイイカ。ツイテコイ」
カカシは私について来い、そういってジャンプしながら動き始めた。あれはカカシなりの歩いている。ということなのだろうか……
だけどカカシが歩く。そんな不思議なことをこの世界は当たり前のように受け入れている。それは何故か……? 不思議な部分がこの世界にはまだまだあるのだろうけど、それでもこの世界がきっと私を受け入れてくれる世界。それに変わりはないのだろう。
カカシが歩く先に見える一つの建物。きっと、この世界で一番偉い人の建物。だってあれは――
お城だもの。
ここで私はこちらに来てから名前が思い出せない事に気づく。だけど思い出せないはずはない。そう思っては見たけれど……やはりどう頑張っても「私」を指し示す言葉だけは出てこない。偽名……いいえ、この世界を生きていく名前。それさえ何かあればきっとこのカカシは私の味方をしてくれる。そう思ったのか私の頭は自然とひとつの話の登場人物の名前を結び付けていた。それは「オズファミリア」という昔私が聞いた名前だった。
その中の登場人物……「ドロシー」そう私は名乗ることにした。この世界を生きていく私の名前。生まれ変わった私。
「私はドロシー。さあ、私をこの国の偉い人の元へ案内しなさい、カカシさん!」
「……? ドロシー……? マアイイカ。ツイテコイ」
カカシは私について来い、そういってジャンプしながら動き始めた。あれはカカシなりの歩いている。ということなのだろうか……
だけどカカシが歩く。そんな不思議なことをこの世界は当たり前のように受け入れている。それは何故か……? 不思議な部分がこの世界にはまだまだあるのだろうけど、それでもこの世界がきっと私を受け入れてくれる世界。それに変わりはないのだろう。
カカシが歩く先に見える一つの建物。きっと、この世界で一番偉い人の建物。だってあれは――
お城だもの。
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