戦隊だった俺たちが異世界で敵として戦うことになった件

ジャンマル

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五人はきっと

不穏

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 この国に緑沢とおう男がいるのか怪しい。いるとしても隠すものだろうか。しかもその隠し方も存在してません、というふう。果たしてどうなのか……気配は無いのは分かってる。だけと存在がないというのは違和感だ。なんの為にそんな……

「おいおい」
「どうした?介青」

 介青が見つめる先には圧倒的な存在感を放つ男がいた。自分たちも知らないーーいや、あの感じ知っているぞ。あいつがまさか……

「緑沢!」
「ひさしぶしやのぉ、赤塚はん」
「なんのつもりだ?」

 緑沢は堂々と現れた。だけどその雰囲気とか誰にも気づかなかったし、おまけに自分の体が震えているのがわかった。何故かプレッシャーに体が動かない。
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