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第12号 「琉架と亜衣希に起こった悲劇。」
歪み出した日々 その3
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「それで...。琉架は、その気持ちの悪い女から狙われてるってことだな...??(汗)」
「ちょっと...亜衣希さん顔怖い...。(汗)『あ!??当たり前だろ...??(怒)俺の可愛い番(つがい)にこんな事してタダで済ませられるかよ!!(怒)』...えっ...ちょっと亜衣希さん...番って...まるで動物みたいな...。(笑)(おいおいおいおぃ...亜衣希はん???アナタは、一体何を仰っておられるんどすか???(汗)...というより、顔が鬼瓦だよ...!!っくそ、ツッコミどころが多すぎて...どこから手をつけていいのか分からない...!(汗)...なにより、ケツいてぇよ...。もっと優しくやれっていうんだよ...たくっ、もう!!!(怒))」
目の前でクタっとしている琉架は、じっと亜衣希の顔を見つめていた。だが琉架の話を聞いた途端...真正面で怖い顔をした亜衣希の様子に琉架は、怯えた表情をしていた。そんな琉架の様子に気付いた亜衣希は、琉架の困り顔の中にある仏頂面が面白くて...笑いを吹き出すと、頭をヨシヨシと撫でていた。
そんな亜衣希の心の内を知らない琉架は苦笑いをしながら、亜衣希に話しかけた。
「ねぇ、亜衣希さん...。俺...どうしたらいいんだろう...。」
「ん??...うーん、とりあえずは俺の家に来るか??...というより、来い。そこなら何かあっても俺がいる。仕事も送り迎えしてやれるし、メイドアリスの仕事の時は、俺と一緒に家を出るから問題ないだろ??という事で...。この埃っぽい部屋をさっさと部屋片付けたら、俺の家に行こうな...??...っゴホッゴホッ!!!」
「...亜衣希さん...!???(汗)大丈夫...!???(何今の咳!?(汗)...学校にひとりはいる呼吸困難になったの!??っていうような、おじいちゃん先生のうるさい咳に激似だったよ!???(汗)...いやいや、そんな事どうでもいいじゃないか...。)...俺、亜衣希さんに甘えてばっかで...『だから!!俺が今日言ったこともう忘れたのかよ...。(怒)恋人なんだったら、俺を厄介事に巻き込めって言ったろ??言葉の意味通り...しっかり巻き込んでもらうぞ...??(笑)』...っ!!亜衣希さん...。不意打ちは禁止...『お前が、隙だらけなのが悪い...!!』...もう!!(汗)亜衣希ってやっぱり意地悪!!!(汗)」
亜衣希に背を向けて、おもむろに顔を背けた琉架の行動が可愛くて、亜衣希は琉架を後ろからぎゅっと抱きしめたのだった。
「ほんとに...お前には適わない...。(照)」
亜衣希のこの囁きに頬を赤く染めた琉架は、咄嗟に話を切りかえた。
「ねぇ...!!!...それよりも、さっきの咳大丈夫???(汗)...もしかして亜衣希さんってハウスダストダメな人???(汗)『ん???...あぁ、大丈夫だ。問題ない...多分。確かに...ハウスダストには弱いかもな...。なんでも毎日二回は掃除機かけてっ...ゴホッゴホッ...ゲホッゲホッ......オエッ!!!!』...ちょっ!!!亜衣希さん...ここで吐いたらダメだよ...!??(汗)」
亜衣希の咳に、琉架の真っ赤な頬はいつの間にか白色に戻っていたのは、いうまでもない。
「ちょっと...亜衣希さん顔怖い...。(汗)『あ!??当たり前だろ...??(怒)俺の可愛い番(つがい)にこんな事してタダで済ませられるかよ!!(怒)』...えっ...ちょっと亜衣希さん...番って...まるで動物みたいな...。(笑)(おいおいおいおぃ...亜衣希はん???アナタは、一体何を仰っておられるんどすか???(汗)...というより、顔が鬼瓦だよ...!!っくそ、ツッコミどころが多すぎて...どこから手をつけていいのか分からない...!(汗)...なにより、ケツいてぇよ...。もっと優しくやれっていうんだよ...たくっ、もう!!!(怒))」
目の前でクタっとしている琉架は、じっと亜衣希の顔を見つめていた。だが琉架の話を聞いた途端...真正面で怖い顔をした亜衣希の様子に琉架は、怯えた表情をしていた。そんな琉架の様子に気付いた亜衣希は、琉架の困り顔の中にある仏頂面が面白くて...笑いを吹き出すと、頭をヨシヨシと撫でていた。
そんな亜衣希の心の内を知らない琉架は苦笑いをしながら、亜衣希に話しかけた。
「ねぇ、亜衣希さん...。俺...どうしたらいいんだろう...。」
「ん??...うーん、とりあえずは俺の家に来るか??...というより、来い。そこなら何かあっても俺がいる。仕事も送り迎えしてやれるし、メイドアリスの仕事の時は、俺と一緒に家を出るから問題ないだろ??という事で...。この埃っぽい部屋をさっさと部屋片付けたら、俺の家に行こうな...??...っゴホッゴホッ!!!」
「...亜衣希さん...!???(汗)大丈夫...!???(何今の咳!?(汗)...学校にひとりはいる呼吸困難になったの!??っていうような、おじいちゃん先生のうるさい咳に激似だったよ!???(汗)...いやいや、そんな事どうでもいいじゃないか...。)...俺、亜衣希さんに甘えてばっかで...『だから!!俺が今日言ったこともう忘れたのかよ...。(怒)恋人なんだったら、俺を厄介事に巻き込めって言ったろ??言葉の意味通り...しっかり巻き込んでもらうぞ...??(笑)』...っ!!亜衣希さん...。不意打ちは禁止...『お前が、隙だらけなのが悪い...!!』...もう!!(汗)亜衣希ってやっぱり意地悪!!!(汗)」
亜衣希に背を向けて、おもむろに顔を背けた琉架の行動が可愛くて、亜衣希は琉架を後ろからぎゅっと抱きしめたのだった。
「ほんとに...お前には適わない...。(照)」
亜衣希のこの囁きに頬を赤く染めた琉架は、咄嗟に話を切りかえた。
「ねぇ...!!!...それよりも、さっきの咳大丈夫???(汗)...もしかして亜衣希さんってハウスダストダメな人???(汗)『ん???...あぁ、大丈夫だ。問題ない...多分。確かに...ハウスダストには弱いかもな...。なんでも毎日二回は掃除機かけてっ...ゴホッゴホッ...ゲホッゲホッ......オエッ!!!!』...ちょっ!!!亜衣希さん...ここで吐いたらダメだよ...!??(汗)」
亜衣希の咳に、琉架の真っ赤な頬はいつの間にか白色に戻っていたのは、いうまでもない。
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