44 / 78
第2章 国立キャルメット学院の悲劇
解決、そして旅立ち
しおりを挟む剣術模擬場では、学院長を探しに行ったと聞いた。コータは学院長が居そうな場所、学院長室へと向かう。
「正直、学院長室に居なかったらどこにいるか分からんぞ」
もうオーガはいない。だから安全のはず。しかし、何故か胸騒ぎがした。
アストラス先生の身に何かあるような。そんな気がしてやまないのだ。
「先生、大丈夫よね?」
「たぶん」
コータと似たような思いを抱いてのだろう。リゼッタは不安気な声で訊いた。コータがそれに小さく答えたところだ、学院長へと繋がる廊下に出た。
「うぅ」
鼻がひん曲がるような異臭が襲い掛かる。コータは思わず声が洩れ、鼻を抑えた。
「何この臭い」
続いたマレアが声を上げた。鼻を抑えたことによる、鼻詰まりの声が廊下に響く。
「リゼッタ様、気をつけてください」
バニラに至っては柄に手を当て、警戒態勢をとる始末だ。
「この臭いは……死体」
ククッスはそう呟き、周囲に目をやった。するとククッスたちがいる場所より、少し先に何かが転がっているのが分かった。ククッスは死体であるという予想はしているが、何かあっては困るため、抜刀する。剣を構え、すり足で転がる何かに近づいていく。
「やっぱり」
ククッスは剣を戻し、腰を屈める。
「ククッス」
サーニャの呼び掛けにククッスは静かに答える。
「死体です。おそらくオーガに殺られています」
それを聞くや否や、マレアが駆け出した。そして、その死体の元まで行く。死体を覗き込むようにして顔を確認する。
「アストラス先生じゃない」
「よかった。でも、アストラス先生は?」
安堵をこぼしたリゼッタは、眉間に皺を寄せアストラスの行方を案じる。
「行ってみるしかないだろ」
コータは死体を超え、その先にある学院長室の前で足を止める。それからドアを3度ノックする。
「入ります」
そう断りを入れてから、コータは扉を開けた。瞬間、鼻腔には古ぼけた本の匂いが広がる。
部屋の四方を本棚で囲まれた部屋らしいにおいだ。
「先生?」
呼びかけるように声を出し、コータはゆっくりと内部へと侵入していく。だが、そこにはオーガの足跡らしきものはあっても、学院長の姿は見えない。
「いた?」
「いや、いないっぽい」
続いて入ってきたマレアの問いに、コータは率直な感想を述べる。だが、どこか違和感を感じる。
綺麗に整理整頓された本棚に、机。
そんな部屋で、1冊だけ床に落ちている本があった。
「なんだ?」
机の下の、死角になるかならないのかの際どい場所。見つけられたことをラッキーに思い、その本を拾い上げる。
「本ってより冊子ってのが近いか?」
外見こそハードカバーの本かと思ったそれは、手に取ってみると薄くペラペラの冊子のが近い印象を覚えた。そしてその表紙には――
「人体錬成」
と書かれている。
「人体錬成ですって!?」
コータの呟きが耳に入ったのだろう。サーニャは驚き、慌てた様子で声を荒らげる。
「あ、あぁ」
「どうして禁忌の魔法の書物が学院に?」
戸惑いを隠せないサーニャに、リゼッタが机の上から1枚の写真を取り出す。
「そう言えば、学院長って幼い息子さんを亡くされてますよね」
サーニャはリゼッタから写真を受け取る。その写真には、学院長と若い女性、それから屈託のない笑顔を浮かべる幼い少年の姿があった。
「まさか学院長が人体錬成を行ってるっていいたいの?」
叫ぶようにして、マレアはリゼッタに詰め寄る。
「知らないわよ。でも、普通、禁忌の魔法の本なんて持ってないわよ?」
「それもそうだな」
ククッスの重たい声が、学院長室の空気をより一層に重たくする。
「ならオーガたちがここにいたのにも意味があるのかもしれない」
人族を脅かしたいのであれば、こんな学院なんかを襲うよりも王都を直接狙った方が効率がいい。それに、わざわざ潜伏していた意味も分からない。
だが、インタルがこの学院で人体錬成がされていることを知っていたならば。そして、彼に人体錬成を知る意味があったなら。
学院を襲う理由はある――
そう考えたリゼッタは、透視魔法を展開する。
刹那の閃光を経て、瞳に光が宿る。その瞳で、リゼッタは部屋全体を見渡していく。そして気づく。
「隣って部屋あったっけ?」
リゼッタは指をさして呟く。その言葉を受け、バニラが部屋から飛び出し隣を確認する。だが、そこにあるのはただの壁だけ。部屋なんてものは存在しない。
「ないです」
「おかしいわ。確かにこの隣に大きな空洞があるのよ」
「まさかッ」
ククッスは何か思い至ったことがあるのか、驚きの声を洩らし、空洞があると言われた方の本棚に手をかけた。
だが、その本棚は動くことはない。
「何かないのか」
ハリボテと踏んでいたククッスは奥歯を強く噛み締め、言葉を漏らす。
「破壊しかないですね」
バニラは静かにそう言うと、抜刀し構える。
「大事な本とかあるかもなんだぞ!」
今にも剣術を発動しそうなバニラに、ガースが口を開く。しかし、バニラに躊躇いはない。
「この奥に何かあるなら、常に動かすような本はに大事な本はいれないでしょ」
言葉と同時に、バニラは王宮剣術を使う。瞬間、本棚は真っ二つに斬られる。崩れ落ちる本と棚。
その奥からは扉が出現した。
「部屋が……」
誰も知らない秘密の扉。その存在に息をのみ、コータはドアノブに手を当てる。本棚の奥にあったはずなのに、ほこりっぽさを感じないあたり、日常的に使われていた事が分かる。
そのドアノブを回し、ドアを押す。すると蝶番が軋むような音とともに、実験室のような部屋が視界に飛び込んできた。
「ここは……」
中央には手術台のようなものがあり、その上に幼い顔をした女性が横たわっていた。女性はその顔に似合わない大きな胸を持っており、扉が空いたことに希望と驚きを覚えているようだ。
「アストラス先生!!」
その女性こそがコータたちが探していたアストラスだ。アストラスの姿を見るや、駆け出そうとするリゼッタにアストラスは叫ぶ。
「来ちゃだめ!」
「どうして……」
驚きと共に、足を止めるリゼッタ。
「先生、これは一体どういう」
「あらあら、皆さんお揃いで」
アストラスに質問をしようしたククッスの言葉を遮るように、手術服のような衣服に身を包んだ学院長が声を上げた。
そしてその調子のまま、メスのような短剣をこちらに投げつけてくる。
瞬時に抜刀し、ククッスはそれを打ち落とす。
「さすがはクルス先生です」
幾回か手を叩く学院長。
「どうして先生がそのようなことを?」
マレアが静かに訊く。
「あなた達には関係ない話です」
短く、冷たく言い放つと学院長は大量の粉末や水を用意し始める。
そして床に、ある一定の距離を置いてそれらを並べていく。
「魔法陣……?」
「気づかれてしまいましたか」
「まさか!! この部屋は人体錬成の魔法陣が書かれているのか?」
コータは手元にあるペラペラの表紙に人体錬成と書かれた冊子に視線を落として叫んだ。
「そうですよ。それが何か?」
「分かっているのか? 人体錬成は禁忌だ」
サーニャの怒りのこもった言葉に、学院長は視線を合わせることなく答える。
「禁忌だから何なのですか?」
「大罪だと言う認識はあるのですか?」
「さぁね」
ルーストの言葉に両手を仰げ、ひらりと答える。
「どうして生徒が中心に?」
「簡単な話です。人体錬成と言っても、私にできるのはまだ魂を呼び起こすことくらい。だから、彼女には入れ物になってもらうんです」
「入れ物?」
「えぇ、魂の入れ物」
コータにはその意味が分からなかった。魂と人体の関係性など、知る由がない。だが、コータ以外の人は全員理解していた。
魂の入れ物になる、ということは入れ物になった人の人格は失われ、その人でなくなるということを。
「立派な殺人ですよ!」
「関係ないね。息子が戻ってくるならば、誰が死のうが関係ない」
学院長がそう言った瞬間、彼の口から血が吐き出された。
そして、学院長の真下にはククッスがいた。
「お前のような奴は人の上に立つんじゃない」
怒りが堪えきれず、学院長の腹部を貫いている。
「何をしている」
「子どものためかどうかは知らない。だが、禁忌に手を染め、他者の命を奪うような奴は生きてても意味が無いんだよ」
怒気の孕んだ声でそう言い、彼は腹部を貫いた剣を抜き、さらに喉笛をかき切った。
ピューと血が噴き出す。瞬間、彼は指をならそうと試みる。だが、それが成される前にククッスが学院長の腕を切り落とす。
「アンタが指を鳴らして魔法を使うことを知らないとでも?」
痛みと怒りで、人とは思えない形相を浮かべる学院長に、冷めきった目を向けるククッス。刀身に着いた血を薙ぎ払い、鞘の中に戻す。
「お見苦しいところをお見せしました」
「いや、助かった。私たちでは何も出来ていなかった」
主にサーニャに向けて頭を下げるククッス。そんな彼に対して、サーニャは短くそう告げた。
「学院の方はこれから数日間、休講となるだろうな」
サーニャは独り言のように呟く。ククッスは息をしなくなり、その場に崩れ落ちた学院長に目を向けて言う。
「そうですね」
「どうかしたか?」
「私はゴード王の右腕として活躍してきましたが、自分の意思で人を殺めたのははじめてのことで」
「罪になるかもと思っているのか?」
「あはは」
渇いた笑みを浮かべたククッスに、サーニャは静かに告げた。
「ククッスは罪にはならん。私がそのように計らう」
サーニャたちがそんなやり取りをしている間に、コータはアストラスを手術台のようなところから解放した。
「ありがとう」
そう言うアストラスの表情には、驚きが顕著に現れていた。
「大丈夫ですか?」
マレアがアストラスに訊ねる。
「え、えぇ」
力ない言葉で返事をしたアストラス。
「では行きましょうか」
ククッスはアストラスが無事に解放されたのを確認し、そう言う。その言葉に返事をなされることは無い。しかし、誰一人としてその場に残るものはなく、無言のまま部屋を後にした。
* * * *
翌日、学院に残る者はほとんどいなかった。それは昨夜のうちに、事の顛末は全校生徒に通達されたからだ。
長らく続いていた学院と言うこともあり、王家があまりに不干渉だったことに起因し、不穏因子が学院に混ざりこんでしまっていた。今後、このようなことが無いように、王家が干渉することを約束された。そして、学院長の件については箝口令が敷かれた。
事が事である故、大事にする訳にもいかなかったらしい。
近いうちに王家が選んだ者が学院長として送られるらしい。新しい学院長が決まるまで、学院は休講ということになっている。
貴族出身の生徒たちも、第2王女からの通達ということもあってか、文句一つ言うことなくほぼ半日で生徒たちは寮から退去していた。
「あとはこれをお父様に渡してくれれば大丈夫だ」
学院前に止められた馬車。今からそれでエルフ領へと向かうのだ。
向かうのはサーニャ、ルーストそれからコータの3人だ。
3人を見送ろうとするククッスに、サーニャは1枚の紙を手渡した。
「これは?」
「学院長を殺した件について書いてある。これを見せれば、ククッスはお咎めなしだろう」
「ありがとうございます」
その紙をしっかりと受け取ったククッスは、綺麗なお辞儀をして礼を言う。
「こちらこそ助かった。あの時、ククッスが動いていなければ、あの先生がどうなっていたか」
そう言い、サーニャは場所の中へと入ろうとする。その時だ。
「あ、あの!!」
息を荒らげた少女の声が耳朶を打った。
「モモリッタ!?」
その声に、コータは驚きを見せた。1度は魔物化し、オーガに姿を変えた。だが、どうにか姿を人の姿に戻った。しかし昨日は目を覚ますことがなく唯一寮に残っていた。
「どこか言っちゃうの?」
「あぁ」
モモリッタはコータの答えに大きな涙を浮かべた。
「私、コータくんが羨ましかった。貴族でもないのに、とっても強くて」
「別に、そんなんじゃ」
「でもね、今は羨ましいだけじゃない。きっと、追いついて、追い抜いてやるって思ってる」
「そうか」
「だからね、絶対、絶対また会おうね」
「あぁ」
コータは短くそう答え、馬車の中へと入る。
「いいのか?」
「いい」
サーニャの質問にコータは少し震えた声で返した。
「絶対、成功させないとな」
サーニャの言葉とともに動き出した馬車。その後方で、モモリッタが声を上げているのが聞こえた。
彼女の働きはククッスたちから聞いていた。彼女がオーガになりつつある体で、コータたちを救うために学院内を歩き回ってくれたということを。
「モモリッタ、ありがとう!! 絶対、戻ってくるから!」
コータは馬車の窓部分から顔を出し、叫んだ。まだお礼を言っていないことに気づいたから。
「うん! 約束だよ」
それに大きく頷き、コータは顔を馬車の中に戻す。
「絶対、成功させてくださいよ」
そして、涙にまみれた笑顔で、サーニャにそう言ったのだった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
やさしい異世界転移
みなと
ファンタジー
妹の誕生日ケーキを買いに行く最中 謎の声に導かれて異世界へと転移してしまった主人公
神洞 優斗。
彼が転移した世界は魔法が発達しているファンタジーの世界だった!
元の世界に帰るまでの間優斗は学園に通い平穏に過ごす事にしたのだが……?
この時の優斗は気付いていなかったのだ。
己の……いや"ユウト"としての逃れられない定めがすぐ近くまで来ている事に。
この物語は 優斗がこの世界で仲間と出会い、共に様々な困難に立ち向かい希望 絶望 別れ 後悔しながらも進み続けて、英雄になって誰かに希望を託すストーリーである。
ソロ冒険者のぶらり旅~悠々自適とは無縁な日々~
.
ファンタジー
今年から冒険者生活を開始した主人公で【ソロ】と言う適正のノア(15才)。
その適正の為、戦闘・日々の行動を基本的に1人で行わなければなりません。
そこで元上級冒険者の両親と猛特訓を行い、チート級の戦闘力と数々のスキルを持つ事になります。
『悠々自適にぶらり旅』
を目指す″つもり″の彼でしたが、開始早々から波乱に満ちた冒険者生活が待っていました。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
コミカライズ企画進行中です!!
2巻2月9日電子版解禁です!!
紙は9日に配送開始、12日発売!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&2巻出版!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、コミカライズ決定いたしました!現在企画進行中!!そしてオリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
12日には、楽天koboにおいてファンタジー5位となりました!皆様のおかげです!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
オリコンランキングライトノベル 週間BOOKランキング 18位(2025年9月29日付)
大和型戦艦、異世界に転移する。
焼飯学生
ファンタジー
第二次世界大戦が起きなかった世界。大日本帝国は仮想敵国を定め、軍事力を中心に強化を行っていた。ある日、大日本帝国海軍は、大和型戦艦四隻による大規模な演習と言う名目で、太平洋沖合にて、演習を行うことに決定。大和、武蔵、信濃、紀伊の四隻は、横須賀海軍基地で補給したのち出港。しかし、移動の途中で濃霧が発生し、レーダーやソナーが使えなくなり、更に信濃と紀伊とは通信が途絶してしまう。孤立した大和と武蔵は濃霧を突き進み、太平洋にはないはずの、未知の島に辿り着いた。
※ この作品は私が書きたいと思い、書き進めている作品です。文章がおかしかったり、不明瞭な点、あるいは不快な思いをさせてしまう可能性がございます。できる限りそのような事態が起こらないよう気をつけていますが、何卒ご了承賜りますよう、お願い申し上げます。
どうも、命中率0%の最弱村人です 〜隠しダンジョンを周回してたらレベル∞になったので、種族進化して『半神』目指そうと思います〜
サイダーボウイ
ファンタジー
この世界では15歳になって成人を迎えると『天恵の儀式』でジョブを授かる。
〈村人〉のジョブを授かったティムは、勇者一行が訪れるのを待つ村で妹とともに仲良く暮らしていた。
だがちょっとした出来事をきっかけにティムは村から追放を言い渡され、モンスターが棲息する森へと放り出されてしまう。
〈村人〉の固有スキルは【命中率0%】というデメリットしかない最弱スキルのため、ティムはスライムすらまともに倒せない。
危うく死にかけたティムは森の中をさまよっているうちにある隠しダンジョンを発見する。
『【煌世主の意志】を感知しました。EXスキル【オートスキップ】が覚醒します』
いきなり現れたウィンドウに驚きつつもティムは試しに【オートスキップ】を使ってみることに。
すると、いつの間にか自分のレベルが∞になって……。
これは、やがて【種族の支配者(キング・オブ・オーバーロード)】と呼ばれる男が、最弱の村人から最強種族の『半神』へと至り、世界を救ってしまうお話である。
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる