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風が心地よい季節…。
アーチはパリにいた。
世界中を旅することが好きなアーチは、今まで色々な国で見てきた建築物や芸術作品の数々を、大好きなカフェで思い出していた。
すると1人の男性が声を掛けてきた。
「ココ、いいですか?」
「どうぞ」
アーチがそう声を掛けると、男性は店員にコーヒーを注文して席に着いた。
まもなく、ポケットから小さな紙を5枚出してテーブルに広げた。しばらく眺めると軽くため息をつき、クシャッと丸めてまたポケットにしまい込んだ。
その様子を見ていたアーチは思わずクスッと笑った。すると彼は照れ笑いしながらアーチに話し始めた…。
「友人からもらった宝くじ
なんだけど全部ハズレ。
ツイてないよな」
「パリにも宝くじがあるのね。
日本でしか買ったことない
から、私も一度、買って
試してみたいわ」
「それなら今から一緒に
買いに行ってみないかい?
オレも、この結果じゃ納得
いかないから今度は自分で
買ってみようと思ってるんだ」
世間話だと思って話していたので少し驚いたアーチだったが、パリで宝くじを買うなんて、めったにないチャンスで面白そうだと思った。
「良いわね。行きましょ!」
2人は宝くじ売り場に行くと、彼は5枚買って1枚をアーチに選ばせ、プレゼントした。
「私の分まで…ありがとう。
自分で買うつもりだった
から、何だか申し訳ないわ」
「いや、いいんだよ。初めて
だと買い方もわからない
だろうし、それに…」
「それに…?」
すると彼は思わぬ提案してアーチを驚かせた。
「オレの持ってる宝くじが
1枚でも当たったら…
オレの恋人になって」
「えっ…」
「キミにあげた宝くじが
当たったらコーヒーを
1杯ごちそうして」
「宝くじなのに、随分大きな
賭けするのね」
「こういうものは滅多に
当たらないからこそ夢が
あるし面白い」
「ナニソレ…フフフッ…。
まぁいいわ。もし私が
当たったらコーヒーなのね。
結果は?いつ?」
「一ヶ月後だよ」
「そんなに先??」
「そう。だから一ヶ月間は
お互いを知るためにも
毎日同じ時間に、あの
カフェで待ち合わせして
お茶しながら話そうよ」
「わかった。良いわよ。
あっ!そーいえばアナタ…
名前は?」
「あっ…そうだったね。
オレはユーゴ、ヨロシク。
キミは?」
「私はアーチ、ヨロシクね」
こうして2人の不思議な一ヶ月が始まった。
PARISでの宝くじ。
彼の持っている宝くじが当たったら恋人になる。
これはマジメな話なのか、それともフザケているのか…。
アーチは戸惑うばかりだった。
でも人生何が起こるかわからない…だから面白い!
それなら…この不思議な出来事を楽しんでみよう!とアーチは少しワクワクしていた。
アーチはパリにいた。
世界中を旅することが好きなアーチは、今まで色々な国で見てきた建築物や芸術作品の数々を、大好きなカフェで思い出していた。
すると1人の男性が声を掛けてきた。
「ココ、いいですか?」
「どうぞ」
アーチがそう声を掛けると、男性は店員にコーヒーを注文して席に着いた。
まもなく、ポケットから小さな紙を5枚出してテーブルに広げた。しばらく眺めると軽くため息をつき、クシャッと丸めてまたポケットにしまい込んだ。
その様子を見ていたアーチは思わずクスッと笑った。すると彼は照れ笑いしながらアーチに話し始めた…。
「友人からもらった宝くじ
なんだけど全部ハズレ。
ツイてないよな」
「パリにも宝くじがあるのね。
日本でしか買ったことない
から、私も一度、買って
試してみたいわ」
「それなら今から一緒に
買いに行ってみないかい?
オレも、この結果じゃ納得
いかないから今度は自分で
買ってみようと思ってるんだ」
世間話だと思って話していたので少し驚いたアーチだったが、パリで宝くじを買うなんて、めったにないチャンスで面白そうだと思った。
「良いわね。行きましょ!」
2人は宝くじ売り場に行くと、彼は5枚買って1枚をアーチに選ばせ、プレゼントした。
「私の分まで…ありがとう。
自分で買うつもりだった
から、何だか申し訳ないわ」
「いや、いいんだよ。初めて
だと買い方もわからない
だろうし、それに…」
「それに…?」
すると彼は思わぬ提案してアーチを驚かせた。
「オレの持ってる宝くじが
1枚でも当たったら…
オレの恋人になって」
「えっ…」
「キミにあげた宝くじが
当たったらコーヒーを
1杯ごちそうして」
「宝くじなのに、随分大きな
賭けするのね」
「こういうものは滅多に
当たらないからこそ夢が
あるし面白い」
「ナニソレ…フフフッ…。
まぁいいわ。もし私が
当たったらコーヒーなのね。
結果は?いつ?」
「一ヶ月後だよ」
「そんなに先??」
「そう。だから一ヶ月間は
お互いを知るためにも
毎日同じ時間に、あの
カフェで待ち合わせして
お茶しながら話そうよ」
「わかった。良いわよ。
あっ!そーいえばアナタ…
名前は?」
「あっ…そうだったね。
オレはユーゴ、ヨロシク。
キミは?」
「私はアーチ、ヨロシクね」
こうして2人の不思議な一ヶ月が始まった。
PARISでの宝くじ。
彼の持っている宝くじが当たったら恋人になる。
これはマジメな話なのか、それともフザケているのか…。
アーチは戸惑うばかりだった。
でも人生何が起こるかわからない…だから面白い!
それなら…この不思議な出来事を楽しんでみよう!とアーチは少しワクワクしていた。
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