誰だよ BLが最高だとか言ってる奴

名も知らぬ素人

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椿と楓

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昼食を学校の中庭で食べていた

周りの女子たちの視線が熱い

「はい、お茶だよ楓」と椿が俺に言った

椿は背が低く女子に間違えられるほど女子っぽいが。男だ

料理や裁縫も上手いが。男だ

「おう、悪いな」と俺はお茶を受け取った

俺は楓という。見た目はワイルドなヤンキーみたいな格好をしている

その為か、周りからは、俺達の事を美女と野獣と呼ばれたりしている

腐女子にとって妄想が捗るのだろう

そんな時、黒ギャルの先輩が近づいて話しかけてきた

「お疲れ様っす」と俺は挨拶した。

俺の、おっかない先輩の知り合いだ。先輩からは、俺に気があるらしいという情報を聞いている。

そんな事もあり、少し世間話をした。

放課後、椿と一緒に帰ると雨が降ってきた。二人共、傘を持っていなかった為、濡れながら帰った

椿が、ウチに寄ってけばと言ったが

俺は、いや、いいよ、と断った。寄ってけば、と椿の圧力が凄かった

椿の家に着き、タオルで体を拭いていると

椿が、昼間の女誰?と聞いてきた

その声は低く、普段の女声の椿からは想像出来ない位、怖え

「いや、先輩の知り合いだから」俺はそう説明した

ドスっと、俺は、腹パンを喰らった

椿「なんで、僕が居るのに女と仲良くしてるの?お弁当とか作ってあげてるよね?」

椿「ねえ?」

この状態の椿は、俺より強く、太刀打ちできない

マジで怖え

楓「いや、別に女と仲良くしてもいいだろ、お前、男だし」

少し考えたのか、間を置いて、今度は蹴られた

椿「少し、お仕置きが必要だよね」

え?まさか、掘られる?

椿は怒りながら。「誰が、君の汚い穴なんか使うの?気持ち悪い事言わないでくれる」

その後、椿に少し痛めつけられた


椿「君は僕の物なんだから。わかった?」

俺が返事を渋ると

「わかった?」と椿が迫ってきた

渋々、「分かった」と答えると

椿は、「よろしい」と機嫌が治った








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