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知らない世界
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ボク達は、リョウの職場へ向かった
リョウの職場は、地下にある飲み屋だった
リョウ「店長!」
店長「んー?」
リョウ「今日、この子も一緒に」
アキラ「ど、どうも」
店長は、ガタイのいい大男だった
ボクは、そこで初めてという事もあり、裏での雑用を任された
裏から、リョウの様子を伺うと、常連客と楽しそうに話している
自分の事を「私」と言ったり、本当の女性の様に振る舞っている
ボクは、それに違和感を感じた
髪は長いし、化粧はしてるし、言葉使いだって。男なのに
そこで、自分の、この考えにハッとした
これじゃ、まるでユウイチや父みたいじゃないか
仕事も終わり、店長がボクに封筒を渡す
中には、今日のバイト代、四千円が入っていた
外は、もう夜に、なっていた
リョウ「行きつけの、お店あるから、そこ行こ」
リョウに連れられて、別のお店に行く
そこも地下にある、お店だった
中に入ると、カウンターに、スキンヘッドの化粧をした、少し太めの男性が居た
体にタトゥーが入っている
リョウ「マスター、いつもの2つ」
ミワ「あいよ」
ミワ「日替わりと、いつものアレね」
そう言って出てきたのは、ステーキとライス、そして独特な色の飲み物だった
リョウ「これね、美味しいんだよ」
と飲み物を勧められた
その独特な色に、恐る恐る飲んでみる
アキラ「美味しい」
リョウ「でしょ、でしょ」
リョウ「ここのマスターはね、色々教えてくれるんだよ」
そして帰宅、もう深夜になっていた
その夜、寝苦しさに目を覚ます
寝苦しさの原因は、リョウがボクを、抱き枕の様に抱いて、寝ていたからだった
でも、リョウの匂い、体温、それが心地良かった
それからは、ボクもリョウのバイト先で、働くことになった
人から初めて聞く話、初めて自分でお金を稼ぐという経験、学校じゃ教えてくれない知識
それは今までの、ボクの知らない世界だった
リョウの職場は、地下にある飲み屋だった
リョウ「店長!」
店長「んー?」
リョウ「今日、この子も一緒に」
アキラ「ど、どうも」
店長は、ガタイのいい大男だった
ボクは、そこで初めてという事もあり、裏での雑用を任された
裏から、リョウの様子を伺うと、常連客と楽しそうに話している
自分の事を「私」と言ったり、本当の女性の様に振る舞っている
ボクは、それに違和感を感じた
髪は長いし、化粧はしてるし、言葉使いだって。男なのに
そこで、自分の、この考えにハッとした
これじゃ、まるでユウイチや父みたいじゃないか
仕事も終わり、店長がボクに封筒を渡す
中には、今日のバイト代、四千円が入っていた
外は、もう夜に、なっていた
リョウ「行きつけの、お店あるから、そこ行こ」
リョウに連れられて、別のお店に行く
そこも地下にある、お店だった
中に入ると、カウンターに、スキンヘッドの化粧をした、少し太めの男性が居た
体にタトゥーが入っている
リョウ「マスター、いつもの2つ」
ミワ「あいよ」
ミワ「日替わりと、いつものアレね」
そう言って出てきたのは、ステーキとライス、そして独特な色の飲み物だった
リョウ「これね、美味しいんだよ」
と飲み物を勧められた
その独特な色に、恐る恐る飲んでみる
アキラ「美味しい」
リョウ「でしょ、でしょ」
リョウ「ここのマスターはね、色々教えてくれるんだよ」
そして帰宅、もう深夜になっていた
その夜、寝苦しさに目を覚ます
寝苦しさの原因は、リョウがボクを、抱き枕の様に抱いて、寝ていたからだった
でも、リョウの匂い、体温、それが心地良かった
それからは、ボクもリョウのバイト先で、働くことになった
人から初めて聞く話、初めて自分でお金を稼ぐという経験、学校じゃ教えてくれない知識
それは今までの、ボクの知らない世界だった
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