グッバイ、ヒーロー

名も知らぬ素人

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戦闘準備

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世の中に、エッグ所持者の組織、英雄同盟が現れた。当然リーダーは光天寺だ

光天寺は、自分達が“悪”と決めた者を裁いていった

自分が悪と決めたら悪なのだ

国は、異星人も倒した彼等の力に抵抗出来る訳も無く、彼等の要求を呑むしかなかった

実質の支配

ゴーストタウンに、彼等を恐れて逃げ込んでこんくる人達

その中に消された筈の暗藤の姿もあった

切断された腕が、スクラップの金属を取り込み、元の姿に戻っていた

暗藤はスクラップ場で自分の身体の能力について実験をした

それで分かった事は

自分の身体が、変身中と変わらない事。人間の姿でも変身中と変わらず再生が可能

身体を武器に変える事も可能。ただし人間状態だと移行に時間がかかる為、変身した方が得


弾薬の生産

身体を銃火器に変更可能、その使用弾薬は体内で生産できる。生産限界は取り込んである金属の量に影響される


取り込んだ機器を使用可能。

機器を取り込むと、その機能が備わる。ただし、暗藤という人間をベースにしている為、機能にも制限がある様だ。

暗藤は、町で以前同様の暮らしをしていた。以前と違う所は、町に浮浪者が多くなった事だ。

浮浪者の中には、暗藤に気さくに話しかける人も居た

そんな時、町の外れで爆発が起こる

組織の人間が襲撃してきたのだ

相手はエッグ所持者二名、ロボットアニメに登場する巨大ロボットの様な姿と

ファンタジー漫画に登場する剣士の様な姿の二人だった

暗藤は、自分の能力を試すには丁度良いと考え、交戦する

2対1、という不利な状況

だが暗藤の変則的な動きに二人は翻弄され

勝負は、即効で終わった

暗藤は、今回の件で、組織がゴーストタウンの人間を排除しようとしているのに気が付いた

だったら今度は、こっちから攻めてやろうと考えた。

浮浪者の老人が暗藤を心配し、「大丈夫かい?」と話かけてきた

暗藤は老人に、こう言った「爺さん、腹空いてないか?」











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