幼なじみのマイペースな男子と情緒不安定な男子が恋人になってみる。

幼なじみと初体験【ユウト】

※疑問

「あ、あの……ちょっと、準備しちゃった……、」

僕の言葉でショウちゃんの表情が変わったけど、どういう感情の顔なのかよくわからない。

「ユウトがしてる所今度見せて？」
「や、やだよ！」

ショウちゃんが甘えるみたいに顔中にいっぱいキスしてきた。

「俺とセックスする準備してたの？」

ショウちゃんが僕の首筋に顔を埋めながら余裕なさそうな声で呟いた。
ショウちゃんは顔を上げると嬉しい気持ちと興奮した気持ちが混ざった表情で僕を見つめた。
僕はショウちゃんのかっこいい顔にドキドキしたのと、自分の行為に恥ずかしかなって目をぎゅっと瞑った。
そしたらショウちゃんが唇に吸い付いた。
ショウちゃんからのキスでまたトロトロになってしまう。

「ユウト、指入れるよ？」

頷くとショウちゃんの指がゆっくり入ってきた。
ショウちゃんの指が根本辺りまで入った所で、ショウちゃんが自分の中に入ってる事実に興奮してしまってきゅうっと締め付けた。

「ユウトの中うねってる……」
「いわないで……っ、」
「痛くない？」
「んっ、動かして……」

ショウちゃんの指がズリズリと抜けて、またゆっくり戻ってきた。

(この後ショウちゃんのアレが入るんだ……）

ショウちゃんの指の動きでセックスを想像してしまって頭がかぁっと熱くなった。

「ショウちゃん、指増やして……っ、」
「まだダメ」
「あっ、あ、」

ショウちゃんが中で一点を擦ると腰が浮き上がる程気持ちよかった。

「ユウトの気持ちいい所」
「ふっ、そこ、あっ、ショウちゃん、」
「なに？」
「ショウちゃんの、入れて……っ、」
「っ、入れたいけどまだダメ」

ショウちゃんが指を増やしてそこを摘むみたいに刺激した。

「ショウちゃん、それだめ……！変に、なる……、」
「なっていいよ？」

ショウちゃんにしがみつきたいのに、ショウちゃんが身体を離して僕の様子を観察してくる。

「やだ、やだぁ……っ、んっ、ぁ」
「乱れてるユウト可愛い……」

ショウちゃんがまた弱い所をぐりッとしたから腰がビクビク跳ねてしまう。

「んっ、ぁ、ダメ、」
「俺の指気持ちいい？」
「きもちいい……っ、きもちよすぎるから、もぉやめて、」
「ユウト、セックスしちゃったらどうなっちゃうんだろうね」
「はやく、セックス、しよ……」
「……もう1本指増やしてから」

僕は不満で距離が近くなっあショウちゃんの肩にすがりついた。

「怒んなよ。絶対痛くしたくないんだよ｣

ショウちゃんがほっぺと鼻の頭とおでこにキスをして機嫌を取ろうとしてきた。

「ユウトの初めてのセックス、俺との幸せな思い出にしたいの｣

ショウちゃんがあまりにもかっこよくてキュンとした。

「ユウトの中締まった」
「うるさい……っ」
「ユウトとずっと合体してればユウトのこと丸わかりになるな」
「バカ……！」
「機嫌直して」

ショウちゃんが唇に吸い付いてきた。
受け入れるように口を開けばまた舌で気持ちよくしてくれる。
ショウちゃんの指がもう1本増えた。
中を広がるように動かして、僕はもっともっとショウちゃんのものがほしくてたまらなくなった。