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告白
大好きです
「遠くから見ているだけでも我慢できると思ってました。でも、ヒロトさんが他の人と喋ってるのを見ると、心が痛くなるんです。男でも女でも! 苦しくなって、見ていられなくなって……」
彼の声は震えていた。
「どうして俺じゃない人と絡んで、こんな楽しくしていられるのか、って、悔しくて……」
彼は、もう一度おじさんをきちんと見る。
「ねぇ、ヒロトさん、これって、もう俺、ヒロトさんのこと、ラヴになっちゃってますよね……? ひいちゃいますか……?」
おじさんは、思いっきり彼のストレートヘアをぐしゃぐしゃっと撫で回す。
「俺とショウタの仲だろ? ひく訳ないだろうが!」
ニカッと笑顔を見せてやるが、おじさんの表情がシュンッと変わった。
「でも、ショウタがそんなに俺のことを好きになってくれてたなんて……気付いてあげられなくて、ごめんな?」
彼は首を横に振った。
「俺の一方的な好意だったんで……でも、本当に、本当の気持ちを伝えたくて……」
彼の眉はハの字になっていたが、続ける。
「ヒロトさん、俺は、あなたのことが大好きです。心の底から、愛してます」
静かな図書室で、愛の告白が響いた。
しかもその告白は、今まで聞いたことのないような、声優俳優顔負けのイケメンボイスで。
カウンター越しで見守っている俺にももちろんそれは聞こえた。気が気ではない。
果たして、おじさんの返答はどうなるか、固唾を呑んで俺は見守った。
彼の声は震えていた。
「どうして俺じゃない人と絡んで、こんな楽しくしていられるのか、って、悔しくて……」
彼は、もう一度おじさんをきちんと見る。
「ねぇ、ヒロトさん、これって、もう俺、ヒロトさんのこと、ラヴになっちゃってますよね……? ひいちゃいますか……?」
おじさんは、思いっきり彼のストレートヘアをぐしゃぐしゃっと撫で回す。
「俺とショウタの仲だろ? ひく訳ないだろうが!」
ニカッと笑顔を見せてやるが、おじさんの表情がシュンッと変わった。
「でも、ショウタがそんなに俺のことを好きになってくれてたなんて……気付いてあげられなくて、ごめんな?」
彼は首を横に振った。
「俺の一方的な好意だったんで……でも、本当に、本当の気持ちを伝えたくて……」
彼の眉はハの字になっていたが、続ける。
「ヒロトさん、俺は、あなたのことが大好きです。心の底から、愛してます」
静かな図書室で、愛の告白が響いた。
しかもその告白は、今まで聞いたことのないような、声優俳優顔負けのイケメンボイスで。
カウンター越しで見守っている俺にももちろんそれは聞こえた。気が気ではない。
果たして、おじさんの返答はどうなるか、固唾を呑んで俺は見守った。
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