君と僕

あやか

文字の大きさ
上 下
2 / 2

君と僕(おまけ)

しおりを挟む
月日は流れ、俺は地元、近くの大学に進むことに決めた。勇臥がいない高校生活はとても退屈でなぜか心苦しかった。
 だから、勇臥ママに勇臥の事を聞いて、勇臥が会いたくて俺は…来月就職する
就職先にも「大学に行ってもっと勉強してこの会社に役に立てるよう頑張ります」と言い訳ぽいような事を言って就職を延長してもらった。だって俺…勇臥が言えてない事、言ってない事、いっぱいあるからだから
「スゥー、葛蔵 勇臥さん 俺は貴方の事が大好きです」「なぁ、勇臥。俺はお前が好きだ、お前は俺の事どう思ってる?」そう俺はいつの間にか勇臥が大好きだった。「俺も…大好き」泣きながら勇臥はそう言った。その後2人の間にあった木が揺れ、桜の花弁が落ちてきた。
 それは俺たちの事を祝福しているようだった。初めての恋人。好きな人。初めて心からもう離さないと誓った。俺達が初めて友達になった桜の木の下で…

これで「君と僕」の話は終わりました
しおりを挟む

この作品の感想を投稿する


処理中です...