いつもえっちな目に遭う俺を魔法少女♂が助けに来てくれたと思ったら……

多崎リクト

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最終話③

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「だ、ダメかな?」

 不安そうにこちらを見てくる須藤は可愛くて思わず抱きしめたくなった。
 だが、おかしいだろう。ずっと片思いしてただとか言って、セックスまでした男に、今更友達になれって。セフレか?セフレなのか?

「須藤、お前それでいいの?」

 須藤を押し倒し、上にのしかかる。ついこの間スドーにしたのと同じ状況だが、今回は素面なので羞恥が残る。
 自身のバスローブの帯を解くと、乳首が見えそうで見えないくらいのところまで胸元を開く。須藤がゴクリと喉を鳴らす音が聞こえてくる。

「友達とはこういうことしないけど」
「そ、それは……」
「須藤は俺と何がしたいの?」

 わかりきったことを聞いてやると、尻の下で須藤のペニスが硬くなる。ヘタレのくせに体は素直なのだからおかしくなる。スドーの時とキャラが随分と違う。
 須藤は耕平の下でドキドキしながらその先に起こることをただ待っていた。思わず、俺が入れてやろうかと言いかけたがやめる。須藤を傷つけたくなかったし、何より自分の体がそれで満足できる気がしなったからだ。

「……耕平とえっちしたい」
「うん」
「……付き合いたい、です」
「いいよ、俺も須藤のこと好き」

 そう言ってキスしてやると、須藤は真っ赤になって目を閉じた。だから、キャラが変わりすぎだろ。おかしくなって笑っていたら、そのまま体勢を入れ替えられ、ベッドへ押し倒される。

「耕平、好き」

 余裕の無い表情でまた唇が触れてきて、ずっと見ていたかったけどそろそろ怒られそうなので目を閉じて、受け入れる。ただ唇と唇を触れ合わせるだけなのにすごく満たされた気持ちになって、心地いい。恐る恐る舌が唇を舐めてきて、くすぐったさに口を開けばすぐに舌と舌とが触れ合うキスになる。

「んっ♡ふっ♡♡」

 須藤と耕平としては初めてのキスだ。そう気が付くと妙に意識してしまう。あんなに何度もしたのに。
 何度も舌を吸われ、甘噛みされ、舌と舌とを絡ませてくる。すぐ唾液まみれになってしまう口内を吸われ、飲み干される。

「甘い、耕平」

 甘いのは須藤の方だと思う。須藤からはお菓子の甘い匂いがして、唾液も甘く感じる。スドーと同じだ。キスの仕方も、味も。
 須藤はスドーで、スドーにいつの間にか惹かれていた耕平はあっさりと須藤のことも好きになった。単純かもしれないが現実はそんなものだ。だいたい同一人物なのだから問題ない。

「好き、耕平」

 幸せそうに囁く須藤の声だけでゾクゾクして射精しそうになる。

「雅紀、シたい」

 流石にこの期におよんで「何を?」なんて聞いてくることはなく、乱れていたバスローブを更に開かれる。露になった乳首をちゅっと吸われるが、もうミルクは出ない。

「ま、まさき……♡♡そこじゃなくて……」
「どこ触って欲しいの?」
「いじわる……」

 本当はわかっているくせに、スドーの時の余裕を取り戻したのか、耕平に恥ずかしいことを言わせようとしてくる。
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