転生したら悪の組織の幹部だったけど、大好きなヒーローに会えて大満足だった俺の話

多崎リクト

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番外編

媚薬②可愛すぎじゃない?※

「甲斐、しようよ」

 呼び掛けながら甲斐の肩に手を掛けると、ビクビクと体が跳ねる。
 そこで焔はようやく気がつく。
 もしかして、あの媚薬が効いているのではないか、と。

「……やだ」

 しかも、どうして気持ちよくなっているかわからずに混乱しているのではないか、と。

「可愛すぎ」
「?」
「何でもない」

 こちらに背を向けたままの甲斐を背中から抱き締める。うなじを唇でなぞるようにして甲斐の匂いをかぐ。興奮して汗をかいたからか、甲斐の匂いがいつもよりした。

「ほむら、今日は、」
「わかった、しない。しないよ。抱き締めて寝たいだけ」

 そう言うと、甲斐は諦めたようで大人しくなる。
 焔がうなじにキスをするたびに、甲斐の体がビクビクと跳ねる。

「んんっ、……それ、だめ」
「抱き締めてるだけだよ」

 それだけの刺激でも感じてしまうらしく、それがバレないようにしているつもりの甲斐が可愛らしい。

 抱き締めた腕で、わざと乳首を擦るようにしてやると、可愛い声があがる。

「あっ、ほむらぁ」
「そんな可愛い声出してどうしたの?」

 そ知らぬ顔でぎゅっと抱き締める動きで乳首にイタズラする。

「やっ。やだっ」
「抱き締めちゃダメ?」
「んんんっ、ダメっ」

 もじもじと、尿意を我慢する子供のようにしている。本当はお尻がむずむずして、中をいじって欲しくてたまらないのだろう。気づかない振りをしながら、うなじの匂いをかぐ。さっきより少し甲斐の匂いが濃くなった。
 うなじはじんわりと汗をかいていて、ペロリと舐めるとまた甲斐の体が跳ねる。


 さて、どうしよう。
 我慢している甲斐もたまらなく可愛いけど。我慢できなくて誘われたい気もするけど。

「あっ、ほむ、らっ、なめないでって」

 喘ぐように言われても誘われているようにしか思えない。甲斐は汗まで甘くて美味しくて、夢中になって舌を這わせる。

「やっ、ほむ、らっ」

 また甲斐がびくびくと体を震わせる。きっと下着の中はぐちゃぐちゃで気持ち悪いんだろうな。

「ほむら……」

 とろんとした目で、こちらを振り向く。
 そんな目で見られたら、我慢できなくなってしまうんだけど。
 甲斐はおぼつかない手つきで、ズボンとパンツを下ろすと、

「ここも……」

 剥き出しになった可愛いお尻を突き出して、震えながら誘われる。
 やっぱりイッていたようで、甲斐のペニスは白濁にまみれていてそれもまた卑猥に焔を誘う。

「いいよ」

 誘われるままに甲斐のそこに触れる。精液がわずかにそこを濡らし、まるでそこが自分から濡れたみたいになっていた。
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