1 / 19
家族の役割
しおりを挟む
「ガチャ」
大きい方のヤツが帰ってきた。とりあえず少し高い声で鳴いて足に頭を擦り付けておく。
「ニャー」
大きい方のヤツはいそいそとご飯の用意をしに行く。その途中のトイレの前で軽くニャと合図しておく。掃除してもらわないと次の用に差し支える。
「あんこ、偉いなーいっぱい出たね。」
多分ほめているのだろう。当然だ。
そして大きい方のヤツはオレのごはんを用意している。
ご飯を食べていると誰かが帰ってきた。この声はママだ。ママだー!
「ニャー ニャー」
条件反射的に走ってママのところに駆け寄る。ママはオレの頭をなで顎をなで耳をなで、なんて幸せなんだ。生まれてきてよかったとさえ思える瞬間だ。
「遅くなってごめんねー残業でさあ。今からごはんの支度するね。」
ママは言う。
「ゆっくりでいいよー」
大きい方のヤツが答える。
オレの名前はあんこ。ママと大きい方のヤツと小さい方のヤツと暮らしている。
趣味はおやつと箱に入ること、仕事はパトロール。危険がないかを見回らないといつ誰が狙ってくるかわからない。
来るべき戦いに備えて少しでも寝ておこう。
おなかも満たされ丁度眠くなってきたところだ。
大きい方のヤツが帰ってきた。とりあえず少し高い声で鳴いて足に頭を擦り付けておく。
「ニャー」
大きい方のヤツはいそいそとご飯の用意をしに行く。その途中のトイレの前で軽くニャと合図しておく。掃除してもらわないと次の用に差し支える。
「あんこ、偉いなーいっぱい出たね。」
多分ほめているのだろう。当然だ。
そして大きい方のヤツはオレのごはんを用意している。
ご飯を食べていると誰かが帰ってきた。この声はママだ。ママだー!
「ニャー ニャー」
条件反射的に走ってママのところに駆け寄る。ママはオレの頭をなで顎をなで耳をなで、なんて幸せなんだ。生まれてきてよかったとさえ思える瞬間だ。
「遅くなってごめんねー残業でさあ。今からごはんの支度するね。」
ママは言う。
「ゆっくりでいいよー」
大きい方のヤツが答える。
オレの名前はあんこ。ママと大きい方のヤツと小さい方のヤツと暮らしている。
趣味はおやつと箱に入ること、仕事はパトロール。危険がないかを見回らないといつ誰が狙ってくるかわからない。
来るべき戦いに備えて少しでも寝ておこう。
おなかも満たされ丁度眠くなってきたところだ。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
三十年後に届いた白い手紙
RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。
彼は最後まで、何も語らなかった。
その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。
戴冠舞踏会の夜。
公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。
それは復讐でも、告発でもない。
三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、
「渡されなかった約束」のための手紙だった。
沈黙のまま命を捨てた男と、
三十年、ただ待ち続けた女。
そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。
これは、
遅れて届いた手紙が、
人生と運命を静かに書き換えていく物語。
【完結】乙女ゲーム開始前に消える病弱モブ令嬢に転生しました
佐倉穂波
恋愛
転生したルイシャは、自分が若くして死んでしまう乙女ゲームのモブ令嬢で事を知る。
確かに、まともに起き上がることすら困難なこの体は、いつ死んでもおかしくない状態だった。
(そんな……死にたくないっ!)
乙女ゲームの記憶が正しければ、あと数年で死んでしまうルイシャは、「生きる」ために努力することにした。
2023.9.3 投稿分の改稿終了。
2023.9.4 表紙を作ってみました。
2023.9.15 完結。
2023.9.23 後日談を投稿しました。
【1話完結】あなたの恋人は毎夜わたしのベッドで寝てますよ。
ariya
ファンタジー
ソフィア・ラテットは、婚約者アレックスから疎まれていた。
彼の傍らには、いつも愛らしい恋人リリアンヌ。
婚約者の立場として注意しても、アレックスは聞く耳を持たない。
そして迎えた学園卒業パーティー。
ソフィアは公衆の面前で婚約破棄を言い渡される。
ガッツポーズを決めるリリアンヌ。
そのままアレックスに飛び込むかと思いきや――
彼女が抱きついた先は、ソフィアだった。
ゲーム未登場の性格最悪な悪役令嬢に転生したら推しの妻だったので、人生の恩人である推しには離婚して私以外と結婚してもらいます!
クナリ
ファンタジー
江藤樹里は、かつて画家になることを夢見ていた二十七歳の女性。
ある日気がつくと、彼女は大好きな乙女ゲームであるハイグランド・シンフォニーの世界へ転生していた。
しかし彼女が転生したのは、ヘビーユーザーであるはずの自分さえ知らない、ユーフィニアという女性。
ユーフィニアがどこの誰なのかが分からないまま戸惑う樹里の前に、ユーフィニアに仕えているメイドや、樹里がゲーム内で最も推しているキャラであり、どん底にいたときの自分の心を救ってくれたリルベオラスらが現れる。
そして樹里は、絶世の美貌を持ちながらもハイグラの世界では稀代の悪女とされているユーフィニアの実情を知っていく。
国政にまで影響をもたらすほどの悪名を持つユーフィニアを、最愛の恩人であるリルベオラスの妻でいさせるわけにはいかない。
樹里は、ゲーム未登場ながら圧倒的なアクの強さを持つユーフィニアをリルベオラスから引き離すべく、離婚を目指して動き始めた。
はじめまして、私の知らない婚約者様
有木珠乃@『ヒロ弟』コミカライズ配信中
ファンタジー
ミルドレッド・カーマイン公爵令嬢は突然、学園の食堂で話しかけられる。
見覚えのない男性。傍らには豊満な体型の女性がいる。
けれどその女性から発せられた男性の名前には、聞き覚えがあった。
ミルドレッドの婚約者であるブルーノ王子であることを。
けれどミルドレッドの反応は薄い。なぜなら彼女は……。
この世界を乙女ゲームだと知った人々による、悪役令嬢とヒロイン、魔女の入れ替え話です。
悪役令嬢を救いたかったはずなのに、どうしてこんなことに?
※他サイトにも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる