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お菊神社のアオヤマ
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(7)お菊神社のアオヤマ
武はアオヤマに会うために猫について行った。武と猫は、武の母の実家から30分くらい歩いてお菊神社に到着した。
「ここか?」と武は猫に聞いた。
「そう。お菊神社。」
※お菊神社は「播州皿屋敷」の主人公の「菊姫命」が祀られています。十二所線沿いの「十二所神社」に併設されています。
「お菊さん、祀られてるんだ。すごいな。」
「まあな。それくらいお菊さんは重要なんだ。」
武と猫がお菊神社の境内に入ると、三毛猫が社殿の横に座っていた。
多分、この三毛猫がアオヤマだろう。
「よお、アオヤマ。助っ人を連れてきたぞ!」と白猫のムハンマドは言った。
アオヤマらしき三毛猫は手を上げて、ムハンマドに応えた。
武は初対面だからアオヤマに簡単な挨拶をした。
「はじめまして。僕は山田武。お菊さんのことで聞きたいことがあって、ここに来たんだ。」と武は三毛猫に挨拶した。
「あー、お前が武かー。本当に猫語が分かるんだな。」アオヤマは驚いて言った。
この辺りには猫語が分かる人がいないのだろうか?
「そうだよ。この辺りには猫語が分かる人はいないのか?」とムハンマドはアオヤマに聞いた。
「いや。いるけど、あまりここには来ないな。それにしても、久しぶりに猫語が分かる人間と話した。」とアオヤマは言った。
「こいつは天才型クローンだから頭いいぞ。武がお菊さんのことで幾つか解決策を考えたんだ。確認したいことがあるみたいだけど、いいかな?」
「もちろん。」とアオヤマは言った。
アオヤマは好意的なようなので、武は自分が考えた解決策を説明し始めた。
まず、武が考えたお菊さんに関する仮説は以下の5つだ。
・仮説1:お菊さんがこの世には9枚しか皿がないことを知っている
・仮説2:お菊さんは行動可能範囲がごく限られた地縛霊である
・仮説3:弾四郎が隠した皿がどこかに存在する
・仮説4:お菊さんは皿の色、図柄のみを把握している
・仮説5:お菊さんは皿の構成成分の情報を把握している
仮説1~2はアオヤマが知っているかもしれない。
武はアオヤマにお菊さんの状況を質問した。
すると、アオヤマはしばらく考えてから言った。
「仮説1はないと思う。お菊さんが9まで数えた後に青山家の人間が「10」と言うと、お菊さんは数えなくなるからな。」
「そうすると、お菊さんは皿の数を知らないから、毎回数えているということかな?」と武は聞いた。
「そうだと思う。もし、お菊さんが『この世には9枚しか皿がないこと』を知っていたら、わざわざ数えない。『いちま~い、にま~い』じゃなくて、お菊さんは『最後の1枚どこだー?』って言うはずだ。」
「確かに、それはそうだな。じゃあ、仮説1は除外しよう。次の仮説2はどう?」と武は次の質問に移った。
「お菊さんの移動距離はそれなりにある。このお菊神社から姫路城のお菊井戸まで移動するから、直線距離で1kmはあるかな?そんな巨大な防音施設を作るのは無理だぞ。」
「この神社から移動して姫路城に行くの?」
「そうだ。皿の数を数えるのは姫路城のお菊井戸なんだけど、皿を数えていない時はお菊神社にいる。」
「え?今ここにお菊さんいるの?」
「いるよ。見る?」とアオヤマは言った。
まさかここにお菊さんがいると思っていなかった。
いきなりお菊さんを見るかと言われても、心の準備ができていない。
お菊さんを見ていいものかどうか・・・・。
「呪われたりしない?」武は三毛猫に聞いた。
「大丈夫だ。お菊さんは皿を数えるだけだから、基本的に害はない。少なくとも、俺はお菊さんに呪われた人を見たことない。」
武は一人だと怖いから、猫のムハンマドを誘って社殿の中を見た。
中には白い着物の若い女性がいた。綺麗な女性だった。
「へー、綺麗な人だなー。」
武が言ったら、中にいたお菊さんと目が合った。
武はアオヤマに会うために猫について行った。武と猫は、武の母の実家から30分くらい歩いてお菊神社に到着した。
「ここか?」と武は猫に聞いた。
「そう。お菊神社。」
※お菊神社は「播州皿屋敷」の主人公の「菊姫命」が祀られています。十二所線沿いの「十二所神社」に併設されています。
「お菊さん、祀られてるんだ。すごいな。」
「まあな。それくらいお菊さんは重要なんだ。」
武と猫がお菊神社の境内に入ると、三毛猫が社殿の横に座っていた。
多分、この三毛猫がアオヤマだろう。
「よお、アオヤマ。助っ人を連れてきたぞ!」と白猫のムハンマドは言った。
アオヤマらしき三毛猫は手を上げて、ムハンマドに応えた。
武は初対面だからアオヤマに簡単な挨拶をした。
「はじめまして。僕は山田武。お菊さんのことで聞きたいことがあって、ここに来たんだ。」と武は三毛猫に挨拶した。
「あー、お前が武かー。本当に猫語が分かるんだな。」アオヤマは驚いて言った。
この辺りには猫語が分かる人がいないのだろうか?
「そうだよ。この辺りには猫語が分かる人はいないのか?」とムハンマドはアオヤマに聞いた。
「いや。いるけど、あまりここには来ないな。それにしても、久しぶりに猫語が分かる人間と話した。」とアオヤマは言った。
「こいつは天才型クローンだから頭いいぞ。武がお菊さんのことで幾つか解決策を考えたんだ。確認したいことがあるみたいだけど、いいかな?」
「もちろん。」とアオヤマは言った。
アオヤマは好意的なようなので、武は自分が考えた解決策を説明し始めた。
まず、武が考えたお菊さんに関する仮説は以下の5つだ。
・仮説1:お菊さんがこの世には9枚しか皿がないことを知っている
・仮説2:お菊さんは行動可能範囲がごく限られた地縛霊である
・仮説3:弾四郎が隠した皿がどこかに存在する
・仮説4:お菊さんは皿の色、図柄のみを把握している
・仮説5:お菊さんは皿の構成成分の情報を把握している
仮説1~2はアオヤマが知っているかもしれない。
武はアオヤマにお菊さんの状況を質問した。
すると、アオヤマはしばらく考えてから言った。
「仮説1はないと思う。お菊さんが9まで数えた後に青山家の人間が「10」と言うと、お菊さんは数えなくなるからな。」
「そうすると、お菊さんは皿の数を知らないから、毎回数えているということかな?」と武は聞いた。
「そうだと思う。もし、お菊さんが『この世には9枚しか皿がないこと』を知っていたら、わざわざ数えない。『いちま~い、にま~い』じゃなくて、お菊さんは『最後の1枚どこだー?』って言うはずだ。」
「確かに、それはそうだな。じゃあ、仮説1は除外しよう。次の仮説2はどう?」と武は次の質問に移った。
「お菊さんの移動距離はそれなりにある。このお菊神社から姫路城のお菊井戸まで移動するから、直線距離で1kmはあるかな?そんな巨大な防音施設を作るのは無理だぞ。」
「この神社から移動して姫路城に行くの?」
「そうだ。皿の数を数えるのは姫路城のお菊井戸なんだけど、皿を数えていない時はお菊神社にいる。」
「え?今ここにお菊さんいるの?」
「いるよ。見る?」とアオヤマは言った。
まさかここにお菊さんがいると思っていなかった。
いきなりお菊さんを見るかと言われても、心の準備ができていない。
お菊さんを見ていいものかどうか・・・・。
「呪われたりしない?」武は三毛猫に聞いた。
「大丈夫だ。お菊さんは皿を数えるだけだから、基本的に害はない。少なくとも、俺はお菊さんに呪われた人を見たことない。」
武は一人だと怖いから、猫のムハンマドを誘って社殿の中を見た。
中には白い着物の若い女性がいた。綺麗な女性だった。
「へー、綺麗な人だなー。」
武が言ったら、中にいたお菊さんと目が合った。
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