諦めた子供のたった一度の大ゲンカ

自由心

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王子???な話

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(王子目線)

私があの女の泣き顔を覗いてやろうと
仰向けになった女を覗き込んだ瞬間

「ぅあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」



倒れたまま体を仰け反り地を這うような大声を張り上げた
眼を見開き焦点はどこにも合ってないようだったが
グリンと見開いた眼を私に向けた…


親友のロビンが落ち込んでいた
話を聞いてみると
妹がいたが幼い頃に誘拐されて見つかってないようだ
珍しい白い髪と赤い目をしていたから
人攫いに攫われたのだと…
なんと酷い事だと私も心が痛かった
だからロビンにで情私達でも報を集めないかと提案してみた
「アーサー…ありがとう
私は良い友人を持てて幸せ者だ」

それから私たちと護衛達と
情報がないか城下に行っていた時
ある老人が
「隠れ家になるか分からないが
言い伝えで森の奥に神殿があるが決して暴いてはいけないと
言われがあるが…」
「あ!!!」
ロビンが急に声を上げた
「アーサー!!
家にある本で読んだことあるかも知れない」
嬉しそうにロビンが私を見た

「この本だ」と目の前で広げた
オルトラン家に代々伝わる話らしい
古代文字で書いてあったので
私達では詳しく読めなかったが
白は神殿のシンボルであり
赤は黒のシンボルらしい
「なんで赤が黒のシンボルなんだ?」
「なんででしょう……
でも 白と赤なら妹の髪と目の色です!
もしかしたら
この古の神殿と何か関りがあるかも知れません!
やはり 探し出さないと!!!」

私達は情報らしいものをやっと見つけた勢いで
古の神殿があるらしい森の中へ進んだ
護衛の中には一度 相談した方がいいと言ったものもいたが
私達で見つけて他の誰よりも優れていると証明するのだ
次期王として!

魔獣に襲われ護衛と共に逃げたが
少し開けた古い建物らしき物がる場所に出たら
何故か魔獣が追ってこない
「私はやはりついてる!
このまま この古びた建物に入るぞ!!」
「お待ちください!!!
まだ 危険性が分かって」
「うるさい!
お前らは何のためにいるのだ!!!
いいから行くぞ!!」
これからは私の世界だ!!!!!
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