サービス終了寸前ゲームは世界を変える! ~導くのはキャラを演じる声優、良さを伝える配信者。そして、憑依した男?

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第7話 C面-3

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「もう! 三田君、あの子、何者なの?」 

 村中が、ビールジョッキ片手に、美羽の前でくだをまく。 

 先日の大盛況で終わったライブの後の打ち上げで、ハイテンションな参加者たちの中、お通夜モードなシンクスフィアの社員の様子が美羽は気になっていた。それで、後日、村中を飲みに誘ったのだが、水を向ける前に話し始めてしまった。 

「もう聞いてよ、あの伝説となったライブの結果を!」 

 そう言うと、堰を切ったように語り始めた。曰く。ネット同時配信の視聴者数が、ライブ開始直後から爆発的に伸びて、危うくサーバーがダウンし掛けて、急遽増設する羽目になったこと。視聴チケットは、ライブ終了後も販売が継続されているが、それがまだ売れ続けていること。当然、販売記録をぶっちぎりで更新していること。「ココロスター」とその派生ゲームの購入数、ダウンロード数、アクティブユーザー数が急激に伸びていること。などなど。 

 村中の話を聞き飽きた美羽は流れを切りにかかる。 

「それだけ聞くと悪いことには聞こえないけど」 

「悪いことじゃあないわよ。だけど、ゲームってものは、大体リリース直後に頂点を迎えて、あとはじりじり右肩下がりを続けるものなの。それが、なに? ライブイベント1本で覆すって、なに? もう少ししたら、ゲーム専門メディアが特集を組むわよ。『「ココロスター」伝説のライブ』で」 

と、ここまで振り切ったテンションだった村中の調子が急降下する。 

「けれど、やりようがあるじゃない。もう台無しよ」 

「それなら、三田君をクビにするつもり?」 

 村中に振り回されるのが嫌だから、からかうように冗談を美羽は口にしてみるが、 

「そんなひどいことするわけないじゃない!」 

 想像以上に強い調子で否定されて、少し驚いてしまう。でも、すぐにまた村中の調子は沈み込む。 

「まあ、その活躍が面白くない馬鹿たちが騒いでいるのは確かね。『予算の使いすぎだ』『会社にダメージに与えた』『功績は中西社長のもので、社長の暴走を止めなかった責任を取るべきだ』とかね」 

「最後の矛盾していない?」 

「しているわよ。ライブで成し遂げた功績も、しでかしも一緒。だから、彼の処分は顛末書を書くところに収まりそう」 

「処分? 今さっき、散々褒めておいて?」 

「褒めておいて、この結果。というのも、中西社長から送られてきたライブの経費の請求書がかなりヤバい金額になっているの。さっき、褒めておいた分が無ければ、ここだけの話、私のクビもちょっとやばかったレベルで」 

 ここで、ようやく美羽は心当たりに思い至った。「イベント制作、特に演出・構成を任せたら業界屈指」と能力は高く評価されるものの、中西が発注側から敬遠される理由を。 

「中西社長の暴走特急?」 

「そう、その乗車賃」 

 調子に乗ってしまうと、「予算? なんだそれ?」とクォリティーアップに走ってしまう中西の悪癖。人呼んで「暴走特急」。 

 その「暴走特急」がそのまま終点に到着してしまえば、大成功したイベントとともに高額請求書が届けられる。最初からそうならないような契約を結べばいいのだが、そうした契約は「面白くない」と突っぱねられる。準備段階で引き締めを強めると、「面白くない」と途端にやる気をなくしてしまう。こんな悪癖がありながらも仕事の依頼が来るのは、彼の能力が高く評価されているから。 

 そんな彼の手綱を取りながら仕事を続けられる、そんな人間が現れることなんかない、誰もがそう思っていた。 

  

 * 

  

「シンクスフィア、復活の狼煙か」 
 月刊ビジネスメディア ビジネス展望レポート 

 ゲームエンターテインメント企業シンクスフィアが業績回復の兆しを見せ始めた。同社が先日発表した第2四半期決算は3期連続の赤字となったものの、「構造改革の効果が徐々に表れてきている」(証券アナリスト)と、その赤字幅は着実な縮小傾向を示している。特に注目されているのが看板タイトル「ココロスター」の開発体制の見直しだ。 
 「より強靭な開発体制に整え直した。ここからが本領発揮」と「ココロスター」開発統括プロデューサーの村中氏は力強い自信をみせながら語ってくれた。しかし、社内からは異なる声も聞こえてきた。「『ココロスター』の撤退も含めた抜本的な議論が必要だという意見もまだ根強い」と、ある中堅社員は匿名を条件に明かした。 

○イベント業界からの新たな注目 
 思わぬ分野から「ココロスター」に注目が集まっている。先日開催された「ココロスター3rdライブ」では、大規模施設向けに開発された次世代型立体映像投影システム「ホログラフィックスフィアⅡ」が世界で初めて導入された。開発したネモトリックの担当者は「この技術は屋内イベントの常識を根本から覆す可能性を秘めている」と語るが、一方で「導入コストが大きい上、運用面での技術的ハードルも高い」(イベント会社社長)と問題を指摘する声もある。それでも、ライブの成功からシステムのポテンシャルの高さが認められたのは確かだ。 

○復活の狼煙となるか 
 市場調査会社GameTrackの最新レポートを見ると、低迷していた「ココロスター」のアクティブユーザー数は3rdライブを境に顕著な増加に転じている。ライブイベントとゲームコンテンツの相乗効果が見て取れる。シンクスフィアの今後の命運は依然として「ココロスター」の成否にかかっているといっても過言ではない。構造改革の成果と新技術への挑戦が同社復活の本当の狼煙となるか、注目が集まっている。 

  

 *  

  

 あれから2年。カズキと中西のコンビは続いていた。 

 口さがない人は、「中西社長も年を取って丸くなった」「1回思いっきり自由にさせてもらったから満足して妥協するようになった」とか言っていた。それで、シンクスフィアとは別の会社がイベントを中西に任せた。結果は、イベントの成功とともに特大赤字がもれなくついてきて、「暴走特急」の健在ぶりを業界に示すことになった。つまり、手綱を握るカズキの評価が上がったということ。 

 もっとも、美羽に言わせると、 

「中西社長がカズキチをおもちゃ代わりにしているところもあるんだけどねぇ」 

 「おもちゃ」であっても、カズキの仕事ぶりの成長は認めている。毎回、気持ちよくライブを行えるから不満は無い。回を重ねるごとに演出が充実して密度が濃くなっていくことに、不満は欠片も無い。なにより、結果は、毎回ライブ会場にリアル、ネット問わずに押し寄せるユーザーファンたちの熱気と笑顔が示している。 

 だけど、 

 ――今回ばかりはやらかしちゃったかもね。 

 視線の先にいる、顔色を真っ青にしている2人を見ると、美羽はそう思ってしまう。 

 基本的に、「ココロスター」のライブまでの段取りは次のようになる。出演者にセットリストが配られ、それぞれのスケジュールの合間をぬったレッスンが組まれる。全員が集まることはなく、数人で、1人の時もある。本日の数日前に、最初から最後まで通しで段取りを確認するゲネプロがあるが、ここでも全員が常に揃っていることはあまりない。自身のスケジュールの都合で己の出番の部分のみ参加する演者もいる。最後、直前に、本番会場でのリハーサルで最終的な確認を行われる。立ち位置や動線の確認、マイクなどの機材チェック、カメラの場所を確認、などである。 

 今回は、会場の都合でリハーサルが前日に行われたのだが、そこでも、2年ぶりに新しく「ココロスター」に加入する2人、美船悠希と天堂咲良はボロボロだった。今や「ココロスター」の代表曲の1つとなった「リ・スタート」を、ライブに参加する演者全員で実際にステージ上で歌ってみたら、歌詞を間違える、ダンスを間違えて隣とぶつかる、つまずいて転ぶ、などなど。 

 とはいえ、その段階では、まだ美羽も楽観視していた。 

 ――本番じゃないからいいさ。 
 ――プロなんだから、本番までには立て直してくるでしょ。 

 と。 

 2人への美羽の第一印象は「真面目な子」。初対面を経て、実際に一緒に仕事をして、そのポテンシャルの高さは感じ取れても、その評価は変わらなかった。それと、男性受けする整った彼女たちの容姿にわずかな嫉みと、選んだ「ココロスター」運営上層のおっさん偉い人たちの下心の存在を疑ったりも。 

 ちなみに、彼女にとって「真面目」は誉め言葉ではない。それ以外に取り柄が見当たらない、を意味する。

 毎年100人単位で新人が供給される声優業界に、「不真面目な子」は希少だ。そもそも、仕事を頼む制作側も、わざわざ「不真面目な子」を選んで仕事でストレスをためるよりは、「真面目な子」を選んで気持ちよく仕事をしたい。能力に差がほとんどないのに、色々と教え込まないといけない手がかかる新人なら尚更だ。マネジメントをする事務所だって、トラブルを犯すリスクが高い「不真面目な子」を選ぶメリットはまずない。だから「真面目な子」ばかり。時々、「不真面目そうな子」がいたりするが、それは自身が演じるキャラクターに寄せた自己演出。そういう子ほど、裏では、人一倍努力して、仕事に真摯に向き合っている。 

 ここまでは似たようなことが今までにもあった。違ったのは、カズキが手掛けるライブのこと。「新人」を理由に、悠希と咲良に手厚いサポートを行ったのだ。他の演者より明らかに多く組まれたレッスンに、一部の演者から不満もこぼれ出た。美羽も表には出さなかったがいい気はしなかった。

 彼女たちの最初の頃は、「ココロスター」からライブのために提供されたレッスン枠が足りなくて、自腹を切ってレッスンを付けてもらったこともあった。ライブステージで披露するダンスの振りつけはもちろん、歌のレッスン、普段収録で使うスタジオとは違うステージ用の声の出し方の指導を受けるボーカルトレーニングも必要だった。それが全部、2人のレッスンは「ココロスター」持ち。 

 ――ちょっと嫉妬しちゃうよね。 

 もっとも、そんな不満の声に対して、ライブ開催にあたって開かれたWebミーティングの場で、カズキはあっさりと言葉を返した。 

『わかりました。もし追加レッスンを希望されるなら、連絡をください。できる限りご希望に、もしかするとレッスンを引き受けてくださっている先生方のスケジュールがつかない可能性がありますから、最低でもレッスンができる場所だけは用意させていただきます。他の方のレッスンへの飛び入り参加も、……先生方の対応もありますから、せめて前日までに連絡を頂ければ、参加が可能になるように手配します』 

 逆に、「そんな大盤振る舞いして大丈夫なの?」と言った感じの戸惑いが広がるのだが、 

『おい! そんな金があるなら、こっちに回せ』 

『いいですよ。それが必要な経費であるということを示す書類をこちらに回していただければ』 

『はあ? そんな面倒くさいことしていられるか』 

 こんなカズキと中西のいつものやり取りで掻き消されてしまった。 

 そして、ライブ当日。 

 美羽の前に現れた新人2人は最悪だった。誰の目が見ても、ステージに立てる状態ではなかった。なのに、それでも2人はステージに立とうとしている。 

「「……お願いします」」 

 美羽には、彼女たちを止められず断り切れなくて、ステージ衣装の着付けやメイクを行ったスタッフの方が気の毒に見えた。 

 一声掛けただけで壊れそうな2人に、周りにいた誰もが声を掛けることが出来ず、腫れ物を触るように遠巻きに様子をうかがうことしかできない。ちなみに、この場で一番動かないといけない2人のマネージャーは、2人から一番離れた位置にいた。美羽は早々に「邪魔者」の烙印を押した。 

 ただ、このまま2人がステージに出れば何が起きるか、火を見るより明らかだった。 

 ――壊される? ライブを? 
 ――この「役立たず」たち悠希と咲良に? 

 心配そうな表情を顔に張り付かせている美羽の心の中では、苛立ちを燃料にした怒りの炎がくすぶり始めていた。 

 ――私たちが積み重ねてきたものが、この子たちにぶち壊される? 
 ――冗談じゃない! 

 「ココロスター」の5周年を記念したライブツアーのファイナルに、演者全員12人が集まったのは奇跡的なことだった。誰もが、忙しいスケジュールの合間を縫って、ライブの準備のためのレッスンに汗を流してきた。ライブに出るために、自身が主役を務めるコンテンツのイベントがあったのにもかかわらず、そちらには頭を下げて、「ココロスター」を選んだ仲間声優もいる。病気を抱えているにもかかわらず出演を強行した仲間声優もいる。 

 全ては、「ココロスター」への愛、「ココロスター」を愛するユーザーファンたちへの感謝の気持ちからだった。 

 ――みんなの努力をこの子たちに踏みにじられるわけにはいかない。 

 頬を張り倒して、2人を会場から力ずくで追い出したい気持ちが、美羽の心で浮かんでくる。「それが正しい」と頭でも分かっていた。横にいた江莉がまとう空気が硬く攻撃的なものになっていることも感じた。 

 けれど、出来ないでいるのは、美船悠希と天堂咲良、この2人も「ココロスター」の仲間だから。彼女たちが朝から夜遅くまで懸命にレッスンを積み重ねてきたのを知っているから。ここで彼女たちを見捨てたら、彼女たちは二度と立ち上がることができない、そんな予感もしていた。彼女たちのキャリアも傷つく。かといって、2人を立ち直らせる方法も分からない。 

 こうしたことを考えていくと、美羽の心の怒りは憐れみへと変わっていく。 

 ――どうしたらいいかな……。 

 時間だけは容赦なく先に進んでいく。 

 開演時刻が近づき、美羽の心の中で「新人」を切り捨てる覚悟がようやくできた頃、カズキと中西が彼女たちの前に現れた。 

 美羽は、いち早く状況を把握した中西が早々に難題をカズキに押し付けるのを見た。それを受けて、隣にいた江莉と目を見かわした後、同じように合図を送った。 

 ――2人に引導を渡してくれ。 

 と。 

 その意を受けたように見えたカズキは、美羽からすると突拍子の無い行動に出た。 

 遠巻きにされていた悠希と咲良2人の前に立った彼の威圧するような強い言葉に、美羽は一瞬目を白黒させずにはいられなかった。 

「なあ、あんたら、今こう考えているのか? 自分たちがライブをダメにする、って」 

 ――おいおい。カズキチは何を始めたんだ? 

 続く彼のトラウマを抉る言葉には、言われた2人ほどではないが美羽も顔色を悪くせざるをえなかった。 

「歌詞を間違える、振り付けを間違える、横とぶつかる、ステージで転ぶ」 

 ――2人を潰す気か。 

 だけど、次の言葉に、美羽は自分の心が憑き物が落ちたように軽くなるのを感じた。 

「そんなんでライブが失敗する? 見くびるなよ、新人!」 

 ――ハハッ。 

「聞こえないのか? だったら、もう1回言ってやる。見くびんな。その程度でライブが失敗する? そんなことあるわけないだろ」 

 ――見くびっていたのは私自身か。 
 ――この程度でぶち壊れるほど軟じゃないよね。 
 ――私たちの「ココロスター」は。 

 自分の顔に笑みが戻ってきたのを美羽は感じた。横にいた江莉がまとっていた固い空気がほぐれていくのも感じた。 

「横を見てみろ。お前たちの横にいるのは、熾烈な声優業界でサバイバルしてきた偉大な先輩たちだぞ。お前たち、新人が失敗したって、造作もなくフォローするぞ。大体、こいつらだって、歌詞や振り付け間違えるのは日常茶飯事なんだから」 

 煽ってきたから、当然のように乗っかる。 

「えー、カズキチ。それ、私たちのこと、褒めてんの? 馬鹿にしてんの?」 

「失敗しても、テヘペロひとつでスルーする図太さを褒めてんすよ」 

 笑いが起きて、全体の空気が柔らかくなる。 

 些細なミスは日常茶飯事。だけど、致命的なミスは犯さない。犯さないために美羽たちはレッスンを重ね、犯さないようにカズキ達スタッフも万全の準備を整える。 

 ――だから、私たちは大丈夫。 

「だから、もうそんなに頑張らなくていいんだ」 

 先程の自分と同じように、悠希と咲良の顔から憑き物が落ちるのを見届けた美羽は、自分の中のエンジンを始動した。ライブの本番を始めるために。江莉も、右肩を大きく回して、動き始めた。 

 ただし、美羽がエンジンの回転が安定する前に、ニマッとした笑みを浮かべて、カメラを取り出す。SNSに上げるために常に持ち歩いていて、自撮り用にモニターが180度回転するタイプだ。 

 レンズをカズキに向ける。モニターには、それまでのキリッとした顔が一変して悠希と咲良に抱き着かれてアタフタ情けない顔をしたカズキが映し出されている。シャッターを切る。 

 カメラをしまった美羽の中で、彼女のエンジンは準備万端に整えられていた。 

 舞台袖に移動して、10人で円陣を組んだ。美羽が仲間たちの目を見ながら口を開く。 

「私たちって、ミスは日常茶飯事なんだって。ひどいよねー」 

 クスクスと笑い声が漏れる。 

「同時に、偉大な先輩たちなんだって。照れちゃうねー」 

 またクスクス笑いが漏れる。 

「だったら、見せつけなくちゃね。偉大な私たちの姿を」 

 今度は笑い声が漏れない。美羽の目に映る9人の目は笑っていても、どの顔も程よい緊張で引き締まっている。 

 ――この仲間たちと一緒なら、なんだって出来る! 

 だから、 

「行くよっ! 私たちは?」 

「「「「「「「「「ココロスター!」」」」」」」」」 

星の力でハートを貫け!私たちの力でファンの心を貫く! ファイッ!!」 

「「「「「「「「「オーッ!!!」」」」」」」」」 

 恒例の掛け声とともに、円陣が解かれ、それぞれの待機場所に散っていく。 

 そして、開演時刻が近づいてくる。 

『開演30秒前です』 

 イヤモニから告げられたころに、美羽の横に悠希と咲良がやってきた。涙で崩れていた化粧は元通りにされている。顔にはまだ緊張が強く現われていたが、目つきはしっかりとしていた。 

「「よろしくお願いしますっ」」 

「思う存分暴れなさい。ミスしたって何したって全部拾ってあげるから」 

「「はいっ」」 

 ただ、これでは美羽は終わらない。彼女の敏感な嗅覚が大好物「恋バナ」の匂いを嗅ぎつけていたから。 

「ところで、カズキチに惚れた?」 

 その言葉への反応は、美羽にとって本当によだれを垂らしてしまいそうなほど望んだものだった。 

『開演5秒前』 

 だけど、続くカウントダウンが、美羽をお預けモードにさせ、強制的に意識を切り替えさせる。 

「そういったものも、全部ひっくるめて、ステージで叩きつけてやりなさい」 

「「……はいっ!」」 

『スタート』 

 
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