10 / 19
第10話 D面-2裏
しおりを挟む
配信を始める時間が迫っていた。5thライブツアーファイナルの感想回となる。
通信端末が電話のコール音を鳴らした。
――配信が始まる直前にかけてきたのは誰だ。
「星屑13号」を演じる彼女は心の中で文句を言うが、コールしてきた相手を確認すると「仕方なし」と苦笑を浮かべた。電話の向こう側にいるのが彼女の幼馴染であり、「ココロスター」と双璧をなす推しでもあるから。
今では住む世界が隔絶してしまったが、それでも幼い頃の共通の記憶が幼馴染としてのつながりを保たせている。
頭の回路を日本語から英語に切り替えると、電話に出た。
「やあ、キャシー。どうしたの?」
海を越えて世界のどこかから電話を掛けてきた幼馴染の声が聞こえてくる。ニューヨークかロサンゼルスかロンドンか。それともシドニー、シンガポール、南アフリカのどこかか。世界中を飛び回っているから、全世界どこから電話がかかってきてもおかしくない。
「今、時間? ごめん、配信があと10分で始まるんだ」
共通の友人の何人かは、幼馴染と自分を比較して心が折れてしまった。何人かは心を歪めてしまった。
なにせ、その幼馴染、キャスリン・リー・キャンベルは幼い頃こそ自分と同じ世界で暮らす普通の女の子だったが、ある時、けた違いの夢の階段を一気に駆け上っていった。今ではSNSアカウントのフォロワー数4億人の世界的スーパースターだ。
「コメントに書き込む? そんなことをしたら、君がロージーに怒られるよ。それ以前に、本物だとは思われないだろうけど」
でも、彼女は「星屑13号」を演じる自分に誇りを持っている。配信を見て応援してくれる視聴者たちと、なにより「ココロスター」の存在が、彼女の誇りを強く支える。だから、スーパースターとなった今でも、昔と同じように、キャスリン・リー・キャンベルをキャシーと呼ぶ。幼馴染としての想いを一杯に込めて。キャスリン・リー・キャンベルを幼い時の愛称のキャシーで呼びかける人はもう彼女の周りには10人もいない。
ちなみに、ロージーとはキャスリンの代理人の愛称。キャスリンの仕事の全てを献身的に支えてくれるパートナー。スーパースターゆえにがんじがらめの窮屈な世界で、一緒に喜び、時には一緒に泣き、時には怒ってくれる、数少ない存在。
「うん。で、『ココロスター』のライブ見てくれた?」
電話がかかってきた理由を察して、言葉をかける。
キャスリンには「ココロスター」を布教済み。「ココロスター」が日本市場に特化したドメスティックな内容ではなく、初めから世界展開も見据えた内容で、かと言って普遍的過ぎて毒にも薬にもならない薄っぺらな内容ではなかったことが、生粋のアメリカ人のキャスリンへの布教を可能にした。
だからこそ、さらに、深い沼の奥底に誘い込もうとしている。
「凄かったでしょ。美羽姉も江莉姉も、あ、ステージに立っていたキャストの人の名前なんだけど、彼女たちだけでなく、12人全員、スゴイでしょ。これまでも上手かったけど、今回はもっと上手くなってた」
スーパースターで自ら作詞も作曲も手掛けるキャスリンの目にかなうかどうかは、半ば賭けだった。ゲームのキャラクターと演じる声優は別、リアルイベントなんか無駄、なんて否定される可能性もあった。
でも、電話の向こうから聞こえる声音は賭けに勝ったことをはっきりと伝えてくる。
「そこらの歌手より歌がはるかに上手くて、そこらのダンサーよりダンスがメチャクチャ上手い。ステージ上での振る舞いも慣れてとても上手い。あれで本職が声優なんだよ」
賭けに勝ったことと電話の向こうから聞こえる声音が、相乗効果で彼女のテンションを上げる。
「推しになった? ようこそ、この奥深い沼へ。底は深いよ」
けれど、続いて聞こえた言葉が彼女の興奮を一気に冷まさせる
「は? 曲を提供したい? 美羽姉たちに歌ってもらいたい? マジ?」
自分が引き起こした事の大きさが、彼女を興奮から現実に叩き落とす。
「ちょ、本気!? キャシー、あんた、自分の立場分ってるの? フォロワー数4億人の世界のスーパーシンガーソングライター、世界が認める歌姫でしょ」
冗談を言っている可能性に賭ける。
「曲を自分で作っているから、逆に歌ってもらいたい? チョーマジ?」
電話の向こうから聞こえる声は本気がヒシヒシと伝わってくる。
「だからって、アタシが『ココロスター』に伝手を持っているわけないじゃない。キャシーと比べたら、一般人にほんのちょっとだけ毛が生えただけの存在だよ。それこそ、ロージーに運営の『シンクスフィア』の玄関をノックしてもらうのが真っ当じゃないの」
ガチの本気が伝わってくる。その本気を聞かされている彼女の心にも火がつきはじめる。
「偽物呼ばわりされる。何時になるかわからない。それはそうだろうけど」
火が点き始めた心に、水をかけることで、冷静さを保とうとするが、
「もちろん、アタシもキャシーの曲が『ココロスター』で使ってもらえるなら使ってもらいたい。美羽姉たちに歌ってもらいたい。そうしたら、尊死するどころか、リアルに卒倒するだろうけど」
ありえるかもしれない未来を想像してしまった。幼馴染のキャシーが書いた曲を「ココロスター」のキャラクターが歌っている未来。キャストたちがリアルのステージで歌っている未来。彼女にとって双璧をなす推し同士の夢のコラボ。
夢を見てしまったゆえに、本当は口にすることは許されない情報を告げてしまう。
「うん、わかった。今度、『ココロスター』とコラボできる機会がある。まだ公になっていないから秘密にしておいて。その時に偉い人に紹介してもらえるように、キャシーの話が本物であることを伝えられるようにする。それで、いい?」
夢を実現させたい欲がプロ意識をねじ伏せてしまったことに、少しだけ後悔する。
「キャシーもそれまでにロージーを説き伏せるんだよ。あと、曲もお願い」
配信の開始時刻が迫ってきたから、電話を切らないといけない。けれど、
「え? 曲はもう何曲か出来ている? 早っ! え? ちょっ、待っ……」
電話越しに聞こえてきた歌声に絶句してしまった。
親友の愛を感じたから。「ココロスター」への深い深い愛を。
「ココロスター」が彼女に与えた影響の大きさにも。それをもたらしたのが自分であることにも。
なにより、「ココロスター」のキャラクターが歌う未来を、キャストたちがリアルのステージで歌っている未来を、自分の全てをかけて手繰り寄せたくなった。
「……うん。とても良かった。ありがとう。もう時間だ。それじゃあ、またね」
名残惜しくも、電話を切る。頬を伝っていた熱いものを手のひらで乱暴に拭うと、ひとつ深呼吸をする。
意識を「私」から「星屑13号」に切り替える。
でも、ドキドキが止まらない。これからの「ココロスター」の未来への。
通信端末が電話のコール音を鳴らした。
――配信が始まる直前にかけてきたのは誰だ。
「星屑13号」を演じる彼女は心の中で文句を言うが、コールしてきた相手を確認すると「仕方なし」と苦笑を浮かべた。電話の向こう側にいるのが彼女の幼馴染であり、「ココロスター」と双璧をなす推しでもあるから。
今では住む世界が隔絶してしまったが、それでも幼い頃の共通の記憶が幼馴染としてのつながりを保たせている。
頭の回路を日本語から英語に切り替えると、電話に出た。
「やあ、キャシー。どうしたの?」
海を越えて世界のどこかから電話を掛けてきた幼馴染の声が聞こえてくる。ニューヨークかロサンゼルスかロンドンか。それともシドニー、シンガポール、南アフリカのどこかか。世界中を飛び回っているから、全世界どこから電話がかかってきてもおかしくない。
「今、時間? ごめん、配信があと10分で始まるんだ」
共通の友人の何人かは、幼馴染と自分を比較して心が折れてしまった。何人かは心を歪めてしまった。
なにせ、その幼馴染、キャスリン・リー・キャンベルは幼い頃こそ自分と同じ世界で暮らす普通の女の子だったが、ある時、けた違いの夢の階段を一気に駆け上っていった。今ではSNSアカウントのフォロワー数4億人の世界的スーパースターだ。
「コメントに書き込む? そんなことをしたら、君がロージーに怒られるよ。それ以前に、本物だとは思われないだろうけど」
でも、彼女は「星屑13号」を演じる自分に誇りを持っている。配信を見て応援してくれる視聴者たちと、なにより「ココロスター」の存在が、彼女の誇りを強く支える。だから、スーパースターとなった今でも、昔と同じように、キャスリン・リー・キャンベルをキャシーと呼ぶ。幼馴染としての想いを一杯に込めて。キャスリン・リー・キャンベルを幼い時の愛称のキャシーで呼びかける人はもう彼女の周りには10人もいない。
ちなみに、ロージーとはキャスリンの代理人の愛称。キャスリンの仕事の全てを献身的に支えてくれるパートナー。スーパースターゆえにがんじがらめの窮屈な世界で、一緒に喜び、時には一緒に泣き、時には怒ってくれる、数少ない存在。
「うん。で、『ココロスター』のライブ見てくれた?」
電話がかかってきた理由を察して、言葉をかける。
キャスリンには「ココロスター」を布教済み。「ココロスター」が日本市場に特化したドメスティックな内容ではなく、初めから世界展開も見据えた内容で、かと言って普遍的過ぎて毒にも薬にもならない薄っぺらな内容ではなかったことが、生粋のアメリカ人のキャスリンへの布教を可能にした。
だからこそ、さらに、深い沼の奥底に誘い込もうとしている。
「凄かったでしょ。美羽姉も江莉姉も、あ、ステージに立っていたキャストの人の名前なんだけど、彼女たちだけでなく、12人全員、スゴイでしょ。これまでも上手かったけど、今回はもっと上手くなってた」
スーパースターで自ら作詞も作曲も手掛けるキャスリンの目にかなうかどうかは、半ば賭けだった。ゲームのキャラクターと演じる声優は別、リアルイベントなんか無駄、なんて否定される可能性もあった。
でも、電話の向こうから聞こえる声音は賭けに勝ったことをはっきりと伝えてくる。
「そこらの歌手より歌がはるかに上手くて、そこらのダンサーよりダンスがメチャクチャ上手い。ステージ上での振る舞いも慣れてとても上手い。あれで本職が声優なんだよ」
賭けに勝ったことと電話の向こうから聞こえる声音が、相乗効果で彼女のテンションを上げる。
「推しになった? ようこそ、この奥深い沼へ。底は深いよ」
けれど、続いて聞こえた言葉が彼女の興奮を一気に冷まさせる
「は? 曲を提供したい? 美羽姉たちに歌ってもらいたい? マジ?」
自分が引き起こした事の大きさが、彼女を興奮から現実に叩き落とす。
「ちょ、本気!? キャシー、あんた、自分の立場分ってるの? フォロワー数4億人の世界のスーパーシンガーソングライター、世界が認める歌姫でしょ」
冗談を言っている可能性に賭ける。
「曲を自分で作っているから、逆に歌ってもらいたい? チョーマジ?」
電話の向こうから聞こえる声は本気がヒシヒシと伝わってくる。
「だからって、アタシが『ココロスター』に伝手を持っているわけないじゃない。キャシーと比べたら、一般人にほんのちょっとだけ毛が生えただけの存在だよ。それこそ、ロージーに運営の『シンクスフィア』の玄関をノックしてもらうのが真っ当じゃないの」
ガチの本気が伝わってくる。その本気を聞かされている彼女の心にも火がつきはじめる。
「偽物呼ばわりされる。何時になるかわからない。それはそうだろうけど」
火が点き始めた心に、水をかけることで、冷静さを保とうとするが、
「もちろん、アタシもキャシーの曲が『ココロスター』で使ってもらえるなら使ってもらいたい。美羽姉たちに歌ってもらいたい。そうしたら、尊死するどころか、リアルに卒倒するだろうけど」
ありえるかもしれない未来を想像してしまった。幼馴染のキャシーが書いた曲を「ココロスター」のキャラクターが歌っている未来。キャストたちがリアルのステージで歌っている未来。彼女にとって双璧をなす推し同士の夢のコラボ。
夢を見てしまったゆえに、本当は口にすることは許されない情報を告げてしまう。
「うん、わかった。今度、『ココロスター』とコラボできる機会がある。まだ公になっていないから秘密にしておいて。その時に偉い人に紹介してもらえるように、キャシーの話が本物であることを伝えられるようにする。それで、いい?」
夢を実現させたい欲がプロ意識をねじ伏せてしまったことに、少しだけ後悔する。
「キャシーもそれまでにロージーを説き伏せるんだよ。あと、曲もお願い」
配信の開始時刻が迫ってきたから、電話を切らないといけない。けれど、
「え? 曲はもう何曲か出来ている? 早っ! え? ちょっ、待っ……」
電話越しに聞こえてきた歌声に絶句してしまった。
親友の愛を感じたから。「ココロスター」への深い深い愛を。
「ココロスター」が彼女に与えた影響の大きさにも。それをもたらしたのが自分であることにも。
なにより、「ココロスター」のキャラクターが歌う未来を、キャストたちがリアルのステージで歌っている未来を、自分の全てをかけて手繰り寄せたくなった。
「……うん。とても良かった。ありがとう。もう時間だ。それじゃあ、またね」
名残惜しくも、電話を切る。頬を伝っていた熱いものを手のひらで乱暴に拭うと、ひとつ深呼吸をする。
意識を「私」から「星屑13号」に切り替える。
でも、ドキドキが止まらない。これからの「ココロスター」の未来への。
0
あなたにおすすめの小説
異世界帰りの俺、現代日本にダンジョンが出現したので異世界経験を売ったり配信してみます
内田ヨシキ
ファンタジー
「あの魔物の倒し方なら、30万円で売るよ!」
――これは、現代日本にダンジョンが出現して間もない頃の物語。
カクヨムにて先行連載中です!
(https://kakuyomu.jp/works/16818023211703153243)
異世界で名を馳せた英雄「一条 拓斗(いちじょう たくと)」は、現代日本に帰還したはいいが、異世界で鍛えた魔力も身体能力も失われていた。
残ったのは魔物退治の経験や、魔法に関する知識、異世界言語能力など現代日本で役に立たないものばかり。
一般人として生活するようになった拓斗だったが、持てる能力を一切活かせない日々は苦痛だった。
そんな折、現代日本に迷宮と魔物が出現。それらは拓斗が異世界で散々見てきたものだった。
そして3年後、ついに迷宮で活動する国家資格を手にした拓斗は、安定も平穏も捨てて、自分のすべてを活かせるはずの迷宮へ赴く。
異世界人「フィリア」との出会いをきっかけに、拓斗は自分の異世界経験が、他の初心者同然の冒険者にとって非常に有益なものであると気づく。
やがて拓斗はフィリアと共に、魔物の倒し方や、迷宮探索のコツ、魔法の使い方などを、時に直接売り、時に動画配信してお金に変えていく。
さらには迷宮探索に有用なアイテムや、冒険者の能力を可視化する「ステータスカード」を発明する。
そんな彼らの活動は、ダンジョン黎明期の日本において重要なものとなっていき、公的機関に発展していく――。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
異世界帰りの勇者、今度は現代世界でスキル、魔法を使って、無双するスローライフを送ります!?〜ついでに世界も救います!?〜
沢田美
ファンタジー
かつて“異世界”で魔王を討伐し、八年にわたる冒険を終えた青年・ユキヒロ。
数々の死線を乗り越え、勇者として讃えられた彼が帰ってきたのは、元の日本――高校卒業すらしていない、現実世界だった。
貧乏冒険者で底辺配信者の生きる希望もないおっさんバズる~庭のFランク(実際はSSSランク)ダンジョンで活動すること15年、最強になりました~
喰寝丸太
ファンタジー
おっさんは経済的に、そして冒険者としても底辺だった。
庭にダンジョンができたが最初のザコがスライムということでFランクダンジョン認定された。
そして18年。
おっさんの実力が白日の下に。
FランクダンジョンはSSSランクだった。
最初のザコ敵はアイアンスライム。
特徴は大量の経験値を持っていて硬い、そして逃げる。
追い詰められると不壊と言われるダンジョンの壁すら溶かす酸を出す。
そんなダンジョンでの15年の月日はおっさんを最強にさせた。
世間から隠されていた最強の化け物がいま世に出る。
異世界転生したおっさんが普通に生きる
カジキカジキ
ファンタジー
第18回 ファンタジー小説大賞 読者投票93位
応援頂きありがとうございました!
異世界転生したおっさんが唯一のチートだけで生き抜く世界
主人公のゴウは異世界転生した元冒険者
引退して狩をして過ごしていたが、ある日、ギルドで雇った子どもに出会い思い出す。
知識チートで町の食と環境を改善します!! ユルくのんびり過ごしたいのに、何故にこんなに忙しい!?
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。
黒ハット
ファンタジー
前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。
【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる