その土竜は己の爪を「鋭くない」と隠す ~臆病者の東京ダンジョン探索記

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5 その土竜、舌鼓を打つ

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 ガラリ。

 「居酒屋までま」の入口の扉が開き、また新しい客が中に入ってくる。

「いらっしゃいませ。……じゃあ、また」

 夕香里はそう言うと仕事に戻っていった。

 男ばかり5人組の客は小上がりの空いていた席に入っていく。彼らは、ダンジョン配信で最近人気が急上昇しているグループ「サイバーヴァイカルズ」だった。しかも、今日、伸忠と彼らはダンジョンの第7層で近くをすれ違っている。けれど、互いにそのことには気付かず、伸忠はなんとなくまとっている空気から同業者探索者とあたりを付けていた。

「馬込先輩! 今日はお世話になります!」

「おう! らっしゃい!」

「お! ラッキー! 超特選あるじゃないですか。まだあります?」

「あるぞ」

「なら、それを2つと……飲み物どうする? いつも通りでいいか? なら、生ビール3つに烏龍茶2つ、お願いします」

「おう! 山賊焼2つ、生3つ、烏龍茶2つ!」

「「はーい」」

「って、リーダー! ゴブリンっすよ。不味いで有名な」

「しかも、1万越えてるす! 高すぎません?」

「バカ。先輩が不味いもん出すわけないだろ。それに先輩の超特選を逃すと絶対人生後悔するぞ。それほど美味いヤツだからな。前回食べた時は、美味すぎてガチで涙が出たほどだから。お前らが食べないなら、俺が全部食べる」

「約束すっよ、リーダー」

「何だったら、俺が最初から全部食ってもいいんだからな」

 こんな会話が伸忠の耳に飛び込んでくる。その大きな声にしんどく感じた。

 ゴクリ。

 グラスのビールを一口だけ喉に流し込む。

「ほい! 山賊焼、お待たせ!」

 油で揚げられた一枚肉が4枚もドンと皿に盛られ、ニンニクの香りが食欲を刺激する。見た目は鶏肉の唐揚げのようにも見える。

 ただし、明らかに肉の量が多い。本来の倍量。

 伸忠が視線を上げると、直章がウインクをひとつ送ってきた。気障だがワイルド系イケメンには似合う。

 ――流石、美人姉妹と結婚しているだけある。

 そんな思いが、少しひがみ混じりで、頭を過ぎるものの、

「いただきます」

「おう! たっぷり食え! お前が獲ってきたヤツだからな」

 彼の言う通り、数日前に伸忠がゴブリンを仕留めて来て、直章に渡した。

 加えて、この増量は直章からの先程のびのシグナルでもある。だから、伸忠もシグナルを受け取ったサインを返す。

「追加の注文いいですか?」

「おう!」

 直章の笑みが深くなった。

「枝豆と、レンコンときのこの炊き物をお願いします」

 掲げられている「本日のおすすめ」の中から選んだ。最初に目についたのは「特選 アントラーバウンドのすね肉煮込み」。アントラーバウンドは6階層から13階層に現われる鹿系モンスター。伸忠が仕留めたものではないが、ダンジョンジビエの中でも定評があるから味は間違いない。ただ、価格が9000円で、注文すると伸忠の予算がオーバーする。出来ない額ではないが、いつも予算枠を設定して、その中で収まるようにしている。

 贅沢はしない。探索者としていつまで活動ができるか分からない。もしかすると次の探索で怪我して引退に追い込まれるかもしれない。そうすると当然稼げなくなる。

 次に目を引いたのは「レンコンのはさみ揚げ」。前回来た時に、他の客が注文していて美味しそうだった。もうシメに入っていたから、泣く泣くあきらめた。が、これを頼むと、山賊焼と揚げ物で重なる。大盛りの山賊焼を目の前にすると、食指の動きが鈍くなった。

 となると、残る「本日のおすすめ」の中で目につくのは……。「炊き物」は京都出身の夕香里と万理華が手掛ける定番料理。それと、普段はビールを頼まないから注文しない「枝豆」。

「よし来た! 枝豆1つ、きのこの炊き物1つ!」

「「はーい」」

 ゴブリンは東京ダンジョンでは3階層から12階層で出現する。1mほどの高さで二足歩行をする亜人種。「人間と猿の中間」とも表現される。探索者の中では基本「雑魚」扱いされるが、深階層で群れていると格段に脅威度が跳ね上がる。無手か棍棒の浅階層とは違って、投石、弓矢、時には魔法も使ってくる。仲間でコンビネーションを使った攻撃も当たり前になる。おまけに、倒しても、他のモンスターなら食肉扱いされたり内臓系がポーションの原料になったりするが、ゴブリンはそれがない。肉は不味く、ポーションの原料にもならない。だから、使えるのは魔石程度で実入りが少ない。ゆえに不人気。

 それが定評だった。

 山賊焼を腕の端末で写真に撮ってから、一切れ口に運ぶ。運ぶ前から、ニンニクの食欲をそそる香りと、醤油の香ばしい香りが、暴力的なまでに嗅覚を刺激してくる。

 口の中に入れる。一口噛んだ瞬間から肉汁が口の中で溢れ、旨さが一杯に広がる。肉の味としては鶏肉に近いが、旨味が濃く野性味さえ感じさせる。そこにニンニクと醤油が追加攻撃。片栗粉の衣もサクッと食感にアクセントを加える。

 ゴクゴクゴク。プハー。

 思わず、グラスに残っていたビールを一気にあおってしまう。

 ――これはたまらない。

 美味しさで、顔から笑みがこぼれる。ビールが口の中の肉の味を洗い流してしまったが、わずかに残った脂の旨さが次の一口を催促してくる。

 瓶からグラスにビールを注ぎなおし、先程のとは違う一枚肉から一切れ、肉を口に運ぶ。今度は噛み応えが強くコリコリしている。そして、噛めば噛むほど旨さが口の中に広がっていく。最初のはゴブリンの腿の部分、次は肩の部分にあたった。ゴブリンでまとまって肉が獲れる部位はこの2か所しかない。

 ゴクゴク。プハー。

 グラスのビールを半分ほど飲み干す。

 ――止まらないな。

 また一切れ肉を口に運ぶ。口の中一杯に肉汁と肉の旨味が広がる。こうなると、肉、ビール、肉、ビールのループ。

 気が付くと、大盛りになっていた肉は姿を消し、最後の一切れである。

 名残惜しく、口に運び、これまでより味わって肉を噛み締める。

「ほい! 枝豆と、レンコンときのこの炊き物」

 伸忠が食べ終わるのを見計らっていたかのように、直章が新しい皿を持ってきた。

「美味かったです」

 空いた皿を片付ける直章にそう言うと、彼はニヤリと笑った。

「……っ!」

「うほっ! なんだこれ!」

「うまっ! 美味すぎる!」

「ちょっ! これ、本当にゴブリンすか?」

「そうだろう、そうだろう。美味いだろう」

 小上がりにも「ゴブリン肉の山賊焼」が供されて、「サイバーヴァイカルズ」の5人組が美味さへの驚きで声を上げた。美味さを想像できていたリーダーだけがひとりドヤ顔をしている。

 耳にして、伸忠と直章は視線を交わし、互いにニヤリと笑う。

「でも、これ、どうやったら、こんなに美味くなるんすか?」

「そりゃあ、先輩の料理の腕だ」

と、ここで直章が口を挟んだ。

「そう言ってくれるのは嬉しいんだがな。8割がた、ゴブリンの仕留め方に掛かってんだわ」

「仕留め方すか?」

「そ。延髄破壊して即死させて、首掻き切って一気に血抜きする」

「え? なにそれ? そんなことできるんすか?」

暗殺者アサシンスタイルならできるんじゃね。後ろを取って……」

「無理すよ。そんなん出来ないっす。出来る人いるっすか?」

 彼らの疑問にも、直章が答える。

「薬で眠らせたら出来るだろ。今なら良い薬も出ているようだし」

「あー。ムリムリ。それは配信映えしないっす」

「視聴者さんの受け悪いすよ」

「下手すると、卑怯者呼ばわりされるっす」

 否定的な反応に肩をすくめながら、直章はさらに言葉を紡ぐ。続く反応を予想しながら。

「あと、出来れば、1時間以内に食肉処理してしまう」

「うわー。時間的にきついっすよ」

「え? それ、絶対やんないといけないっすか? あと、さっきの暗殺者スタイルも」

「何とか、という物質が生成されて、それが全部ダメにしてしまうんだそうだ。何だったら、ここにそれに詳しい大学の先生がいるから、教えてもらうか?」

「うん? 知りたい? 講義、開こうか?」

 直章の振りに、カウンター席にいた客の1人が気楽に応えるが、

「いえいえ! 要らないっす! そんな大学の先生の講義に堪えられるほど、頭、全然良くないんで!」

 5人揃って、顔を少し青くして、手と一緒に横に振る様が可笑しい。他の客からは笑い声も上がる。

「でも、それをやれば、買取価格が跳ね上がるだろ」

 笑っていた1人の別の客が会話に入ってくる。常連の現役探索者だ。彼は30階層あたりの深階層を主舞台とする有力パーティーのリーダー。

「え? マジっすか?」

「マジ。最大で相場の2倍払う」

 直章の言葉で、5人組の目の色が変わる。

 配信で人気上昇中と言っても、彼らにとって新しい金策は必至だ。

 最近は、ようやく配信の投げ銭のおかげで生活に余裕が少しできたものの、それ以前はカツカツだった。

 モンスターを倒して、素材として売っても、5分割すれば、わずかな金額。ダンジョン内で使う武器と防具は消耗品。怪我をしてもポーションを使えば、後遺症無く直ぐに復帰できるが、ポーションは高価。

 ポーションは探索者には優先的に回してもらえ、費用もダンジョン保険でまかなうことができるが、使うたびにダンジョンに次入る時の保険料は爆上がりしてしまう。しかも、保険加入はダンジョンに入る時の必須条件。保険からポーションの費用を補償する特約を除くこともできるし、そうすれば保険料を安く抑えることもできるが、万一ダンジョン内で怪我をしたら、どうする? 流れる血の匂いはモンスターを興奮させ、呼び寄せる。

 もちろん、ポーションを自前で用意できるなら、問題はない。でも、どうやって用意する? 彼らに作る技術はない。買えば、ダンジョン保険の保険料よりはるかに高額。

 だから、もっと配信で有名になって投げ銭を集めるか、ダンジョンのさらに奥深くに行って高額素材として売れるモンスターを倒すか。

 その2択以外の新しい選択肢が彼らに現れたから、目の色が変わる。

 こんなことを考えているのを、話し声が耳に届いていた伸忠には手に取るように分かる。こうした選択はこれまで通ってきた道であり、今も続いている。選択を繰り返すことで、探索者として、自分だけのスタイルを確立していくのだ。

「え! ……いや、どうしようか」

「配信映えしないのをやったら、視聴者さんを失望させちゃうぞ」

「だよな。折角、応援してくれているからな」

「……すんません、先輩。先輩からのオーダーに応えることできないっす」

「「「「すみません」」」」

 5人の頭が揃って下がるのを見て、

「いや、そんなに深刻に考えるな。頭も下げなくていい」 

 直章が制止するが、それでも「サイバーヴァイカルズ」の5人が平身低頭している。その理由を伸忠は視界の片隅で様子を見ながら透かし見る。彼らの体育会系気質なところ、リーダーがまだ現役探索者だった直章から探索のイロハを教わったこともありそう。加えて、探索者界隈の有名人、有力者が集まる場所にもなっているこの店「居酒屋までま」から弾かれると、下手をすると東京ダンジョンに潜れなくなる恐れがある、それは避けたい。そんな打算も。

 悪い方向にはとらえない。

 ――そんなことはしないし。それ以前に、そんな力はないのにな。

 と思うだけ。そして、透かし見たのは伸忠だけではない。

「ま、深く考えるな」 

 先程の常連探索者が助け舟を出す。 

「今日のゴブリンは特別で、他のモンスターと対する時の心構えを少し変えるだけでいいんだ。乱戦になってしまう遭遇戦は仕方ないが、こちらが奇襲をかける時はチャンスだ。ファーストヒットがクリーンヒット即死になるようにする。それだけでいいんだ。そうだろ?」 

 「サイバーヴァイカルズ」から尊敬の眼差しが送られる。直章も続く。 

「あとは、血抜きだな。極力早く血を外に抜いてしまう。冷却も出来たらなお良い。買取依頼は常時出しているから、うまく仕留めることが出来たら、連絡をよこしてくれ。最低でも2割増しで買い取る」 

「マジっすか?」 

「具体的な金額は配信の内容をチェックしてから決めさせてもらうが、悪いようにはしないぞ。この店だけではなく、知り合いの店にも声を掛けられるから、量があればあるだけ買い取る」 

 ダンジョンジビエの可能性に目を付けた知り合いの料理人仲間からの要望が多く、対応に困っていたため、良質な肉の供給が増えるのは大歓迎。直章からそんな話を愚痴交じりに何回も伸忠は聞かされている。

「頑張るっす! 絶対連絡するっス!」 

 人参を目の前にぶら下げられた「サイバーヴァイカルズ」は、そのまま5人の間で次の探索の相談を始めてしまう。 

 こんな会話を小耳に挟みながら、伸忠はマイペースに箸を進めていた。ほのかな塩味が効いた枝豆とビールの王道のコンビネーションを堪能しつつ、昆布出汁が染みたレンコンのほくほくさにキノコの香りと旨味が加わるホッとする味を楽しむ。 

 瓶ビールから最後の一滴をグラスに移すと、手が空いていた夕香里に恒例のシメとしているものを頼む。味噌汁とおにぎりのセット。味噌汁には野菜がたっぷり入って、汁に溶け込んだ旨味が味噌によって丸くまとめられてホッコリする。おにぎりは2個あって、梅干しとおかかがそれぞれ入っている。ホカホカのご飯を半切の板海苔で巻くと、触れた部分は少ししなって、残りはパリッと。 

 と、腕の通信端末がバイブレーションで着信を知らせる。 

 チャットアプリの着信を確認すると、伸忠は顔をほころばせた。送信者は永妻真嗣。伸忠の高校の同級生で親友。高校在学中から、彼とは2人だけのチャットグループを組んでいて、一時の休止期間があったものの、現在も稼働中。 

真嗣 : お疲れ~ 

 可愛くデフォルメされたゴブリンのスタンプが一緒に押されていたが、疲れ果てた様子のスタンプだった。 

伸忠 : お疲れ 
伸忠 : こっちは今日の探索を終了して 
伸忠 : いつもの居酒屋で夕飯中 

 一緒に、先程撮った山賊焼の写真を送る。 

真嗣 : うまそう~ 

 またデフォルメされたゴブリンのスタンプが一緒に押されてくるが、今度はよだれをダラダラ垂らしている。 

 ――現実のはこんなにブサカワイクはないな。 

真嗣 : こちらも仕事終了 
真嗣 : これから夕飯 

 一緒に送られてきた写真には、3人分の食事が映っていたが、その中身は純和風。ご飯、味噌汁にメインの肉じゃが。さらに、小鉢で、ひじきの煮物、納豆、冷奴。しかも、どこかの和食の飲食店で出されているようなものではなく、買ってきた出来合いの総菜でもない。全て、自炊されたもの。 

 ――男の自炊料理ではないよな。 

 伸忠は見て思うが、彼にとっての自炊はレトルトカレーをご飯にかけるか、冷凍食品の餃子を焼く、そういう認識だったりする。 

 もちろん、そんな内心をチャットで送ることはなく、 

伸忠 : うまそう 

 向こうからの返信は、ドヤ顔したゴブリンのスタンプ。それを受けて、用意しておいたメッセージを送る。間を開けると、野菜も食べろとか小言がくることがあるから。 

伸忠 : 明日は晴菜ちゃんのライブだな 
伸忠 : 「応援している」と伝えておいてくれ 

 「晴菜」は真嗣の8歳下の妹で、今は「スターライトセレナーデ」という、トップクラスではないが、その少し下くらいのアイドルグループの2期生としてアイドル活動をしている。

 同じ東京に住んでいても、直接間近で会うことはない。連絡先も知らない。

 最後に彼女と言葉を交わしたのは、伸忠の高校の卒業式になる。 

真嗣 : 了解 

 2文字だけが返ってきた。スタンプも無い。レスポンスも少し遅かった。 

 そのことを伸忠は深く考えない。でも、その後もとりとめのないやりとりをしながら思う。 

 ――かなうことなら昔に戻りたい。 
 ――真嗣とバカをして笑いあっていた、あの頃に。 
 ――晴菜ちゃんも加わって、3人で遊んで笑っていた、あの頃に。 

 かなわない願い。時間を今に置き換えてもかなうことはない。 

 なぜか。

 永妻真嗣はもうこの世にはいない人間だから。 
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