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1章 2人の出会い
10月19日 小さな乾杯
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今日の軽い部活を終えたあと、私と山崎君とで、小さな乾杯をした。
自販機のジュースでね。すこし古びたベンチに座り、張り切った様子で。
山崎君は、明日の大会に向けて本気に挑んできたし、今日も真剣な面持ちだった。
少しの技術面の確認と、後は明日に向けて。やはり彼も緊張すると言っていた。
周りが3年生で、コートで自分だけが1年生の山崎君は、プレッシャーに押し潰されてしまうのだろう。
私も初心者で、出してもらえるかわからないけど、やっぱり不安。いくら練習しても不安は付き物だろう......。
適度な緊張を持って、良いコンディションで。
そのあとも、山崎君とは1時間くらい喋った。気休め程度に、趣味の話もしたよ。さすがにずっとバレーの話は圧迫感を感じた。だから趣味とか相手の理想の人生とかを聞いたりするのは、私をリラックさせてくれた。
明日も朝早いから、早めに寝よう。
本番、私のしたいことをsmartに。
練習の成果を少しでも出すことができれば、充分成功に繋がるだろう......。
踏ん張るぞ。
10月19日 海影奈空
自販機のジュースでね。すこし古びたベンチに座り、張り切った様子で。
山崎君は、明日の大会に向けて本気に挑んできたし、今日も真剣な面持ちだった。
少しの技術面の確認と、後は明日に向けて。やはり彼も緊張すると言っていた。
周りが3年生で、コートで自分だけが1年生の山崎君は、プレッシャーに押し潰されてしまうのだろう。
私も初心者で、出してもらえるかわからないけど、やっぱり不安。いくら練習しても不安は付き物だろう......。
適度な緊張を持って、良いコンディションで。
そのあとも、山崎君とは1時間くらい喋った。気休め程度に、趣味の話もしたよ。さすがにずっとバレーの話は圧迫感を感じた。だから趣味とか相手の理想の人生とかを聞いたりするのは、私をリラックさせてくれた。
明日も朝早いから、早めに寝よう。
本番、私のしたいことをsmartに。
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10月19日 海影奈空
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