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第一部
こわくない
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跳ねるように起きた。汗でじっとりとまとわりつく服の感触に顔をしかめる。ベッドから降りてカーテンを開けると、どんよりとした黒く分厚い雲が空を覆っていた。
悪夢を振り払うように服を脱ぎ捨てて着替えを済まし、階下に足をすすめた。
アルテアの顔色を見た母は、どこか具合が悪いのかといたく心配したが、嫌な夢をみたとだけ返した。
席について母と二人で朝食をとった。普段は食べる度に新たな感動をもたらしてくれる料理も、今は何の味も感じなかった。先程の夢の光景が頭から離れなかった。
なんとか朝食を食べきって屋敷を出た。今日もノエルに訓練をつける約束をしていた。正直かなり気は進まなかったが、訓練に取り組むノエルの真剣な姿を思い出すと中止にするのは躊躇われた。
ここ最近のノエルの成長は目を見張るものがあった。
訓練を初めて半年ほど経つが、彼女はメキメキと魔法の腕を上げており、風属性に限れば中級の魔法を扱えるようになっている。ここでその流れを止めたくはなかった。
それに、彼女に魔法を教えていると少しだけささくれだった心が落ち着いた。殺すことしか知らない。そんな自分でも何かを教えることができるのだと、そう思えるからなのかもしれない。
いつも歩いている高台への道がなんだかひどく陰気に感じられた。
強い風が吹きすさんで森が騒いだ。森の中からは鳥か何かの鳴き声がひっきりなしに聞こえてきた。
最近、森が荒れている。
いつになく不穏な気配を感じつつ高台へとたどり着くと、既に少女が待っていた。
「……遅くなって悪い」
背後から声をかけると、肩にかかるほどの金茶の髪をなびかせて少女が振り返る。
「あっ……!アルくん!」
アルテアの姿を見て、少女の顔に花が咲いた。
「ううん、私もさっき来たばかりだから」
「そうか。なら良かった」
ある種の決まりきったやりとりを終えて訓練を始めた。
出会った頃と比べて彼女とも自然に話せるようになった。意外と言うべきか元々そういう性格なのか、ノエルは気心の知れた相手にはよく喋りよく笑う少女だった。
今では魔法の扱いにも慣れてきたこともあり、昼食中の雑談を交えながらでも魔法を使うことができるようになっていた。
「それでね……お父さん、お母さんに何も言えなくなっちゃったの」
彼女がお弁当を食べながら父と母の痴話喧嘩の顛末を話していた。
「テオさんがしおらしくしてるところはなかなか想像つかないな」
いかにも意外だという顔でアルテアが素直な感想を出すと、
ノエルも頷いてコロコロと笑った。
「お父さん、ああ見えてかなりお母さんや私に甘いんだよ」
ノエルの指導を頼まれたときのことを思い出し、確かにそうかもしれないと納得した。そのことを伝えると、彼女は少し頬を赤らめて恥ずかしそうにしつつも喜んでいるように見えた。きっと仲のいい家族なのだろうとアルテアは感じた。
自分も笑って家族の話をすることができるだろうか。
言い合って以来、父とはうまく話せていない。
いや。父だけではない。家族とうまく話せなくなっていた。
父、母、メイドの顔を順に思い浮かべたところで、唐突に夢で見た少女が顔を出した。
少女の言葉が頭の中で反響した。心臓が大きく高鳴り動悸が激しくなる。激しさを増す鼓動とは裏腹に強烈な悪寒が襲ってくる。
悪夢を消し去るように目を強くつむり、胸を押さえて込み上げる胃液を押しとどめた。深呼吸を繰り返して息を整えることに努めた。
どのくらいそうしていたのか、気づけば片手に柔らかい感触を感じた。その優しく暖かい何かのおかけで落ち着きを取り戻してくる。
アルテアはうっすらと目を開けると、両手でぎゅっと自分の手を握ってくれている少女の姿が見えた。
「だ、だいじょうぶ……?」
俯くアルテアを下から覗き込むようにしてノエルが尋ねた。彼女の翠の瞳が潤んで揺れていた。
アルテアはもう一度ゆっくり深呼吸をしてから言った。
「すまない……もう大丈夫だ」
彼女を心配させないよう努めていつもの口調を心がけた。
「あの……具合が悪いなら、今日は止めにする?」
「いや、本当に大丈夫だよ。少し気分が悪くなっただけだ。それもノエルのおかけですっかり良くなった」
そう言って握られたままの手に視線をやると、少女は我に返ったようにぎょっと目を見開いて慌てて握っていた手を離した。
「あっ、あの……これは、その……」
少女は顔を伏せ首まで真っ赤に染めてぼそぼそと言葉にならないことを話していた。アルテアはなんだか申し訳なくなって頭をポリポリとかいて助け舟を出した。
「治癒の魔法をかけてくれてたんだろ?助かったよ、ありがとう」
そう言ってそっと頭を撫でると、
ノエルはあまりの恥ずかしさに身悶えしながらも受け入れていた。
「それにしても随分と魔法の扱いが上手くなったな」
アルテアが言って撫でるのを止めると、少女が「あっ……」と小さく呟いた。
安堵と少しの未練とが混じりあった複雑な面持ちだった。少女は自分の頭に手を置きじっくり余韻を味わってから、気を取り直して答えた。
「アルくんに毎日おしえてもらってるから。アルくんのおかげだよっ」
モジモジと指で地面に八の字を描きながら上目遣いでノエルが言う。相変わらず恥ずかしそうにはしているが、彼女の目からはどこまでもアルテアを信頼しているというような意志を感じとれた。
「……なあ」
そんな少女を見てアルテアはぽつりと零した。
「お前はさ、俺のことが怖くないのか?」
「……え?」
少女はまるで言っている意味がわからないとでもいうように首を傾げる。
「怖くないよ?どうして?」
「いや……。俺はその気になれば村が消し飛ぶような大威力の魔法だって撃てる。そういうやつが近くにいるのって……普通は怖いんじゃないか?」
少女は少し悩む素振りを見せてから再び口を開いた。
「そんなことするの?」
「……する、かもしれない」
「しないよ」
少女はすぐさま否定した。驚くほど澄んだ声だった。
「アルくんはそんなことしない」
少女の言葉の中には確信があった。
──なぜそんなにも俺を信じる。
「なぜそう言いきれる?」
「私は知ってるから……。アルくんが凄く優しい人だって」
アルテアにはなぜ彼女がそこまで自分を信頼するのかわからなかった。不意に夢の景色が目の前に広がった。
巻き上がる煙と炎。
至る所に散らばる子供の死体。
異形の返り血に濡れた自分の姿。
一瞬の瞑目のあとにアルテアが言う。
「俺はお前が思ってるほど出来た人間じゃない」
村を、親を捨てようとしている。
それも自分勝手な理由だ。人を殺す。そんな最低な理由。
本当はこの少女とも関りを持つべきではないと思う自分がいる。こんなにも自分を慕ってくれている少女を、切り捨てようとしているのだ。どこが良い人間だというのだろう。
胸の中が、溶けた鉛を流し込まれているみたいに熱く、そして重くなるのを感じる。
──俺に生きる価値なんかねぇよ。
心の中で、そう呟いた
──生き延びた。だから復讐する。それがひとり生き延びた俺の使命。仲間もそれを待ちわびているはずだ。ただ安寧に生きることなど俺には許されない。
もう一人の自分もそう言った。
「アルくんは優しい人だよっ!」
そんな声をかき消すように、ノエルが勢いよく身を乗り出し叫び、きれいな瞳で少年を見つめる。
普段の彼女からは想像できないほど力強い姿にアルテアは思わずたじろいだ。
固く口を結んでなおも自分を見つめる少女に、アルテアは根負けしたというふうに肩をすくめてみせた。
「そう、だな。優しいかはともかく、村を消し飛ばすようなことはしない」
そう言ってため息をつくと、ノエルは表情を緩ませてにこりと笑った。心が少し軽くなったような気がした。
「意外と頑固なんだな」
アルテアが呆れたように言うと、
少女は元に戻ったように恥ずかしそうにモジモジとしていた。
「わたしは……本当のことを言っただけだよ。アルくんは誰よりも強くて優しい……わ、わたしの……ヒ、ヒーローだもん」
「ヒーローか……」
ヒーロー。その言葉が強くアルテアの胸を突いた。嬉しさのようなものを感じる一方で、その言葉を拒絶する自分がいた。
本当にヒーローと呼ばれるような人をアルテアはひとりだけ知っていた。
彼女と自分は似ても似つかない。
黒い何かが胸の内を侵していくような感覚をこらえて、意識を切り替える。
「……ありがとな」
内情を悟られないように暗い気持ちに蓋をしてノエルに礼を言うと、彼女はくすぐったそうに目を細めた。風が吹いて少女の髪がなびく。髪の隙間からすらりと長く伸びた耳がチラチラと覗いていた。
「ん……?今、耳が……」
アルテアが何かを思い出したように呟くと、ノエルはびくりと身体を震わせて大慌てで両手で耳を隠してしまった。
「これは……その……」
ノエルが俯いて何かを逡巡していた。親に黙って拾ってきた野良猫を隠すみたいだった。
「わっ、わたしね──」
意を決したのか、彼女が顔を上げて何かを言おうとしたとき、森の中からけたたましい咆哮が聞こえた。
悪夢を振り払うように服を脱ぎ捨てて着替えを済まし、階下に足をすすめた。
アルテアの顔色を見た母は、どこか具合が悪いのかといたく心配したが、嫌な夢をみたとだけ返した。
席について母と二人で朝食をとった。普段は食べる度に新たな感動をもたらしてくれる料理も、今は何の味も感じなかった。先程の夢の光景が頭から離れなかった。
なんとか朝食を食べきって屋敷を出た。今日もノエルに訓練をつける約束をしていた。正直かなり気は進まなかったが、訓練に取り組むノエルの真剣な姿を思い出すと中止にするのは躊躇われた。
ここ最近のノエルの成長は目を見張るものがあった。
訓練を初めて半年ほど経つが、彼女はメキメキと魔法の腕を上げており、風属性に限れば中級の魔法を扱えるようになっている。ここでその流れを止めたくはなかった。
それに、彼女に魔法を教えていると少しだけささくれだった心が落ち着いた。殺すことしか知らない。そんな自分でも何かを教えることができるのだと、そう思えるからなのかもしれない。
いつも歩いている高台への道がなんだかひどく陰気に感じられた。
強い風が吹きすさんで森が騒いだ。森の中からは鳥か何かの鳴き声がひっきりなしに聞こえてきた。
最近、森が荒れている。
いつになく不穏な気配を感じつつ高台へとたどり着くと、既に少女が待っていた。
「……遅くなって悪い」
背後から声をかけると、肩にかかるほどの金茶の髪をなびかせて少女が振り返る。
「あっ……!アルくん!」
アルテアの姿を見て、少女の顔に花が咲いた。
「ううん、私もさっき来たばかりだから」
「そうか。なら良かった」
ある種の決まりきったやりとりを終えて訓練を始めた。
出会った頃と比べて彼女とも自然に話せるようになった。意外と言うべきか元々そういう性格なのか、ノエルは気心の知れた相手にはよく喋りよく笑う少女だった。
今では魔法の扱いにも慣れてきたこともあり、昼食中の雑談を交えながらでも魔法を使うことができるようになっていた。
「それでね……お父さん、お母さんに何も言えなくなっちゃったの」
彼女がお弁当を食べながら父と母の痴話喧嘩の顛末を話していた。
「テオさんがしおらしくしてるところはなかなか想像つかないな」
いかにも意外だという顔でアルテアが素直な感想を出すと、
ノエルも頷いてコロコロと笑った。
「お父さん、ああ見えてかなりお母さんや私に甘いんだよ」
ノエルの指導を頼まれたときのことを思い出し、確かにそうかもしれないと納得した。そのことを伝えると、彼女は少し頬を赤らめて恥ずかしそうにしつつも喜んでいるように見えた。きっと仲のいい家族なのだろうとアルテアは感じた。
自分も笑って家族の話をすることができるだろうか。
言い合って以来、父とはうまく話せていない。
いや。父だけではない。家族とうまく話せなくなっていた。
父、母、メイドの顔を順に思い浮かべたところで、唐突に夢で見た少女が顔を出した。
少女の言葉が頭の中で反響した。心臓が大きく高鳴り動悸が激しくなる。激しさを増す鼓動とは裏腹に強烈な悪寒が襲ってくる。
悪夢を消し去るように目を強くつむり、胸を押さえて込み上げる胃液を押しとどめた。深呼吸を繰り返して息を整えることに努めた。
どのくらいそうしていたのか、気づけば片手に柔らかい感触を感じた。その優しく暖かい何かのおかけで落ち着きを取り戻してくる。
アルテアはうっすらと目を開けると、両手でぎゅっと自分の手を握ってくれている少女の姿が見えた。
「だ、だいじょうぶ……?」
俯くアルテアを下から覗き込むようにしてノエルが尋ねた。彼女の翠の瞳が潤んで揺れていた。
アルテアはもう一度ゆっくり深呼吸をしてから言った。
「すまない……もう大丈夫だ」
彼女を心配させないよう努めていつもの口調を心がけた。
「あの……具合が悪いなら、今日は止めにする?」
「いや、本当に大丈夫だよ。少し気分が悪くなっただけだ。それもノエルのおかけですっかり良くなった」
そう言って握られたままの手に視線をやると、少女は我に返ったようにぎょっと目を見開いて慌てて握っていた手を離した。
「あっ、あの……これは、その……」
少女は顔を伏せ首まで真っ赤に染めてぼそぼそと言葉にならないことを話していた。アルテアはなんだか申し訳なくなって頭をポリポリとかいて助け舟を出した。
「治癒の魔法をかけてくれてたんだろ?助かったよ、ありがとう」
そう言ってそっと頭を撫でると、
ノエルはあまりの恥ずかしさに身悶えしながらも受け入れていた。
「それにしても随分と魔法の扱いが上手くなったな」
アルテアが言って撫でるのを止めると、少女が「あっ……」と小さく呟いた。
安堵と少しの未練とが混じりあった複雑な面持ちだった。少女は自分の頭に手を置きじっくり余韻を味わってから、気を取り直して答えた。
「アルくんに毎日おしえてもらってるから。アルくんのおかげだよっ」
モジモジと指で地面に八の字を描きながら上目遣いでノエルが言う。相変わらず恥ずかしそうにはしているが、彼女の目からはどこまでもアルテアを信頼しているというような意志を感じとれた。
「……なあ」
そんな少女を見てアルテアはぽつりと零した。
「お前はさ、俺のことが怖くないのか?」
「……え?」
少女はまるで言っている意味がわからないとでもいうように首を傾げる。
「怖くないよ?どうして?」
「いや……。俺はその気になれば村が消し飛ぶような大威力の魔法だって撃てる。そういうやつが近くにいるのって……普通は怖いんじゃないか?」
少女は少し悩む素振りを見せてから再び口を開いた。
「そんなことするの?」
「……する、かもしれない」
「しないよ」
少女はすぐさま否定した。驚くほど澄んだ声だった。
「アルくんはそんなことしない」
少女の言葉の中には確信があった。
──なぜそんなにも俺を信じる。
「なぜそう言いきれる?」
「私は知ってるから……。アルくんが凄く優しい人だって」
アルテアにはなぜ彼女がそこまで自分を信頼するのかわからなかった。不意に夢の景色が目の前に広がった。
巻き上がる煙と炎。
至る所に散らばる子供の死体。
異形の返り血に濡れた自分の姿。
一瞬の瞑目のあとにアルテアが言う。
「俺はお前が思ってるほど出来た人間じゃない」
村を、親を捨てようとしている。
それも自分勝手な理由だ。人を殺す。そんな最低な理由。
本当はこの少女とも関りを持つべきではないと思う自分がいる。こんなにも自分を慕ってくれている少女を、切り捨てようとしているのだ。どこが良い人間だというのだろう。
胸の中が、溶けた鉛を流し込まれているみたいに熱く、そして重くなるのを感じる。
──俺に生きる価値なんかねぇよ。
心の中で、そう呟いた
──生き延びた。だから復讐する。それがひとり生き延びた俺の使命。仲間もそれを待ちわびているはずだ。ただ安寧に生きることなど俺には許されない。
もう一人の自分もそう言った。
「アルくんは優しい人だよっ!」
そんな声をかき消すように、ノエルが勢いよく身を乗り出し叫び、きれいな瞳で少年を見つめる。
普段の彼女からは想像できないほど力強い姿にアルテアは思わずたじろいだ。
固く口を結んでなおも自分を見つめる少女に、アルテアは根負けしたというふうに肩をすくめてみせた。
「そう、だな。優しいかはともかく、村を消し飛ばすようなことはしない」
そう言ってため息をつくと、ノエルは表情を緩ませてにこりと笑った。心が少し軽くなったような気がした。
「意外と頑固なんだな」
アルテアが呆れたように言うと、
少女は元に戻ったように恥ずかしそうにモジモジとしていた。
「わたしは……本当のことを言っただけだよ。アルくんは誰よりも強くて優しい……わ、わたしの……ヒ、ヒーローだもん」
「ヒーローか……」
ヒーロー。その言葉が強くアルテアの胸を突いた。嬉しさのようなものを感じる一方で、その言葉を拒絶する自分がいた。
本当にヒーローと呼ばれるような人をアルテアはひとりだけ知っていた。
彼女と自分は似ても似つかない。
黒い何かが胸の内を侵していくような感覚をこらえて、意識を切り替える。
「……ありがとな」
内情を悟られないように暗い気持ちに蓋をしてノエルに礼を言うと、彼女はくすぐったそうに目を細めた。風が吹いて少女の髪がなびく。髪の隙間からすらりと長く伸びた耳がチラチラと覗いていた。
「ん……?今、耳が……」
アルテアが何かを思い出したように呟くと、ノエルはびくりと身体を震わせて大慌てで両手で耳を隠してしまった。
「これは……その……」
ノエルが俯いて何かを逡巡していた。親に黙って拾ってきた野良猫を隠すみたいだった。
「わっ、わたしね──」
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