僕の推しはアルファの吸血鬼でした。

豊岡千代

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推しはまさかの吸血鬼!?

01.

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 大学四年生の春、僕は失恋をした。
 それはもう、結城士郎ゆうきしろうの人生史に残るほどの大失恋だ。
 失意のどん底にいた当時の僕は、たまたま駅の大型ビジョンで流れていた、とあるアイドルグループのライブ映像に目を止める。

 彼らが歌っていたのは、不特定多数へ向けたよくある応援ソング。けれどそれが妙に僕の心に沁みた。歌っていたのは、最近話題の三人組アイドルユニット。そして、そこに映し出された一人のメンバーを見た瞬間。僕の心は一瞬にして、奪われたのだった。


*****


「結城くん。今日もちょっとだけ品出し手伝ってもらいたいんだけど、残れるかい?」
「あ、はい!全然大丈夫です!」

 結城士郎、二十三歳。
 現在は大学を卒業して、薬局でアルバイトをしながら生活している。
 大失恋を経験した年は就活も思うように上手くいかず、しばらくはフリーターでいる道を選んだ。薬局で働き始めた理由は、ヒート抑制剤を安く買えるからだった。

 この世界には男女性の他にアルファ、ベータ、オメガという第二の性が存在する。
 その中でもほとんどの人達はベータに分類され、次に多いのがアルファ、そして一番希少とされているのがオメガだった。

 アルファはそのスター性から富豪や政界、芸能界に最も多く見られる。対してオメガはアルファに孕ませられる側として立場が弱く、その身を隠すようにひっそりと暮らしている事が多い。

 士郎の第二性は、オメガだった。
 オメガは三ヶ月に一度、必ずヒートというものが来る。いわゆる、発情期だ。
 けれど自分はその中でも比較的軽い方であった。病院に通うほどでもなく、市販の一番安い抑制剤で事足りる。なのでいつも、自分の職場で安く買って済ませているのだった。そして余ったバイト代は生活費と奨学金返済費用へ。
 それから……推し活のため使うのだ。

 そう、結城士郎にはたった一人の『推し』がいる。
 彼との出会いは、あの大失恋をしてすぐの頃。当時就活に落ちまくっていた自分は、心身ともに弱りきっていた。
 
 その日も面接の時点で不合格を悟り、憂鬱な気分で駅を歩いていた。その時、たまたま大型ビジョンで流れていた歌と映像に救われたのだ。
 映っていたのは三人組αアイドルユニット、その名も『ヴァンプエイジ』。
 その中にいた一人から、なぜか目が離せなかった。

 士郎の推し『本郷ほんごうレオ』は、今をときめくアイドル兼若手俳優だ。
 レオは自分と同い年なのに、アイドルとしてのライブコンサートだけでなく、俳優としてドラマや舞台、CMなどにも幅広く出演している。普段の彼は脱力系アイドルとして名を馳せているのだが、パフォーマンスとなるとその姿は一変。息を呑むほどかっこいい、歌って踊れるアイドルへと変貌する。
 そんな彼のライブ映像を見て、自分の心は一瞬にして奪われた。あの瞬間はまるで、枯れていた心に命の水が注がれたようだった。
 
 それからというもの、士郎の毎日はレオ一色になった。
 朝起きて部屋に貼っているポスターに挨拶をし、彼の一週間分のテレビ出演の録画を更新する。家から職場までは彼らの音楽だけを脳に吸収させながら歩き、バイト中は彼に会うためのお金を稼ぐ。
 レオに出会ったあの日から、士郎の人生はそんな風にして回っていた。


*****


 週末。士郎はヴァンプエイジに会うために、とある会場へとやってきていた。
 今日はファンミーティングのため、いつもよりも箱が狭い。つまりそれは、彼らを間近でみれるということだ。
 自分の持っている整理番号も一桁台と最前列に近いものだった。だが士郎はいつものようにほぼ一番最後に入場し、出入り口付近で身を固めた。なぜ一番後ろを選ぶのかというと、単純に目立ちたくないからだ。

 ヴァンプエイジファンのほとんどは女性である。その中に男の自分がいるだけでも異質なのに、昔からなぜかこの容姿は悪目立ちをしてしまうのだ。
 生まれつき色素の薄い髪色と、淡いラベンダー色の瞳は街を歩いているだけでも周囲の興味を引いてしまうようで。そういった視線から逃れるためにも、士郎はいつも帽子を深く被り眼鏡をかけて、一番離れた場所からこっそりと彼らを応援しているのであった。

 会場内が暗闇に包まれ、いよいよイベントが始まる。流れる音楽とともにステージが照らされた後、そこに三人の姿が見えた。

「リーダーの望月もちづきトワです。今日は僕たちと濃厚な時間を過ごそうね」

 ミルクティー色の猫っ毛をふわりとセットし、優雅に客席に向けて手を振るザ・王子様系のトワ。聡明で博愛主義な彼は、老若男女問わず人気が高い。

「ピカピカヒカルは世界一!みんなお待たせ、柳瀬やなせヒカルだよっ!短い時間だけど、楽しんでいってね~」

 無邪気な笑顔から覗く八重歯がチャームポイントのヒカル。髪色は赤に近いブラウンで、前髪をあげて全体的に外ハネさせている。
 小柄だが、メンバーの中で一番体力がありダンスが上手い。持ち前の明るさで周囲を照らす、その名の通り光のような存在だ。

 そしてその隣に立つ、どこか気だるげなオーラをまとった男。
 黒髪ストレートヘアの襟足だけを外ハネさせ、長い手足で完璧に衣装を着こなしている。闇を閉じ込めたような|漆黒の瞳で、見る者の心を奪う。彼こそが──。

「本郷レオ。今日も盛り上がっていけよ?」

 眩しい。あまりの眩しさに、士郎は自然と目を細めていた。
 この世にこんな尊き人間が存在するなんて、未だにちょっと信じられない。同じ時代に生まれてこれたことが、自分にとって最大の奇跡なんじゃないか。彼らを生で見るたびに、士郎はそう思っていた。

 今回のファンミーティングはミニライブと握手会の二部構成だ。
 最初のミニライブが始まると、会場内はさらに熱を上げていく。士郎はひっそりと静かに楽しむタイプではあるが、その胸の内はレオのことでいっぱいだった。目の前で、レオが歌って踊っている。この光景を見るたび、自分は今日この時のために生きてきたのだと思えてしまう。

 ライブも終盤に差し掛かり、いつものようにファンサタイムが始まった時。リーダーの望月トワが客席に向かって、タオルを投げた。そのタオルは士郎のいる後方へと飛んでくる。トワ推しの人にキャッチしてもらいたいので、士郎はまったく取る気がなかった。しかし周囲の波にのまれ、士郎も戦争に巻き込まれてしまう。かけていた眼鏡はどこかへ飛んでいき、頬に誰かのペンライトが当たる。その鋭利な部分が士郎の頬を切り裂き、縦に一本の赤い線を作った。

「っ……!」

 咄嗟に押さえた手を見ると、大げさに血が流れている。その瞬間、周囲で悲鳴が上がった。まさか自分のせいでは、と思い士郎は顔をあげる。だがそんなことはなく、みな一様にステージの方を向いていた。士郎もそちらに顔を向け、すぐに事態を把握する。舞台上でレオが膝をつき、苦しそうに胸を押さえ踞っていたのだ。周囲のスタッフもその異変に気づき、ステージ上の照明が落とされた。続いて会場アナウンスが入り、ファンミーティングの一時中断が告げられる。士郎はもちろんレオのことも心配だったが、自分もこの場から退場しないといけなくなってしまった。

 士郎は頬を押さえたままロビーへ出ると、近くにいたスタッフへと声をかける。ぎょっとした顔をされた。

「うわ、すごい血が出てますね。歩けますか?」
「はい、大丈夫です」
「ちょっと救護係を呼んでくるので、そこの控え室で待機していてください」

 スタッフはそう言うと、慌ただしくその場から去っていく。今はレオのことで、会場全体が忙しい雰囲気をしている。自分なんかのせいで迷惑をかけてしまって、申し訳なく思う。

 士郎はとりあえず指示された部屋に入ると、備え付けのソファに座った。
 控え室の中は、外のざわめきが嘘のように静かだ。頬をハンカチで押さえながら係の人を待っていると、しばらくして控え室の扉が開いた。士郎は反射的に顔を上げ、入口へと目を向ける。するとそこにはなぜか、息を荒げた推しの姿があった。

「えっ……レ、レオ……?」

 驚いた士郎は、その場から立ち上がる。そこへ口元を押さえたレオが、ゆっくりと近づいてきた。

「はぁっ……はぁっ……」

 そうだ、彼はさっき舞台上で倒れたのだ。きっと今、ものすごく体調が悪いに違いない。そう思った士郎は彼の元に駆け寄り、ふらついている体を支えた。

「大丈夫、ですか?とりあえず椅子に座って──」

 すべて言い終える前に、頬にレオの手が添えられた。
 目の前には、推しのドアップ。いきなりの事態に、頭の中が真っ白になる。けれどそこでようやく、いつもとは違う彼の異変に気づく。

 ──あれ、瞳が……赤くなってる?

「レオ、くん?」

 ゆらり、ゆらりと彼の顔が近づいてくる。

「誰にも……言うな」

 そう言われた、次の瞬間。頬の傷をべろりと舐められた。

「……へ」 

 傷口から溢れる血液を、レオの舌で舐め取られている。
 それはヴァンプエイジのファンであれば、誰もが一度は想像するであろうシチュエーションだった。士郎だってもちろん、今まで何度も妄想した事がある。実際彼らのミュージックビデオにも、こういったシーンがあるのだ。

 これはもしかして夢?ドッキリ?はたまた自分は誰かと勘違いされている?
 士郎が困惑している間も、レオは頬の傷口を舐めるのをやめない。あまりにも刺激的なこの状況に、士郎の頭はパニックを起こしかける。
 不意にレオの手が、首元のチョーカーに触れた。そこに触れられると、本能的に体が震えてしまう。

「れ……れおくん、まって」

 思わず腕を掴んでそう制止するも、レオは自分から離れてくれない。
 ちゅ、ちゅっという音が耳元に近い場所から聞こえてきて、まるで頬にキスをされているような錯覚に陥ってしまう。自分の心臓がばくばくと大きな音を立てていて、これが現実なのか妄想なのかがわからなくなってくる。
 ようやくレオの顔が離れていき、士郎は忘れていた呼吸を取り戻す。しかし今度は腕を掴まれて、服の袖を一気に肘のあたりまで捲し上げられた。困惑してるうちに、そこへレオの唇が近づいてくる。

「っ…………!」

 突然、腕に鋭利な何かが突き立てられた。次いで、鋭いものが肌から抜けていく感覚。そこでようやくそれがレオの牙であったことに気づく。
 噛み跡から、じわじわと血液が溢れ出てくる。直感で身の危険を察した士郎は、その場から逃げようとした。しかしそれよりも早く腕を掴み上げられて、ソファへと押し倒されてしまう。傷口に、レオが顔を寄せた。

「ん……っ」

 不思議な感覚だった。
 聞こえてくる嚥下音で、彼に自分の血を吸われているのがわかる。
 程なくして心臓がどくん、と脈を打った。そして血を吸われている場所から広がっていく、何とも言えないぞわぞわとした感覚。
 その感覚に怖くなった士郎は、力を振り絞って抵抗した。するとその腕がレオの顔に直撃し、唇が離れる。

「いっ……た」

 レオは顔を押さえ、士郎から離れた。その様子を見て、たった今自分がしてしまったことに気づき、背中に冷や汗が流れる。

「あ……ごめん、なさ」

 顔を上げた彼と、目が合う。
 いつもよりも鋭く尖って見える、牙。士郎の血で濡れている口元。
 そして、薔薇のように深い紅色に染まった瞳。

 ──まさかレオは本物の……吸血鬼ヴァンパイアだったの?
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