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1章
19話 アモンの使者プルフラ
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部屋に入り目に飛び込んできた光景を見て二人は戦闘の構えを取った。
「ルシア!!貴様ルシアに何をした!!」
ハルトの声をきくと床に倒れていたルシアが何事もなかったかのように起き上がった。
「ん。お帰りハルト様」
二人は呆気にとられた。
「お前無事なのか……?」
ルシアは質問の意図が分からず首を傾げている。
すると横に立っていた女性が口を開いた。
「その……彼女は私がお持ちした食事を口にすると急に……」
テーブルの上を見ると食事とお酒が注がれたジョッキがあった。
どうやら初めて飲むお酒で気分が良くなり酔って床に寝ころんでいただけのようだ。
紛らわしい。
「それで、あなたは?」
「申し遅れました。私はアモン様の部下プルフラと申します。部屋と食事を手配するようにアモン様に言われておりましたので食事を用意して戻ったのですが、ルシアさんしかおられなくてその……」
どう見ても人間の女性。だけど彼女も魔族……なんだよな?
「はぁ。急に武器を向けてすみません。それで?話を聞かせてもらえますか?」
「はい」
こうしてプルフラから魔王領で起きていることを確認した。
魔王領では6人の魔王が分割して領土を統治しているそうだ。
プルフラやアモンはその魔王の一人、サタナキアという魔王の元に仕えているらしい。
「サタナキア様は血が流れる戦いを嫌うお方です。それは魔族であれ人であれ。ですから今回の件を事前に止めようとしていたことは信じてください!」
アモンの話も聞いているし、プルフラの様子を見ても全て嘘というわけではなさそうだ。
「わかった。そこはひとまず信じるよ。それでキール達みたいな魔族、マナリスだっけ?彼らの目的っていったい何なんだ?1000年前に人と魔族は領土を分けて不可侵条約を結んでいると聞いてるが?」
「確かに人と魔族は互いを守るために不可侵条約を結んでいます。ですが人の中にも魔族の中にもそれをよしとしない者たちがいるのです。魔族に中には愚かにも魔族こそが世界を統治するに相応しいと信じ疑わない者たちが居ます。マナリスはそうした思想の元に集った力こそ絶対と主張する組織なのです」
「なるほど。その組織が何故こんな街を襲って来たんだ?」
「先ほど私は人の中にもよしとしないと考える者がいるとお話しましたね」
「まさか……」
「ええ、人の中にはマナリスと結託して魔族が世界を納めるために助力することでのちの地位を確立させようとしている者がいるのです。我々が掴んだ情報によりますとここから最も近い人間の王都ベルセリアの上層部が今回の件に絡んでいるとのことです」
「人が魔族に同族を売ったということか……」
「おそらく……。この街は、サタナキア様が治めるファーメルハイトから最も近い人の街です。この街を落として侵攻の足掛かりにし、内通者は後にこの都市を譲り受けるつもりだったのでしょう。そしてもしそうなるとマナリスの存在を知らない人族から見れば不可侵条約を破ったのはサタナキア様に見えるでしょう。我が主の立場も危ぶまれます」
「マナリスにそのサタナキアが関与してないという保証は?今あなたが言った内容はサタナキアがマナリスに加担していなかった場合の話だ。もし加担していたとなるとアモンが分が悪いとみて今日は引いただけで、俺らをだまして打つとも考えられる」
「そこは信じていただくしかありません。我々は、サタナキア様はずっと人と魔族の共存を考えて来られた方です!そんなお方が人の世界を奪おうとするなどありえません!!」
プルフラの真剣な表情を見てルナは悲しそうな顔をしてハルトに話しかける。
「ご主人様……。ルナは話が難しくて良くわからないけど……。この人は嘘を言ってないと思うよ?」
「……。そうだな。今は情報が少なすぎて考えても仕方がない。ひとまず貴方たちは味方だとして信じることにするよ」
「ありがとうございます。キールを無傷で討ったあなた方を優秀な戦士と見込んで、一度サタナキア様の元へ招待したいのですが、私と共に来ていただけないでしょうか?」
「はい?」
プルフラの急な願いにハルトは戸惑った。
「今すぐにとは言いません。ですが我々もマナリスを止めるために少しでも戦力が必要です。我々家臣はサタナキア様と思想を共にする者たちです。優秀な方は種族を問いません、マナリスを何としてでも止めたいのです」
急にそんなこと言われてもなぁ。俺は街こともあるしなぁ……。
ハルトが返答に悩んでいるとルナがプルフラに質問を始めた。
「魔王領って美味しいお肉ある?」
「そうですね……グレートライノやアースドラゴンのお肉はなかなか美味ですね♪」
「ご主人様!美味しいお肉あるって!」
ルナがそれを聞いて目を輝させている。
ドラゴンの肉って……。
「はぁ……わかった。でもすぐにはいけないぞ?俺はこう見えてもある街を運営してるんだ。だから仲間と相談させてほしい」
「なんと。領主様でしたか。わかりました。ではこちらを」
プルフラは小さなビー玉くらいの大きさの宝石をハルトに手渡した。
ハルトはそれを手に取って目の前で良く眺めてみた。石は澄んでいるが中からは何か不思議な力を感じる。
「それは通信魔法が仕込まれた宝石です。コネクトオーブと呼ばれています。それがあれば魔力を登録した者同士は離れていても会話が可能になります」
「そんなすごいものが……!」
「これは魔王領で数百年前に作られたばかりの魔道具ですので、こちらでは流通していないと思います」
「これは複数人で魔力を登録することも可能なのか?」
「これは携帯用ですので4~5人までが限界ですね。手持ちがまだありますので他のお二人にもお渡ししおきますのでお役立てください」
3人はコネクトオーブを受け取り、それにプルフラが魔力を流していった。プルフラが持つコネクトオーブにも3人が魔力を流していく。
「これで皆さんは私といつでも連絡を取ることができます。ではまた後日改めて連絡を差し上げます。本日は本当にありがとうございました」
そう言ってプルフラは頭を下げ、部屋を出ていった。
「魔王領かぁ~。俺はのんびりと暮らしたいだけなのになんでこんなことに巻き込まれちゃうかなぁ」
ハルトはベッドにうつ伏せになり枕に顔を埋めながら愚痴をこぼしていた。
「ルシアちゃん聞いたっ?美味しいお肉があるってよ!」
「はいっ!楽しみですね」
二人は肉の話で盛り上がっている。そんな二人を見てハルトも気が抜けて笑った。
とりあえず明日はロンドと合流して、まずはルシアを連れてギルドへ向かうとするか。
その後は報奨金も入ったことだし少し買い物をして街に戻るか。街の皆も少しずつ連れてきて登録させてもらわないとな。毎回猫やスライムに変身して不法侵入するわけにもいかないしな……。
ハルトが色々考えている間に二人はプルフラが用意した食事とお酒を楽しんでいた。
「人間の街の料理おいしい!」
「ふぁ~!お酒最高~♪」
そして3人は明日に備えて早めに眠ることにした。
「ルシア!!貴様ルシアに何をした!!」
ハルトの声をきくと床に倒れていたルシアが何事もなかったかのように起き上がった。
「ん。お帰りハルト様」
二人は呆気にとられた。
「お前無事なのか……?」
ルシアは質問の意図が分からず首を傾げている。
すると横に立っていた女性が口を開いた。
「その……彼女は私がお持ちした食事を口にすると急に……」
テーブルの上を見ると食事とお酒が注がれたジョッキがあった。
どうやら初めて飲むお酒で気分が良くなり酔って床に寝ころんでいただけのようだ。
紛らわしい。
「それで、あなたは?」
「申し遅れました。私はアモン様の部下プルフラと申します。部屋と食事を手配するようにアモン様に言われておりましたので食事を用意して戻ったのですが、ルシアさんしかおられなくてその……」
どう見ても人間の女性。だけど彼女も魔族……なんだよな?
「はぁ。急に武器を向けてすみません。それで?話を聞かせてもらえますか?」
「はい」
こうしてプルフラから魔王領で起きていることを確認した。
魔王領では6人の魔王が分割して領土を統治しているそうだ。
プルフラやアモンはその魔王の一人、サタナキアという魔王の元に仕えているらしい。
「サタナキア様は血が流れる戦いを嫌うお方です。それは魔族であれ人であれ。ですから今回の件を事前に止めようとしていたことは信じてください!」
アモンの話も聞いているし、プルフラの様子を見ても全て嘘というわけではなさそうだ。
「わかった。そこはひとまず信じるよ。それでキール達みたいな魔族、マナリスだっけ?彼らの目的っていったい何なんだ?1000年前に人と魔族は領土を分けて不可侵条約を結んでいると聞いてるが?」
「確かに人と魔族は互いを守るために不可侵条約を結んでいます。ですが人の中にも魔族の中にもそれをよしとしない者たちがいるのです。魔族に中には愚かにも魔族こそが世界を統治するに相応しいと信じ疑わない者たちが居ます。マナリスはそうした思想の元に集った力こそ絶対と主張する組織なのです」
「なるほど。その組織が何故こんな街を襲って来たんだ?」
「先ほど私は人の中にもよしとしないと考える者がいるとお話しましたね」
「まさか……」
「ええ、人の中にはマナリスと結託して魔族が世界を納めるために助力することでのちの地位を確立させようとしている者がいるのです。我々が掴んだ情報によりますとここから最も近い人間の王都ベルセリアの上層部が今回の件に絡んでいるとのことです」
「人が魔族に同族を売ったということか……」
「おそらく……。この街は、サタナキア様が治めるファーメルハイトから最も近い人の街です。この街を落として侵攻の足掛かりにし、内通者は後にこの都市を譲り受けるつもりだったのでしょう。そしてもしそうなるとマナリスの存在を知らない人族から見れば不可侵条約を破ったのはサタナキア様に見えるでしょう。我が主の立場も危ぶまれます」
「マナリスにそのサタナキアが関与してないという保証は?今あなたが言った内容はサタナキアがマナリスに加担していなかった場合の話だ。もし加担していたとなるとアモンが分が悪いとみて今日は引いただけで、俺らをだまして打つとも考えられる」
「そこは信じていただくしかありません。我々は、サタナキア様はずっと人と魔族の共存を考えて来られた方です!そんなお方が人の世界を奪おうとするなどありえません!!」
プルフラの真剣な表情を見てルナは悲しそうな顔をしてハルトに話しかける。
「ご主人様……。ルナは話が難しくて良くわからないけど……。この人は嘘を言ってないと思うよ?」
「……。そうだな。今は情報が少なすぎて考えても仕方がない。ひとまず貴方たちは味方だとして信じることにするよ」
「ありがとうございます。キールを無傷で討ったあなた方を優秀な戦士と見込んで、一度サタナキア様の元へ招待したいのですが、私と共に来ていただけないでしょうか?」
「はい?」
プルフラの急な願いにハルトは戸惑った。
「今すぐにとは言いません。ですが我々もマナリスを止めるために少しでも戦力が必要です。我々家臣はサタナキア様と思想を共にする者たちです。優秀な方は種族を問いません、マナリスを何としてでも止めたいのです」
急にそんなこと言われてもなぁ。俺は街こともあるしなぁ……。
ハルトが返答に悩んでいるとルナがプルフラに質問を始めた。
「魔王領って美味しいお肉ある?」
「そうですね……グレートライノやアースドラゴンのお肉はなかなか美味ですね♪」
「ご主人様!美味しいお肉あるって!」
ルナがそれを聞いて目を輝させている。
ドラゴンの肉って……。
「はぁ……わかった。でもすぐにはいけないぞ?俺はこう見えてもある街を運営してるんだ。だから仲間と相談させてほしい」
「なんと。領主様でしたか。わかりました。ではこちらを」
プルフラは小さなビー玉くらいの大きさの宝石をハルトに手渡した。
ハルトはそれを手に取って目の前で良く眺めてみた。石は澄んでいるが中からは何か不思議な力を感じる。
「それは通信魔法が仕込まれた宝石です。コネクトオーブと呼ばれています。それがあれば魔力を登録した者同士は離れていても会話が可能になります」
「そんなすごいものが……!」
「これは魔王領で数百年前に作られたばかりの魔道具ですので、こちらでは流通していないと思います」
「これは複数人で魔力を登録することも可能なのか?」
「これは携帯用ですので4~5人までが限界ですね。手持ちがまだありますので他のお二人にもお渡ししおきますのでお役立てください」
3人はコネクトオーブを受け取り、それにプルフラが魔力を流していった。プルフラが持つコネクトオーブにも3人が魔力を流していく。
「これで皆さんは私といつでも連絡を取ることができます。ではまた後日改めて連絡を差し上げます。本日は本当にありがとうございました」
そう言ってプルフラは頭を下げ、部屋を出ていった。
「魔王領かぁ~。俺はのんびりと暮らしたいだけなのになんでこんなことに巻き込まれちゃうかなぁ」
ハルトはベッドにうつ伏せになり枕に顔を埋めながら愚痴をこぼしていた。
「ルシアちゃん聞いたっ?美味しいお肉があるってよ!」
「はいっ!楽しみですね」
二人は肉の話で盛り上がっている。そんな二人を見てハルトも気が抜けて笑った。
とりあえず明日はロンドと合流して、まずはルシアを連れてギルドへ向かうとするか。
その後は報奨金も入ったことだし少し買い物をして街に戻るか。街の皆も少しずつ連れてきて登録させてもらわないとな。毎回猫やスライムに変身して不法侵入するわけにもいかないしな……。
ハルトが色々考えている間に二人はプルフラが用意した食事とお酒を楽しんでいた。
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【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
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本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
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といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
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