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しおりを挟む「私の可愛いシンデレラ…
この夜をどれほど楽しみにしていたことか…」
腕に抱えきれない花を持ち義父が近寄る。
コクリ、と小さく喉を上下させてから、口を開く。
「お父様…
お待ち申し上げておりました」
伏せていた顔を上げる。
ベッドの上一面に散らされた花。
好色さを隠そうともしないケモノが彼女の華奢な体を横たえた。
するりと彼女の肩から着ていたガウンが剥ぎ取られる。
薄闇の中、仄かに光る裸身。
「おぉ…」
思わず溢れる感嘆の声。
肩、腕…
粘着質に何度も撫で擦る。
まだ硬い果実のような乳房をそっと包む。
「あ…」
我知らず小さく声が漏れる。
「シミ一つない…
吸い付くような手触りだ。極上な…」
うっとりとその手触りを楽しむ。
「ん…
あ、んん…」
ぞわぞわとした嫌悪感とはまた違うナニかが、触れられた所から産まれてくる。
「お嬢様の、苦痛を減らしてくれるはずです…」
そう言って飲まされたクスリのせいだとは気づかない。
「おぉ、なんと打てば響くように啼く」
彼女が小さく声を上げるのをいたく気に入ったようで、体の至るところを撫で、舌を這わす。
下腹がキュウ…と搾られるような鈍い痛みと快美な感覚に、戸惑う。
上半身を気の済むまで堪能すると、彼女の足をそっと手に取る。
十三歳という年齢の彼女の足は…
僅に15cm足らず。
「ほぉ…」
可愛らしい布製の靴をゆっくりと脱がす。
「なんと…
まるで花の蕾のような…」
現れた素足をしげしげと眺め、十年待ったその『作品』に感嘆のため息をつく。
ほとんど歩くことのないその足は、赤子の頬のようだ。
もう片方の靴も脱がせ、交互に匂いを嗅ぎ眺める。
横たわりされるがままになっていると、柔やわと触られた足からも胸の時と同じような感覚が走るのが分かる。
いや…
胸よりも更に敏感で、強い刺激が走るようだ。
「ふ、…んんっ、あ」
膝を擦り合わせ、もじもじと初めての疼きをやり過ごそうとしてみるが、それは叶わないことだった。
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