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第二章 少年期編
第十九話 本物の無気力の新たな友人(10)
ハクは愉快なステップを前触れなく止めると手を離しておじさんを見た。
すかさず父様が俺を抱っこする。
「おじさん、ロロは報酬を取りに来ましたか?」
「あー………来てねぇ」
表情は変わっていないのにロロの顔が曇る。
おじさんは気まずそうに目を逸らして乱雑に頭を掻いた。
「ロロ?」
「僕の弟なんです。探しに行かないと。ルシオン、また今度遊びに来てくださいね」
「待ちなさい」
立ち去ろうとするハクを父様が引き留めた。
「俺達も一緒に行こう」
「もしかしたら悪い人に攫われたのかもしれません。危ないですよ」
「………」
父様がなんとも言えない顔で黙り込む。
「………くっ」
おじさんは必死に笑いを堪えていた。堪えきれてないけど。
「………君の方こそ子どもなのに危ないだろう」
ハクは父様の言葉がお気に召さなかったようだ。眉が不自然にピクリと動いた。
しかしそこまでが父様の狙いだったようで地面に膝を付いてハクと最大限目線を合わせると言葉を続ける。
「止めたいわけではない。俺も君は行くべきだと思う。さもなければ弟の安否に関わらず行かなかった事実を永遠に後悔することになるだろうからな。
そして同じように、俺も君を一人で行かせるわけにはいかない。君の安否に関わらずついていかなかったことを後悔するだろうから」
「あなたは僕の家族じゃないですよ」
「家族じゃなくても大人には子どもを守る義務があるんだ」
「そうなんですか?でも僕の知ってる大人の中には子どもを殴る人だっていますよ」
「ふむ。時と場合にもよるが恐らくソイツは悪い大人だ。俺やこのおじさんは普通の大人だから君達を守ろうとするんだ」
「なるほど。分かりました。一緒に行きましょう」
数回言葉を交わせばハクは納得した様子で頷いた。
純粋に質問を繰り返すハクと、何も聞かれても真剣に向き合う父様。この二人は案外馬が合うのかもしれない。
ふと、ハクの姿に見たこともないはずの幼い父様の姿が重なった。心配になるほど優しくて目を逸らしたくなるほど真っ直ぐで。愚かだと笑う人もいるだろう。でも俺は父様がそういう人だから迷子になっても不安じゃないし、絶対来てくれるって信じられる。ハクの弟妹もきっと同じはずだ。
父様が何故危険な場所にハクを連れて行こうとしているのかなんとなく理解できた。
「よし。ドレイク、お前はハクの家に行ってロロとやらが帰って来たら俺達に知らせてくれ」
「おい。俺まで巻き込むんじゃねえよ」
「………」
父様が無言で遠方に倒れている隊長さんを指差した。
皆の視線が隊長さんに集まる。部下四人組もつられて見ている。あの人達何やってるんだろう。任務に戻らなくていいのかな。
「あれは俺じゃねえよ。ハクがやったんだ」
「お前は一切手を出してないのか?」
「………」
おじさんは当然頷けない。思い切り投げてたもんな。そのせいで気絶してたしな。
「違いますよ。僕が蹴り飛ばしたのが原因です」
愚直なハクの前で嘘は吐きづらいよな。
「わーったよ。その代わり報酬払えよエリュースト伯爵」
「ああ。キャンディだろ。大量に送っとく」
「金に決まってんだろ!」
「じゃあキャンディはいらないのか」
「いや。それも送っとけ。………全部苺味で」
おじさん飴が好きなんだな。俺も結構好きだぞ。口に入れるだけで勝手に無くなるし。俺達気が合うかもな。
そんな呑気なことを考えていると突然空気がピリついた。
父様とおじさんが通りの先を睨みつけている。
父様は俺を抱える腕の力を強め、おじさんは庇うようにハクの前に立つ。
もしかして何かやばい感じか?
今日は厄日なのか。嫌な予感ばかり胸を揺らす。
幸い今回の予感は外れた。
「ハク兄ちゃん!!」
父様達が見ていた方角から現れたのは子どもを抱いた一人の貴婦人だった。
後ろには二人の騎士を連れていて、上品な佇まいから身分の高さが伺える。
父様とおじさんの警戒が緩んだのが分かった。
抱かれていた子どもはハクを見つけるなり貴婦人の腕から飛び降りてこちらに駆けてくる。
「ロロ!大丈夫ですか?怪我は?」
「全然大丈夫じゃなかった!!」
「ええ!?怪我したんですか!?」
「気づいたら怖い人達に捕まってて………でもあの人達が助けてくれたんだ!今はもう大丈夫!」
ロロは泣きそうになったと思ったら満面の笑みで笑って貴婦人と騎士二人を指差した。
「ロロ。人を指差したらいけません」
「は!ごめん兄ちゃん!」
ハクは律儀にロロを叱ってから助けてくれたという貴婦人に頭を下げた。
「弟を助けてくださりありがとうございました」
「お礼を言われるようなことはしてないわ。当たり前のことをしただけだもの。
ロロくん、お兄ちゃんに会えてよかったわねぇ」
この人、上質なドレスが地面につくのも気にせずにしゃがんで子どもの目線に合わせてる。
それに雰囲気が………なんだか母様に似てる。そうだ。母様が俺を見るみたいな目でロロとハクを見てるんだ。
「お久しぶりです。リシュレン辺境伯」
「本当に久しぶりね、ゼオン騎士団長………じゃないわね。エリュースト伯爵、ドレイク」
辺境伯と呼ばれた女性は立ち上がるとやわらかな笑顔を向ける。
「それからはじめまして、エリュースト伯爵令息。私はアストレア・リシュレン。会えて本当に嬉しいわ」
「はじめまして。ルシオンです」
「まあ可愛らしい。撫でてもいいかしら?」
コクリと頷けば、辺境伯は優しい手つきで頭を撫でた。
俺にも同じ目を向けてる。それにあたたかい手だ。人柄が伝わってくるような穏やかな手付きはなんだか心を落ち着かせてくれる。
「ふわぁ、」
「あら。そろそろ子どもは寝る時間かしら」
「いえ。ルシオンは時間関係なく寝ますので。ところで失礼ですが辺境伯は何故ここに…?領地からあまり出られないはずでは…?」
「決まってるじゃない。一か月後の神子様のお披露目を兼ねた祭典を見に来たのよ。まさか祭典の前に会えることになるなんて思わなかったわ」
「そうでしたか。ルシオンは神殿でのお勤めと皇宮訪問以外滅多に外に出ませんので、祭典前に人目に慣れてもらおうと思いまして」
んん?寝ぼけてる間になんかとんでもない言葉が聞こえた気がしたんだが気のせいか?気のせいだよな?気のせいじゃなかったら泣くぞ。泣き喚いて中止にしてやる。いやそれはだるいな…。
「辺境伯、ロロのことはどういった経緯で…?」
おじさんが遠慮がちに尋ねた。
後ろの方で部下四人組が正座している。まじで何してんだろう。段々興味が湧いてきたじゃないか。なんか悔しい。
「買い物していたら突然街が封鎖されたでしょう?皇室騎士団の方から誘拐事件が起きた可能性があると聞いて捜索に協力していたの。貴方ほどではないけれどうちの騎士も有能だから」
辺境伯が後ろに控えていた騎士の一人に視線を送る。
「怪しい男を見つけて後を追ったところ、街の外れにある小屋に三名の子どもが捕らわれていました。男はその場で処理し、二名はそれぞれ付き人に引き渡しました。一名は身分が不明でしたので家まで送り届けようとここまで来ました。そして今に至ります」
捜査するためとはいえ封鎖中の街を出ることを許されるなんて。この人たちは皇室から相当な信頼を得ているということか。
それにこの騎士様。ツラツラ説明する姿から有能さが伺える。でも少し顔色が悪いような………。
「誘拐か………」
父様もなんだか煮え切らない様子だ。
「ただの誘拐ではないわ。見目の良い子を選んで連れ去り、売るつもりだった」
「それではやはり………」
「ええ。人身売買よ。厄介な組織が帝都に潜り込んだみたい。よりにもよって大きな祭典が控えたこの時期にね」
嫌な予感はそう簡単に無くなってはくれないらしい。
すかさず父様が俺を抱っこする。
「おじさん、ロロは報酬を取りに来ましたか?」
「あー………来てねぇ」
表情は変わっていないのにロロの顔が曇る。
おじさんは気まずそうに目を逸らして乱雑に頭を掻いた。
「ロロ?」
「僕の弟なんです。探しに行かないと。ルシオン、また今度遊びに来てくださいね」
「待ちなさい」
立ち去ろうとするハクを父様が引き留めた。
「俺達も一緒に行こう」
「もしかしたら悪い人に攫われたのかもしれません。危ないですよ」
「………」
父様がなんとも言えない顔で黙り込む。
「………くっ」
おじさんは必死に笑いを堪えていた。堪えきれてないけど。
「………君の方こそ子どもなのに危ないだろう」
ハクは父様の言葉がお気に召さなかったようだ。眉が不自然にピクリと動いた。
しかしそこまでが父様の狙いだったようで地面に膝を付いてハクと最大限目線を合わせると言葉を続ける。
「止めたいわけではない。俺も君は行くべきだと思う。さもなければ弟の安否に関わらず行かなかった事実を永遠に後悔することになるだろうからな。
そして同じように、俺も君を一人で行かせるわけにはいかない。君の安否に関わらずついていかなかったことを後悔するだろうから」
「あなたは僕の家族じゃないですよ」
「家族じゃなくても大人には子どもを守る義務があるんだ」
「そうなんですか?でも僕の知ってる大人の中には子どもを殴る人だっていますよ」
「ふむ。時と場合にもよるが恐らくソイツは悪い大人だ。俺やこのおじさんは普通の大人だから君達を守ろうとするんだ」
「なるほど。分かりました。一緒に行きましょう」
数回言葉を交わせばハクは納得した様子で頷いた。
純粋に質問を繰り返すハクと、何も聞かれても真剣に向き合う父様。この二人は案外馬が合うのかもしれない。
ふと、ハクの姿に見たこともないはずの幼い父様の姿が重なった。心配になるほど優しくて目を逸らしたくなるほど真っ直ぐで。愚かだと笑う人もいるだろう。でも俺は父様がそういう人だから迷子になっても不安じゃないし、絶対来てくれるって信じられる。ハクの弟妹もきっと同じはずだ。
父様が何故危険な場所にハクを連れて行こうとしているのかなんとなく理解できた。
「よし。ドレイク、お前はハクの家に行ってロロとやらが帰って来たら俺達に知らせてくれ」
「おい。俺まで巻き込むんじゃねえよ」
「………」
父様が無言で遠方に倒れている隊長さんを指差した。
皆の視線が隊長さんに集まる。部下四人組もつられて見ている。あの人達何やってるんだろう。任務に戻らなくていいのかな。
「あれは俺じゃねえよ。ハクがやったんだ」
「お前は一切手を出してないのか?」
「………」
おじさんは当然頷けない。思い切り投げてたもんな。そのせいで気絶してたしな。
「違いますよ。僕が蹴り飛ばしたのが原因です」
愚直なハクの前で嘘は吐きづらいよな。
「わーったよ。その代わり報酬払えよエリュースト伯爵」
「ああ。キャンディだろ。大量に送っとく」
「金に決まってんだろ!」
「じゃあキャンディはいらないのか」
「いや。それも送っとけ。………全部苺味で」
おじさん飴が好きなんだな。俺も結構好きだぞ。口に入れるだけで勝手に無くなるし。俺達気が合うかもな。
そんな呑気なことを考えていると突然空気がピリついた。
父様とおじさんが通りの先を睨みつけている。
父様は俺を抱える腕の力を強め、おじさんは庇うようにハクの前に立つ。
もしかして何かやばい感じか?
今日は厄日なのか。嫌な予感ばかり胸を揺らす。
幸い今回の予感は外れた。
「ハク兄ちゃん!!」
父様達が見ていた方角から現れたのは子どもを抱いた一人の貴婦人だった。
後ろには二人の騎士を連れていて、上品な佇まいから身分の高さが伺える。
父様とおじさんの警戒が緩んだのが分かった。
抱かれていた子どもはハクを見つけるなり貴婦人の腕から飛び降りてこちらに駆けてくる。
「ロロ!大丈夫ですか?怪我は?」
「全然大丈夫じゃなかった!!」
「ええ!?怪我したんですか!?」
「気づいたら怖い人達に捕まってて………でもあの人達が助けてくれたんだ!今はもう大丈夫!」
ロロは泣きそうになったと思ったら満面の笑みで笑って貴婦人と騎士二人を指差した。
「ロロ。人を指差したらいけません」
「は!ごめん兄ちゃん!」
ハクは律儀にロロを叱ってから助けてくれたという貴婦人に頭を下げた。
「弟を助けてくださりありがとうございました」
「お礼を言われるようなことはしてないわ。当たり前のことをしただけだもの。
ロロくん、お兄ちゃんに会えてよかったわねぇ」
この人、上質なドレスが地面につくのも気にせずにしゃがんで子どもの目線に合わせてる。
それに雰囲気が………なんだか母様に似てる。そうだ。母様が俺を見るみたいな目でロロとハクを見てるんだ。
「お久しぶりです。リシュレン辺境伯」
「本当に久しぶりね、ゼオン騎士団長………じゃないわね。エリュースト伯爵、ドレイク」
辺境伯と呼ばれた女性は立ち上がるとやわらかな笑顔を向ける。
「それからはじめまして、エリュースト伯爵令息。私はアストレア・リシュレン。会えて本当に嬉しいわ」
「はじめまして。ルシオンです」
「まあ可愛らしい。撫でてもいいかしら?」
コクリと頷けば、辺境伯は優しい手つきで頭を撫でた。
俺にも同じ目を向けてる。それにあたたかい手だ。人柄が伝わってくるような穏やかな手付きはなんだか心を落ち着かせてくれる。
「ふわぁ、」
「あら。そろそろ子どもは寝る時間かしら」
「いえ。ルシオンは時間関係なく寝ますので。ところで失礼ですが辺境伯は何故ここに…?領地からあまり出られないはずでは…?」
「決まってるじゃない。一か月後の神子様のお披露目を兼ねた祭典を見に来たのよ。まさか祭典の前に会えることになるなんて思わなかったわ」
「そうでしたか。ルシオンは神殿でのお勤めと皇宮訪問以外滅多に外に出ませんので、祭典前に人目に慣れてもらおうと思いまして」
んん?寝ぼけてる間になんかとんでもない言葉が聞こえた気がしたんだが気のせいか?気のせいだよな?気のせいじゃなかったら泣くぞ。泣き喚いて中止にしてやる。いやそれはだるいな…。
「辺境伯、ロロのことはどういった経緯で…?」
おじさんが遠慮がちに尋ねた。
後ろの方で部下四人組が正座している。まじで何してんだろう。段々興味が湧いてきたじゃないか。なんか悔しい。
「買い物していたら突然街が封鎖されたでしょう?皇室騎士団の方から誘拐事件が起きた可能性があると聞いて捜索に協力していたの。貴方ほどではないけれどうちの騎士も有能だから」
辺境伯が後ろに控えていた騎士の一人に視線を送る。
「怪しい男を見つけて後を追ったところ、街の外れにある小屋に三名の子どもが捕らわれていました。男はその場で処理し、二名はそれぞれ付き人に引き渡しました。一名は身分が不明でしたので家まで送り届けようとここまで来ました。そして今に至ります」
捜査するためとはいえ封鎖中の街を出ることを許されるなんて。この人たちは皇室から相当な信頼を得ているということか。
それにこの騎士様。ツラツラ説明する姿から有能さが伺える。でも少し顔色が悪いような………。
「誘拐か………」
父様もなんだか煮え切らない様子だ。
「ただの誘拐ではないわ。見目の良い子を選んで連れ去り、売るつもりだった」
「それではやはり………」
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