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第12話
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「私は、ウェンスウェルヴェンの正妻の子ではない。五大雄としての父は、立派だったかもしれない。だが、男としての父は最低だ。妻がいるにも関わらず。若い女を屋敷に入れては、数日もせぬ間に手込めにし、子を孕めば、堕ろさせた。母もそんな一人だったんだ。だが、母は私を身ごもったことを知ると、必死の思いで屋敷を抜け出したそうだ。望まれぬままに生まれた私だったが、母は優しかった。だが、その母も心労と酷い栄養失調で私が幼い頃に死んだ。タイミングが良いのか悪いのか、私は命を食いつなぐ手段を見つけた。いや、向こうから勝手にやってきたのだ。私と母のことを知った父が、使いを寄越してきたのだ。何も解らぬ私は、連れられるがままに屋敷に引き取られた。五大雄ほどの地位を持つものが変だと思わないか?私が居た事実をもみ消すことぐらい、可能なはずだ。しかし直ぐに理解した。母に似た私の容姿を彼は欲したのだ。だが何も知らぬままに、手込めにあった母とは違い、私はあの汚らわしい行為を幾度も目にした。父に組み敷かれ、泣き叫ぶ女、毎夜違う女だった。ショックだった。子を生む仕組みを知った時、己の性の誕生をどれだけ呪ったか……」
屋敷に引き取られたアインリッヒは、誰に教わる訳でもなく、周囲の空気の流れ、人の流れを見、男女の性を知った。そして、父を語らなかった母の、何故を知る。
「母は、私を生んでくれた。愛してくれた。だから、生きる道は閉ざさなかった。だが、男に虐げられるのが女なならば、辱めを受け続けなければならないのなら、女でありたくない!私は、女でいたくなかった!そして、男に負けぬため、剣の腕を磨いた。誰にも持てぬ剣を持ち、女ではなく、男に勝る存在になろうとした。学ぶことに不自由はしなかった。父は、母のように健康な女にしたかったからだ。この意味、解るか?」
「ああ」
「だが、剣の腕を磨いたところで、絶対的に変えられぬこの容姿。お前も私が鎧を脱ぐまで、女だとは思わなかっただろう?」
「ああ」
周囲に例外なく、鎧を着ているときの彼女と、脱いだときの彼女のギャップに、誰もがいった。「女なのか?」と。
「外見で誰もが、私を決めた。鎧は剣士である私そのものなのだ」
コレが彼女が、重厚な鎧を纏い、自分のを女視されるのを嫌う理由だった。
「何故、男を恨まなかった?」
ザインは、通常ありがちな異性への否定が、彼女にはなかったのかと、疑問に思った。
「恨んださ。だが、それでは何も変わらなかった。しかし、自分は自分でどうにかなる。心を殺せば、すぐに自分がいなくなる。強くなれば、私を甘く見るものはいなくなる」
彼女は異性を恨むことに、もはや疲れていた。そして己が強くなることで、周囲は、彼女に手を出せなくなったのだ。
「求婚を申し出にきた男性も多かった。そしてその度に、こう言ってやった。『私に剣で勝てれば』と……、そして何人も、愕然と膝を崩した。だが、いつも心は晴れなかった。そう、お前とキスするまでは……、お前は言ってくれた!私は一流の剣士だと、それと同時に女であると!」
アインリッヒの視線が求めるものに変わる。
「ああ、お前は最高だ。腕ももっと上がる。だから今度は女も磨け、そうすればもっと強くなれる。俺が保証してやる」
ザインは、もう一度彼女を押し倒し、頬をゆっくり撫でる。彼女は自ら晒しに手を掛け、胸元をゆるめる。
アインリッヒにとって、それは汚らわしい行為であるが、自分が女であると、正面から向き合えるうちに、向き合っておきたかった。
ザインは夢中になる前に、なぜ、彼女がウェストバームの称号を継げたのかと言う、疑問が浮かぶ。アインリッヒも、どの様にして、ザインの父がノーザンヒルの称号を得たのか、気になった。
「ユリカ」「アイン」
互いに即座に名を呼び合う。此処まで来たからには、聞かずにはいられない。あまりに同時だったので、ウットリしていた互いの目が、驚いて丸くなる。
ザインはそれがおかしくなる。
「どうする?このままやっちまうか?!それとも……、お話しするか?」
卑猥な発言である。ザインは、照れながらにやりとした笑いを浮かべる。
「今はこの感情の高ぶりに、全てを任せたい」
アインリッヒは、目を細め、オーケーの返事を返す。だが、周囲は男女が睦み合うには、あまりにも殺伐としすぎている。ザインは流石にこの状況に、苦笑する。しかし、アインリッヒはそんなザインの心境を無視して、積極的に彼を抱き寄せ、腰元を寄せてくる。
「お前を……感じる」
感情の赴くまま、アインリッヒはザインの背をより強く抱きしめた。
「膝、痛くないか?」
ザインは、恐らく彼女に無理な要求をするかもしれない。だが、心持ち訊いておきたかった。
「言っただろう。『痛み』には強い」
「流石剣士……」
完全に茶化した言い回しをするザインだった。どちらにしろ、衝動的に、もう止められそうもない。と、思ったその時だった。
「ザイン!おい!ザイン!!」
ロンの声がする。それだけではない、少しずれた方角から、ロカやジーオンの声まで聞こえる。流石にこの時には、ザインはドギマギとした顔で、周囲を見渡す。既に、サウスヒルに向かった筈の彼らが、何故、此処にいるのかだ。
「ユリカ、どうした?抱かぬのか?」
「って!ロン達が来てるんだよ。なんか知らないけど」
と、左に振り向いた瞬間だった。握りしめていた剣を落としたロンがいた。彼の視界に入る。しっかりと二人の危ない状態が目に入っている。そして、周囲の転がるリザードマンの死体も目にはいる。ロンとザインが、妙な間を一分二分と開ける。鳥の囀りが妙に美しい。
「ははは!いやぁ!ホンジツハヨイオヒガラデ」
ザインがこの状況を説明しがたく、乾いた笑いを浮かべながら、アインリッヒを組み敷いた状態で、意味不明なことを言ってこの場に平静さを取りも出そうとするが、彼の思い通りに行くほど、事態は甘くない。
「ザイン君?一寸……」
こめかみがブチ切れそうな程、顔をひきつらせたロンが、それでも必死に笑みを浮かべながら、ザインを手招きする。何を言っても聞いてくれ無さそうなロンに、仕方がなく従うザイン。彼の方はさほど衣服も乱れていないので、行動はすぐに起こせた。ロンに近づくと同時に、ザインはヘッドロックを掛けられ、アインリッヒの死角になる木の気下まで引きずられ行かれた。
「へぇ、激しいバトルした割には、余裕あるじゃないか、えぇ?!」
ひっそりとした声だったが、憎しみいっぱいと言った感じのロン。ザインの頭部を締め付けるロンの腕の強さが更に増す。可愛さ余って……と言うところだ。
「テテテ!コレには事情が!!アイン!ヘルプ!!」
「ロン!誤解だ!ザインと私は戯れではなく。本当に互いを分かちおうとしていたのだ!!」
アインリッヒが、崩れた晒しを押さえながら、自分たちの、状況の成り行きを説明するが。それはあくまで、感情面だ。キスの条件ではない。最も二人はそれ以上に進もうとしていたわけだが。
「お前なぁ!!」
興奮したロンが叫ぶ。
「ああ!ちゃうねんて!ほんま堪忍や!アイン!ほら、キスのこと、説明したって!」
何故か関西弁に陥るザインだった。
「キス?……、ああ、上手だったぞ」
その時の感触を反芻し、頬を赤らめてウットリとするアインリッヒ。他人の前で言わせることを罪だと言いたげに、斜め下に大地を見て、震えた己の体を両腕で抱く。
「ほう?だそうだ!」
ロンの腕が更にぎりぎりとザインの頭を締め付ける。
「……」
頭部を絞められていたザインは、そのまま落ちてしまう。
「あちゃぁ!やりすぎた……」
さすがのロンも、少し虐めすぎたことを反省する。
「ユリカ?!あう!!」
ロンの不安げな声に、アインリッヒは動かずにはいられなくなるが、左膝を動かす度に、激痛を感じる。背を丸め膝を押さえ込む。痛がるアインリッヒの声に、ロンはザインを落とし、彼女の方に駆けつける。
生々しく乱れたアインリッヒが、横たわる姿に、何故かロンは罪悪感を感じる。横には、ザインの上着が転がっている。それを拾い上げ、アインリッヒに胸を隠すよう、顔をそらしながら、それを渡す。耳たぶが真っ赤である。
「済まない」
アインリッヒは、ロンが顔を逸らしている間に、それを羽織り、ボタンを止める。女性としても当然であるが、それ以上に、女である自分を、ザイン以外に見られたくないと言う気持ちの方が強かった。つまり、ザインの前以外では、未だ女性でありたくない。顔を背けているロンに対しても、苦痛を感じた。そこに、女としての扱いを感じたからだ。
「怪我をしているのか?」
「ああ、体勢を崩したときにな」
「老体を呼んで、治療を頼もう」
「あぁ、頼む」
ロンは相変わらず赤面したまま、アインリッヒと視線を合わせることなく、淡々と彼女の状態だけを気遣う。
アインリッヒも、感情を抑えた平坦な声で、単純な状況の説明と、例だけを入れた。
ザインが気絶している間に、アインリッヒはジーオンに膝の治療をして貰う。幸い、筋が伸びた程度のもので、治療に時間の掛かるというものではなかった。
屋敷に引き取られたアインリッヒは、誰に教わる訳でもなく、周囲の空気の流れ、人の流れを見、男女の性を知った。そして、父を語らなかった母の、何故を知る。
「母は、私を生んでくれた。愛してくれた。だから、生きる道は閉ざさなかった。だが、男に虐げられるのが女なならば、辱めを受け続けなければならないのなら、女でありたくない!私は、女でいたくなかった!そして、男に負けぬため、剣の腕を磨いた。誰にも持てぬ剣を持ち、女ではなく、男に勝る存在になろうとした。学ぶことに不自由はしなかった。父は、母のように健康な女にしたかったからだ。この意味、解るか?」
「ああ」
「だが、剣の腕を磨いたところで、絶対的に変えられぬこの容姿。お前も私が鎧を脱ぐまで、女だとは思わなかっただろう?」
「ああ」
周囲に例外なく、鎧を着ているときの彼女と、脱いだときの彼女のギャップに、誰もがいった。「女なのか?」と。
「外見で誰もが、私を決めた。鎧は剣士である私そのものなのだ」
コレが彼女が、重厚な鎧を纏い、自分のを女視されるのを嫌う理由だった。
「何故、男を恨まなかった?」
ザインは、通常ありがちな異性への否定が、彼女にはなかったのかと、疑問に思った。
「恨んださ。だが、それでは何も変わらなかった。しかし、自分は自分でどうにかなる。心を殺せば、すぐに自分がいなくなる。強くなれば、私を甘く見るものはいなくなる」
彼女は異性を恨むことに、もはや疲れていた。そして己が強くなることで、周囲は、彼女に手を出せなくなったのだ。
「求婚を申し出にきた男性も多かった。そしてその度に、こう言ってやった。『私に剣で勝てれば』と……、そして何人も、愕然と膝を崩した。だが、いつも心は晴れなかった。そう、お前とキスするまでは……、お前は言ってくれた!私は一流の剣士だと、それと同時に女であると!」
アインリッヒの視線が求めるものに変わる。
「ああ、お前は最高だ。腕ももっと上がる。だから今度は女も磨け、そうすればもっと強くなれる。俺が保証してやる」
ザインは、もう一度彼女を押し倒し、頬をゆっくり撫でる。彼女は自ら晒しに手を掛け、胸元をゆるめる。
アインリッヒにとって、それは汚らわしい行為であるが、自分が女であると、正面から向き合えるうちに、向き合っておきたかった。
ザインは夢中になる前に、なぜ、彼女がウェストバームの称号を継げたのかと言う、疑問が浮かぶ。アインリッヒも、どの様にして、ザインの父がノーザンヒルの称号を得たのか、気になった。
「ユリカ」「アイン」
互いに即座に名を呼び合う。此処まで来たからには、聞かずにはいられない。あまりに同時だったので、ウットリしていた互いの目が、驚いて丸くなる。
ザインはそれがおかしくなる。
「どうする?このままやっちまうか?!それとも……、お話しするか?」
卑猥な発言である。ザインは、照れながらにやりとした笑いを浮かべる。
「今はこの感情の高ぶりに、全てを任せたい」
アインリッヒは、目を細め、オーケーの返事を返す。だが、周囲は男女が睦み合うには、あまりにも殺伐としすぎている。ザインは流石にこの状況に、苦笑する。しかし、アインリッヒはそんなザインの心境を無視して、積極的に彼を抱き寄せ、腰元を寄せてくる。
「お前を……感じる」
感情の赴くまま、アインリッヒはザインの背をより強く抱きしめた。
「膝、痛くないか?」
ザインは、恐らく彼女に無理な要求をするかもしれない。だが、心持ち訊いておきたかった。
「言っただろう。『痛み』には強い」
「流石剣士……」
完全に茶化した言い回しをするザインだった。どちらにしろ、衝動的に、もう止められそうもない。と、思ったその時だった。
「ザイン!おい!ザイン!!」
ロンの声がする。それだけではない、少しずれた方角から、ロカやジーオンの声まで聞こえる。流石にこの時には、ザインはドギマギとした顔で、周囲を見渡す。既に、サウスヒルに向かった筈の彼らが、何故、此処にいるのかだ。
「ユリカ、どうした?抱かぬのか?」
「って!ロン達が来てるんだよ。なんか知らないけど」
と、左に振り向いた瞬間だった。握りしめていた剣を落としたロンがいた。彼の視界に入る。しっかりと二人の危ない状態が目に入っている。そして、周囲の転がるリザードマンの死体も目にはいる。ロンとザインが、妙な間を一分二分と開ける。鳥の囀りが妙に美しい。
「ははは!いやぁ!ホンジツハヨイオヒガラデ」
ザインがこの状況を説明しがたく、乾いた笑いを浮かべながら、アインリッヒを組み敷いた状態で、意味不明なことを言ってこの場に平静さを取りも出そうとするが、彼の思い通りに行くほど、事態は甘くない。
「ザイン君?一寸……」
こめかみがブチ切れそうな程、顔をひきつらせたロンが、それでも必死に笑みを浮かべながら、ザインを手招きする。何を言っても聞いてくれ無さそうなロンに、仕方がなく従うザイン。彼の方はさほど衣服も乱れていないので、行動はすぐに起こせた。ロンに近づくと同時に、ザインはヘッドロックを掛けられ、アインリッヒの死角になる木の気下まで引きずられ行かれた。
「へぇ、激しいバトルした割には、余裕あるじゃないか、えぇ?!」
ひっそりとした声だったが、憎しみいっぱいと言った感じのロン。ザインの頭部を締め付けるロンの腕の強さが更に増す。可愛さ余って……と言うところだ。
「テテテ!コレには事情が!!アイン!ヘルプ!!」
「ロン!誤解だ!ザインと私は戯れではなく。本当に互いを分かちおうとしていたのだ!!」
アインリッヒが、崩れた晒しを押さえながら、自分たちの、状況の成り行きを説明するが。それはあくまで、感情面だ。キスの条件ではない。最も二人はそれ以上に進もうとしていたわけだが。
「お前なぁ!!」
興奮したロンが叫ぶ。
「ああ!ちゃうねんて!ほんま堪忍や!アイン!ほら、キスのこと、説明したって!」
何故か関西弁に陥るザインだった。
「キス?……、ああ、上手だったぞ」
その時の感触を反芻し、頬を赤らめてウットリとするアインリッヒ。他人の前で言わせることを罪だと言いたげに、斜め下に大地を見て、震えた己の体を両腕で抱く。
「ほう?だそうだ!」
ロンの腕が更にぎりぎりとザインの頭を締め付ける。
「……」
頭部を絞められていたザインは、そのまま落ちてしまう。
「あちゃぁ!やりすぎた……」
さすがのロンも、少し虐めすぎたことを反省する。
「ユリカ?!あう!!」
ロンの不安げな声に、アインリッヒは動かずにはいられなくなるが、左膝を動かす度に、激痛を感じる。背を丸め膝を押さえ込む。痛がるアインリッヒの声に、ロンはザインを落とし、彼女の方に駆けつける。
生々しく乱れたアインリッヒが、横たわる姿に、何故かロンは罪悪感を感じる。横には、ザインの上着が転がっている。それを拾い上げ、アインリッヒに胸を隠すよう、顔をそらしながら、それを渡す。耳たぶが真っ赤である。
「済まない」
アインリッヒは、ロンが顔を逸らしている間に、それを羽織り、ボタンを止める。女性としても当然であるが、それ以上に、女である自分を、ザイン以外に見られたくないと言う気持ちの方が強かった。つまり、ザインの前以外では、未だ女性でありたくない。顔を背けているロンに対しても、苦痛を感じた。そこに、女としての扱いを感じたからだ。
「怪我をしているのか?」
「ああ、体勢を崩したときにな」
「老体を呼んで、治療を頼もう」
「あぁ、頼む」
ロンは相変わらず赤面したまま、アインリッヒと視線を合わせることなく、淡々と彼女の状態だけを気遣う。
アインリッヒも、感情を抑えた平坦な声で、単純な状況の説明と、例だけを入れた。
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