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知らなかった事を知っても、案外冷静でいられる
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「うぅ、なんだか嫌な夢をみた気がする」
僕が、顔をしかめながら自室から出ようと扉を開けると、
「あら?おはようリリアン、」
「え?あぁ、おはようございます。」
なぜかアリアンさんが扉の前にいた。ポーズ的に、ノックをしようとしていたようだが、それよりも僕は
「アリアンさん、なぜ、裸エプロンなのですか?」
その問いに、アリアンは自慢げにこたえた。
「裸じゃないわよぉ?ちゃんとスボンを履いてるんだから」
「いや、まぁ、はい、それで、何かようがあるのでは?」
この言葉に、アリアンさんは思い出したかのように言った。
「あ!そうそう、ごはんできてるから起こしに来たのよ、アンリクはもう食卓についてるわ、後はエリーを起こすだけよ☆」
「そうでしたか、じゃあ、僕が起こしますよ?」
「あら?いいの?ならお言葉に甘えて、任せようかしら?よろしくね♡」
そう言って、アリアンさんは先に食卓に向かった。
「さて、起こすか、」
僕がエリーの部屋のドアを開け、ベットを見てみると、
「うわッ、何がどうなってんだよこれ?」
エリーの上半身はベットから落ち、なぜか枕は机の上にあった。
「シーツはグチャグチャ、布団もベットから落ちてるし、寝相が悪いにもほどがあるだろ。おい!エリー起きろ!ご飯だってよ!」
僕が大声でエリーを起こすと、
「んあ?あ?なんだ~?リリアン、なんで逆さまなんら~?」
「馬鹿野郎、お前が逆さまなんだよ、」
「あえ?あぁホントだ。」
そんなこんなで、寝ぼけたエリーを起こし、食卓へ向かった。
「おはようございます。アリアン様、アンリク、」
「改めて、お二人とも、おはようございます」
「えぇ、おはよう☆」
「おっは、」
僕たちは食事をすませた後、ギルドに、エリーとアンリクさんのメンバー登録に行った。
「いつものごとく、みんな静かになりますね、」
「フンッ!皆、アリアン様に臆しているのだよ!実に軟弱千万!」
「おまえ、いつか痛い目見るぞ?」
「え?ひどくない?」
僕たちは、受付の人にパーティーのメンバー登録の申請書をもらい、書いた後に提出した。
その際に、受付の人から言われた。
「ここ最近、とある犯罪者集団が暴れています。捕獲依頼も出ていて、もしよければ受けてみてください、お気をつけて」
そう言われた僕らは、興味本位で掲示板から依頼書を手に取り見てみた。
「違法パーティー【エデン】、違法パーティーってなんすか?」
「リリアン知らないのか?違法パーティーってのはな、簡単に言えば犯罪者集団のことだよ!」
「ようは、元々ギルドの申請を受けていたけれど、何かしらの違法行為をして申請削除されたのに、パーティーを続ける集団ってことよ」
と、エリーは少しズレたことを自慢げに言いい、アリアンさんが訂正した。
「エデン、か、皮肉な、ものだね、ククク」
「まぁ、確かに楽園なんて言いつつ、ただの犯罪者集団ですしね、」
その時、一瞬ではあるが、確実に強い殺気がこちらへと向けられた。
「ッ!」
「リリアン、気づかないふりをするのよ」
僕が反応しそうになった時、アリアンさんが制止した。
「ん?どうしたリリアン?そんな顔して?」
エリー以外の全員は、その殺気には気づいていただろうが、アリアンとアンリクは冷静に対応していて、リリアンはこれこそが、経験の差だと悟った。
「いいわねリリアン、こういう時こそ、標的に警戒心を与えないように、冷静になるものなのよ?」
「…はい、(すっすごい、さすがというしかないか、)ですが、どうして制止したのですか?」
「…?何の話だ?」
「おそらく相手はこちらを殺しに来ると思うわ、だからこそ、気づいていないと思わせるのよ☆」
「なるほど、」
「とは言え、だいたい、気づかれるが、ね」
「そろそろ教えてくれてもいいんじゃないか?無視か?ねぇ?」
「エリー、」
「リリアンッ!」
「少し黙っててくれないか?」
「…泣くぞ?」
「ところで、アリアンさん、こちらを殺す気だと言ってましたが、いつ頃かもわかるんですか?」
「そうね~、夜、かしら?まぁ、とりあえず相手が仕掛けてくるまで待ちね☆そう言えばここら辺に、新しく喫茶店が開いたみたいだから行ってみない?」
「ぶれませんね、僕は賛成です」
「クク、茶には、厳しい、よ?」
「賛成だけど、そろそろ教えてくれない?」
僕らはアリアンさんの行きたいと言った喫茶店に行った後、エリーに説明をした。
「ふむ、なるほど、私が何も感じなかったのはどういうことだ?」
「お前が鈍いだけ、」
「そうか、私が鈍いのか…え?私って鈍いのか?」
全員が目をそらし、その反応にエリーは口を開けたまま固まってしまった。なのでとりあえず注文をした。
「あ、そう言えばアンリクさんのジョブは何ですか?」
「我は、魔法、使いだ。」
「魔法使いですか、後方が2人前線が2人、かなりバランスのいいパーティーになってきましたね、」
「私のジョブは闘士だ!」
いつの間にか起きていたエリーが、突然自分のジョブを言い出した。
「まぁ、そうだろうな」
「見た目通りね」
「わかり、やすい、な、」
「え~、そんなにか~?」
皆の反応に、エリーは、恥ずかしそうに聞いてきた。
「そりゃ、武器持ってないし、」
「能力も近接向きだものね」
「感、だ!」
「うん、まぁ、そんなことだと思ってたよ?でもさ、こぉ、闘士らしいとか、筋肉がすごいとか、そういうの期待してたんだけどなぁ、」
エリーは僕たちの言葉に、虚しそうな顔になっていた。
注文したものが来た後、いろいろ話をしながら各々楽しみ、気づいた時には昼を過ぎていた。
「…昼過ぎちゃいましたね、」
「飯を食べに行こう!」
「あなた結構食べてたけど、お腹減ってるの?」
「…お腹、いっぱいです。」
「食べて、おきたい、ね、私は、」
「まぁ、僕も食べてはおきたいですね、この後のことを考えると、」
「それもそうね、どこか適当に食堂探して、遅めのお昼にしましょうか」
「わ、私は?」
「エリー、お前は自業自得だ。」
「そんなー!」
この後僕たちは、アリアンさんの提案で、そば屋に行くことにした。
「う~ん、美味い、」
「でしょぉ?ここのそば美味しいのよ~♡」
「うま、うま、」
「はー!美味しー!染み渡るわー!」
「エリー、お前なんでまた食べてんだよ!」
「いいじゃないか~、気にしない気にしな~い」
「お前、この後敵が控えてんだから、食べすぎると動けなくなるぞ?」
「うッ、そっそれは、いいんだよ別に!私は強いからな!敵が何人来ようと返り討ちにしてやる!」
そう言うと、エリーは器の中の汁を飲み干し、ドンッ!と机へ置いた。
「食べるの速いな、まだ半分ぐらいしか食べてたいってのに、」
「あら?私はもう食べ終わったわよ?あっ!追加注文お願いしま~す!」
「リリアン、食べる、の、遅、い」
「いや、アンリクさんも変わらないでしょ」
「クク、わから、ないの、かい?」
「まっまさか、すでに二杯目?」
「我は、残り、三分の、一、だ!」
「変わらないじゃん!」
僕たちの楽しい時間は過ぎていき、夜、僕らは帰路についていた。
「そろそろでしょうか?」
「そうねぇ、確かにそろそろ来てもおかしくはなさ、ッ!」
アリアンさんが、言葉を言いきる前に、目の前が光に包まれた。
気がつくと知らない場所にいた。
「ここは?みんなは!」
辺りを見渡すとアンリクさんのみがいた。
「どうやら、我々、と、」
僕はアンリクさんの目線の先へと目を向けた。そこには見知らぬ男が立っていた。
「ようこそ君たち♪私は、楽園の使者【ドラウニグス(溺れる者達)】のリーダー、グロウと申します。」
一方その頃アリアンは
「ここは?(みんなはいない、)ん?」
「よぉ~?俺は楽園の使者【ドラウニグス】の一人であり、楽園で最も強い、ヘイジ、お前を殺すものだ!」
「…?そぉ、なの?」
一方その頃エリーは
「…?どこだここ?誰だお前は?名をなのれ!」
「そう急かさずとも、言いますよ、私は楽園の使者【ドラウニグス】の一人、セシウス、よろしくねッ♡」
とセシウスはウィンクをした。だが、エリーはウィンクをそもそも知らなく、目にゴミでも入ったのかと思いつつ、とりあえず殴った。
「グエー!」
くしくも、ウィンクをしたがゆえに反応が遅れ、セシウスは殴り飛ばされた。
「いっ痛い!歯が!歯が欠けたー!」
「お前バカだろ、油断したからそうなるんだ!敵を目の前にして目を瞑るとは、笑止千万!」
エリーが笑っていると、一つの違和感に気づいた。
「あれ?なんだ?体が、動かない?」
エリーが、自身の身体が動かないことに困惑していると、
「グッ!ガハ!」
いつの間にか目の前まで来ていたセシウスに腹を殴られた。
「ダメダメダメダメ~、油断大敵っていうじゃないか~」
「(動けない、どうなってんだ?こいつの能力か?)」
一方その頃リリアン達は
「楽園の使者、か、二対一で勝てると思っているのか?」
「ならば聞くが少年、何故私が勝ないと?」
「くッ、」
「まぁ、まて、リリアン、相手は、強い、」
「おや?おおー!あなたは!掌握者!掌握者さんではありませんかー!」
「掌握者?誰のことだ?」
「私の、二つ名、だ」
「え!アンリクさん、二つ名あったんですか?!」
二つ名、偉業を成し遂げたものに与えられる、アリアンの【最優】も二つ名だが、なぜか最優の変態と言われている。
「そうか、少年は知らないのか、私が小さい頃は有名だったんだがな~、まさか、私があの掌握者にこの手で引導を渡す日が来るとはね」
「ふっ、言うじゃ、ないか」
時を同じくして、
「おとなしくしていれば、命までは取らないであげる」
「俺に勝てるとでも思ってんのか?」
「えぇ、当たり前じゃない?」
「ケッケッケッ、ぶっ殺す!」
今、それぞれの戦闘が開始した。
僕が、顔をしかめながら自室から出ようと扉を開けると、
「あら?おはようリリアン、」
「え?あぁ、おはようございます。」
なぜかアリアンさんが扉の前にいた。ポーズ的に、ノックをしようとしていたようだが、それよりも僕は
「アリアンさん、なぜ、裸エプロンなのですか?」
その問いに、アリアンは自慢げにこたえた。
「裸じゃないわよぉ?ちゃんとスボンを履いてるんだから」
「いや、まぁ、はい、それで、何かようがあるのでは?」
この言葉に、アリアンさんは思い出したかのように言った。
「あ!そうそう、ごはんできてるから起こしに来たのよ、アンリクはもう食卓についてるわ、後はエリーを起こすだけよ☆」
「そうでしたか、じゃあ、僕が起こしますよ?」
「あら?いいの?ならお言葉に甘えて、任せようかしら?よろしくね♡」
そう言って、アリアンさんは先に食卓に向かった。
「さて、起こすか、」
僕がエリーの部屋のドアを開け、ベットを見てみると、
「うわッ、何がどうなってんだよこれ?」
エリーの上半身はベットから落ち、なぜか枕は机の上にあった。
「シーツはグチャグチャ、布団もベットから落ちてるし、寝相が悪いにもほどがあるだろ。おい!エリー起きろ!ご飯だってよ!」
僕が大声でエリーを起こすと、
「んあ?あ?なんだ~?リリアン、なんで逆さまなんら~?」
「馬鹿野郎、お前が逆さまなんだよ、」
「あえ?あぁホントだ。」
そんなこんなで、寝ぼけたエリーを起こし、食卓へ向かった。
「おはようございます。アリアン様、アンリク、」
「改めて、お二人とも、おはようございます」
「えぇ、おはよう☆」
「おっは、」
僕たちは食事をすませた後、ギルドに、エリーとアンリクさんのメンバー登録に行った。
「いつものごとく、みんな静かになりますね、」
「フンッ!皆、アリアン様に臆しているのだよ!実に軟弱千万!」
「おまえ、いつか痛い目見るぞ?」
「え?ひどくない?」
僕たちは、受付の人にパーティーのメンバー登録の申請書をもらい、書いた後に提出した。
その際に、受付の人から言われた。
「ここ最近、とある犯罪者集団が暴れています。捕獲依頼も出ていて、もしよければ受けてみてください、お気をつけて」
そう言われた僕らは、興味本位で掲示板から依頼書を手に取り見てみた。
「違法パーティー【エデン】、違法パーティーってなんすか?」
「リリアン知らないのか?違法パーティーってのはな、簡単に言えば犯罪者集団のことだよ!」
「ようは、元々ギルドの申請を受けていたけれど、何かしらの違法行為をして申請削除されたのに、パーティーを続ける集団ってことよ」
と、エリーは少しズレたことを自慢げに言いい、アリアンさんが訂正した。
「エデン、か、皮肉な、ものだね、ククク」
「まぁ、確かに楽園なんて言いつつ、ただの犯罪者集団ですしね、」
その時、一瞬ではあるが、確実に強い殺気がこちらへと向けられた。
「ッ!」
「リリアン、気づかないふりをするのよ」
僕が反応しそうになった時、アリアンさんが制止した。
「ん?どうしたリリアン?そんな顔して?」
エリー以外の全員は、その殺気には気づいていただろうが、アリアンとアンリクは冷静に対応していて、リリアンはこれこそが、経験の差だと悟った。
「いいわねリリアン、こういう時こそ、標的に警戒心を与えないように、冷静になるものなのよ?」
「…はい、(すっすごい、さすがというしかないか、)ですが、どうして制止したのですか?」
「…?何の話だ?」
「おそらく相手はこちらを殺しに来ると思うわ、だからこそ、気づいていないと思わせるのよ☆」
「なるほど、」
「とは言え、だいたい、気づかれるが、ね」
「そろそろ教えてくれてもいいんじゃないか?無視か?ねぇ?」
「エリー、」
「リリアンッ!」
「少し黙っててくれないか?」
「…泣くぞ?」
「ところで、アリアンさん、こちらを殺す気だと言ってましたが、いつ頃かもわかるんですか?」
「そうね~、夜、かしら?まぁ、とりあえず相手が仕掛けてくるまで待ちね☆そう言えばここら辺に、新しく喫茶店が開いたみたいだから行ってみない?」
「ぶれませんね、僕は賛成です」
「クク、茶には、厳しい、よ?」
「賛成だけど、そろそろ教えてくれない?」
僕らはアリアンさんの行きたいと言った喫茶店に行った後、エリーに説明をした。
「ふむ、なるほど、私が何も感じなかったのはどういうことだ?」
「お前が鈍いだけ、」
「そうか、私が鈍いのか…え?私って鈍いのか?」
全員が目をそらし、その反応にエリーは口を開けたまま固まってしまった。なのでとりあえず注文をした。
「あ、そう言えばアンリクさんのジョブは何ですか?」
「我は、魔法、使いだ。」
「魔法使いですか、後方が2人前線が2人、かなりバランスのいいパーティーになってきましたね、」
「私のジョブは闘士だ!」
いつの間にか起きていたエリーが、突然自分のジョブを言い出した。
「まぁ、そうだろうな」
「見た目通りね」
「わかり、やすい、な、」
「え~、そんなにか~?」
皆の反応に、エリーは、恥ずかしそうに聞いてきた。
「そりゃ、武器持ってないし、」
「能力も近接向きだものね」
「感、だ!」
「うん、まぁ、そんなことだと思ってたよ?でもさ、こぉ、闘士らしいとか、筋肉がすごいとか、そういうの期待してたんだけどなぁ、」
エリーは僕たちの言葉に、虚しそうな顔になっていた。
注文したものが来た後、いろいろ話をしながら各々楽しみ、気づいた時には昼を過ぎていた。
「…昼過ぎちゃいましたね、」
「飯を食べに行こう!」
「あなた結構食べてたけど、お腹減ってるの?」
「…お腹、いっぱいです。」
「食べて、おきたい、ね、私は、」
「まぁ、僕も食べてはおきたいですね、この後のことを考えると、」
「それもそうね、どこか適当に食堂探して、遅めのお昼にしましょうか」
「わ、私は?」
「エリー、お前は自業自得だ。」
「そんなー!」
この後僕たちは、アリアンさんの提案で、そば屋に行くことにした。
「う~ん、美味い、」
「でしょぉ?ここのそば美味しいのよ~♡」
「うま、うま、」
「はー!美味しー!染み渡るわー!」
「エリー、お前なんでまた食べてんだよ!」
「いいじゃないか~、気にしない気にしな~い」
「お前、この後敵が控えてんだから、食べすぎると動けなくなるぞ?」
「うッ、そっそれは、いいんだよ別に!私は強いからな!敵が何人来ようと返り討ちにしてやる!」
そう言うと、エリーは器の中の汁を飲み干し、ドンッ!と机へ置いた。
「食べるの速いな、まだ半分ぐらいしか食べてたいってのに、」
「あら?私はもう食べ終わったわよ?あっ!追加注文お願いしま~す!」
「リリアン、食べる、の、遅、い」
「いや、アンリクさんも変わらないでしょ」
「クク、わから、ないの、かい?」
「まっまさか、すでに二杯目?」
「我は、残り、三分の、一、だ!」
「変わらないじゃん!」
僕たちの楽しい時間は過ぎていき、夜、僕らは帰路についていた。
「そろそろでしょうか?」
「そうねぇ、確かにそろそろ来てもおかしくはなさ、ッ!」
アリアンさんが、言葉を言いきる前に、目の前が光に包まれた。
気がつくと知らない場所にいた。
「ここは?みんなは!」
辺りを見渡すとアンリクさんのみがいた。
「どうやら、我々、と、」
僕はアンリクさんの目線の先へと目を向けた。そこには見知らぬ男が立っていた。
「ようこそ君たち♪私は、楽園の使者【ドラウニグス(溺れる者達)】のリーダー、グロウと申します。」
一方その頃アリアンは
「ここは?(みんなはいない、)ん?」
「よぉ~?俺は楽園の使者【ドラウニグス】の一人であり、楽園で最も強い、ヘイジ、お前を殺すものだ!」
「…?そぉ、なの?」
一方その頃エリーは
「…?どこだここ?誰だお前は?名をなのれ!」
「そう急かさずとも、言いますよ、私は楽園の使者【ドラウニグス】の一人、セシウス、よろしくねッ♡」
とセシウスはウィンクをした。だが、エリーはウィンクをそもそも知らなく、目にゴミでも入ったのかと思いつつ、とりあえず殴った。
「グエー!」
くしくも、ウィンクをしたがゆえに反応が遅れ、セシウスは殴り飛ばされた。
「いっ痛い!歯が!歯が欠けたー!」
「お前バカだろ、油断したからそうなるんだ!敵を目の前にして目を瞑るとは、笑止千万!」
エリーが笑っていると、一つの違和感に気づいた。
「あれ?なんだ?体が、動かない?」
エリーが、自身の身体が動かないことに困惑していると、
「グッ!ガハ!」
いつの間にか目の前まで来ていたセシウスに腹を殴られた。
「ダメダメダメダメ~、油断大敵っていうじゃないか~」
「(動けない、どうなってんだ?こいつの能力か?)」
一方その頃リリアン達は
「楽園の使者、か、二対一で勝てると思っているのか?」
「ならば聞くが少年、何故私が勝ないと?」
「くッ、」
「まぁ、まて、リリアン、相手は、強い、」
「おや?おおー!あなたは!掌握者!掌握者さんではありませんかー!」
「掌握者?誰のことだ?」
「私の、二つ名、だ」
「え!アンリクさん、二つ名あったんですか?!」
二つ名、偉業を成し遂げたものに与えられる、アリアンの【最優】も二つ名だが、なぜか最優の変態と言われている。
「そうか、少年は知らないのか、私が小さい頃は有名だったんだがな~、まさか、私があの掌握者にこの手で引導を渡す日が来るとはね」
「ふっ、言うじゃ、ないか」
時を同じくして、
「おとなしくしていれば、命までは取らないであげる」
「俺に勝てるとでも思ってんのか?」
「えぇ、当たり前じゃない?」
「ケッケッケッ、ぶっ殺す!」
今、それぞれの戦闘が開始した。
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