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STAGE1
第3話 伝説と遭遇
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※
最初に見えたのは暗雲。
続けて世界の終わりを告げるような雷鳴が響き渡った。
『アル……位置情報に問題があったようだぞ』
『いや、ここで間違いない』
『異世界の場所は、だろ?
俺が言ってるのは、なんでわざわざドラゴンの頭上に転移させたのかって話だ』
『ふむ……それは女神たちのサービスであろうな。
見ろ、中々いい景色ではないか』
これサービスなの!?
神々の常識おっかしいだろっ!
だが、確かにアルは愉快そうだ。
もしかしたら、この最高神を楽しませる為に女神たちが本気で仕組んだのかもしれない。
それに付き合わされる俺の身にもなれといったところだが、まぁそう言った苦情は後日だな。
「あなた……この私の頭上に立つなんて、死を覚悟しているのかしら?」
下から予想外にも甲高い声が聞こえた。
それはドラゴンが発しているものだった。
「おお、お前しゃべれるのか」
「まぁねぇ~ん、これでもエンシェントドラゴンなんて言われてる伝説の龍なのよ」
俺の経験上だが、どの異世界でも龍族というのは最強の一角と讃えられていた。
その中でも強力なのは『伝説(レジェンダリー)』の称号を持ったドラゴンたちだ。
俺が会ったことがある中でもここまでフランクなのは珍しい。
「確認だが直ぐにこの場を去れば許してくれるか?」
「あなた、あたし好みの可愛い子だから助けてあげたいけど……人間風情にドラゴンが足蹴にされたなんて知られたら、わたし笑われちゃうもの」
「つまり、戦うと?」
「あなたさっきから随分と冷静ねん。
戦いじゃなくて一方的な蹂躙の開始よ~ん」
ああ、安心した。
やっぱりこいつも龍族だ。
奴らの揺るぎない共通点――それは自分の力に圧倒的な自信を持っていることだ。
「ドラゴンの蹂躙ってのはどんなだ?」
「そうねぇ――」
言った瞬間、急速降下。
エンシェントドラゴンの頭に乗っていた俺の足は空中に投げ出された。
ドラゴンは旋回して、落下する俺に向かってくる。
「もぐもぐしちゃう」
そして大口を開いた。
俺の身体より巨大な強靱の牙が見える。
あれで噛み砕かれれば間違いなく即死だろう。
「一応、忠告しておくがやめておいたほうがいいぞ」
「だ~め」
俺を飲み込むと、ガダン! 開いていた口を閉じた。
――ボギッ! ゴギッ
骨が折れ砕けるような鈍い音が響く。
「ん……あれ? うえ、あれ……なに、なんのよこれ!?」
「だから言ったんだ。
お前の牙、全部折れたぞ?」
言いながら俺は、ドラゴンの口を無理矢理こじ開けさせた。
「はああああああん!? ふえ、は、ど、どうしてん!?」
「お前の牙の攻撃力よりも、俺の防御力が高いからに決まってるだろ」
「ありえないでしょ~! そんな人間いるっ!?」
「いるだろここに!」
堂々と言って、俺は再びドラゴンの頭上に立つ。
ちなみに俺の身体には汚れなどは一切ないのは、全身に浄化の魔法をかけているからだ。
『ふはははははっ! 巡よ、中々愉快なことをするではないか!
このままでは此奴(こやつ)は、入れ歯ドラゴンになってしまうぞ!』
「ぷっ……」
思わず吹き出してしまった。
だが、ドラゴンの入れ歯など用意できるのだろうか?
「笑ってんじゃないわよ! この化物!」
「ドラゴンに言われたくない。
それに、俺を殺そうとした癖によくそんな文句が言えるな」
「っ――あなた、さっきから甘くしてあげてたら生意気なのよ!」
「頭に乗ってしまったのは謝る。
すまない。
というわけで、もう争うのはやめておこう」
「いやよ! ここで人間を逃がしたりなんかしたら――あたし一生の笑いものじゃない!」
「……仕方ないな」
どうしてもやると言うなら勉強させてやろう。
俺は風の元素を利用して瞬時に魔法の刃を形成した。
「蹂躙するってのはこうやるんだ」
「ぇ……ぎゃあああああああああああああああっ!?」
古竜が地上を震わすような絶叫を上げた。
それは――俺の魔法がドラゴンの両翼が切り落としたからだ。
翼を失った巨大生物は重力に逆らうことができなくなり、そのまま落下していく。
「な、何、何が……!?」
「まだまだいくぞ」
死なないで程度にな。
ドラゴンの落下を、風を操ることで止める。
その巨躯を全てのを切り裂く風の刃が包み込んでいく。
「!?!?!?!?!?!?」
身体中を切り裂かれ、エンシェントドラゴンは苦しみ悶える。
断面から血が出ていないのが、切れ味の凄まじさを物語っていた。
痛みから最初は絶叫を上げていたドラゴンだったが、次第にその声も消えてしまって……。
「――――――――」
身体を震わすだけになっている。
痛みに声すらも上げられないのだろう。
――パチンと、指を鳴らして俺は魔法を止めた。
「ぁ……ぅ……」
「わかったか? これが蹂躙だ」
「ぅ……」
もう息絶える寸前のようだった。
だが、これでこいつも勉強になっただろう。
俺は膝を突き、ドラゴンの背に手を触れさせた。
すると傷付いた身体が淡い光に包まれていく。
「ほらよ」
「!? ――ふえ!? あ、あれ!? あ、あたし、死ぬ寸前だったのに、なんで怪我が治ってるの? 翼もちゃんと戻ってる!?」
「治癒魔法をかけたんだ」
最初から治してやるつもりで攻撃していた。
上には上がいることを知れたなら、意外と従順になるのがドラゴンたちのいいところだ。
「……あ、あなたを殺そうとしたのに、どうして?」
「元々、俺がこいつの頭に足を載せてしまったのが発端だからな」
そんなつもりはなかったが、喧嘩を売ってしまったのは俺なのだ。
別に俺はむやみやたらに命を奪うような悪魔じゃない。
化物と言われることもあるが、俺は人間だから。
「だが、まだ続けるというならもう容赦はしない」
「続けるわけないじゃない! あなた、いえ、あたし、あなた様に服従を誓っちゃう!
龍王ガルバレス様に誓うわ」
龍王――この世界の龍の頂点なのだろう。
そいつに誓ったということは、俺が格上だと認めてくれたらしい。
「わかった。
その誓いを信じよう。
これで和解成立でいいか?」
「もちよ!」
「なら話は終わりだ。
俺はもう行くから」
「目的地はどこかしらん? あたしが即行で連れていくわよ?」
「なら――どこかの町に連れて行ってくれないか? 城下町とかが近くにあるといいんだが?」
そこで、まずは情報収集だ。
「わかったわん! 全速力でぶっ飛ぶわよ!」
言葉のままに、エンシェントドラゴンは全力全開の高速飛行。
風の抵抗は魔法で消しているので、乗り心地は上々だ。
『ふむ……』
アルの声が聞こえた。
『どうしたんだ?』
『いや……大陸とは思っていたよりも美しいものだと思ってな。
天界から眺めるのとはまた趣きが違って、これもまた面白い』
『……そっか』
体験するのと眺めているのでは、全く違った感覚というのは俺にもわかる。
きっとアルにとっては新鮮なものだったに違いない。
『なら町に着くまで空の旅を楽しむとするか』
『うむ、そうさせてもらおう』
町に着くまでの間、俺は景色の変化を見つめるのだった。
最初に見えたのは暗雲。
続けて世界の終わりを告げるような雷鳴が響き渡った。
『アル……位置情報に問題があったようだぞ』
『いや、ここで間違いない』
『異世界の場所は、だろ?
俺が言ってるのは、なんでわざわざドラゴンの頭上に転移させたのかって話だ』
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神々の常識おっかしいだろっ!
だが、確かにアルは愉快そうだ。
もしかしたら、この最高神を楽しませる為に女神たちが本気で仕組んだのかもしれない。
それに付き合わされる俺の身にもなれといったところだが、まぁそう言った苦情は後日だな。
「あなた……この私の頭上に立つなんて、死を覚悟しているのかしら?」
下から予想外にも甲高い声が聞こえた。
それはドラゴンが発しているものだった。
「おお、お前しゃべれるのか」
「まぁねぇ~ん、これでもエンシェントドラゴンなんて言われてる伝説の龍なのよ」
俺の経験上だが、どの異世界でも龍族というのは最強の一角と讃えられていた。
その中でも強力なのは『伝説(レジェンダリー)』の称号を持ったドラゴンたちだ。
俺が会ったことがある中でもここまでフランクなのは珍しい。
「確認だが直ぐにこの場を去れば許してくれるか?」
「あなた、あたし好みの可愛い子だから助けてあげたいけど……人間風情にドラゴンが足蹴にされたなんて知られたら、わたし笑われちゃうもの」
「つまり、戦うと?」
「あなたさっきから随分と冷静ねん。
戦いじゃなくて一方的な蹂躙の開始よ~ん」
ああ、安心した。
やっぱりこいつも龍族だ。
奴らの揺るぎない共通点――それは自分の力に圧倒的な自信を持っていることだ。
「ドラゴンの蹂躙ってのはどんなだ?」
「そうねぇ――」
言った瞬間、急速降下。
エンシェントドラゴンの頭に乗っていた俺の足は空中に投げ出された。
ドラゴンは旋回して、落下する俺に向かってくる。
「もぐもぐしちゃう」
そして大口を開いた。
俺の身体より巨大な強靱の牙が見える。
あれで噛み砕かれれば間違いなく即死だろう。
「一応、忠告しておくがやめておいたほうがいいぞ」
「だ~め」
俺を飲み込むと、ガダン! 開いていた口を閉じた。
――ボギッ! ゴギッ
骨が折れ砕けるような鈍い音が響く。
「ん……あれ? うえ、あれ……なに、なんのよこれ!?」
「だから言ったんだ。
お前の牙、全部折れたぞ?」
言いながら俺は、ドラゴンの口を無理矢理こじ開けさせた。
「はああああああん!? ふえ、は、ど、どうしてん!?」
「お前の牙の攻撃力よりも、俺の防御力が高いからに決まってるだろ」
「ありえないでしょ~! そんな人間いるっ!?」
「いるだろここに!」
堂々と言って、俺は再びドラゴンの頭上に立つ。
ちなみに俺の身体には汚れなどは一切ないのは、全身に浄化の魔法をかけているからだ。
『ふはははははっ! 巡よ、中々愉快なことをするではないか!
このままでは此奴(こやつ)は、入れ歯ドラゴンになってしまうぞ!』
「ぷっ……」
思わず吹き出してしまった。
だが、ドラゴンの入れ歯など用意できるのだろうか?
「笑ってんじゃないわよ! この化物!」
「ドラゴンに言われたくない。
それに、俺を殺そうとした癖によくそんな文句が言えるな」
「っ――あなた、さっきから甘くしてあげてたら生意気なのよ!」
「頭に乗ってしまったのは謝る。
すまない。
というわけで、もう争うのはやめておこう」
「いやよ! ここで人間を逃がしたりなんかしたら――あたし一生の笑いものじゃない!」
「……仕方ないな」
どうしてもやると言うなら勉強させてやろう。
俺は風の元素を利用して瞬時に魔法の刃を形成した。
「蹂躙するってのはこうやるんだ」
「ぇ……ぎゃあああああああああああああああっ!?」
古竜が地上を震わすような絶叫を上げた。
それは――俺の魔法がドラゴンの両翼が切り落としたからだ。
翼を失った巨大生物は重力に逆らうことができなくなり、そのまま落下していく。
「な、何、何が……!?」
「まだまだいくぞ」
死なないで程度にな。
ドラゴンの落下を、風を操ることで止める。
その巨躯を全てのを切り裂く風の刃が包み込んでいく。
「!?!?!?!?!?!?」
身体中を切り裂かれ、エンシェントドラゴンは苦しみ悶える。
断面から血が出ていないのが、切れ味の凄まじさを物語っていた。
痛みから最初は絶叫を上げていたドラゴンだったが、次第にその声も消えてしまって……。
「――――――――」
身体を震わすだけになっている。
痛みに声すらも上げられないのだろう。
――パチンと、指を鳴らして俺は魔法を止めた。
「ぁ……ぅ……」
「わかったか? これが蹂躙だ」
「ぅ……」
もう息絶える寸前のようだった。
だが、これでこいつも勉強になっただろう。
俺は膝を突き、ドラゴンの背に手を触れさせた。
すると傷付いた身体が淡い光に包まれていく。
「ほらよ」
「!? ――ふえ!? あ、あれ!? あ、あたし、死ぬ寸前だったのに、なんで怪我が治ってるの? 翼もちゃんと戻ってる!?」
「治癒魔法をかけたんだ」
最初から治してやるつもりで攻撃していた。
上には上がいることを知れたなら、意外と従順になるのがドラゴンたちのいいところだ。
「……あ、あなたを殺そうとしたのに、どうして?」
「元々、俺がこいつの頭に足を載せてしまったのが発端だからな」
そんなつもりはなかったが、喧嘩を売ってしまったのは俺なのだ。
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化物と言われることもあるが、俺は人間だから。
「だが、まだ続けるというならもう容赦はしない」
「続けるわけないじゃない! あなた、いえ、あたし、あなた様に服従を誓っちゃう!
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そいつに誓ったということは、俺が格上だと認めてくれたらしい。
「わかった。
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