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第八十五話
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「はあ……はあ……けふっ」
臭い。
ああ、錆臭い。
喉が鳴る度に、紅く熱い粘液がせり上がる。
擦り切れぬるりと滑る手のひらをズボンで軽く拭い、固く握りしめた。
「貴女……」
「わ、私だってやれる! 戦える! だから、だからこれ以上……」
優しくしないで、私みたいなのに命を懸けないで。
吐き出したかったそれ。なのになぜだろう、つっかえて出てこない。
怖くて仕方ないのか。
誰かにやさしくされるのが、誰かと仲良くなるのが。
また裏切られてしまうかもしれないから。
なのに、なのに嬉しくてたまらない。
嫌な顔一つせず一緒にいてくれて、自分なんかのために命を張ってくれる人がいて、優しくしてもらえて。
だから嫌なんだ。そんな人が死ぬのを分かっていて見捨てようとするのが、やっと見えてきた光が消えてしまうのが。
怖くて、嬉しくて、苦しい。
こんなに辛いなら最初から誰ともかかわりを持たなければよかった、ずっと一人でいればよかったんだ。
探索者になってからずっと、ずっと言葉にならないぐちゃぐちゃの感情がぐるぐると身体を渦巻いて、私はずっとそこから抜け出せずにいる。
「フォリアちゃん!」
戦いのさなか固まってしまった私を、初めての痛撃を与え『雑魚』から『敵』と認識の変わった私の首筋へ、怒りを滾らせた巨狼が飛び掛かる。
憎しみに瞬く光彩、昏くよどんだ瞳孔がひどく印象的だった。
反応なんて出来ない。
ぺたりと湿った土が太ももを撫でた。
「あ……」
「しゃおらっ!」
突如視界を遮った広い背中、破れたシャツの奥に治りきっていない傷口が見えた。
ちっぽけな人間ごとき圧倒するあまりの巨体。
彼はそれを盾として真正面から受け止めるのではなく、あくまで弾道を逸らすように盾を斜めに構えると、力強く地面に差し込んみぎりりと歯を食いしばった。
きっと耐え難い痛みだろう、泣き叫んで喚きたいほどだろう。だが彼は頬をぴしりと引き攣らせ、それでも全身を硬直させ流しきれなかった衝撃をその身一つで受け止めた。
筋肉が震え衝撃にたまらず噴き出した温い血しぶきが頬へ飛ぶ。
それは彼が、伊達さんが生きているのだと、今命を燃やしているのだと何よりも雄弁に伝えてくる。
「おふ、めっちゃいてぇ……おしゃべりもいいがまだ戦いは終わってないぞ、流石に俺一人だと死んじゃうからよ」
「あ……ありがとう……」
「戦うんだろ?」
ずい、と差し出された手のひら、厚く張った皮とごつごつとしたタコの跡。
「……うん」
恐る恐る手のひらを重ねると、ぐいっと身体が引き起こされた。
皆頷き大狼へ構える。
まだ私の感情に名前を付けられそうにない。
けれど、体を動かすことならできるから、まだ戦うことならできるから、だから私は二人の横に立った。
◇
「それで、どうすんだよ!」
伊達さんがシールドを構え攻撃をしのぐ裏、彼の叫びがこちらへ投げかけられた。
最初こそ隙をつかれたが、防御に徹すればすべてとは言わずともある程度受け流すことが出来るらしい。
だが傷は増えこそ減るものではない、三人戦いに参加しようとも長くは持たないだろう。
「攻撃がすり抜けるのが、厄介ですわねっ!」
シールドが大きく弾かれた隙、裏から安心院さんが伊達さんの代わりに飛び出す。
彼が体制を整える隙を彼女が埋める、このローテーションによって背水の一時的な膠着が作り出されていた。
苛立たしいことだが私が肩代わりすることはできない、というより単純に耐えきれる自信がない。
聞けば二人のレベルは四万程度、伊達さんの方が安心院さんより上とはいえ、彼は守護に特化していて決定打を打つ手段はあまりない。
安心院さんの方はいくつか手があるとはいえ、それも消耗からあまり連打できるものではなく、一撃の威力ならレベルこそ大きく離れるとはいえ私に一兆の笹がある。
それまで私が出来ることは……
「上から火球、正面から突進」
まき散らされた土で視界の悪くなる盾役の彼らに、後ろから動きを報告することしかない。
「火球は私が! 『ウィンドブラスト』!」
彼女の呟きと共に背後から一陣の風が吹き荒れ、無数の火球と土埃のこと如くが掻き消される。
それに紛れ疾走する大狼の姿が露になった。
熱い吐息、がばりと開かれた咢。
男が頷き、両手でシールドを構え突貫する。
「『ブレッシングブライト』『怨嗟の呪縛』」
虹の輝きに包まれた瞬間、彼の体は紅蓮の影に覆われた。
「……っ」
ギィンと鼓膜を通り抜け、脳を揺らす激烈な音。
吹き荒れる風に髪がうねり目もまともに開いていられない。
何も見えない、聞こえない。
脳裏に奇襲を受け地に伏せる伊達さんの姿が過ぎる。
「大丈夫ですわ、彼を信じて。『風神招来』」
目も開けぬ真っ暗な世界の中、彼女の声だけがやけに響いた。
信じる……信じる、か。
そうだ、信じて、勝って、ダンジョンの崩壊を止めて、ここからみんなで出るんだ。
「……『スキル累乗』対象変更、『スカルクラッシュ』」
「やれ!」
切り裂かれた闇の中、炎狼の口へシールドをがっちりと挟み込み、土の中へ足をめり込ませながらも凛と立つ男の背中が見えた。
「行きますわよ!」
「『ステップ』!」
二人並び立ち距離を詰める。
風になり地を駆け抜ける彼女、スキルの勢いを跳躍に変え空を舞う私。
「……! チェストォッ!!」
「『スカルクラッシュ』!」
狙ったわけではない、だが盾を挟まれ開かれた顎を無理やり閉ざす渾身の双撃は、ほぼ同時に放たれた。
臭い。
ああ、錆臭い。
喉が鳴る度に、紅く熱い粘液がせり上がる。
擦り切れぬるりと滑る手のひらをズボンで軽く拭い、固く握りしめた。
「貴女……」
「わ、私だってやれる! 戦える! だから、だからこれ以上……」
優しくしないで、私みたいなのに命を懸けないで。
吐き出したかったそれ。なのになぜだろう、つっかえて出てこない。
怖くて仕方ないのか。
誰かにやさしくされるのが、誰かと仲良くなるのが。
また裏切られてしまうかもしれないから。
なのに、なのに嬉しくてたまらない。
嫌な顔一つせず一緒にいてくれて、自分なんかのために命を張ってくれる人がいて、優しくしてもらえて。
だから嫌なんだ。そんな人が死ぬのを分かっていて見捨てようとするのが、やっと見えてきた光が消えてしまうのが。
怖くて、嬉しくて、苦しい。
こんなに辛いなら最初から誰ともかかわりを持たなければよかった、ずっと一人でいればよかったんだ。
探索者になってからずっと、ずっと言葉にならないぐちゃぐちゃの感情がぐるぐると身体を渦巻いて、私はずっとそこから抜け出せずにいる。
「フォリアちゃん!」
戦いのさなか固まってしまった私を、初めての痛撃を与え『雑魚』から『敵』と認識の変わった私の首筋へ、怒りを滾らせた巨狼が飛び掛かる。
憎しみに瞬く光彩、昏くよどんだ瞳孔がひどく印象的だった。
反応なんて出来ない。
ぺたりと湿った土が太ももを撫でた。
「あ……」
「しゃおらっ!」
突如視界を遮った広い背中、破れたシャツの奥に治りきっていない傷口が見えた。
ちっぽけな人間ごとき圧倒するあまりの巨体。
彼はそれを盾として真正面から受け止めるのではなく、あくまで弾道を逸らすように盾を斜めに構えると、力強く地面に差し込んみぎりりと歯を食いしばった。
きっと耐え難い痛みだろう、泣き叫んで喚きたいほどだろう。だが彼は頬をぴしりと引き攣らせ、それでも全身を硬直させ流しきれなかった衝撃をその身一つで受け止めた。
筋肉が震え衝撃にたまらず噴き出した温い血しぶきが頬へ飛ぶ。
それは彼が、伊達さんが生きているのだと、今命を燃やしているのだと何よりも雄弁に伝えてくる。
「おふ、めっちゃいてぇ……おしゃべりもいいがまだ戦いは終わってないぞ、流石に俺一人だと死んじゃうからよ」
「あ……ありがとう……」
「戦うんだろ?」
ずい、と差し出された手のひら、厚く張った皮とごつごつとしたタコの跡。
「……うん」
恐る恐る手のひらを重ねると、ぐいっと身体が引き起こされた。
皆頷き大狼へ構える。
まだ私の感情に名前を付けられそうにない。
けれど、体を動かすことならできるから、まだ戦うことならできるから、だから私は二人の横に立った。
◇
「それで、どうすんだよ!」
伊達さんがシールドを構え攻撃をしのぐ裏、彼の叫びがこちらへ投げかけられた。
最初こそ隙をつかれたが、防御に徹すればすべてとは言わずともある程度受け流すことが出来るらしい。
だが傷は増えこそ減るものではない、三人戦いに参加しようとも長くは持たないだろう。
「攻撃がすり抜けるのが、厄介ですわねっ!」
シールドが大きく弾かれた隙、裏から安心院さんが伊達さんの代わりに飛び出す。
彼が体制を整える隙を彼女が埋める、このローテーションによって背水の一時的な膠着が作り出されていた。
苛立たしいことだが私が肩代わりすることはできない、というより単純に耐えきれる自信がない。
聞けば二人のレベルは四万程度、伊達さんの方が安心院さんより上とはいえ、彼は守護に特化していて決定打を打つ手段はあまりない。
安心院さんの方はいくつか手があるとはいえ、それも消耗からあまり連打できるものではなく、一撃の威力ならレベルこそ大きく離れるとはいえ私に一兆の笹がある。
それまで私が出来ることは……
「上から火球、正面から突進」
まき散らされた土で視界の悪くなる盾役の彼らに、後ろから動きを報告することしかない。
「火球は私が! 『ウィンドブラスト』!」
彼女の呟きと共に背後から一陣の風が吹き荒れ、無数の火球と土埃のこと如くが掻き消される。
それに紛れ疾走する大狼の姿が露になった。
熱い吐息、がばりと開かれた咢。
男が頷き、両手でシールドを構え突貫する。
「『ブレッシングブライト』『怨嗟の呪縛』」
虹の輝きに包まれた瞬間、彼の体は紅蓮の影に覆われた。
「……っ」
ギィンと鼓膜を通り抜け、脳を揺らす激烈な音。
吹き荒れる風に髪がうねり目もまともに開いていられない。
何も見えない、聞こえない。
脳裏に奇襲を受け地に伏せる伊達さんの姿が過ぎる。
「大丈夫ですわ、彼を信じて。『風神招来』」
目も開けぬ真っ暗な世界の中、彼女の声だけがやけに響いた。
信じる……信じる、か。
そうだ、信じて、勝って、ダンジョンの崩壊を止めて、ここからみんなで出るんだ。
「……『スキル累乗』対象変更、『スカルクラッシュ』」
「やれ!」
切り裂かれた闇の中、炎狼の口へシールドをがっちりと挟み込み、土の中へ足をめり込ませながらも凛と立つ男の背中が見えた。
「行きますわよ!」
「『ステップ』!」
二人並び立ち距離を詰める。
風になり地を駆け抜ける彼女、スキルの勢いを跳躍に変え空を舞う私。
「……! チェストォッ!!」
「『スカルクラッシュ』!」
狙ったわけではない、だが盾を挟まれ開かれた顎を無理やり閉ざす渾身の双撃は、ほぼ同時に放たれた。
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