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魔王の過去編
逃亡2
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「待て!」
兵士が沢山追いかけてくる
亜美「もっとゆっくり行きたかった~!」
こんな必死に走るのではなく隠れたりしてこっそり出たかった
アウラ「本当に姉さんは破天荒ですね!」
ラウラ「そんな褒めるなよ」
皆「褒めてない!」
亜美「取り敢えずここを出れば!」
門前に着く
兵士は結構いるわね…
ラウラ「正面突破あるのみだろう!」
ルイ「ここは僕に任せてください」
ラウラ「失敗したら殺すぞ?」
ルイは動揺していたが先頭に立ち
ルイ「皆手を!」
それぞれが手を握り
ルイ「突壁!」
ルイと私達の周り一面にバリアが現れる
ルイ「ラウラさん全速力で!」
ラウラ「了解した…振り落とされるなよ!」
彼女は地面を思いっきり踏み
ラウラ「迅速」
突風が吹き荒れる
目が開けられない…
数秒後風が収まり目を開けるとかなり離れた場所にたどり着いていた
亜美「あれ?ここって…」
先程の門とは逆方向の方に来ていた
亜美「ここ方向違うじゃん!」
ラウラ「あぁ…そうだな…」
亜美「そうだな…じゃないよ!」
ラウラ「まぁ聞け…このまま行っても追手が来るだけだ…向こうは神殿に向かうことを聞いていたのかもしれん」
確かに聞かれていた可能性もないが…
ラウラ「それにもし向こうに行ったとしてその管理者が協力してくれるとも限らん!なら全く違う方向に逃げてほとぼりが冷めるまで逃げればいいだろ?」
皆に目をやるとポカンとした顔でラウラを見つめている
ラウラ「皆どうした?」
アウラ「いや、姉さんがそこまで考えられる人だったことに驚きを隠せない…」
ラウラ「あ?」
アウラ「ひっ!」
ラウラが全体を見渡すと皆は視線を逸らす
亜美「ま、まぁ…とにかくほとぼりが冷めるまでこっちで身を隠しますか…」
ラウラ「何を言っている?」
亜美「へ?」
ラウラ「目の前に迷宮があるだろう?」
亜美「最近できたっていう迷宮?」
ラウラ「私はここが目的で来たのだが何か問題でも?」
忘れてた…この子脳筋だった…
亜美「それが主な目的だったんでしょ?」
ラウラ「そうだが?何か問題でも?」
亜美「はぁ~止めても行くんでしょ?」
彼女が居なくなると戦力が大幅に減るので避けたい
亜美「わかった…皆もそれでいい?」
皆諦めたような顔をして頷く
私達次の目的の迷宮に向かっていくのだった
兵士が沢山追いかけてくる
亜美「もっとゆっくり行きたかった~!」
こんな必死に走るのではなく隠れたりしてこっそり出たかった
アウラ「本当に姉さんは破天荒ですね!」
ラウラ「そんな褒めるなよ」
皆「褒めてない!」
亜美「取り敢えずここを出れば!」
門前に着く
兵士は結構いるわね…
ラウラ「正面突破あるのみだろう!」
ルイ「ここは僕に任せてください」
ラウラ「失敗したら殺すぞ?」
ルイは動揺していたが先頭に立ち
ルイ「皆手を!」
それぞれが手を握り
ルイ「突壁!」
ルイと私達の周り一面にバリアが現れる
ルイ「ラウラさん全速力で!」
ラウラ「了解した…振り落とされるなよ!」
彼女は地面を思いっきり踏み
ラウラ「迅速」
突風が吹き荒れる
目が開けられない…
数秒後風が収まり目を開けるとかなり離れた場所にたどり着いていた
亜美「あれ?ここって…」
先程の門とは逆方向の方に来ていた
亜美「ここ方向違うじゃん!」
ラウラ「あぁ…そうだな…」
亜美「そうだな…じゃないよ!」
ラウラ「まぁ聞け…このまま行っても追手が来るだけだ…向こうは神殿に向かうことを聞いていたのかもしれん」
確かに聞かれていた可能性もないが…
ラウラ「それにもし向こうに行ったとしてその管理者が協力してくれるとも限らん!なら全く違う方向に逃げてほとぼりが冷めるまで逃げればいいだろ?」
皆に目をやるとポカンとした顔でラウラを見つめている
ラウラ「皆どうした?」
アウラ「いや、姉さんがそこまで考えられる人だったことに驚きを隠せない…」
ラウラ「あ?」
アウラ「ひっ!」
ラウラが全体を見渡すと皆は視線を逸らす
亜美「ま、まぁ…とにかくほとぼりが冷めるまでこっちで身を隠しますか…」
ラウラ「何を言っている?」
亜美「へ?」
ラウラ「目の前に迷宮があるだろう?」
亜美「最近できたっていう迷宮?」
ラウラ「私はここが目的で来たのだが何か問題でも?」
忘れてた…この子脳筋だった…
亜美「それが主な目的だったんでしょ?」
ラウラ「そうだが?何か問題でも?」
亜美「はぁ~止めても行くんでしょ?」
彼女が居なくなると戦力が大幅に減るので避けたい
亜美「わかった…皆もそれでいい?」
皆諦めたような顔をして頷く
私達次の目的の迷宮に向かっていくのだった
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