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「私、今度の土曜日に男友達と遊びに行くの。」
友美は、さらっと宣告した。
僕とのデートの最中に誰かと電話で話しており、待ち合わせ場所や時間、どんな服装で行くかなんかが聞こえたので、それとなく聞いてみたのだ。
彼女とは、付き合って一年ちょっと。
うまくいってないことは、特に思いつかない。
「何で…どんな奴?」
僕は、取り乱して聞いた。
「野崎って人。どんな奴かはよく分からないなぁ…。ネットで知り合った人なの。自衛隊員だって。」
「やめてくれよ。そんなの、危ないじゃないか。」
普通の男友達なら、百歩譲ろう。
でも、彼女をそんな得体の知れない奴に会わせたくない。
「大丈夫よ。電話で話した感じは普通の人だったし。」
「いや、そんな問題じゃないって。僕達、付き合っているんだろ?そんな訳の分からない奴とは、会うな!」
「あら、付き合ってるっていっても結婚はしてないでしょう?私が誰と会おうと、個人の自由じゃない?」
友美はこの通り、自由人だ。
見た目も、濃い目の化粧をしたギャルっぽい感じで、俗にこういうコを『リア充』っていうんだと思う。
一方の僕は眼鏡をかけたパッとしない『非リア』。
一見交わるはずのないこの二人は、何気なく出かけた合コンでの僕のダメ元のアタックによってカップルになった。
それが、今まさに破局の危機だ。
「どうしても、どんなに僕がお願いしても、行ってしまうのか?」
「ええ。でも、安心して。浮気とかは絶対にしないから。」
「もういい。勝手にしろ。」
その日は、半ば喧嘩のように別れた。
友美は、さらっと宣告した。
僕とのデートの最中に誰かと電話で話しており、待ち合わせ場所や時間、どんな服装で行くかなんかが聞こえたので、それとなく聞いてみたのだ。
彼女とは、付き合って一年ちょっと。
うまくいってないことは、特に思いつかない。
「何で…どんな奴?」
僕は、取り乱して聞いた。
「野崎って人。どんな奴かはよく分からないなぁ…。ネットで知り合った人なの。自衛隊員だって。」
「やめてくれよ。そんなの、危ないじゃないか。」
普通の男友達なら、百歩譲ろう。
でも、彼女をそんな得体の知れない奴に会わせたくない。
「大丈夫よ。電話で話した感じは普通の人だったし。」
「いや、そんな問題じゃないって。僕達、付き合っているんだろ?そんな訳の分からない奴とは、会うな!」
「あら、付き合ってるっていっても結婚はしてないでしょう?私が誰と会おうと、個人の自由じゃない?」
友美はこの通り、自由人だ。
見た目も、濃い目の化粧をしたギャルっぽい感じで、俗にこういうコを『リア充』っていうんだと思う。
一方の僕は眼鏡をかけたパッとしない『非リア』。
一見交わるはずのないこの二人は、何気なく出かけた合コンでの僕のダメ元のアタックによってカップルになった。
それが、今まさに破局の危機だ。
「どうしても、どんなに僕がお願いしても、行ってしまうのか?」
「ええ。でも、安心して。浮気とかは絶対にしないから。」
「もういい。勝手にしろ。」
その日は、半ば喧嘩のように別れた。
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