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第12章
取引と約定2
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女性の声が再び話しかけてくる。
「ですが、この地に滞在する幽鬼となれない亡者達にも他に与えられた役割もあるのです」
「役割?それが今さっきの話とどう繋がって来るんだ?」
「亡者よ、貴方の力をこの街に貸しなさい。この街に尽くす者には相応の報酬を与えましょう」
「役割を果たせば、幽鬼とならずとも人の世界へ戻れる、と?」
「それはあなたの働き次第ですが、その可能性は否定しません」
「何だかハッキリとしない答えだな。本当にアンタを信用できるのか?」
「お前はこの街が存在している理由を知っているか?」
「確か…亡者を幽鬼として送り出す為の施設だとか何とか」
「そうだ。だが、送り出す先は一つだけでは無い」
「この門は無数の世界へと繋がっている。当然お前が住んでいた元いた世界へも道は繋がっている」
「それならさっさと送ってくれよ!俺は手違いで此処へ送られてきたんだ」
「ならぬ」
重々しい男の声に言葉を遮られる。
「お前はこの門を潜る為の資格をお前は有していない」
(またか…全く話が進まないじゃ無いか!)
内心舌打ちをするが姿が見えない声だけの存在相手にはどうすることも出来ない。
「この門を通る為の資格は同時に通行手段でもある。資格の無い者を通す事はいくら頼まれても不可能なのだ」
「ですが、この地に滞在する幽鬼となれない亡者達にも他に与えられた役割もあるのです」
「役割?それが今さっきの話とどう繋がって来るんだ?」
「亡者よ、貴方の力をこの街に貸しなさい。この街に尽くす者には相応の報酬を与えましょう」
「役割を果たせば、幽鬼とならずとも人の世界へ戻れる、と?」
「それはあなたの働き次第ですが、その可能性は否定しません」
「何だかハッキリとしない答えだな。本当にアンタを信用できるのか?」
「お前はこの街が存在している理由を知っているか?」
「確か…亡者を幽鬼として送り出す為の施設だとか何とか」
「そうだ。だが、送り出す先は一つだけでは無い」
「この門は無数の世界へと繋がっている。当然お前が住んでいた元いた世界へも道は繋がっている」
「それならさっさと送ってくれよ!俺は手違いで此処へ送られてきたんだ」
「ならぬ」
重々しい男の声に言葉を遮られる。
「お前はこの門を潜る為の資格をお前は有していない」
(またか…全く話が進まないじゃ無いか!)
内心舌打ちをするが姿が見えない声だけの存在相手にはどうすることも出来ない。
「この門を通る為の資格は同時に通行手段でもある。資格の無い者を通す事はいくら頼まれても不可能なのだ」
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