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リアムside
ルークの調子が良くなってきて、気分転換に街へ行くことになった。
行くことは良いのだが、行くにあたって心配なことがある。それは、ルークの見た目についてだ。
スプロンドゥ王国は、黒髪黒目の人に対して反発的な意見を持っていない。
でも、ルークはその見た目のせいで今までずっと貶されて生きてきた。
だからまた、萎縮してしまうのではないかと心配になる。
そして、今日もルークの部屋に行き、朝ごはんを食べる。
毎日、ルークに俺が食べさせているけど
正直開いた口を見ると良くないことを考えてしまう。
だから、毎回餌付けだと思って食べさせている。
そんな感じで今まで理性を保っていたがそれにヒビが入る瞬間があった。
そう、歯磨きの時間だ。
「クルーウェルさん····」
「ん?」
「自分で磨けます······」
「うん」
理性が壊れるならやらなければいいじゃないか、と思う人もいるだろう。
だが、よく考えてみろ。
好きな子を自分の手で触る機会など、ましてや口の中を触る機会などそうそうある訳ない。
俺は今ルークに触りたくて仕方がないんだ。
「ぅ······んぁ···っ」
ルークの甘い声が響く。その声にまた胸が高鳴る。
口は開きっぱなしで、ルークの涎が少しずつ垂れてくる。
「はい、終わったよ」
「あ、りがとうございます」
「うん」
そそくさと着替えに行くルークを見て、自分の下半身に目を向ける。
「はぁ········」
実に複雑な気持ちで、俺はルークと街に行くことになった。
街につくと今日もやはり、沢山の人で賑わっていた。
その時に大きな人集りが出来ていて、気になり近づいた。
特に大きなことはなくて安心したが、ルークは俺の腕の中でプルプルと少し震えながら自己紹介をしてくれた。
その姿が愛しかった。
きっと、彼らの目にもそう写った。
その事を考えると、彼らに対してほんの少しの怒りがわいてくる。
その後は俺の知り合いの店に行き、昼食をとった。
ルークも大分普通に食べることが出来るようになり、ルークを膝の上に乗せたまま食べる。
口の端にクリームが付いてる。
それを、食べる。
その時のルークの顔はというと、真っ赤に染まっていて口をプクーと膨らませていた。
とても可愛くて、食べてしまいたい。
俺の頭の中はルークが来てからというもの、欲望だらけだ。
このことを知られてしまったら、ルークは俺から離れて行くのだろうか。
そんなことを考えながら、一日が過ぎた。
ルークの調子が良くなってきて、気分転換に街へ行くことになった。
行くことは良いのだが、行くにあたって心配なことがある。それは、ルークの見た目についてだ。
スプロンドゥ王国は、黒髪黒目の人に対して反発的な意見を持っていない。
でも、ルークはその見た目のせいで今までずっと貶されて生きてきた。
だからまた、萎縮してしまうのではないかと心配になる。
そして、今日もルークの部屋に行き、朝ごはんを食べる。
毎日、ルークに俺が食べさせているけど
正直開いた口を見ると良くないことを考えてしまう。
だから、毎回餌付けだと思って食べさせている。
そんな感じで今まで理性を保っていたがそれにヒビが入る瞬間があった。
そう、歯磨きの時間だ。
「クルーウェルさん····」
「ん?」
「自分で磨けます······」
「うん」
理性が壊れるならやらなければいいじゃないか、と思う人もいるだろう。
だが、よく考えてみろ。
好きな子を自分の手で触る機会など、ましてや口の中を触る機会などそうそうある訳ない。
俺は今ルークに触りたくて仕方がないんだ。
「ぅ······んぁ···っ」
ルークの甘い声が響く。その声にまた胸が高鳴る。
口は開きっぱなしで、ルークの涎が少しずつ垂れてくる。
「はい、終わったよ」
「あ、りがとうございます」
「うん」
そそくさと着替えに行くルークを見て、自分の下半身に目を向ける。
「はぁ········」
実に複雑な気持ちで、俺はルークと街に行くことになった。
街につくと今日もやはり、沢山の人で賑わっていた。
その時に大きな人集りが出来ていて、気になり近づいた。
特に大きなことはなくて安心したが、ルークは俺の腕の中でプルプルと少し震えながら自己紹介をしてくれた。
その姿が愛しかった。
きっと、彼らの目にもそう写った。
その事を考えると、彼らに対してほんの少しの怒りがわいてくる。
その後は俺の知り合いの店に行き、昼食をとった。
ルークも大分普通に食べることが出来るようになり、ルークを膝の上に乗せたまま食べる。
口の端にクリームが付いてる。
それを、食べる。
その時のルークの顔はというと、真っ赤に染まっていて口をプクーと膨らませていた。
とても可愛くて、食べてしまいたい。
俺の頭の中はルークが来てからというもの、欲望だらけだ。
このことを知られてしまったら、ルークは俺から離れて行くのだろうか。
そんなことを考えながら、一日が過ぎた。
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