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第二章 冒険者生活 編
冒険者生活 12
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side エリー
ダリア君とのお出掛けが楽しみで女性として、はしたないと思われることもあるけど、11時より少し前に待ち合わせ場所の冒険者協会前に着くと既にダリア君が待っていた。
「あっ、ダリア君おはよー!時間より早く来てくれてたのね。偉い偉い!」
「いえ、今来たことろです!私服のエリーさんもとても魅力的でお綺麗ですね」
ダリア君の対応は年齢の割にどこぞの紳士のように完璧な受け答えだった。
「・・・もしかして、いつも女の子とお出掛けしてるの?」
「まさか!今まで森の奥に住んでいたんですよ?これは師匠に女性の扱い方を教えて貰っていたんです」
いつも出てくるダリア君の師匠だけど、戦いの事だけじゃなく、女性の扱いまで教えているなんて・・・変なことまで教えていないかちょっぴり心配になってしまう。
「ふふふ、そうなの?その扱い方を楽しみにしてるわね。じゃあ食事に行きましょうか!」
私が案内した料理屋さんはチーズをたっぷり使ったピザで有名な[サラの窯]というお店だ。テーブルに案内された時にささっと私の背後にまわって、ダリア君が私の椅子を引いて席に着かせてくれた時には少し顔がにやけてしまった。こんな対応をしてくれる男性に今まで出会ったことなんてなかった。
(今までの男といったら、学園の時はプライドの高すぎる貴族に『付き合ってやってもいい』だとか、仕事してからは下心丸見えの冒険者に誘われるくらいだったなぁ・・・)
そんな今までの異性の経験について思い返しながら、本日のお勧めランチを選んで待っていると、ダリア君が案内してほしい場所を言ってきた。
「エリーさんは王都にある国立大図書館がどこにあるかご存じですか?」
「国立大図書館だと上級貴族街の方よね・・・上級貴族街に入るには通行証がないと行けないのよ」
「通行証ですか・・・」
私はダリア君に王都の大まかな構造について教えてあげた。4つの同心円状にそびえ立つ壁の最も外側の街は平民街、1つ内側が下級貴族街、更に内側が上級貴族街、最も内側に王族街がある。下級貴族街までは税金で入れるが、それ以上内側には身分の確かな者か紹介を受けたものしか入れない。
「プラチナランクになると指名依頼で行くこともあるけど、そうでないと結構難しいかな。」
「そうなんですか・・・」
私の言葉にダリア君が残念そうな表情になってしまったので、何かないかと可能性を模索する。
「あっ、そう言えばダリア君って来年学園に行くのよね?だったら学園生活は貴族でもなければ下級貴族街にある学園の寮で下宿だし、何かの実習とか研究で大図書館に行くこともあるかもしれないわよ!」
「なるほど、学園ですか。教えてくれてありがとうございますエリーさん!」
会話が一息ついたところで店員さんがピザを運んできてくれた。今日の日替わりはたっぷりの野菜にミノタウロスの霜降りカルビと自家製チーズがたっぷりとのったピザだと説明してくれた。取り皿に乗せようとすると、何処までも伸びるチーズに食欲をそそられてしまう。
「じゃあ食べましょうか。いただきます!」
◇
エリーさんとの昼食の後は、お勧めの服屋や珍しい魔具が取り揃えられている見た目怪しげなお店や神殿などを見て回り、最後に王都で人気のデザート屋さんで紅茶とフルーツタルトを食べながら休憩をした。
「今日は色々案内してくれてありがとうございます!」
「私も楽しかったから気にしないで。また一緒にお出掛けしましょ!」
「エリーさんは最初にお会いした時から良くしてくれて感謝しています」
「ふふふ、どういたしまして。まだまだ王都は案内する所があるから、また非番の日に案内してあげるね!」
「ありがとうございます!僕は冒険者ですしこれからもエリーさんにはお世話になると思いますから、よろしくお願いします!」
陽が傾いてくる頃にはエリーさんと別れて宿屋へと戻った。エリーさんから教わった情報としては、師匠の手紙に書いてあった図書館に行くのはなかなか難しいということだ。学園に入学してからか、プラチナランクになってからか、どちらにしても時間がかかりそうだったので取り敢えず深く考えずにのんびりと冒険者生活を送ろうと思った。
「今のところはあのラモン・ロイドとかって貴族からの嫌がらせもないし、学生になるとそんなに依頼も受けられなくなりそうだから、入学までにある程度稼いでおこうかな。そう言えばエリーさんが神殿で枢機卿の孫娘は同い年だと言っていたなぁ」
エリーさんとの会話わ思い出しつつ、当面の冒険者としての方向性も決めた。それに、案内してくれた魔具を扱っていたお店で欲しい物があったので、その資金を貯めようとも決めていた。エリーさんと見た魔具店にはフライトスーツというものがあり、フロストル公国の最先端技術で制作された空を自在に飛べる魔具らしいのだが、なんと値段が大金貨1枚もするのだ。金貨10枚で大金貨1枚なので、例えばフェンリルの依頼を達成したお金を全て注ぎ込んで、購入出来るくらいに高かったのだ。
「風魔法でも飛べるけど、あれは自由自在とはほど遠いしなぁ」
風魔法の〈風操作〉ではゆっくりとした移動が出来る程度なので、とても鳥のように自由というわけではない。空を自由に飛びたいというのは誰もが持つ夢だと思うので、あの魔具を見た時には凄く興奮してしまった。
「明日からの目標も出来たし、少し面白くなってきたなぁ」
冒険者としての生活に張り合いが出てきた喜びを胸に、また一日が過ぎていった。
それから1ヶ月は順調に依頼をこなしつつ、たまにエリーさんの非番の日に、一緒に食事をしたり王都の案内などをしてもらったりと、まるで僕を本当の弟の様に接してくれて良くしてもらっていた。
貯蓄の方もあと少しで目標額が貯まりそうな、そんな時に事件は起こった。
「あれっ?今日はエリーさん休みなんですね?」
冒険者協会の窓口に行くと、いつもいる窓口には別の職員が座っていた。別にいつも非番の日を聞いているわけではないが、今まで毎回のように非番日に誘ってくれていたので違和感があった。
「あっ、ダリア君ちょうど良かった。君エリーの事で何か聞いてない?今まで無断欠勤なんてなかったんだけど・・・寮に行っても居ないようだったし・・・」
心配そうな顔をした職員さんが、エリーさんと連絡がついていないと教えてくれた。
「う~ん・・・僕も特に何も聞いてないですよ?」
「そう、そうよね・・・ゴメンね変なこと聞いて。もしどこかでエリーを見かけたら、すぐに来るように言ってくれる?」
「分かりました。僕も気に掛けておきますね!」
「ゴメンね、よろしく!」
エリーさんが所在不明になったその日、いつものように昼頃に依頼を終えて協会に戻ってきてもまだ連絡はとれていないようだった。通りを歩く時は一応気にしながら歩いているのだが、残念ながら見かけることはなかった。職員さんの話では、昨日の業務が終わった20時には一緒に寮まで帰っていて、夕食も一緒にしていたらしい。8時の業務開始に来なかったので寮に人を向かわせたのだが、部屋にはエリーさんは居なかったとのことだった。
昼食を終えて宿屋へ戻ると、女将さんから僕宛に手紙を預かったと言って渡してくれた。部屋に戻って内容を読んでみるとエリーさんの行方について書かれていた。
『冒険者協会のエリーはこちらが預かっている。危害を加えられたくなければ今日の18時に同封した地図の指定場所まで来い。お前が私の邪魔をしたせいで彼女は酷い目に遭うぞ。全てお前の行動のせいだ!』
「・・・あの男爵が糸引いてそうだな。エリーさんが攫われたのは僕と仲良くしてたからかな?僕に直接来ると思ったのに、卑怯なやつだ!」
一月ほど前に依頼の違約金制度を利用して悪事を働いていた貴族を泳がすことで、自分の憎しみという感情を引き出してから復讐をしてみようと思ったのだが、こんな形になってしまったのは僕にとって予想外だった。
「エリーさんには良くしてもらっていたし、早く救出しないと女性が攫われると触られると師匠が言っていたな。・・・触られるとどうなるんだろう?勉強してた時は言葉を濁されてたからなぁ」
とにかく今は状況を整理して考えてみる。エリーさんは同僚の人と22時まで一緒に食事していて、翌朝8時までの間に連れ去られた。指定された場所は大森林の入り口から少し行った所で、前回の事を考えるなら僕を殺したい男爵はどのような行動をするだろうか。エリーさんを攫った襲撃者はまず男爵に報告をするだろう。
前回の失敗を踏まえれば指定の場所に罠を準備したり、襲撃者を配置したりする時間も必要だ。さすがに夜中に攫ってそのまま寝ずに僕の襲撃をすることはないから、まだギリギリ手は出されていない可能性がある。
「いや、エリーさんを男爵の屋敷に監禁しておくなら分からないな。それにこの宿屋は奴らにバレているから監視もついているはず」
監視役は上手いのか常に僕に視線を向けるのではなく、僕が通るであろう場所だけを見ているようで僕を見ているわけではないのだろう。その為、視線を感じる事は無かった。
「相当な人海戦術でもって行動しているのかな?この手の脅迫の対処は裏をかけって教わったけど、相手が想定していない行動か・・・」
現在時刻は13時、指定場所への呼び出しまであと5時間となっていた。
ダリア君とのお出掛けが楽しみで女性として、はしたないと思われることもあるけど、11時より少し前に待ち合わせ場所の冒険者協会前に着くと既にダリア君が待っていた。
「あっ、ダリア君おはよー!時間より早く来てくれてたのね。偉い偉い!」
「いえ、今来たことろです!私服のエリーさんもとても魅力的でお綺麗ですね」
ダリア君の対応は年齢の割にどこぞの紳士のように完璧な受け答えだった。
「・・・もしかして、いつも女の子とお出掛けしてるの?」
「まさか!今まで森の奥に住んでいたんですよ?これは師匠に女性の扱い方を教えて貰っていたんです」
いつも出てくるダリア君の師匠だけど、戦いの事だけじゃなく、女性の扱いまで教えているなんて・・・変なことまで教えていないかちょっぴり心配になってしまう。
「ふふふ、そうなの?その扱い方を楽しみにしてるわね。じゃあ食事に行きましょうか!」
私が案内した料理屋さんはチーズをたっぷり使ったピザで有名な[サラの窯]というお店だ。テーブルに案内された時にささっと私の背後にまわって、ダリア君が私の椅子を引いて席に着かせてくれた時には少し顔がにやけてしまった。こんな対応をしてくれる男性に今まで出会ったことなんてなかった。
(今までの男といったら、学園の時はプライドの高すぎる貴族に『付き合ってやってもいい』だとか、仕事してからは下心丸見えの冒険者に誘われるくらいだったなぁ・・・)
そんな今までの異性の経験について思い返しながら、本日のお勧めランチを選んで待っていると、ダリア君が案内してほしい場所を言ってきた。
「エリーさんは王都にある国立大図書館がどこにあるかご存じですか?」
「国立大図書館だと上級貴族街の方よね・・・上級貴族街に入るには通行証がないと行けないのよ」
「通行証ですか・・・」
私はダリア君に王都の大まかな構造について教えてあげた。4つの同心円状にそびえ立つ壁の最も外側の街は平民街、1つ内側が下級貴族街、更に内側が上級貴族街、最も内側に王族街がある。下級貴族街までは税金で入れるが、それ以上内側には身分の確かな者か紹介を受けたものしか入れない。
「プラチナランクになると指名依頼で行くこともあるけど、そうでないと結構難しいかな。」
「そうなんですか・・・」
私の言葉にダリア君が残念そうな表情になってしまったので、何かないかと可能性を模索する。
「あっ、そう言えばダリア君って来年学園に行くのよね?だったら学園生活は貴族でもなければ下級貴族街にある学園の寮で下宿だし、何かの実習とか研究で大図書館に行くこともあるかもしれないわよ!」
「なるほど、学園ですか。教えてくれてありがとうございますエリーさん!」
会話が一息ついたところで店員さんがピザを運んできてくれた。今日の日替わりはたっぷりの野菜にミノタウロスの霜降りカルビと自家製チーズがたっぷりとのったピザだと説明してくれた。取り皿に乗せようとすると、何処までも伸びるチーズに食欲をそそられてしまう。
「じゃあ食べましょうか。いただきます!」
◇
エリーさんとの昼食の後は、お勧めの服屋や珍しい魔具が取り揃えられている見た目怪しげなお店や神殿などを見て回り、最後に王都で人気のデザート屋さんで紅茶とフルーツタルトを食べながら休憩をした。
「今日は色々案内してくれてありがとうございます!」
「私も楽しかったから気にしないで。また一緒にお出掛けしましょ!」
「エリーさんは最初にお会いした時から良くしてくれて感謝しています」
「ふふふ、どういたしまして。まだまだ王都は案内する所があるから、また非番の日に案内してあげるね!」
「ありがとうございます!僕は冒険者ですしこれからもエリーさんにはお世話になると思いますから、よろしくお願いします!」
陽が傾いてくる頃にはエリーさんと別れて宿屋へと戻った。エリーさんから教わった情報としては、師匠の手紙に書いてあった図書館に行くのはなかなか難しいということだ。学園に入学してからか、プラチナランクになってからか、どちらにしても時間がかかりそうだったので取り敢えず深く考えずにのんびりと冒険者生活を送ろうと思った。
「今のところはあのラモン・ロイドとかって貴族からの嫌がらせもないし、学生になるとそんなに依頼も受けられなくなりそうだから、入学までにある程度稼いでおこうかな。そう言えばエリーさんが神殿で枢機卿の孫娘は同い年だと言っていたなぁ」
エリーさんとの会話わ思い出しつつ、当面の冒険者としての方向性も決めた。それに、案内してくれた魔具を扱っていたお店で欲しい物があったので、その資金を貯めようとも決めていた。エリーさんと見た魔具店にはフライトスーツというものがあり、フロストル公国の最先端技術で制作された空を自在に飛べる魔具らしいのだが、なんと値段が大金貨1枚もするのだ。金貨10枚で大金貨1枚なので、例えばフェンリルの依頼を達成したお金を全て注ぎ込んで、購入出来るくらいに高かったのだ。
「風魔法でも飛べるけど、あれは自由自在とはほど遠いしなぁ」
風魔法の〈風操作〉ではゆっくりとした移動が出来る程度なので、とても鳥のように自由というわけではない。空を自由に飛びたいというのは誰もが持つ夢だと思うので、あの魔具を見た時には凄く興奮してしまった。
「明日からの目標も出来たし、少し面白くなってきたなぁ」
冒険者としての生活に張り合いが出てきた喜びを胸に、また一日が過ぎていった。
それから1ヶ月は順調に依頼をこなしつつ、たまにエリーさんの非番の日に、一緒に食事をしたり王都の案内などをしてもらったりと、まるで僕を本当の弟の様に接してくれて良くしてもらっていた。
貯蓄の方もあと少しで目標額が貯まりそうな、そんな時に事件は起こった。
「あれっ?今日はエリーさん休みなんですね?」
冒険者協会の窓口に行くと、いつもいる窓口には別の職員が座っていた。別にいつも非番の日を聞いているわけではないが、今まで毎回のように非番日に誘ってくれていたので違和感があった。
「あっ、ダリア君ちょうど良かった。君エリーの事で何か聞いてない?今まで無断欠勤なんてなかったんだけど・・・寮に行っても居ないようだったし・・・」
心配そうな顔をした職員さんが、エリーさんと連絡がついていないと教えてくれた。
「う~ん・・・僕も特に何も聞いてないですよ?」
「そう、そうよね・・・ゴメンね変なこと聞いて。もしどこかでエリーを見かけたら、すぐに来るように言ってくれる?」
「分かりました。僕も気に掛けておきますね!」
「ゴメンね、よろしく!」
エリーさんが所在不明になったその日、いつものように昼頃に依頼を終えて協会に戻ってきてもまだ連絡はとれていないようだった。通りを歩く時は一応気にしながら歩いているのだが、残念ながら見かけることはなかった。職員さんの話では、昨日の業務が終わった20時には一緒に寮まで帰っていて、夕食も一緒にしていたらしい。8時の業務開始に来なかったので寮に人を向かわせたのだが、部屋にはエリーさんは居なかったとのことだった。
昼食を終えて宿屋へ戻ると、女将さんから僕宛に手紙を預かったと言って渡してくれた。部屋に戻って内容を読んでみるとエリーさんの行方について書かれていた。
『冒険者協会のエリーはこちらが預かっている。危害を加えられたくなければ今日の18時に同封した地図の指定場所まで来い。お前が私の邪魔をしたせいで彼女は酷い目に遭うぞ。全てお前の行動のせいだ!』
「・・・あの男爵が糸引いてそうだな。エリーさんが攫われたのは僕と仲良くしてたからかな?僕に直接来ると思ったのに、卑怯なやつだ!」
一月ほど前に依頼の違約金制度を利用して悪事を働いていた貴族を泳がすことで、自分の憎しみという感情を引き出してから復讐をしてみようと思ったのだが、こんな形になってしまったのは僕にとって予想外だった。
「エリーさんには良くしてもらっていたし、早く救出しないと女性が攫われると触られると師匠が言っていたな。・・・触られるとどうなるんだろう?勉強してた時は言葉を濁されてたからなぁ」
とにかく今は状況を整理して考えてみる。エリーさんは同僚の人と22時まで一緒に食事していて、翌朝8時までの間に連れ去られた。指定された場所は大森林の入り口から少し行った所で、前回の事を考えるなら僕を殺したい男爵はどのような行動をするだろうか。エリーさんを攫った襲撃者はまず男爵に報告をするだろう。
前回の失敗を踏まえれば指定の場所に罠を準備したり、襲撃者を配置したりする時間も必要だ。さすがに夜中に攫ってそのまま寝ずに僕の襲撃をすることはないから、まだギリギリ手は出されていない可能性がある。
「いや、エリーさんを男爵の屋敷に監禁しておくなら分からないな。それにこの宿屋は奴らにバレているから監視もついているはず」
監視役は上手いのか常に僕に視線を向けるのではなく、僕が通るであろう場所だけを見ているようで僕を見ているわけではないのだろう。その為、視線を感じる事は無かった。
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