多分病んでた時に書いた詩

多分病んでた時に書いた詩

私は植物。

みんな新しい芽をもってすくすく育っている。

でもそんな時、私にだけ肥料が与えられた。

人の都合で大きくなれって。

嫌だ。自然に育っていたい。

嫌だ。誰も私に構わないで。

嫌だ。嫌だ。嫌だ。

だから私は、自分で根を引きちぎった。

枯れる決意をした。

もしあなたが、心の優しいあなたが。

肥料を退けてくれて

水をくれて「もう大丈夫」って言ってくれれば

私はどんなに嬉しかっただろうか。

私もあの花みたいにきれいに咲きたかった。

私もあの花みたいにきれいに咲きたかった。