ブリキのおもちゃ

花歌

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ブリキのおもちゃ02

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「……ってあれ?」


 何も体に変化が無い上に、光が収まりだす。

 何が起こるのかと身構えていた隆志だったが、どうも様子がおかしい……。

 隆志はうっすらと目を開く。


「こっ……これは……」

「テータイムの時間だぜベイベー」

「何やってんじゃボケがぁぁ~~!?」


 どこからともなく現れた、白く綺麗な茶器には湯気が燈り、甘い芳醇な香気が部屋一面に広がる。


「ヒィ~ヒャッヒャッヒャ~~~ッ! 紅茶はハッサム俺ハンサム、いぇい」

「んなこときいてねぇッ、何で優雅に紅茶なんか飲んでんだよ! だいいち……その体でどうやって飲むんだっつうの」

「ヒィヒャッハ~~~! コイツは一本とられたぜー! ズズズ……」

「って飲めるんかい!?」

「ヒャッハー! お遊びはここまでだぜッ」

 茶器はいつの間にか消え、あたり一面の空気が重くなる。

 再び集まる光は渦を巻き、闇を生む。

 そしてーー。

「ゼッ……」
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