3 / 7
ばあちゃん家
しおりを挟む
俺のばあちゃん家は山の奥の方にあって、家の周りには木が生い茂っていた。鳥の綺麗な鳴き声、小川の音が心地よい所でもあった。
そんなばあちゃん家にはたびたびおかしな事が起き続けていた。誰もいないの2階から足音が聞こえてきたり、頼んでいないお菓子などが配達で届いたりしていたからだ。
ただ俺は気のせいだと思っていた。前にネズミが出てきたり、ばあちゃんが間違えてお菓子を注文した事があったからだ。
だからその時もばあちゃんがまた何かしたのかなとそんな軽い気持ちでいたのだが、そんな考えを一変させる出来事が起きた。
ある年の夏、ばあちゃん家に泊まったのだが、寝る場所の2階に上がろうとした時誰かが後ろから見ている気がしたのだ。すぐに後ろを振り返ったが、そこには誰かもいなかった。
気のせいだろうと思い、俺は2階に足を踏み入れた。後ろから見ている影に気づかずに。
寝て何時間たったのだろうか。ふと起きてしまった。周りを見渡しても真っ暗な空間が広がっていた。
異変はすぐに分かった。また誰かが後ろから見ている気がしたのだ。気のせいだろうと後ろを向くとそこには、、、
女の姿があった。長い髪で青白い顔色、目はまるでくり抜かれたように無くなっていた。
人の形をした化け物がそこにはいた。
俺は恐怖で動けずにいた。化け物がそこにいるという現実がより一層恐怖を増加させていた。
その化け物は俺に近づいてきた。ペタ、ペタ、ペタと音を立てながら。俺は殺される、ここで死ぬんだそう思った。
その化け物が目の前で止まった。そしてそいつは言葉を話しはじめた。
「返して、返して、返して、返して」
その意味は分からなかった。その化け物はどんどん低い声で言葉を発しはじめた。
「返して、返して、返して、返して」
「私の、、命、、返して、、返して」
「返してよ、、、この人殺し」
俺はそこから気を失った。
起きた俺は何故か彼女のことが気になっていた。何故か初めて会った気がしなかったからだ。
俺は家族の写真、家系図を調べ始めた。
するとたった1枚だけに写っている人がいた。
それは俺の叔母だった。
その写真を母に悲しそうな顔をしてこう言った。
「私の姉さんだったの。でも私が2歳になる
ころに高熱を出して動く事が出来なくなっ
たの。」
「その時家にはお金が無くて施設にも行かせ
あげることができなかったの。」
「でも、ある時お金が出来て、施設に行った
のよ。今でも手紙でやり取りしているのよ
。」
その話を聞いた時、ばあちゃんはものすごい顔でこう言った。
「その話は私達以外ではしないでね」
叔母さんがいると言われた施設には叔母さんはいなかった。手紙の住所は古びた小屋ある所でそこにも叔母さんはいなかった。
想像の話になるが、お金が出来て施設に行った訳ではないのだろう。お金の必要が無くなったということだろうか。
彼女は俺に伝えてようとしていたのだ。
自分が殺されていることを。
その後俺はばあちゃん家に行く事はなくなった。その後の叔母さんの行方は調べていない。
その数年後、ばあちゃんは死んだ。
俺が泊まった2階の部屋で。
そんなばあちゃん家にはたびたびおかしな事が起き続けていた。誰もいないの2階から足音が聞こえてきたり、頼んでいないお菓子などが配達で届いたりしていたからだ。
ただ俺は気のせいだと思っていた。前にネズミが出てきたり、ばあちゃんが間違えてお菓子を注文した事があったからだ。
だからその時もばあちゃんがまた何かしたのかなとそんな軽い気持ちでいたのだが、そんな考えを一変させる出来事が起きた。
ある年の夏、ばあちゃん家に泊まったのだが、寝る場所の2階に上がろうとした時誰かが後ろから見ている気がしたのだ。すぐに後ろを振り返ったが、そこには誰かもいなかった。
気のせいだろうと思い、俺は2階に足を踏み入れた。後ろから見ている影に気づかずに。
寝て何時間たったのだろうか。ふと起きてしまった。周りを見渡しても真っ暗な空間が広がっていた。
異変はすぐに分かった。また誰かが後ろから見ている気がしたのだ。気のせいだろうと後ろを向くとそこには、、、
女の姿があった。長い髪で青白い顔色、目はまるでくり抜かれたように無くなっていた。
人の形をした化け物がそこにはいた。
俺は恐怖で動けずにいた。化け物がそこにいるという現実がより一層恐怖を増加させていた。
その化け物は俺に近づいてきた。ペタ、ペタ、ペタと音を立てながら。俺は殺される、ここで死ぬんだそう思った。
その化け物が目の前で止まった。そしてそいつは言葉を話しはじめた。
「返して、返して、返して、返して」
その意味は分からなかった。その化け物はどんどん低い声で言葉を発しはじめた。
「返して、返して、返して、返して」
「私の、、命、、返して、、返して」
「返してよ、、、この人殺し」
俺はそこから気を失った。
起きた俺は何故か彼女のことが気になっていた。何故か初めて会った気がしなかったからだ。
俺は家族の写真、家系図を調べ始めた。
するとたった1枚だけに写っている人がいた。
それは俺の叔母だった。
その写真を母に悲しそうな顔をしてこう言った。
「私の姉さんだったの。でも私が2歳になる
ころに高熱を出して動く事が出来なくなっ
たの。」
「その時家にはお金が無くて施設にも行かせ
あげることができなかったの。」
「でも、ある時お金が出来て、施設に行った
のよ。今でも手紙でやり取りしているのよ
。」
その話を聞いた時、ばあちゃんはものすごい顔でこう言った。
「その話は私達以外ではしないでね」
叔母さんがいると言われた施設には叔母さんはいなかった。手紙の住所は古びた小屋ある所でそこにも叔母さんはいなかった。
想像の話になるが、お金が出来て施設に行った訳ではないのだろう。お金の必要が無くなったということだろうか。
彼女は俺に伝えてようとしていたのだ。
自分が殺されていることを。
その後俺はばあちゃん家に行く事はなくなった。その後の叔母さんの行方は調べていない。
その数年後、ばあちゃんは死んだ。
俺が泊まった2階の部屋で。
0
あなたにおすすめの小説
意味が分かると怖い話(解説付き)
彦彦炎
ホラー
一見普通のよくある話ですが、矛盾に気づけばゾッとするはずです
読みながら話に潜む違和感を探してみてください
最後に解説も載せていますので、是非読んでみてください
実話も混ざっております
【⁉】意味がわかると怖い話【解説あり】
絢郷水沙
ホラー
普通に読めばそうでもないけど、よく考えてみたらゾクッとする、そんな怖い話です。基本1ページ完結。
下にスクロールするとヒントと解説があります。何が怖いのか、ぜひ推理しながら読み進めてみてください。
※全話オリジナル作品です。
意味がわかると怖い話
邪神 白猫
ホラー
【意味がわかると怖い話】解説付き
基本的には読めば誰でも分かるお話になっていますが、たまに激ムズが混ざっています。
※完結としますが、追加次第随時更新※
YouTubeにて、朗読始めました(*'ω'*)
お休み前や何かの作業のお供に、耳から読書はいかがですか?📕
https://youtube.com/@yuachanRio
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる