偉人と踊れ

VSガウディ

　…おかしい。信玄を倒して次の部屋に入ったときの感想がそれだった。どこもかしこも柱が林立しているだけだったのだ。
「テスラ、これはどういうことだ？」
「生憎、私もここから先の構造は教えてもらえていないんだ」
「自力でクリアしろってか？きついぞ」
さっきもこの景色は見たぞ。かなり迷ってないか俺？
「石兵八陣、私孔明が遂げた策の一つです。あなた方には出られませんよ」
天井から放送が聞こえる。
「孔明！？私はそんな奴の存在聞いていないぞ？」
とりあえず、迷路を抜けようとすると、横から攻撃が飛んできた。
「そうそう、ガウディの手による踊り者のゴーレムも沢山用意してありますので、どうぞお楽しみください」
…ふざけんな。とりあえず、目の前のゴーレムと向き合う。こいつはどんな能力使いだ？

しばらく進むと、ようやく出口らしきものが見えた。…話がぶっ飛んだ？いちいち言ってると面倒くさいぐらいの数を相手したんだよ。
「久しぶりだな、雷火」
「皆んな、さっきぶり」
「ほんじゃ、今度こそ項羽を…」
「させん！」
なんか出てきた。すると、その辺の土から人形を組み立て始める。
「あいつがガウディだ！人形作られる前に潰せ！」
泉の指揮。やっぱこいつは頭がいい。全員でフルボッコにして先へ行った。