図書館は職場なので迫らないでください

ミネ

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「あれ?藤野くん、これ返却されたやつ?他の図書館に移動するやつ?」

「え、あっ!はい!それ、すいません移動のやつです」

「なんか最近ミス多くない?体調とか大丈夫?」

枝多さんに心配され、俺はしどろもどろに体調に問題はないことを伝えるが本当は全然大丈夫じゃない。俺は最近毎日かなりツラい。

なぜなら俺のお尻にはずっと拡張プラグが入ってるからだ。小、中、大、特大の4種類ある拡張プラグセットの中サイズ。これがもうとにかく違和感。歩く時とか座ったりすると感じるんだよやつの存在感を。だからついそのせいで仕事も上の空になってしまう。

でも、お尻の穴広げる準備してるからちょっと仕事をミスりがちです。なんて言えるわけねえじゃん?

だから適当にその場を誤魔化すと、今日も一日が早く終わることを願って俺は時計を見る。時計の針は16:50。そろそろやつが来る。

「あ、推し」

土田ちゃんが誰に言うでもなくぽそりとつぶやいた。見れば入り口に今日も幻かな?ってくらいかっこいい唯継の姿が。

「最近、推し毎日来てますよね」

へふっ、と小さく笑いぽそぽそと土田ちゃん。枝多さんは仕事するフリしてずっと唯継を見つめ、その姿を網膜に焼き付けている。

「あ、じゃあ俺、上がりますね」

なんとなくぎこちない動きで後片付けを終えて上がり、帰り支度を済ませて唯継のところへ向かう。

こちらに気づいた唯継が今にも肩を抱いて引き寄せてキスしてきそうな雰囲気を出してきたからきれいに避ける。俺の職場だぞここ。

そんで車に乗り込むと待っていましたとばかりに即抱きしめてきてキスしてくる。ももちゃん、ももちゃんって見えないしっぽをぶんぶん振るわんこみたいだ。


さて、なんでこんなことになってると言うとですね‥。


あのホテルの夜、唯継のために用意したはずの拡張プラグを挿れられた俺は半ベソで唯継にちんちんは挿れないでとお願いした。唯継はそんな俺をぎゅうぎゅうに抱きしめて、もちろんだよって言ってくれて、そんでその夜は指でお尻をいじったり、俺が唯継のために用意したはずの(二度言いたい)アナルパールを抜き差ししたり、お互いをしこしこしたりで終わった。

それで次の日、目が覚めるととなりで寝てた唯継が俺の尻に再び拡張プラグを挿れようとしてきた。

「な、なにすんだよ」

「何って、慣らさなきゃだめでしょ」

「そ、そうだけど‥」

昨日は勢いでけつにコレを挿れられたものの、俺は決して自ら女役を選んだわけではない。

「俺だって唯継に挿れたい!」

俺が食ってかかると唯継はひょいと俺の脚を掴み、軽いちんぐり返しのポーズを取らせてベッドに転がったままのローションを手に取るとけつに流した。

「僕、ももを駅弁できるよ?」

「は?」

「背面も対面も座位ができる。逆にももは僕が騎乗位の姿勢とったら潰れちゃわない?」 

つぷ、っとローションを垂らしたアナルに唯継はしっかりとした指を挿れてくる。

「お、俺だって‥」

出来る、かどうかは甚だ疑問。なんせこの体格差だ。

「僕、たくさんもものこと気持ちよくしたい」

はあ?!俺だってしたい!!唯継のことあんあん言わせたい!!

「お、俺だってしたい‥」

言ってることと取っている格好との落差たるや。それでも「できるもん‥」と情けない姿勢と情けない声で虚勢を張る俺。

「はー、ももちゃんかわい‥」

少し涙目の俺を見ながら唯継は昨日見つけたちょっとイイとこをぬぽぬぽ刺激してくる。

「いつ、唯継、そこだめ‥」

「僕のわがまま聞いてくれる男らしいももちゃんが好き」

「お、男らしい‥」

「そう、ポジションぐらいでぐだぐだ言ってる僕の方が女々しいよね?」

俺のおしりの穴に指をずぷずぷ抜き差ししながら唯継はとろけるような甘えた目で俺を見てきやがる。ああ、もう、そんな目で見るな。

「ポジションぐらいでぐだぐだ‥」

「そう」

唯継は神妙にうなずき、とろけるようなきらきらした宝石のような目でお願いしてくる。ずるい。そんなの反則だよ。あの唯継にそんな顔されたらもう俺のなかの漢が握りこぶしで熱く語りかけてくる。

“好きな相手が望むなら女役だって出来る心の広い男こそ真の男だ。初めての恋人のわがままくらいどーんと聞いてやるのが男ってもんだろう!?“

って。

「わ、わかった。俺も男だ‥」

惚れた弱みか。その女役、受けて立とう。




と、まあこう言う流れでお互いのポジションが決まってしまったのだ。

それから拡張の手伝いがしたいからってほぼ毎日、唯継は俺をこうやって迎えに来て、‥‥まあ、そんでおしりをいじられつつシコり合ういつもの夜を一緒に過ごし続けている。

そろそろもうこのプラグ生活もやめたいんだけど、それは俺のおしりの処女とさよならすることにつながるんだよなあ。

あの悪魔的凶器が俺を貫くと思うと震えるぜ。それになにより童貞まま処女を失くす俺。

もうこれはつまり愛があるからこそ乗り越えなけれはならないまさに本物の男の試練である。


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