叔父と双子の兄二人に溺愛飼育

ミネ

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おまけ

凱にいちゃんの部屋






凱にいちゃんの部屋は整理整頓されていて無駄なものがあまりない。全体的にアイボリーと紺とグレーのカラーでまとまっている。

ただ部屋のクールさに似合わないクロミのでっかい人形だけひとつ浮いている。「京に似てる」だって。スマホの待ち受けもクロミだったりして、ってからかったら待ち受けはちょっと拗ねた顔の俺だった。なにこれ、いつ撮ったの?




「お腹空いてない?」
いつも通り昼前に起きて、顔洗って、着替えてリビングに行ったら凱にいちゃんがいた。おはようのキスしたら、盛り上がってそのまま凱にいちゃんの部屋に連れてかれて、えっちした。

「カップヌードルのご飯のやつ食べたい」

「うちに無いよ」

「たべたいー」

「ちゃんとしたご飯作ってあげる」

「たべたいー」

「京‥」

ベッドの上、裸の俺たち。ゆるい胡座をかいて座る凱にいちゃんの脚の間から目をうるうるさせて見上げる。

「買いに行くよ」

凱にいちゃんは着替えて出て行く。本当はすっごく食べたかったわけでもないけど、いつもみんなに負けてばかりな気がするから、つい強気に出た。まあ、何に負けてるのかもわかんないし、何もかも負けてる気もしないでもないけど。


俺は床に落ちているTシャツを拾って着るとシンプルな部屋を物色する。デスクの壁に色褪せた3枚の写真。9歳の時、凱にいちゃんからクリスマスプレゼントに貰ったチェキで撮ったやつだ。

凱にいちゃんと俺の二人の写真、俺のどアップの写真、俺の泣きべそかいてる写真‥。


「この頃の京もかわいい」
写真を眺めていると後ろから凱にいちゃんに話しかけられた。

「か、買い物早いね」

「下のコンビニで売ってた」
はい、と袋を手渡す。中にはカップ飯とチョコチャンククッキー。クッキーは俺の好きなやつ。

「あー、ありがと、‥‥‥‥?」

ん?

凱にいちゃんがこっち見ながら少し屈んで待っている。

「‥ありがと」
もう一回お礼を言って頬にキスをすると、そのままお尻を持たれて抱き上げられた。お礼のちゅう待ちだった。

凱にいちゃんが何度も唇にちゅうしてくる。俺も首に腕を巻き付けてキスを返す。

「写真懐かしい。嶺にいちゃんと五色のは?ないの」

「ないよ。僕と京のしか取って置いてない」

「ふ、ふうん」

「まだチェキあるよ。撮る?」

「なんで凱にいちゃんが持ってるの」

「二人で遊んでそのまま部屋に忘れて行ったの京だろ」

そうだっけ。





凱にいちゃんは俺を抱いたままデスクの引き出しを開けてチェキを取り出した。

「キスしながら撮ろう」

「難しくない?」

「ちゅうしてるとこ欲しい」

「いいけど、とりあえず下履いていい?」
下半身丸出しで恥ずかしい。

「いや、そのままでいい」

「えー‥、やだ」

凱にいちゃんの腕にぴくりと力がこもる。
「いい子でいようね、京」
クールな笑顔がこわい。






俺はベッドに降ろされてキス。舌を絡められ蕩けた顔を撮られた。

「Tシャツ上げて」

俺は顔を背けながら従う。
「下向いちゃだめ。こっち見て」

頬が熱くなるのを感じる。下半身にも血が集まりそうで太ももをぎゅっと閉じた。

凱にいちゃんが出てきた写真をじっと見る。
「かわいい」

「それ、どーすんの‥。ねえ、絶対隠しといてよ‥」

「大丈夫、僕だけのもの」

腰を掴むと今度は四つん這いにさせられた。
「ちょ、ちょっと」

お尻が丸見えで思わずTシャツの裾を引っ張るけど全部は隠せない。絶対後ろからタマ見えてるよね。もともと体毛が薄いから多分後ろまで生えてないだろうけど、五色叔父さんと一緒にお風呂に入ると陰毛を剃られるから俺の股間はつるつるだ。

「隠す方が逆にやらしい」

シャッター音がする。

「お、お尻の穴、広げないで!」

「さっきまで僕を咥えてたとこ、赤くなってる」

「広げちゃやだってば‥」
涙声で拒否る俺。

凱にいちゃんが上から覆い被さってくる。


「京‥、やらしい声出すから、おっきくなっちゃった」



両膝を胸に近づけたポーズとか、凱にいちゃんの上に乗っかってるところとか、やってる最中も何度か撮られた。えっちの後、俺は枕を抱きながら少し寝てしまった。

起きたらお風呂に入れてもらってご飯を食べた。結局、お昼は食べそびれて、五色叔父さんも嶺にいちゃんも帰ってきたからみんなでちゃんとした夕ご飯の時間になっちゃってカップ飯は食べれなかった。

五色叔父さんに紅茶を淹れてもらってクッキー食べたあと、歯を磨いてパジャマに着替えて凱にいちゃんの部屋に行く。今夜は凱にいちゃんと一緒に寝る日。
にいちゃんはデスクに座って今日撮った写真を整理してた。
俺は椅子に座るにいちゃんの背中に抱きついて、机を覗き込んだ。

「──ん?これ、なんでヨレヨレ?」

ほかの写真はきれいにアルバムに収まってるのに、その一枚はくたびれてた。

「んー、‥お気に入りの一枚だから」

9歳の頃の俺のちょっといたずらっ子っぽい顔のアップ。

「‥‥お気に入りって、」

凱にいちゃんは肩で笑ってセクシーな雰囲気を醸す。

「‥‥‥‥えっ、‥‥‥‥あー、あー!ロリコンだあ‥」

一人えっち用だったんだ。その写真‥。


「ショタコンだよ、京」

いらない。そんな知識。





後日、凱にいちゃんのスマホの待ち受けは、にいちゃんの部屋にあったクロミのぬいぐるみを抱いてる俺の寝顔に変わっていた。



だからいつ撮ったの?その写真‥。



【◎】end【◎】

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