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第二章
どっちがリーダー?
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【CHAMPIONSHIP】
ボク達の前に表示される勝利の証。
〈阿修羅会〉を倒した後、ボク達は優勝をする為に有利ポジションを取り。
ステルスして不意をつこうとしていたチームを倒したり、残っていた〈世界はアットホーム〉のトリッキーな作戦を真正面から突破。
こうして無事に優勝することができた。
戻ると塔からシスターさんが来ており、敗退したチームには参加証のアイテム交換券が配布。
優勝したボク達には、その交換券の他に一位専用の景品交換券が与えられた。
ボクは迷わずに〈アダマンタイト〉──ではなく『ハチミツ』✕1万個を入手する。
もちろん皆と勝ち取った権利を、私利私欲で〈アダマンタイト〉になんてしない。
ハチミツの真上にある希少金属を、鋼の意志で押さないようにするのは大変だったけど。
未だに震えている右手、その様子を警戒して見ていた親友二人にボクは震える声で言った。
「ふぅ……ある意味、イベントで一番手強いラスボスだったよ……」
「ユウと二人で一応、いつでも取り押さえられるように警戒はしていたけどな」
「シエルならワンチャンやりかねないと思ってたから、一番緊張して見ていたわ」
「……これは反論ができない」
二人から呆れた顔をされる。
複雑な気持ちになるが、実際かなり際どかったのは事実だった。
「……ああ、だから二人ともシエルさんの背後を陣取ってたんだ」
ミカゲさんは、いまいち理解していなかったらしい。
そんな彼女に二人は揃って忠告した。
「レアな金属が絡むと、シエルは冷静さを失うから気をつけた方が良いですよ」
「この子、すぐ欲望に負けてレアな金属を選ぶから注意して見てあげて」
「その言い方だとボクが、金属狂いのダメ人間みたいじゃないか」
「「ベータ版の時から、時間があるとお気に入りの弾丸を磨いて悦に浸ってただろ(でしょ)?」」
流石は親友というべきか、ボクの事をよく知っている。
心優しきミカゲ先輩は、そのやり取りを眺めながら可愛らしい笑顔を浮かべていた。
「えっと、後は個人の交換分だね」
リストを開いてみる。
【ソニックブーム】:衝撃波を放って敵を吹っ飛ばすスキル。
【アーム・ガード】:腕で防御した際にダメージを軽減するスキル。
【サペリアー・スチールインゴット✕3】:スチールインゴットの上位金属。
【50万エル】
一通り見た感想としては、スキルも良い感じだが総合的なステータス強化の為に、インゴットがベターだなと思った。
「ボクはインゴット一択だね」
「オレもインゴット一択だな」
「私もインゴット一択ね」
「ミカゲは〈ソニックブーム〉かな」
どうやらミカゲ先輩は既に〈サペリアー・スチールインゴット〉らしい。
彼女は報酬画面からスキルを選択した。
全員交換を終えると、このままハチミツを渡しに行こうと思ったら。
ボク達に向かって〈阿修羅会〉のリーダーであるカイナが歩み寄ってきた。
不機嫌そうな顔から察するに、どうやら4位で撃破された事にご立腹な様子。
案の定彼女はボクの前で足を止めると、テンプレのようなセリフを吐いた。
「よくもやってくれましたね、貴女達のせいで私達は上位入賞すらできませんでした……っ!」
「それはバトルロワイヤルなんですから、襲撃なんてあって当たり前じゃないですか」
「……あのタイミング、狙ってましたよね?」
「気のせいじゃないですか、ボク達は偶々近くにいたプレイヤーを片っ端から倒しただけですよ」
「白々しい……っ!」
忌々しそうに彼女は端正な顔を歪ませる。
ぶっちゃけると〈阿修羅会〉を4位以下に落としたのは狙い通りである。
公然の前でアレだけの挑発と、何よりも大切な仲間を侮辱されたのだ。
3位以上の商品は絶対に渡さない。
そう考えたボクは、敵の配置をガウルフ君で確認した後に殲滅戦を開始した。
ただ想像以上に、本隊以外の統率が取れてなくてびっくりしたけど。
「実際に手合わせしてツッコミ所は沢山ありましたけど、一つだけ言わせてもらって良いですか」
「な、なんですか」
「人を見る目が無かったのは、そちらの方でしたね」
「──ッ!?」
大会が始まる前に言われたことを、そのまま返してあげた。
こめかみに青筋を立てた彼女は、キレやすいのかボクの胸ぐらを掴もうとして──。
──真横からミカゲ先輩に腕を掴まれた。
ゲーム内では普通に人と接する事ができる彼女は、真剣な眼差しでカイナを見据えた。
「ミカゲのリーダーに手を出すのは止めてください」
普段リアルで挙動不審になっている彼女からは、全く想像もできない程に圧を感じた。
そんなミカゲ先輩に一瞬気圧されたのか、カイナが額に汗を浮かべ息を呑む。
だがそれは直ぐに憤怒の色に染まった。
真っ赤になった彼女は、ミカゲ先輩をにらみつける。
「貴女ごときが、私をそんな目で見るな!」
「っ!」
蹴りを放たれるが、ミカゲ先輩は綺麗な体捌きで回避する。
無理な姿勢で放ったから当然なんだが、カイナはバランスを崩した。
そこでミカゲ先輩が手を放すと、彼女は崩れた姿勢を立て直す事ができず尻もちをつく。
見下していたカイナ、見上げる姿勢になった事で眉間にシワを寄せる。
「な……、この!」
「戦いは既にバトルロワイヤルで決しています。これ以上生放送で、全国に醜態を晒しますか?」
頭に余程血が上っていたらしい。
彼女はイベント用で浮いてる、放送用のカメラに気づいていなかった。
同時接数は、およそ100万人以上。
沢山の人達に、その残念な姿を見せてしまっている。
コメント欄は『あーあ』とやってしまったな感と、あのリーダーはいつもあんな感じだろ、と呆れた様子だった。
「な、あう……」
「カイナさん、これ以上やりあってもメリットは一つもありませんよ。さっさと離脱しましょー」
固まってしまったリーダーをサブリーダーの女性が仲間達に指示を出し、この場から離脱させる。
見た所かなりやり手っぽい彼女は、去り際にミカゲ先輩を一瞥してこう告げた。
「ふむふむ、良い仲間を見つけられたようでなによりです。私は貴女なら、もっと上に行けると信じてますよ」
「……あ、ありがとうございます。ナナシさん」
次に彼女はボクを見ると。
「シールドを使って上空からの砲撃、今まで味わったことのない刺激的で見事な作戦でした。流石に私もびっくりしましたよ」
「は、はい」
「実に楽しい戦いでした、それではグッドゲーム」
ナナシと呼ばれた女性はサムズアップをして〈阿修羅会〉のメンバーを手際よく全撤収させる。
いや、どっちがリーダーなの……。
余りにも不思議な光景を呆然と眺めていたら、ミカゲ先輩が理由を語ってくれた。
「……ナナシさんは超エンジョイプレイヤーで変わった事が大好きらしく〈阿修羅会〉の珍プレーを楽しんでる変態だと本人から聞きました」
「なるほど……?」
「全く底が読めない人だったな」
「世の中には変わった人がいるのね……」
果たしてアレを変わってるの一言で済ませて良いのか。
これ以上ここにいる理由はないので、ボク達はハチミツを渡すためにファーストエリアに向かうことにした。
ボク達の前に表示される勝利の証。
〈阿修羅会〉を倒した後、ボク達は優勝をする為に有利ポジションを取り。
ステルスして不意をつこうとしていたチームを倒したり、残っていた〈世界はアットホーム〉のトリッキーな作戦を真正面から突破。
こうして無事に優勝することができた。
戻ると塔からシスターさんが来ており、敗退したチームには参加証のアイテム交換券が配布。
優勝したボク達には、その交換券の他に一位専用の景品交換券が与えられた。
ボクは迷わずに〈アダマンタイト〉──ではなく『ハチミツ』✕1万個を入手する。
もちろん皆と勝ち取った権利を、私利私欲で〈アダマンタイト〉になんてしない。
ハチミツの真上にある希少金属を、鋼の意志で押さないようにするのは大変だったけど。
未だに震えている右手、その様子を警戒して見ていた親友二人にボクは震える声で言った。
「ふぅ……ある意味、イベントで一番手強いラスボスだったよ……」
「ユウと二人で一応、いつでも取り押さえられるように警戒はしていたけどな」
「シエルならワンチャンやりかねないと思ってたから、一番緊張して見ていたわ」
「……これは反論ができない」
二人から呆れた顔をされる。
複雑な気持ちになるが、実際かなり際どかったのは事実だった。
「……ああ、だから二人ともシエルさんの背後を陣取ってたんだ」
ミカゲさんは、いまいち理解していなかったらしい。
そんな彼女に二人は揃って忠告した。
「レアな金属が絡むと、シエルは冷静さを失うから気をつけた方が良いですよ」
「この子、すぐ欲望に負けてレアな金属を選ぶから注意して見てあげて」
「その言い方だとボクが、金属狂いのダメ人間みたいじゃないか」
「「ベータ版の時から、時間があるとお気に入りの弾丸を磨いて悦に浸ってただろ(でしょ)?」」
流石は親友というべきか、ボクの事をよく知っている。
心優しきミカゲ先輩は、そのやり取りを眺めながら可愛らしい笑顔を浮かべていた。
「えっと、後は個人の交換分だね」
リストを開いてみる。
【ソニックブーム】:衝撃波を放って敵を吹っ飛ばすスキル。
【アーム・ガード】:腕で防御した際にダメージを軽減するスキル。
【サペリアー・スチールインゴット✕3】:スチールインゴットの上位金属。
【50万エル】
一通り見た感想としては、スキルも良い感じだが総合的なステータス強化の為に、インゴットがベターだなと思った。
「ボクはインゴット一択だね」
「オレもインゴット一択だな」
「私もインゴット一択ね」
「ミカゲは〈ソニックブーム〉かな」
どうやらミカゲ先輩は既に〈サペリアー・スチールインゴット〉らしい。
彼女は報酬画面からスキルを選択した。
全員交換を終えると、このままハチミツを渡しに行こうと思ったら。
ボク達に向かって〈阿修羅会〉のリーダーであるカイナが歩み寄ってきた。
不機嫌そうな顔から察するに、どうやら4位で撃破された事にご立腹な様子。
案の定彼女はボクの前で足を止めると、テンプレのようなセリフを吐いた。
「よくもやってくれましたね、貴女達のせいで私達は上位入賞すらできませんでした……っ!」
「それはバトルロワイヤルなんですから、襲撃なんてあって当たり前じゃないですか」
「……あのタイミング、狙ってましたよね?」
「気のせいじゃないですか、ボク達は偶々近くにいたプレイヤーを片っ端から倒しただけですよ」
「白々しい……っ!」
忌々しそうに彼女は端正な顔を歪ませる。
ぶっちゃけると〈阿修羅会〉を4位以下に落としたのは狙い通りである。
公然の前でアレだけの挑発と、何よりも大切な仲間を侮辱されたのだ。
3位以上の商品は絶対に渡さない。
そう考えたボクは、敵の配置をガウルフ君で確認した後に殲滅戦を開始した。
ただ想像以上に、本隊以外の統率が取れてなくてびっくりしたけど。
「実際に手合わせしてツッコミ所は沢山ありましたけど、一つだけ言わせてもらって良いですか」
「な、なんですか」
「人を見る目が無かったのは、そちらの方でしたね」
「──ッ!?」
大会が始まる前に言われたことを、そのまま返してあげた。
こめかみに青筋を立てた彼女は、キレやすいのかボクの胸ぐらを掴もうとして──。
──真横からミカゲ先輩に腕を掴まれた。
ゲーム内では普通に人と接する事ができる彼女は、真剣な眼差しでカイナを見据えた。
「ミカゲのリーダーに手を出すのは止めてください」
普段リアルで挙動不審になっている彼女からは、全く想像もできない程に圧を感じた。
そんなミカゲ先輩に一瞬気圧されたのか、カイナが額に汗を浮かべ息を呑む。
だがそれは直ぐに憤怒の色に染まった。
真っ赤になった彼女は、ミカゲ先輩をにらみつける。
「貴女ごときが、私をそんな目で見るな!」
「っ!」
蹴りを放たれるが、ミカゲ先輩は綺麗な体捌きで回避する。
無理な姿勢で放ったから当然なんだが、カイナはバランスを崩した。
そこでミカゲ先輩が手を放すと、彼女は崩れた姿勢を立て直す事ができず尻もちをつく。
見下していたカイナ、見上げる姿勢になった事で眉間にシワを寄せる。
「な……、この!」
「戦いは既にバトルロワイヤルで決しています。これ以上生放送で、全国に醜態を晒しますか?」
頭に余程血が上っていたらしい。
彼女はイベント用で浮いてる、放送用のカメラに気づいていなかった。
同時接数は、およそ100万人以上。
沢山の人達に、その残念な姿を見せてしまっている。
コメント欄は『あーあ』とやってしまったな感と、あのリーダーはいつもあんな感じだろ、と呆れた様子だった。
「な、あう……」
「カイナさん、これ以上やりあってもメリットは一つもありませんよ。さっさと離脱しましょー」
固まってしまったリーダーをサブリーダーの女性が仲間達に指示を出し、この場から離脱させる。
見た所かなりやり手っぽい彼女は、去り際にミカゲ先輩を一瞥してこう告げた。
「ふむふむ、良い仲間を見つけられたようでなによりです。私は貴女なら、もっと上に行けると信じてますよ」
「……あ、ありがとうございます。ナナシさん」
次に彼女はボクを見ると。
「シールドを使って上空からの砲撃、今まで味わったことのない刺激的で見事な作戦でした。流石に私もびっくりしましたよ」
「は、はい」
「実に楽しい戦いでした、それではグッドゲーム」
ナナシと呼ばれた女性はサムズアップをして〈阿修羅会〉のメンバーを手際よく全撤収させる。
いや、どっちがリーダーなの……。
余りにも不思議な光景を呆然と眺めていたら、ミカゲ先輩が理由を語ってくれた。
「……ナナシさんは超エンジョイプレイヤーで変わった事が大好きらしく〈阿修羅会〉の珍プレーを楽しんでる変態だと本人から聞きました」
「なるほど……?」
「全く底が読めない人だったな」
「世の中には変わった人がいるのね……」
果たしてアレを変わってるの一言で済ませて良いのか。
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