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第一部 主と紡ぐ道 第一章 出会い編
間話 異国の友
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とある国の武道場にて。
「大会に向けての準備はどうだ? ベルド」
「はい、父上の教えもあって順調です。
我々兄弟・姉妹全員大会に出れそうです!」
「そうか、大会は団体戦と個人戦双方催される。
気を抜かぬよう鍛錬に励めよ」
「はい、父上! そういえば父上宛にお手紙が届いていたと
母上がおっしゃっておりました」
「手紙か……また果たし状でなければよいが」
「いえ、母上が珍しがっておりましたので別の要件かと」
「わかった、すぐ向かう事にしよう。」
「はい!」
「あら、あなた。とっても懐かしい人からの手紙よ」
「ベルドから聞いたが、どれ……ほーうまさかベルディスの奴が
手紙を書くとは……なんと、あいつが弟子をとったのか。
しかも今度の闘技大会に出ると。これは楽しみになってきたな」
「まぁ、あのベルちゃんがねぇ。昔は近づいただけで
それ以上寄れば嚙み殺す! なんて言ってたのに……」
「メディル、私の武具を用意してくれ」
「わかったわ。それにしてもベルディスちゃんの弟子って
どんな子かしら? ウェアウルフかしらね」
「わからん。これには 俺も弟子をとったから闘技大会を見物に行く。
貴様も来いとしか書いてない」
「まぁ、それじゃ待ち合わせ場所もわからないじゃない。
でもきっと見つかるわね。必ず騒ぎを起こすもの」
「あぁ、そうだな。今から少し頭が痛い。
ついでにライラロ、セフィア、ハーヴァルも声をかけるか」
「それがいいわ。私も今から楽しみね」
「大会に向けての準備はどうだ? ベルド」
「はい、父上の教えもあって順調です。
我々兄弟・姉妹全員大会に出れそうです!」
「そうか、大会は団体戦と個人戦双方催される。
気を抜かぬよう鍛錬に励めよ」
「はい、父上! そういえば父上宛にお手紙が届いていたと
母上がおっしゃっておりました」
「手紙か……また果たし状でなければよいが」
「いえ、母上が珍しがっておりましたので別の要件かと」
「わかった、すぐ向かう事にしよう。」
「はい!」
「あら、あなた。とっても懐かしい人からの手紙よ」
「ベルドから聞いたが、どれ……ほーうまさかベルディスの奴が
手紙を書くとは……なんと、あいつが弟子をとったのか。
しかも今度の闘技大会に出ると。これは楽しみになってきたな」
「まぁ、あのベルちゃんがねぇ。昔は近づいただけで
それ以上寄れば嚙み殺す! なんて言ってたのに……」
「メディル、私の武具を用意してくれ」
「わかったわ。それにしてもベルディスちゃんの弟子って
どんな子かしら? ウェアウルフかしらね」
「わからん。これには 俺も弟子をとったから闘技大会を見物に行く。
貴様も来いとしか書いてない」
「まぁ、それじゃ待ち合わせ場所もわからないじゃない。
でもきっと見つかるわね。必ず騒ぎを起こすもの」
「あぁ、そうだな。今から少し頭が痛い。
ついでにライラロ、セフィア、ハーヴァルも声をかけるか」
「それがいいわ。私も今から楽しみね」
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