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三部 主と突き進む道 第一章 海底の世界へ向けて
第二百八十五話 第七の間 その花がなんだってんだ
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再び広い部屋に着地する。今度は何だ。
突然体に激痛が走る。右肩に深々と矢が突き刺さっていた。
油断していなかったのに……どうやって。
「ぐっ。くそ……どこから攻撃を……」
さらに左肩、左足、右足にも矢が突き刺さる。
「がはっ、こんなところで……」
「クックック。こんなやつさっさと殺っちまえば楽なのによぉ」
「なん……だ」
「けっ。俺にはわからねーな。人なんざ力におごり、欲にまみれ、自分のためにしか生きない
クズ生物だろ? そんなやつに貸す力なんて必要ないね」
「お前……の言う人ってのは一部だけ……だろ」
「はぁ? 何言ってやがる。お前だってそうだろ?」
「違う! 俺は……」
「んじゃ、お前は人殺した事もないし動物も見捨てた事がないし、自分を犠牲にして
誰でも助けるっていうのか? そのクズ共をよ」
「誰でもじゃ……ない。自分にできた大切を……守りたいんだ。人は弱い。だから、身の回り
だけを助けるのが……精々なんだ。そして人はすぐ恐怖……する。怖いから、傷つける……んだ。
それでも……本当は……人は、誰も……傷つけたくない……はずなんだ」
「……けっ。お前むかつくな。綺麗ごと言ってるお前に見せてやるよ。人の残酷さを」
「や……めろ。やめろ。やめろー-!」
目の前の景色が突然変わる。醜い肥えた男が下卑た笑みを浮かべている。
「いやー、もうかったな。愚民共からむしりとった税で豪遊するのは最高だわい」
「しかし大臣。公認で贅沢三昧出来るのに、無能な国民は何も言わないなんて」
「我々上流貴族とは違うからな。苦しませるだけ苦しめて、むしりとって美味い物を食い尽くすぞい」
「後ほど女の手配もしておきますから、今夜もお楽しみください」
「ああ、ご苦労。そうそう、次回の国の案件も君の所に任せる。頼むよ」
「ありがとうございます。一応形だけは整えておきますから。にこやかな笑顔で手を振って下さい」
ふっとまた違う景色に切り替わる。
「たすけて……」
「んん? なんだこの奴隷は。怪我してて使い物にならん。捨てておけ」
「へい! 今日はあと十人ほど入る予定でさぁ」
「そんな報告などいい! 取引先へ高値で売れるよう磨いておけ!」
「へいへい、わかりやしたよ……あ、そういえば旦那ぁ、ちょっと後ろ向いてくだせぇ」
「ん? こうか?」
「くっくっく。馬鹿が」
「ぎゃああー--、痛い、いだいー--、貴様ぁ! ぐふっ」
「おうおういっぱいためてやがるなこいつは。ついでに奴隷も頂いて……くっくっく、はーっはっは!」
さらに景色が変わる。
「追いつめて殺せ。必ずだ。毒矢を放て」
「いや、いやあー-! 私たちが何したっていうのよ」
「黙れ、貴様ら呪われた家系のものだろう。生かしておけば災いが降り注ぐ。全員死ね!」
「いやあー--!」
さらに景色が変わる。
「あらぁ、あなた。よくない人相ね。占ってあげるわ」
「え、いいです」
「だめよ。ほら、だってあなたに出てるの死相よ?」
「え? 死相って死ぬんですか?」
「ええ。このままだとまずいわぁ。ほら、この線がそうなの。よくないわよ」
「わ、ほんとうだ。本に載ってる通りだ。どうしよう」
「あっちで話を聞くわ。私ならなんとかできるわよ。こう見えても有名なのよ」
「本当ですか? おいくら?」
「見るだけなら五千ね。その後はほら、見てみないとわからないわよ」
男は金を払い、さらにあやしげなツボを買っていった。カードで支払い一体いくらしたのか。
「ちょろいわねぇ。後もう十人程騙して、さっさと欲しいルビーの指輪買おうかしら。
死ぬっていえば大抵いちころなんだから」
次から次へと切り替わる言葉に出来ない残酷なシチュエーションがこの後も永遠と続く。
……俺は下を向いていた。じーっと下を向いていた。
「ククク、あはははは! 醜い、醜い生き物だろ? こいつらが星を蝕み、世界は騙し
騙され、殺し殺されて永劫続いている。弱者は虐げられ、悪が正義とされる社会形成。
見て見ぬふりをするだけ。お前はこんな奴らのために力を得ようってのか。
笑わせるぜ。はっはっはっは」
「何がおかしいんだい? あんたはここで出会った奴の中で一番クソだな」
「……てめぇ、なんであんなモノ見て平常心でいられる」
「俺には、こいつがいるから」
矢が突き刺さり、震える手に、しっかり握りしめた洞庭藍を前に出す。
「その花がなんだってんだ」
「あんたなら、この花から俺の見ているもの……そいつが見えるんじゃないか?」
「ちっ……しょうがねえな。見てやるよ。ククク、だが貴様が見たものだけじゃない。
そいつ自身を見てさらに絶望を与えてやる」
再び景色が切り替わった。これは……幸福の絶壁を抜けた後かな。
「あー、なんか安心したら腹が減った……飯すら全然食ってないんだった」
「ほら、これ食えよ! 食わせてやる」
「ムグッ こんなでかいの食えるか!」
「だいじょぶだ。幻魔の宝玉じゃなくてちゃんとした食い物だぞ!」
俺様はずっと心配だった。ルインはいつも危ない事をする。
助けてやりたい時にそばにいれないのは辛い。
……これはメルザの意思なのか?
「わらも其方もこの大陸で酷い仕打ちにあった者同士。こうして出会えた事を嬉しく思うぞ。
ルインよ。ちみの友人はどれも個性的で面白そうな者ばかりだな。
ところで今夜はもう遅い。わらとカノンは封印に戻るとしよう」
「僕もそうしようかな。あそこは君の中にいるみたいで落ち着くんだ」
「じゃあ私も」
「私もそうするわ」
「いやベッドが……」
「ベッドより快適なのよね」
ルインの中にはいっぱい仲間がいる。俺様もその中に入りたい。だけど俺様はルインの主だから。
だからいつも離れてしまう事が多い。それはとても悲しい。
……再び景色が変わった。この光景も知っている光景だ。懐かしいな。
「だって俺様を守るのが子分のあいつの役目だ」
「だから?」
「だから今でも俺様を守ってくれるはずだ!」
「だからあんたはここにいるじゃない! 誰のおかげでここに
あんたがいると思っているのよ!
あんたを守るために、あんたが生きるためにあいつはあそこに残った!
そのあんたがあそこに戻って死ぬなんて、絶対に私は許さない!
あいつは、あいつはあんたを守って死んだのよ?
あんたに生きて欲しいから、あんたにずっと笑っていて欲しいから!
だから、だからお願い……行かないで。あいつの思いを無駄にしないで。お願いよ……」
ルインはいつも俺様のために頑張ってくれる。それでも無茶をしすぎるから。
だから俺様はめいいっぱい心配する。そうするとルインは決まって手をつないでくれるんだ。
そんなルインが大好きだ。ずっと、傍にいて欲しい。
……これは知らない光景だ。メルザ……本当にすまなかった。
不甲斐ない自分を許してくれ。
「……けっ。やっぱり気に入らない。だがよ。試練は合格だよ」
「一つ、言わせて欲しい。あんたが見せたものもまた人の本性だよ。
だけどな。人には色んな奴がいる。色んな複雑さが絡み合い、世界を形成している。
悪い部分ばかりを見つめれば心はすさみ、いい部分ばかりを見つめれば油断だらけで危ない。
どちらかがいいというわけじゃない。それでも人全てが悪じゃない。他者を思いやる気持ちが強いやつに
触れて、初めて人は理解できるんじゃないか? 他者の大切さを。愛するという事を」
「じゃあ反対に聞くがよ。その大切を奪われたらお前、どうするつもりだ」
「助けるに決まってる」
「無理だったら」
「何度も言わせるな。助けるに決まっている。相手が神でも魔王でも、異世界の裏側だろうとも。
どんな手段を使ってでも、どこまでも助けに行く」
「なぜそこまで他人のために事をなそうとする」
「それほどまでに嬉しかったからだ。こうして世界を見る事が出来るのが。
あいつの優しさが。俺への思いが。お前もメルザに触れればわかるかもしれない」
「……そうかよ。お前は気に入らないが、そのメルザってやつ、気に入ったぜ。
まだいるんだな。それほどまでに純粋に、多くの人へ愛情を注げる女神のような奴がよ……」
パチリと指を鳴らす音が聞こえたと同時に、俺へと突き刺さった矢が全て消えた。
それと同時にパリーンという音がして、俺は下へと落ちてゆく。
「必ず守れ。俺とお前の約束だ。俺は……」
「みなまで言わなくてもいい。それがお前の使命なんだろう」
「ちっ。本当に気に入らないな、お前」
突然体に激痛が走る。右肩に深々と矢が突き刺さっていた。
油断していなかったのに……どうやって。
「ぐっ。くそ……どこから攻撃を……」
さらに左肩、左足、右足にも矢が突き刺さる。
「がはっ、こんなところで……」
「クックック。こんなやつさっさと殺っちまえば楽なのによぉ」
「なん……だ」
「けっ。俺にはわからねーな。人なんざ力におごり、欲にまみれ、自分のためにしか生きない
クズ生物だろ? そんなやつに貸す力なんて必要ないね」
「お前……の言う人ってのは一部だけ……だろ」
「はぁ? 何言ってやがる。お前だってそうだろ?」
「違う! 俺は……」
「んじゃ、お前は人殺した事もないし動物も見捨てた事がないし、自分を犠牲にして
誰でも助けるっていうのか? そのクズ共をよ」
「誰でもじゃ……ない。自分にできた大切を……守りたいんだ。人は弱い。だから、身の回り
だけを助けるのが……精々なんだ。そして人はすぐ恐怖……する。怖いから、傷つける……んだ。
それでも……本当は……人は、誰も……傷つけたくない……はずなんだ」
「……けっ。お前むかつくな。綺麗ごと言ってるお前に見せてやるよ。人の残酷さを」
「や……めろ。やめろ。やめろー-!」
目の前の景色が突然変わる。醜い肥えた男が下卑た笑みを浮かべている。
「いやー、もうかったな。愚民共からむしりとった税で豪遊するのは最高だわい」
「しかし大臣。公認で贅沢三昧出来るのに、無能な国民は何も言わないなんて」
「我々上流貴族とは違うからな。苦しませるだけ苦しめて、むしりとって美味い物を食い尽くすぞい」
「後ほど女の手配もしておきますから、今夜もお楽しみください」
「ああ、ご苦労。そうそう、次回の国の案件も君の所に任せる。頼むよ」
「ありがとうございます。一応形だけは整えておきますから。にこやかな笑顔で手を振って下さい」
ふっとまた違う景色に切り替わる。
「たすけて……」
「んん? なんだこの奴隷は。怪我してて使い物にならん。捨てておけ」
「へい! 今日はあと十人ほど入る予定でさぁ」
「そんな報告などいい! 取引先へ高値で売れるよう磨いておけ!」
「へいへい、わかりやしたよ……あ、そういえば旦那ぁ、ちょっと後ろ向いてくだせぇ」
「ん? こうか?」
「くっくっく。馬鹿が」
「ぎゃああー--、痛い、いだいー--、貴様ぁ! ぐふっ」
「おうおういっぱいためてやがるなこいつは。ついでに奴隷も頂いて……くっくっく、はーっはっは!」
さらに景色が変わる。
「追いつめて殺せ。必ずだ。毒矢を放て」
「いや、いやあー-! 私たちが何したっていうのよ」
「黙れ、貴様ら呪われた家系のものだろう。生かしておけば災いが降り注ぐ。全員死ね!」
「いやあー--!」
さらに景色が変わる。
「あらぁ、あなた。よくない人相ね。占ってあげるわ」
「え、いいです」
「だめよ。ほら、だってあなたに出てるの死相よ?」
「え? 死相って死ぬんですか?」
「ええ。このままだとまずいわぁ。ほら、この線がそうなの。よくないわよ」
「わ、ほんとうだ。本に載ってる通りだ。どうしよう」
「あっちで話を聞くわ。私ならなんとかできるわよ。こう見えても有名なのよ」
「本当ですか? おいくら?」
「見るだけなら五千ね。その後はほら、見てみないとわからないわよ」
男は金を払い、さらにあやしげなツボを買っていった。カードで支払い一体いくらしたのか。
「ちょろいわねぇ。後もう十人程騙して、さっさと欲しいルビーの指輪買おうかしら。
死ぬっていえば大抵いちころなんだから」
次から次へと切り替わる言葉に出来ない残酷なシチュエーションがこの後も永遠と続く。
……俺は下を向いていた。じーっと下を向いていた。
「ククク、あはははは! 醜い、醜い生き物だろ? こいつらが星を蝕み、世界は騙し
騙され、殺し殺されて永劫続いている。弱者は虐げられ、悪が正義とされる社会形成。
見て見ぬふりをするだけ。お前はこんな奴らのために力を得ようってのか。
笑わせるぜ。はっはっはっは」
「何がおかしいんだい? あんたはここで出会った奴の中で一番クソだな」
「……てめぇ、なんであんなモノ見て平常心でいられる」
「俺には、こいつがいるから」
矢が突き刺さり、震える手に、しっかり握りしめた洞庭藍を前に出す。
「その花がなんだってんだ」
「あんたなら、この花から俺の見ているもの……そいつが見えるんじゃないか?」
「ちっ……しょうがねえな。見てやるよ。ククク、だが貴様が見たものだけじゃない。
そいつ自身を見てさらに絶望を与えてやる」
再び景色が切り替わった。これは……幸福の絶壁を抜けた後かな。
「あー、なんか安心したら腹が減った……飯すら全然食ってないんだった」
「ほら、これ食えよ! 食わせてやる」
「ムグッ こんなでかいの食えるか!」
「だいじょぶだ。幻魔の宝玉じゃなくてちゃんとした食い物だぞ!」
俺様はずっと心配だった。ルインはいつも危ない事をする。
助けてやりたい時にそばにいれないのは辛い。
……これはメルザの意思なのか?
「わらも其方もこの大陸で酷い仕打ちにあった者同士。こうして出会えた事を嬉しく思うぞ。
ルインよ。ちみの友人はどれも個性的で面白そうな者ばかりだな。
ところで今夜はもう遅い。わらとカノンは封印に戻るとしよう」
「僕もそうしようかな。あそこは君の中にいるみたいで落ち着くんだ」
「じゃあ私も」
「私もそうするわ」
「いやベッドが……」
「ベッドより快適なのよね」
ルインの中にはいっぱい仲間がいる。俺様もその中に入りたい。だけど俺様はルインの主だから。
だからいつも離れてしまう事が多い。それはとても悲しい。
……再び景色が変わった。この光景も知っている光景だ。懐かしいな。
「だって俺様を守るのが子分のあいつの役目だ」
「だから?」
「だから今でも俺様を守ってくれるはずだ!」
「だからあんたはここにいるじゃない! 誰のおかげでここに
あんたがいると思っているのよ!
あんたを守るために、あんたが生きるためにあいつはあそこに残った!
そのあんたがあそこに戻って死ぬなんて、絶対に私は許さない!
あいつは、あいつはあんたを守って死んだのよ?
あんたに生きて欲しいから、あんたにずっと笑っていて欲しいから!
だから、だからお願い……行かないで。あいつの思いを無駄にしないで。お願いよ……」
ルインはいつも俺様のために頑張ってくれる。それでも無茶をしすぎるから。
だから俺様はめいいっぱい心配する。そうするとルインは決まって手をつないでくれるんだ。
そんなルインが大好きだ。ずっと、傍にいて欲しい。
……これは知らない光景だ。メルザ……本当にすまなかった。
不甲斐ない自分を許してくれ。
「……けっ。やっぱり気に入らない。だがよ。試練は合格だよ」
「一つ、言わせて欲しい。あんたが見せたものもまた人の本性だよ。
だけどな。人には色んな奴がいる。色んな複雑さが絡み合い、世界を形成している。
悪い部分ばかりを見つめれば心はすさみ、いい部分ばかりを見つめれば油断だらけで危ない。
どちらかがいいというわけじゃない。それでも人全てが悪じゃない。他者を思いやる気持ちが強いやつに
触れて、初めて人は理解できるんじゃないか? 他者の大切さを。愛するという事を」
「じゃあ反対に聞くがよ。その大切を奪われたらお前、どうするつもりだ」
「助けるに決まってる」
「無理だったら」
「何度も言わせるな。助けるに決まっている。相手が神でも魔王でも、異世界の裏側だろうとも。
どんな手段を使ってでも、どこまでも助けに行く」
「なぜそこまで他人のために事をなそうとする」
「それほどまでに嬉しかったからだ。こうして世界を見る事が出来るのが。
あいつの優しさが。俺への思いが。お前もメルザに触れればわかるかもしれない」
「……そうかよ。お前は気に入らないが、そのメルザってやつ、気に入ったぜ。
まだいるんだな。それほどまでに純粋に、多くの人へ愛情を注げる女神のような奴がよ……」
パチリと指を鳴らす音が聞こえたと同時に、俺へと突き刺さった矢が全て消えた。
それと同時にパリーンという音がして、俺は下へと落ちてゆく。
「必ず守れ。俺とお前の約束だ。俺は……」
「みなまで言わなくてもいい。それがお前の使命なんだろう」
「ちっ。本当に気に入らないな、お前」
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