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三部 主と突き進む道 第一章 海底の世界へ向けて
第二百八十八話 十の間にて
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どのくらい意識を失っていたのだろう。横たわっていた俺は、体を起こし、辺りをみる。
誰かに受け止められたきがしたが……あれ? 先生?
少し離れたところに、ベルローゼ先生が座っていた。その姿、様になる。かっこいいなぁ。
「なぜ、ここに……」
「やっと起きたか。そろそろたたき起こそうと思っていたころだぞ。
あの後、あいつらに指導しようとしていたんだが、突然この部屋に引き寄せあれた。
神の力だろうな。何の抵抗も出来なかった。そしてここで、貴様の行動をずっと見させられていた」
「そう……だたんですね。先生、聞いてください……俺、竜を、一人で」
「ああ、見ていた……おい、平気か? しっかりしろ。おい! 神よ! 試験はもういい。
このままだとこいつは死ぬ。戻って治療させろ」
「殺すのが目的ではない。だが本人の意志とは別。その提案は受け入れられぬ」
「ルイン! 貴様ここで死ぬつもりか。戻るぞ! つかまれ!」
「落ち着け、ベルーファルクの血を受け継ぎし者たちよ」
「……たちだと? どういうことだ。そしてなぜ神に関わる者が祖父の名を知っている」
「話をする前に、最後の間、ここ十の間における、その者の試練を終わらせよう」
「どういうことだ。こいつはもう……真化が始まっているだと?」
ルインはそのボロボロの体にも関わらず、ゆっくりと起き上がる。本人の動きとはまるで違う
操られるような動きだ。
「さぁ最終試練といこう。参るぞ。ベルーファルクの力を受け継いだ者よ。
その身をかけて、戦え。この者を救いたいのならな」
「……弟子は返してもらう」
「術だけで我と戦うつもりか。まぁよい。参るぞ」
ルインはコラーダを手に、左腕にしがみついた巨大な鳥をベルローゼへと放つ。
鳥のクチバシは恐ろしい妖気を放つ武器。
右腕に渦巻く海水を上空へ挙げ術を唱えた。
「妖漆黒海星の蕾……赤海星の殺戮群」
辺り一面に黒い花が咲き、それらに海水が注がれ、それらはオートメーションにベルローゼへ
黒い種を放出した。さらに赤い星型の化け物が無数に降り注ぎ、ベルローゼへ迫る。
「赤白の盾、吸……まずい、赤白の鎌!」
ベルローゼはそれらを全て吸収する……しかし吸収した盾はどんどん黒く染まっていく。
赤くうごめく生物へは赤白の鎌が飛来して次々切断していった。
「黒星の盾、放」
黒く染まった赤白の盾を、今度は黒星の盾が吸収した。飛翔する鳥へ黒い種が解き放たれ、墜落する。
「ふむ、まだまだよのう。やはり人の体はもろい」
「化け物め……あいつをこれ以上傷つけるわけにはいかん。どうすれば……」
「妖赤雪造形術、赤雪鬼」
「グオオオオオオオオ!」
「黒星の双鎌!」
ルインが造形した恐ろしい程赤いソレは、黒星の鎌で切断される事が無く、逆に力を取り込んだ。
「くっ、術の相性が悪い。黒曜石は託した……む、なぜ黒曜石の剣を使わん」
「さぁいけ! ……なぜ攻撃せぬ。戦え!」
「……? どうした。なぜ向かって来な……」
その瞬間、赤雪鬼は、ルインの右足を切り裂いた。さらにみぞおちに拳を叩き込み、赤雪鬼は消滅した。
「おい! 何をしている!」
「せん……せい。俺は、なんで……やめ……てくれ。傷つけるくらい、なら……俺を殺」
「こやつ、造形術を使用するとき、感情を入れおったな。ただの玩具だろうが。なぜゆえそこまで
己が身内の者を守る術を考えうるのか」
正気に戻ったルインとは別の何かが、ルインから離れ姿を現した。
その存在は明らかに人を超越している。
「貴様が海星神の使いなのか」
「ふふふ。いいだろう、試験は終わりだ。
エーナ、ディオ、トゥリス、テーセラ、ペンデ、エークシ、エプタ、オクト、エンネア。
ご苦労だった。治癒を」
「いいのかいブネ。本当に力を与えちゃってもさ。ティソーナまで手に入れたら神にすら手が届くよ」
「構わぬ。この者の頭の中は、大切な者を守る事以外空っぽだ。イネービュ様の元へ連れて行く」
「もう一人、こいつも生かしておいてよかったのかい」
「よい。こやつにも力を与える」
「マミムメモ。ヤ、ユ、ヨしなよ。怒られるよ、きっと」
「黙れ、貴様らはさっさと治癒せぬか。こやつが死んだらそれこそ全員消滅させられるぞ!」
「けっ。俺はこいつを助けるのなんざ嫌だがね。仕方ねえな」
「神に嫌われ、神に愛される者よ。敬意を持って接しよう。
だがこの体ではもうおれぬ。妖魔と、神の間の存在。人の子は天の使いとも呼ぶが……
妖神魔種として生きるがよい。
かつてのベルーファルクとフェルドランスのように」
「一体どういうことだ。わかるように説明しろ。俺とルインをどうするつもりだ」
「貴様ら二人はこれから妖神魔となる。だが妖神魔といえど老いれば力は失われる。
この者の治癒が済んだら話してやろう。この者が何者なのかを。
なぜ貴様らをここに呼んだのかを。世界の理を。その後、仲間と共にイネービュ様の
許へ連れて行く」
「……わかった。俺では神に対してどうすることもできん。だが……いや、今はいい」
ベルローゼはその場に座り込み、ルインの治癒を待った。
誰かに受け止められたきがしたが……あれ? 先生?
少し離れたところに、ベルローゼ先生が座っていた。その姿、様になる。かっこいいなぁ。
「なぜ、ここに……」
「やっと起きたか。そろそろたたき起こそうと思っていたころだぞ。
あの後、あいつらに指導しようとしていたんだが、突然この部屋に引き寄せあれた。
神の力だろうな。何の抵抗も出来なかった。そしてここで、貴様の行動をずっと見させられていた」
「そう……だたんですね。先生、聞いてください……俺、竜を、一人で」
「ああ、見ていた……おい、平気か? しっかりしろ。おい! 神よ! 試験はもういい。
このままだとこいつは死ぬ。戻って治療させろ」
「殺すのが目的ではない。だが本人の意志とは別。その提案は受け入れられぬ」
「ルイン! 貴様ここで死ぬつもりか。戻るぞ! つかまれ!」
「落ち着け、ベルーファルクの血を受け継ぎし者たちよ」
「……たちだと? どういうことだ。そしてなぜ神に関わる者が祖父の名を知っている」
「話をする前に、最後の間、ここ十の間における、その者の試練を終わらせよう」
「どういうことだ。こいつはもう……真化が始まっているだと?」
ルインはそのボロボロの体にも関わらず、ゆっくりと起き上がる。本人の動きとはまるで違う
操られるような動きだ。
「さぁ最終試練といこう。参るぞ。ベルーファルクの力を受け継いだ者よ。
その身をかけて、戦え。この者を救いたいのならな」
「……弟子は返してもらう」
「術だけで我と戦うつもりか。まぁよい。参るぞ」
ルインはコラーダを手に、左腕にしがみついた巨大な鳥をベルローゼへと放つ。
鳥のクチバシは恐ろしい妖気を放つ武器。
右腕に渦巻く海水を上空へ挙げ術を唱えた。
「妖漆黒海星の蕾……赤海星の殺戮群」
辺り一面に黒い花が咲き、それらに海水が注がれ、それらはオートメーションにベルローゼへ
黒い種を放出した。さらに赤い星型の化け物が無数に降り注ぎ、ベルローゼへ迫る。
「赤白の盾、吸……まずい、赤白の鎌!」
ベルローゼはそれらを全て吸収する……しかし吸収した盾はどんどん黒く染まっていく。
赤くうごめく生物へは赤白の鎌が飛来して次々切断していった。
「黒星の盾、放」
黒く染まった赤白の盾を、今度は黒星の盾が吸収した。飛翔する鳥へ黒い種が解き放たれ、墜落する。
「ふむ、まだまだよのう。やはり人の体はもろい」
「化け物め……あいつをこれ以上傷つけるわけにはいかん。どうすれば……」
「妖赤雪造形術、赤雪鬼」
「グオオオオオオオオ!」
「黒星の双鎌!」
ルインが造形した恐ろしい程赤いソレは、黒星の鎌で切断される事が無く、逆に力を取り込んだ。
「くっ、術の相性が悪い。黒曜石は託した……む、なぜ黒曜石の剣を使わん」
「さぁいけ! ……なぜ攻撃せぬ。戦え!」
「……? どうした。なぜ向かって来な……」
その瞬間、赤雪鬼は、ルインの右足を切り裂いた。さらにみぞおちに拳を叩き込み、赤雪鬼は消滅した。
「おい! 何をしている!」
「せん……せい。俺は、なんで……やめ……てくれ。傷つけるくらい、なら……俺を殺」
「こやつ、造形術を使用するとき、感情を入れおったな。ただの玩具だろうが。なぜゆえそこまで
己が身内の者を守る術を考えうるのか」
正気に戻ったルインとは別の何かが、ルインから離れ姿を現した。
その存在は明らかに人を超越している。
「貴様が海星神の使いなのか」
「ふふふ。いいだろう、試験は終わりだ。
エーナ、ディオ、トゥリス、テーセラ、ペンデ、エークシ、エプタ、オクト、エンネア。
ご苦労だった。治癒を」
「いいのかいブネ。本当に力を与えちゃってもさ。ティソーナまで手に入れたら神にすら手が届くよ」
「構わぬ。この者の頭の中は、大切な者を守る事以外空っぽだ。イネービュ様の元へ連れて行く」
「もう一人、こいつも生かしておいてよかったのかい」
「よい。こやつにも力を与える」
「マミムメモ。ヤ、ユ、ヨしなよ。怒られるよ、きっと」
「黙れ、貴様らはさっさと治癒せぬか。こやつが死んだらそれこそ全員消滅させられるぞ!」
「けっ。俺はこいつを助けるのなんざ嫌だがね。仕方ねえな」
「神に嫌われ、神に愛される者よ。敬意を持って接しよう。
だがこの体ではもうおれぬ。妖魔と、神の間の存在。人の子は天の使いとも呼ぶが……
妖神魔種として生きるがよい。
かつてのベルーファルクとフェルドランスのように」
「一体どういうことだ。わかるように説明しろ。俺とルインをどうするつもりだ」
「貴様ら二人はこれから妖神魔となる。だが妖神魔といえど老いれば力は失われる。
この者の治癒が済んだら話してやろう。この者が何者なのかを。
なぜ貴様らをここに呼んだのかを。世界の理を。その後、仲間と共にイネービュ様の
許へ連れて行く」
「……わかった。俺では神に対してどうすることもできん。だが……いや、今はいい」
ベルローゼはその場に座り込み、ルインの治癒を待った。
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