3 / 8
その3
しおりを挟む
夏休みが終了した
約1ヶ月の夏休みはほぼ公爵家のだだ広い図書室で本を読むことに集中した
帝王学、経済学、心理学……
キリがないほどの膨大な量を1ヶ月で読み切ったマーガレットは満足げな顔をしていた
始業式前日
執務室に来たマーガレットは父であるエルリックと対峙していた
「明日からまた学園生活だと思うと憂鬱ですわ」
ナラード、ミア、ロゼリーヌのことを頭に思い浮かべ大きなため息をつくマーガレットはその美しい顔を歪ませていた
そんな娘の顔をみて笑いを堪えているのは父のエルリックである
「私も明日は登城日だからね。一緒にがんばろう」
「お父様は半日で帰られるじゃないですか!私もそれがいいですわ」
月4回の半日しか活動しない父をマーガレットは恨めしそうな目で見つめ返した
そんな娘を見てエルリックは苦笑した
「さて、本題に入ろう。君は学園。私は王城。最後のチャンスを与えに行こうじゃないか」
「心得ておりますわ。この1ヶ月で貴族派の令息令嬢にも手紙は出しております。」
「うむ。それではまた1ヶ月後会えるのを楽しみにしているよ」
父と約束を交わしたマーガレットは学園へと旅立っていった
ーーーー
時は移り学園の最上階に位置する生徒会室では貴族派の生徒が集まっていた
その中心に座るのはマーガレット・ウィンザーだ
「マーガレット様。いただいたお手紙は拝謁しました。殿下とミア嬢の監視は変わらず徹底いたします」
「ええ。よろしくお願いするわねソフィー様」
「そんな!どうかソフィーとお呼びください」
ソフィー・ハウンゼン伯爵令嬢は貴族派の中でも特に公爵家を助けてくれる一族であった
アルティマ王国は王族派と貴族派に分かれているのは今に始まったことではない
王家を主と考える王族派と王国唯一の公爵家であるウィンザー家を主とする貴族派
つまり『根暗公爵』と呼ぶのは王族派の貴族であった
「それでは皆さん。恙無く残りの学園生活を楽しみましょう」
にっこりとマーガレットは微笑んだ
令息令嬢は普段は隠されているマーガレットの美しい顔にうっとりと見惚れていた
エルリックから送られてくる手紙を寮の自室で読むマーガレットは頭を抱えた
腐りに腐りきっているとはおもったがここまで酷いものだと思っていなかったために
「『答えは応だ』」
エルリックからの手紙の最後には旧字体でそう書かれている
旧字体。遥か昔に消滅したと言われる字体である
今では読めるものはごく僅かなその字体を公爵家では幼き頃からの必須教科とされていたためにマーガレットはその字を難なく読むことができたのだ
そして返事を書き出す
「シェリーこれをお父様へ」
「かしこまりました。…お嬢様もお決めになられたのですね」
「ええ。一時は本当に悩んだけれど…あんなことされてさすがに私も我慢がならないわ」
侍女であるシェリーの言葉にマーガレットは1週間前に起きた出来事を振り返った
その日、マーガレットは担任教師に頼まれ書類整理を行なっていた
部屋には教師とマーガレットの2人
いくら教師とて男性と密室に2人は淑女として恥ずべきものであるため部屋のドアは開け放たれていた
その状況ならば教師とマーガレットが密接な関係だとは誰も疑わない、疑うはずがない状況下であの女が騒ぎ出したのだ
「マーガレット様と教師の方が部屋でいやらしいことをしていたのをミアはみましたあ!」
間延びした鼻につくような言い方をするのはミアだ
彼女はこの前と違い随分と豪華なドレスに身を包んでいた
ナラードが自由に使えるお金は案外と少ない
その彼からプレゼントされるにはあまりにも高価すぎるドレスに違和感を感じた
顔色一つ変えず何も言わないマーガレットに対してナラードが声を荒げた
「私という婚約者がいながら不貞をするなど!この恥知らずが!」
「殿下。私、ミア嬢が仰ることがよくわからないのですが」
「そうやって知らんふりをしてもダメですよ!ミアはマーガレット様と教師の方が抱き合ってるのをみちゃったんです!」
「いつ、どこで、誰と誰が?」
「だからぁ、ルミリア様と教師の方よぉ!何度言わせるのよまったくぅ!」
ルミリアは馬鹿も度がすぎると狂人になるのかと思った
ミアの言っていることが本当にわからなかったのだ
たしかにルミリアは教師の手伝いをしに部屋に入った
だが部屋のドアは開けていたし、なんならほぼ会話をすることなく黙々と作業をしていた
けして抱き合っていた事実などないのだ
ミアが何かを勘違いしてるのかもしれないと悟ったマーガレットは間違えを正してあげようと声を上げようとしたその瞬間ーー
「まあまあまあ!今日も地味なマーガレット様と淫猥なミア様ではないの!」
「淫猥?!ミアそんなじゃないわよ!!」
颯爽と現れたロゼリーヌの出現にマーガレットはさらに頭を抱えた
「厚化粧!」「平民!」「太っちょ!」
「淫乱!」「守銭奴!」
目の前で繰り広げられている低レベルな喧嘩を見せつけられているマーガレットは一刻も早くこの場から立ち去りたかった
ぎゃーぎゃー騒ぎ倒すロゼリーヌとミアをみてられなかったのだ
「おい。あの2人を止めろ」
「無理ですわ。女の喧嘩はそう簡単に止まりませんもの」
「ちっ。役立たずだな貴様は」
「では殿下が仲裁に入られては?私よりはよほど聞くと思いますが」
面倒ごとが嫌いなナラードはいつだって面倒ごとをマーガレットに押し付けてきた
彼は愛するミアが困っていようが自分が口を出すことはあまりない
その相手がマーガレットならば罵倒する言葉が出てくるが他の者、特にロゼリーヌに対しては口を出したがらない
いつまで経っても終わらない低レベルな喧嘩に飽き飽きしたマーガレットは黙ってその場を離れようと動いた
「待て、話はまだ終わってないぞ!」
「きゃっ!」
動き出したマーガレットの腕をナラードが激しく掴んだ
マーガレットは今日たまたま普段はあまり履かないヒールの高い靴を履いていた
そして運悪くマーガレットがよろめいた先は階段だった
「きゃぁぁぁぁぁあ!!!」
「うわぁぁぁぁあ!」
マーガレットは咄嗟にナラードを掴もうとした
女性がよろめいてしかもその先は階段だ
普通の男性ならすかさず庇おうと動くだろう
だがナラードは普通の男性では無い
あろうことか落ちていくルミリアに反応できないばかりかまるで自分が落ちているかの如く情けない叫び声を上げて蹲み込んでしまったのだ
「だ、誰か!!マーガレット様が階段から落ちたわ!!」
ゴロゴロとまるで喜劇の様に階段下に落ちていったマーガレットをみてロゼリーヌが叫ぶ
侯爵令嬢であるロゼリーヌの叫び声に何事かと人々が集まってきた
そんな最中にミアとナラードは怯えた顔をしてバレないようにその場を急ぎ足で去っていった
約1ヶ月の夏休みはほぼ公爵家のだだ広い図書室で本を読むことに集中した
帝王学、経済学、心理学……
キリがないほどの膨大な量を1ヶ月で読み切ったマーガレットは満足げな顔をしていた
始業式前日
執務室に来たマーガレットは父であるエルリックと対峙していた
「明日からまた学園生活だと思うと憂鬱ですわ」
ナラード、ミア、ロゼリーヌのことを頭に思い浮かべ大きなため息をつくマーガレットはその美しい顔を歪ませていた
そんな娘の顔をみて笑いを堪えているのは父のエルリックである
「私も明日は登城日だからね。一緒にがんばろう」
「お父様は半日で帰られるじゃないですか!私もそれがいいですわ」
月4回の半日しか活動しない父をマーガレットは恨めしそうな目で見つめ返した
そんな娘を見てエルリックは苦笑した
「さて、本題に入ろう。君は学園。私は王城。最後のチャンスを与えに行こうじゃないか」
「心得ておりますわ。この1ヶ月で貴族派の令息令嬢にも手紙は出しております。」
「うむ。それではまた1ヶ月後会えるのを楽しみにしているよ」
父と約束を交わしたマーガレットは学園へと旅立っていった
ーーーー
時は移り学園の最上階に位置する生徒会室では貴族派の生徒が集まっていた
その中心に座るのはマーガレット・ウィンザーだ
「マーガレット様。いただいたお手紙は拝謁しました。殿下とミア嬢の監視は変わらず徹底いたします」
「ええ。よろしくお願いするわねソフィー様」
「そんな!どうかソフィーとお呼びください」
ソフィー・ハウンゼン伯爵令嬢は貴族派の中でも特に公爵家を助けてくれる一族であった
アルティマ王国は王族派と貴族派に分かれているのは今に始まったことではない
王家を主と考える王族派と王国唯一の公爵家であるウィンザー家を主とする貴族派
つまり『根暗公爵』と呼ぶのは王族派の貴族であった
「それでは皆さん。恙無く残りの学園生活を楽しみましょう」
にっこりとマーガレットは微笑んだ
令息令嬢は普段は隠されているマーガレットの美しい顔にうっとりと見惚れていた
エルリックから送られてくる手紙を寮の自室で読むマーガレットは頭を抱えた
腐りに腐りきっているとはおもったがここまで酷いものだと思っていなかったために
「『答えは応だ』」
エルリックからの手紙の最後には旧字体でそう書かれている
旧字体。遥か昔に消滅したと言われる字体である
今では読めるものはごく僅かなその字体を公爵家では幼き頃からの必須教科とされていたためにマーガレットはその字を難なく読むことができたのだ
そして返事を書き出す
「シェリーこれをお父様へ」
「かしこまりました。…お嬢様もお決めになられたのですね」
「ええ。一時は本当に悩んだけれど…あんなことされてさすがに私も我慢がならないわ」
侍女であるシェリーの言葉にマーガレットは1週間前に起きた出来事を振り返った
その日、マーガレットは担任教師に頼まれ書類整理を行なっていた
部屋には教師とマーガレットの2人
いくら教師とて男性と密室に2人は淑女として恥ずべきものであるため部屋のドアは開け放たれていた
その状況ならば教師とマーガレットが密接な関係だとは誰も疑わない、疑うはずがない状況下であの女が騒ぎ出したのだ
「マーガレット様と教師の方が部屋でいやらしいことをしていたのをミアはみましたあ!」
間延びした鼻につくような言い方をするのはミアだ
彼女はこの前と違い随分と豪華なドレスに身を包んでいた
ナラードが自由に使えるお金は案外と少ない
その彼からプレゼントされるにはあまりにも高価すぎるドレスに違和感を感じた
顔色一つ変えず何も言わないマーガレットに対してナラードが声を荒げた
「私という婚約者がいながら不貞をするなど!この恥知らずが!」
「殿下。私、ミア嬢が仰ることがよくわからないのですが」
「そうやって知らんふりをしてもダメですよ!ミアはマーガレット様と教師の方が抱き合ってるのをみちゃったんです!」
「いつ、どこで、誰と誰が?」
「だからぁ、ルミリア様と教師の方よぉ!何度言わせるのよまったくぅ!」
ルミリアは馬鹿も度がすぎると狂人になるのかと思った
ミアの言っていることが本当にわからなかったのだ
たしかにルミリアは教師の手伝いをしに部屋に入った
だが部屋のドアは開けていたし、なんならほぼ会話をすることなく黙々と作業をしていた
けして抱き合っていた事実などないのだ
ミアが何かを勘違いしてるのかもしれないと悟ったマーガレットは間違えを正してあげようと声を上げようとしたその瞬間ーー
「まあまあまあ!今日も地味なマーガレット様と淫猥なミア様ではないの!」
「淫猥?!ミアそんなじゃないわよ!!」
颯爽と現れたロゼリーヌの出現にマーガレットはさらに頭を抱えた
「厚化粧!」「平民!」「太っちょ!」
「淫乱!」「守銭奴!」
目の前で繰り広げられている低レベルな喧嘩を見せつけられているマーガレットは一刻も早くこの場から立ち去りたかった
ぎゃーぎゃー騒ぎ倒すロゼリーヌとミアをみてられなかったのだ
「おい。あの2人を止めろ」
「無理ですわ。女の喧嘩はそう簡単に止まりませんもの」
「ちっ。役立たずだな貴様は」
「では殿下が仲裁に入られては?私よりはよほど聞くと思いますが」
面倒ごとが嫌いなナラードはいつだって面倒ごとをマーガレットに押し付けてきた
彼は愛するミアが困っていようが自分が口を出すことはあまりない
その相手がマーガレットならば罵倒する言葉が出てくるが他の者、特にロゼリーヌに対しては口を出したがらない
いつまで経っても終わらない低レベルな喧嘩に飽き飽きしたマーガレットは黙ってその場を離れようと動いた
「待て、話はまだ終わってないぞ!」
「きゃっ!」
動き出したマーガレットの腕をナラードが激しく掴んだ
マーガレットは今日たまたま普段はあまり履かないヒールの高い靴を履いていた
そして運悪くマーガレットがよろめいた先は階段だった
「きゃぁぁぁぁぁあ!!!」
「うわぁぁぁぁあ!」
マーガレットは咄嗟にナラードを掴もうとした
女性がよろめいてしかもその先は階段だ
普通の男性ならすかさず庇おうと動くだろう
だがナラードは普通の男性では無い
あろうことか落ちていくルミリアに反応できないばかりかまるで自分が落ちているかの如く情けない叫び声を上げて蹲み込んでしまったのだ
「だ、誰か!!マーガレット様が階段から落ちたわ!!」
ゴロゴロとまるで喜劇の様に階段下に落ちていったマーガレットをみてロゼリーヌが叫ぶ
侯爵令嬢であるロゼリーヌの叫び声に何事かと人々が集まってきた
そんな最中にミアとナラードは怯えた顔をしてバレないようにその場を急ぎ足で去っていった
141
あなたにおすすめの小説
その国が滅びたのは
志位斗 茂家波
ファンタジー
3年前、ある事件が起こるその時まで、その国は栄えていた。
だがしかし、その事件以降あっという間に落ちぶれたが、一体どういうことなのだろうか?
それは、考え無しの婚約破棄によるものであったそうだ。
息抜き用婚約破棄物。全6話+オマケの予定。
作者の「帰らずの森のある騒動記」という連載作品に乗っている兄妹が登場。というか、これをそっちの乗せたほうが良いんじゃないかと思い中。
誤字脱字があるかもしれません。ないように頑張ってますが、御指摘や改良点があれば受け付けます。
妹のことが好き過ぎて婚約破棄をしたいそうですが、後悔しても知りませんよ?
カミツドリ
ファンタジー
侯爵令嬢のフリージアは婚約者である第四王子殿下のボルドーに、彼女の妹のことが好きになったという理由で婚約破棄をされてしまう。
フリージアは逆らうことが出来ずに受け入れる以外に、選択肢はなかった。ただし最後に、「後悔しないでくださいね?」という言葉だけを残して去って行く……。
婚約破棄された公爵令嬢は虐げられた国から出ていくことにしました~国から追い出されたのでよその国で竜騎士を目指します~
ヒンメル
ファンタジー
マグナス王国の公爵令嬢マチルダ・スチュアートは他国出身の母の容姿そっくりなためかこの国でうとまれ一人浮いた存在だった。
そんなマチルダが王家主催の夜会にて婚約者である王太子から婚約破棄を告げられ、国外退去を命じられる。
自分と同じ容姿を持つ者のいるであろう国に行けば、目立つこともなく、穏やかに暮らせるのではないかと思うのだった。
マチルダの母の祖国ドラガニアを目指す旅が今始まる――
※文章を書く練習をしています。誤字脱字や表現のおかしい所などがあったら優しく教えてやってください。
※第二章まで完結してます。現在、最終章をゆっくり更新中です。書くスピードが亀より遅いので、お待たせしてすみませんm(__)m
※小説家になろう様にも投稿しています。
絶対婚約いたしません。させられました。案の定、婚約破棄されました
toyjoy11
ファンタジー
婚約破棄ものではあるのだけど、どちらかと言うと反乱もの。
残酷シーンが多く含まれます。
誰も高位貴族が婚約者になりたがらない第一王子と婚約者になったミルフィーユ・レモナンド侯爵令嬢。
両親に
「絶対アレと婚約しません。もしも、させるんでしたら、私は、クーデターを起こしてやります。」
と宣言した彼女は有言実行をするのだった。
一応、転生者ではあるものの元10歳児。チートはありません。
4/5 21時完結予定。
何でも奪っていく妹が森まで押しかけてきた ~今更私の言ったことを理解しても、もう遅い~
秋鷺 照
ファンタジー
「お姉さま、それちょうだい!」
妹のアリアにそう言われ奪われ続け、果ては婚約者まで奪われたロメリアは、首でも吊ろうかと思いながら森の奥深くへ歩いて行く。そうしてたどり着いてしまった森の深層には屋敷があった。
ロメリアは屋敷の主に見初められ、捕らえられてしまう。
どうやって逃げ出そう……悩んでいるところに、妹が押しかけてきた。
ヒロインは敗北しました
東稔 雨紗霧
ファンタジー
王子と懇ろになり、王妃になる玉の輿作戦が失敗して証拠を捏造して嵌めようとしたら公爵令嬢に逆に断罪されたルミナス。
ショックのあまり床にへたり込んでいると聞いた事の無い音と共に『ヒロインは敗北しました』と謎の文字が目の前に浮かび上がる。
どうやらこの文字、彼女にしか見えていないようで謎の現象に混乱するルミナスを置いてきぼりに断罪はどんどん進んでいき、公爵令嬢を国外追放しようとしたルミナスは逆に自分が国外追放される事になる。
「さっき、『私は優しいから処刑じゃなくて国外追放にしてあげます』って言っていたわよね?ならわたくしも優しさを出して国外追放にしてさしあげるわ」
そう言って嘲笑う公爵令嬢の頭上にさっきと同じ音と共に『国外追放ルートが解放されました』と新たな文字が現れた。
必要なくなったと婚約破棄された聖女は、召喚されて元婚約者たちに仕返ししました
珠宮さくら
ファンタジー
派遣聖女として、ぞんざいに扱われてきたネリネだが、新しい聖女が見つかったとして、婚約者だったスカリ王子から必要ないと追い出されて喜んで帰国しようとした。
だが、ネリネは別の世界に聖女として召喚されてしまう。そこでは今までのぞんざいさの真逆な対応をされて、心が荒んでいた彼女は感激して滅びさせまいと奮闘する。
亀裂の先が、あの国と繋がっていることがわかり、元婚約者たちとぞんざいに扱ってきた国に仕返しをしつつ、ネリネは聖女として力を振るって世界を救うことになる。
※全5話。予約投稿済。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる